武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2022年
08月09日

川崎市・川崎フロンターレがSDGs協定締結し会見、地域社会のインフラ目指し「かわさきこども食堂ネットワーク」をパートナーと支援

2022年8月7日、川崎フロンターレvs横浜F・マリノス戦が開催された日、大一番の試合開催前の等々力陸上競技場において、川崎市と川崎フロンターレが持続可能な開発目標(SDGs)に関する協定締結の記者会見が行われました。

本協定に基づく取り組みとして、「かわさきこども食堂ネットワーク」が抱える課題を持続可能な方法で解決するため、川崎フロンターレがクラブパートナーと共に支援を行うこととなり、関係当事者とともに取り組みの説明が行われました。

■川崎市・川崎フロンターレのSDGs協定記者会見
川崎市・川崎フロンターレのSDGs協定記者会見

協定締結式

この協定の正式名称は、「川崎市と川崎フロンターレが実施する持続可能な開発目標(SDGs)の推進に関する協定書」です。

①スポーツを通じた社会・経済・環境の課題解決に関すること
②SDGsの推進及び達成に向けた連携・協力実施に関すること
③その他、本協定の目標達成のために必要な事項に関すること

大きく上記の3点が定められ、詳細及び具体的事項については協議の上決定することとしています。

また前述の通り、この協定に基づいた「かわさきこども食堂ネットワーク」の支援が行われることとなり、川崎市の福田紀彦市長、川崎フロンターレの吉田明宏社長、かわさきこども食堂ネットワークの佐藤由加里代表、クラブパートナーのロッテ、マルコメの担当者とコアラのマーチ君が一堂に会しました。

■協定に基づく「かわさきこども食堂ネットワーク」支援の取り組み図
かわさきこども食堂ネットワーク支援の取り組み
(c)KAWASAKI FRONTALE

こちらが、本協定に基づく「かわさきこども食堂ネットワーク」支援の取り組みを図にしたものです。

「こども食堂」とは、さまざまな事情のある子どもたちが一人でも安心して利用できる、無料または廉価な食事を提供する食堂のことです。
「かわさきこども食堂ネットワーク」は、川崎市内のこども食堂の連携ネットワークで、情報共有や交流、課題解決を目的に活動しています。

この取り組みでは、川崎フロンターレがクラブパートナー企業や川崎市が認定する「かわさきSDGsパートナー」と「かわさきこども食堂ネットワーク」のマッチングを行い、食品や置き場の提供を行うことで、子ども食堂の課題解決につなげます。

また川崎フロンターレは、子ども食堂を利用する子どもたちを試合に招待するなどの取り組みも行うということです。



記者会見ではまず、川崎市と川崎フロンターレのSDGs協定締結について、川崎市の福田紀彦市長、川崎フロンターレの吉田明宏社長からご挨拶がありました。

本エントリでは、その全文をお届けいたします。

■川崎市 福田紀彦市長
川崎市 福田紀彦市長

<福田市長コメント>
川崎フロンターレがSDGsの推進に向けて本市と連携して積極的に取り組んでいただくこととなり、たいへん心強く感じております。本市にはさまざまな困難な課題を市民・事業者と連携して解決してきた歴史がございます。こうした実績とSDGsの推進に向けた高いポテンシャルが評価され、国から「SDGs未来都市」に認定されています。

「SDGs未来都市」として誰ひとり取り残さず、これからも持続可能な都市であり続けるため、川崎フロンターレをはじめ、市内のさまざまなステークホルダーと連携して持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めていきたいと考えております。


このたびスポーツを通じて、社会・経済・環境の課題解決に取り組むことで、SDGsの達成に向けた取り組みを推進するという、川崎フロンターレのSDGs推進に対する熱い思いにたいへん共感いたしました。協定締結を通じて、両社がより一層連携して取り組むことで、よりSDGsのゴール達成に向けた取り組みを効果的に進められると考えております。本市では昨年の3月から登録認証制度「かわさきSDGsパートナー」を開始しておりまして、フロンターレもパートナーとなっていただいておりますけれども、現在2,000社を超える企業・団体がパートナーとなる見込みとなっております。

『かわさきこども食堂ネットワーク』支援にあたりましては、このパートナーの皆さまに対してSDGsプラットフォームを通じこのプロジェクトへの参加協力を依頼するなど、サポートをさせていただきたいと考えております。

このムーブメントをより大きく、力強いものとしたいと考えておりまして、川崎フロンターレが持つ発信力や影響力に大いに期待しております。Jリーグも熱戦が続いておりますけれども、今後もJリーグ全体をけん引する強豪チームとして、市民の皆さまとともにふたたび喜びを分かち合えることを祈念しております。

最後に今回の協定締結をきっかけに川崎フロンターレとのパートナーシップを深めて、ともに持続可能な社会の実現に取り組んでまいりたいと考えております。

■川崎フロンターレ 吉田明宏社長
川崎フロンターレ吉田明宏社長

<吉田社長コメント>
今回は4月に発表させていただいた、クラブパートナーの「染めQテクノロジィ」様・川崎市産業振興財団様との会見を致しました、「川崎フロンターレSDGs」の取り組み第2弾ということで、今回発表させていただきます。

まずは川崎市様と、スポーツを通じた社会・経済・環境の課題解決に関することについて、さらなる相互連携・協力を行ってまいります。さらにかわさきこども食堂ネットワーク様が抱えている課題を、川崎市様、川崎フロンターレパートナー企業様にもご協力いただきまして、少しでも解決していけるように努力してまいります。

川崎フロンターレには有難いことに、約1,000社のパートナー様がいらっしゃいます。この取り組みについてもすでにご協力をご検討いただいております、他のパートナー企業様もたくさんいらっしゃいます。
我々川崎フロンターレが携わることで、川崎市様やパートナー企業様には、これまで実施できなかったことを少しでもやさしく実施できるようにともに、社会により良いインパクトになるように我々がスケールできればと考えております。


このように川崎フロンターレでは、「川崎フロンターレSDGs」で多くの皆さまとつながることに寄り、単なるサッカークラブではなく、地域の社会インフラとしての役割、つまり生活の一部としてなくてはならない存在としてのクラブを目指してまいります。



続いて、本協定に基づいた「かわさきこども食堂ネットワーク」の支援の取り組みについて、川崎フロンターレとともに参加するパートナー企業のロッテ、マルコメ、ドールと、かわさきこども食堂ネットワークの代表者からご挨拶がありました。

ロッテはコアラのマーチ、マルコメは味噌や米麴製品など、ドールはバナナなどの提供を行います。

またこの日は欠席となりましたが、富士通川崎工場も、子ども食堂向けの寄贈品の保管場所を提供されるということで、ご紹介がありました。

■ロッテ マーケティング本部ブランド戦略部焼き菓子企画課 金田真里恵様、コアラのマーチくん
ロッテ金田さん

<ロッテ 金田さんコメント>
このたび川崎フロンターレ様の呼びかけに賛同しまして、かわさきこども食堂ネットワーク様の支援を開始することになりました。

コアラのマーチについて少しだけ紹介させていただきますと、このようについ誰かに話したくなるような、かわいらしいコアラのキャラクターが特徴的なお菓子でございます。そんなコアラのマーチを通して、お子様方に美味しさだけではなく、楽しい時間をお届けできたらいいなと思っております。

■マルコメ マーケティング本部マーケティング部部長 岸直人さん
マルコメ岸さん

<マルコメ岸さんコメント>
私もこどもが二人おりまして、子どもたちに対してお腹いっぱい食べ物を差し上げたいという親としての思いを当然理解しております。

我々は味噌汁は勿論、その原料である米糀を使った製品、大豆を使った製品、いろいろ商品がございます。いずれもお子様たちの健康に寄与できる食べ物だと思っております。微力ながらこういったかたちで参加できたら嬉しく思っております。

■ドール 生鮮第一本部バナナ部 草本里緒さん
ドール草本さん

<ドール 草本さんコメント>
弊社ではドールの理念に則り、一昨年度から一部地域ではございますが、子ども食堂にバナナを提供することを行ってまいりました。

今回は川崎フロンターレ様にお声がけいただき、その活動にご協力できることをとても嬉しく思っております。私たちの提供するバナナが子ども食堂を利用する皆さまの一助となれば幸いです。

■かわさきこども食堂ネットワーク代表 佐藤由加里さん
かわさきこども食堂ネットワーク佐藤さん

<かわさきこども食堂ネットワーク 佐藤さんコメント>
私自身も高津区で子ども食堂を2017年より開始しております。
今年、2022年は大田区で始まった子ども食堂がちょうど10周年になる、「子ども食堂10周年」の年にあたるそうです。

当団体は2018年9月に本格的な活動を開始しまして、主に寄贈品や助成金の情報などを市内の子ども食堂などに提供している団体でございます。

昨年は約6トンの寄贈品を市内の子ども食堂に配布することをしておりまして、そのうち昨年は約3トン、今年に入ってからは約2.7トンの大量の寄贈品がございまして、その一時保管場所として、富士通の工場の一部をお借りして実現できたということがございます。

そのときにも一時保管場所として受けてくれる場所があるかないかということで、それらの品物を有効的に活用できるかできないか、という課題が最初にくるので、非常に助かっております。

川崎フロンターレさんには子どもとその保護者を試合観戦にご招待をいただいておりますが、その話を進めていく中で、今回のようなスポンサー企業の皆さまに多大なるご協力をいただけるお話があり、たいへん感謝しております。
このような支援をいただけるということは、常に運営費をどうしようと悩んでいる子ども食堂にとっては非常に助かるお話ですし、また今回ご提供いただけるロッテさん、ドールさん、マルコメさん、子どもたちが大好きな商品がいっぱいございますので、そのへんでもものすごくみんな喜んでいて、次はいつなんだろうともう話しているという状態です。
川崎市内で子ども食堂をやっていてよかったなと心から感謝しております。

このような、スポーツチームが子ども食堂のネットワーク全体を支援するという取り組みは全国で初めてのさきがけとなる取り組みのようでございますことも、あわせてご紹介させていただきます。

まだまだ課題はいろいろありますが、輸送の部分や一時置き場の件などでお問合せご協力いただけるということがございましたら、ご連絡いただければと思います。



今回はすでにプロジェクトに参加されているパートナー企業が会見に参加されましたが、今後川崎市と川崎フロンターレのSDGs協定に基づき、クラブパートナーやかわさきSDGパートナーへの呼びかけにより、協力の環が広がっていくことが想定されます。

「子ども食堂」は無料または低廉な料金で子どもたちに食事を提供するため、資金や物資などのリソースに課題があります。

そんな課題が多くの企業や団体とのマッチングにより、解決に結びついていくことが期待されます。

【関連リンク】
川崎フロンターレ 川崎市と「持続可能な開発目標(SDGs)に関する協定」締結 ならびに川崎フロンターレパートナー企業との「かわさきこども食堂ネットワーク」支援開始のお知らせ 
川崎フロンターレウェブサイト 川崎フロンターレSDGs
かわさきこども食堂ネットワーク ウェブサイト
2022/4/3エントリ 川崎フロンターレが抗菌・防カビ等技術企業「染めQテクノロジィ」とSDGs協業に調印、6/18「かわさきSDGsランド」出展など活動推進

(こども食堂関連)
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2021/10/23エントリ NEC玉川ルネッサンスシティで向河原のこども食堂「ふれあい食堂」らがハロウィンイベント開催、In Unityステージイベントなど多彩な企画に笑顔
2021/11/16エントリ 向河原で温かい居場所作り「むかいがわら こども食堂じぃーじぃーず」がオープン、朝300円・昼夜600円の定食に夜はお酒も提供 2021/12/17エントリ NEC田んぼ作りプロジェクトのお米がこども食堂向けに川崎市へ贈呈、玉川事業場で贈呈式と「ふれあい食堂」らによるクリスマスイベント開催
2022/2/5エントリ 川崎ブレイブサンダースがSR渋谷2連戦でSDGs推進、武蔵小杉駅北口のバスケットステーション「ザ・ライトハウス」こども食堂でお弁当配布も
2022/6/19エントリ 川崎フロンターレ・川崎市・公園緑地協会・富士通川崎工場が「第1回かわさきSDGsランド」開催、「水曜どうでしょう」コラボイベントも

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2022年
08月07日

川崎フロンターレが首位マリノスに土壇場勝利、ホームゲームイベント「かわさき水まつり」にクラブ史上最多50企画が集結

本日、J1リーグ第24節「川崎フロンターレvs横浜F・マリノス戦」が等々力陸上競技場で開催されました。

現在首位を走るマリノスを迎え、必勝を期した川崎フロンターレ。
両クラブにとって負けられない一戦は、積極的なプレスのぶつかりあいからスタートしました。

前半24分、日本代表から戻ってきた山根視来選手からのセンタリングをレアンド ロダミアン選手がヘッドで合わせて先取点を取るも、前半終了間際に素早いカウンターからマリノスが同点に追いつきました。

このままドローかと思われたところ、また後半終了間際、家長昭博選手がゴール前に放り込んだボールをケガから復帰したジェジエウ選手がヘッドで捉え、土壇場で川崎フロンターレが2-1で勝利しました。

■DAZN twitter 揺れる等々力ドラマが待っていた!

ジェジエウ選手は最後足を攣っていたために「致し方なく」ディフェンダーながら前線に一人置いたままにしていたのですが、最後に力を振り絞りました。

これにより川崎フロンターレは、マリノスに比べて2試合未消化になっている分を仮に勝利した場合、「勝点差2」まで迫る可能性があることになります。

また本日はホームゲームイベントとして、「かわさき水まつり」が開催されました。
「水遊び」をテーマにクラブ史上最多の「50」のアトラクションが展開されましたので、その一部をご紹介したいと思います。

■「かわさき水まつり」が開催された等々力陸上競技場周辺
かわさき水まつり





「かわさき水まつりランド」は、昨年「川崎水道100周年」を記念して初開催され、今年は昨年に続き2回目の開催となります。
ただし、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で日程変更や規模縮小を余儀なくされ、特に川崎市上下水道局の企画は全面的に中止となってしまいました。

今回はそのリベンジとなるもので、下記の3つのテーマランドが登場しました。

●川崎市上下水道局presents「かわさき水まつりランド」
●フィンランド大使館商務部協力「FINLANDランド」
●JAMSTEC協力による「ふろん太海ランド」

本エントリでは、この3つのランドを順番にご紹介していきましょう。

■川崎市上下水道局presents「かわさき水まつりランド」


まずこちらは、川崎市上下水道局presents「かわさき水まつりランド」です。
川崎市上下水道局のキャラクター「ウォータン」と、「ウォータンの妹」もそろって来場です。

■復旧工作車の展示








ウォータンの後ろに展示されていたのは、川崎市上下水道局の復旧作業車です。
今回はその中に入って、多種多様な工具を見学することができました。

■川崎市上下水道局の給水車


並んで展示されていたのは、川崎市上下水道局の給水車です。
災害時などにも活躍します。

■水道管復旧作業の実演


一方こちらは、破損した水道管の復旧作業の実演です。
穴が開いて水が勢いよく噴出した状態からですが、このままでは思うように作業ができません。

■木材を差し込んで穴をふさぐ


まずは応急処置として、穴が開いた部分に木材を差し込み、吹き出す水を止めて体制を整えます。

■穴が開いた部分を外側から手当て




補修する体制が整ったら、木材を外して外側から手当てをしていきます。
上記写真のような「鉄のばんそうこう」を取り付けてしっかりボルトを締めることで復旧完了です。

■川崎市水道100周年のヒストリー展示




続いて、「川崎市水道100周年」のヒストリー展示です。
上記の「印籠継手」は、古くは大正8年から使われていたものだそうです。

■マンホールカード配布


■川崎フロンターレデザインのマンホールカード
川崎市・川崎フロンターレデザインのマンホールカード

またこちらのブースでは、川崎市上下水道局の「ご当地マンホールカード」が配布されていました。

川崎市上下水道局は川崎フロンターレと協力して、ふろん太・カブレラデザインのマンホールを等々力陸上競技場前に設置しています。

そのご当地マンホールのカードが各自治体で配布されていまして、これは2022/8/2エントリでもご紹介しておりました。

■ph値を測定する実験




またこちらは、水道水、石鹸水、紅茶などのph値を測定する実験です。
パックテストの色で、ph値がわかります。

■山北町の藍染め体験


続いて、こちらはうってかわって、山北町の藍染め体験をしているところです。
実は丹沢湖がある神奈川県山北町は、川崎市の水源地のひとつなんですね。

都市部の水源は山間部の森林などに守られていることを、認識しておくことが大切です。

■ウォータースライダー


■パドルボート


学習もよいですが、シンプルに水遊びも楽しいものです。
会場内には大きなウォータースライダーやパドルボートが設置され、子どもたちの人気を集めていました。



■「FINLANDランド」のムーミン


続いて、「FINLANDランド」をめぐっていきましょう。
FINLANDランドはフィンランド大使館商務部協力により開催され、フォトスポットに同国の人気キャラクター「ムーミン」が登場しました。

昨年はコロナ禍によりフォトパネルのみになってしまったのですが、今回は立体ムーミンが参加してくました。

■「モルック」体験




昨年も実施された、フィンランドのスポーツ「モルック」体験です。

ボーリングのピンのような木材は「スキットル」と呼ばれ、倒した本数で点数が決まります。
スキットルは倒された市で再び立て、先に「50点ちょうど」になったほうが勝ちということです。

■フィンランドの人気のお菓子「エロヴェナオーツバー」


■北欧のパン


■フィンランド産のベリーを使ったソーダ


また「FINLANDランド」では、フィンランドのフード&ドリンクも販売していました。

フィンランドを代表するオーツ麦ブランド「エロヴェナ」のオーツバーは、昨年の好評に応えて登場です。

また各種北欧パン、フィンランド産ベリーを使用した「ベリースパークリングドリンク」のほか、写真はありませんが「フィンランドサウナホットドッグ」も販売されていました。

■FINLANDテントサウナ体験


等々力球場前に並んだテントは、「FINLANDテントサウナ体験」です。

こちらはフィンランド政府観光局特別協賛による企画で、フィンランド発のテントサウナブランド「SAVOTTA」とフィンランド製サウナストーブ「MISA」を使用しています。

テントサウナ4基、水風呂、セルフロウリュサービス、外気浴休憩スペースに加えて、隣接する野球場内施設のロッカールーム・シャワールームが利用できる充実ぶりでした。

■川崎フロンターレオリジナルサウナグッズ「カブレラサウナトントゥ」


さらに「FINLAMDランド」では、川崎フロンターレオリジナルグッズも多数用意されていました。

中でもユニークなのが、「カブレラサウナトントゥ(サウナストーン)」です。

これは川崎の石材会社「沖セキ」の協力で製作されたもので、2年をかけて完成されたものだそうです。



■「ふろん太海ランド」のステージ


最後、3つ目のテーマランドは、「ふろん太海ランド」です。
こちらにはステージが設置されて、「海」と「フィンランド」をテーマにしたトークショーが連続して開催されました。

■「ファイト!フロンターレ」MCの新保里歩さん


■「SukiSukiフロンターレ」MCの阿井莉沙さん


■「イゴフロ」パーソナリティの奥田明日美さん


■川崎フロンターレイベントMCの山口真奈さん


最初のトークショーは、川崎フロンターレ応援番組やイベントMCの皆さんによる「水にまつわるエトセトラ」でした。

出演はtvk「ファイト!フロンターレ」の新保里歩さん、イッツコム「SukiSukiフロンターレ」の阿井莉沙さん、ラジオ日本「イゴフロ」の奥田明日美さん、イベントMCの山口真奈さんです。

来場者は男性が多めでしたが、美容に関する話などで盛り上がっていました。
川崎フロンターレ応援番組のMCの皆さんは、局や番組が違ってもいつも仲良くされているのが特徴です。

■FINLAMDトークショー


■フィンランド大使館 木村正裕さん


■北欧旅行フィンツアー ノーラ・シロラさん 


一方こちらは、FINLANDトークショーです。

フィンランドの食や旅行をテーマに、フィンランド大使館の木村正裕さん、北欧旅行フィンツアーのノーラ・シロラさんがフィンランドの魅力を語ってくれました。

■JAMSTECの有人潜水調査船「しんかい6500」のフォトスポット


川崎フロンターレでは、「26(フロ)周年」を記念して深海に挑戦する特別企画を推進しています。
これに協力しているのが国立研究開発法人海洋研究開発機構、通称「JAMSTEC」です。

JAMSTECの協力のもと、ふろん太は有人潜水調査船「しんかい6500」に乗って、推進6,500mの深海に潜って広大な海の世界を探っていくということです。

今回の「ふろん太海ランド」では、「しんかい6500」のフォトスポットが設置されていました。

■深海無人探査ロボット「AUV-NEXT」原寸大模型


またこちらは、JAMSTECの深海無人探査ロボット「AUV-NEXT」の原寸大模型です。

「AUV-NEXT」は最新鋭の機体で、最大深度4,000メートルまで潜り、あらかじめ決められたルートに沿って調査ができます。

センサーで自分の位置・姿勢・速度等を認識しながら自律的に航行し、超音波を使って深海の地形調査が可能ということです。

世界初の国際海底探査コンペティション「Shell Ocean Discovery XPRIZE」では、ギリシャ沖の地中海にて24時間135kmの航行に成功し、準優勝を果たしました。

■ミンククジラの頭の骨


■川崎北部市場水産物部in等々力「おさかなタッチ」






また「ふろん太海ランド」では、ミンククジラの巨大な骨が展示されていたほか、川崎北部市場水産物部による近海の魚や、東京海洋大学による深海魚に触ってみる体験コーナーもありました。

魚に振れる機会は意外とありませんので、子どもたちもおそるおそる触っていました。

■「カワスイ」による「ポリプテルスエンドリケリー」


■「カワスイ」による「ピラニア・ナッテリー」展示


■甲羅に触れられる「ニシカマゲクビガメ」


また今回は川崎水族館「カワスイ」も出展していました。

ここには「ポリプテルスエンドリケリー」「ピラニア・ナッテリー」、甲羅に触れられる「ニシカマゲクビガメ」が来ていました。

また時間帯により、飼育クルーに寄り餌やりがいども行われていました。

■川崎港のビーチバレーコートの砂を使ったミニビーチ


最後にご紹介するのは、ビーチバレー体験です。
川崎市臨海部の川崎港には、ビーチバレーのトップ選手が使うビーチバレーコートがあります。

この砂を使った特設ミニビーチを会場内に設置して、ビーチバレーの体験ができるようになっていました。

川崎市は海に面していることを、思い出させてくれる企画でした。


以上、クラブ史上最多となる「50」のアトラクションをすべてはご紹介できませんが、半分くらいはご紹介できたでしょうか。
昨年、かなりの縮小開催となったリベンジは十分果たせたでしょう。

首位との決戦も制し、川崎フロンターレサポーターの皆さんも満足して1日を過ごされたことと思います。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第24節

(川崎フロンターレ×川崎市上下水道局関連)
2020/10/7エントリ 武蔵小杉の川崎フロンターレ公式カフェ「フロカフェ」で川崎市水道100周年「ウォータン&カブレラ和菓子セット」を販売、「菓心 桔梗屋」が協力
2021/9/29エントリ 川崎フロンターレが神戸降し3戦連続逆転勝利、水道局コラボマンホールお披露目や「サ道」三宅弘城さんらトークショー等「かわさき水まつり」も展開
2022/8/2エントリ 東京ビッグサイト「下水道展」で「多摩川クラシコ」、川崎市&川崎フロンターレ・小平市&FC東京がマンホールカードで競演

(2022シーズンホームゲーム関連)
2022/2/18エントリ 川崎フロンターレが2022シーズンJ1開幕戦「多摩川クラシコ」制す、始球式に「純烈」登場しホームゲームイベントにSDGsブースも
2022/3/3エントリ 川崎フロンターレが浦和に逆転勝利でリーグ首位、武蔵小杉・等々力陸上競技場周辺に「26(フロ)周年タペストリー」出揃う
2022/3/17エントリ 川崎フロンターレが今季初休日ホームゲームで「フロンターレ牧場」を開催、牛の乳しぼり・羊の毛刈り体験に子ヤギのかけっこも出走
2022/4/3エントリ 川崎フロンターレが抗菌・防カビ等技術企業「染めQテクノロジィ」とSDGs協業に調印、6/18「かわさきSDGsランド」出展など活動推進
2022/4/10エントリ 川崎フロンターレの柏戦ホームゲームイベント「陸前高田ランド・春」の物産販売や餅まきに賑わい、藁科前社長に勝利で花道 
2022/5/14エントリ 川崎フロンターレが約1か月ぶりホームゲームでアビスパ福岡に勝利、ホームゲームイベント「噂のケンケツSHOW」で献血を推進 2022/6/2エントリ 川崎フロンターレが天皇杯2回戦で札幌大学に5-0快勝、高卒ルーキー永長鷹虎がデビュー戦初ゴール
2022/6/26エントリ 川崎フロンターレvs磐田戦は痛恨ドロー、ホームゲームイベント「九州熊本熱闘合志園」では谷口・車屋両選手の学生時代写真展や大久保嘉人氏登場も

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2022年
08月02日

東京ビッグサイト「下水道展」で「多摩川クラシコ」、川崎市&川崎フロンターレ・小平市&FC東京がマンホールカードで競演

下水道関連製品・サービスの展示会「下水道展'22東京」が、本日8月2日から8月5日まで東京ビッグサイトで開催されています。

本展示会には「パブリックゾーン」として川崎市など地方公共団体も出展しており、川崎市が「川崎フロンターレ」デザインの、小平市が「FC東京」デザインのマンホールカードを配布していました。

東京ビッグサイトにおいて、はからずも「多摩川クラシコ・ご当地マンホール編」が実現したことになります。

■川崎フロンターレ・FC東京デザインのマンホールカード
川崎フロンターレ・FC東京デザインのマンホールカード

近年、各自治体において「ご当地マンホール」の設置が進められるとともに、その絵柄を印刷した「マンホールカード」がコレクターズアイテムとして配布されています。

多くの場合は各地の観光名所や史跡などが絵柄として採用されますが、川崎市と小平市においては地元のJ1クラブ「川崎フロンターレ」「FC東京」デザインのマンホールが設置されていました。

両クラブは多摩川を挟んだライバルとして、その対戦は「多摩川クラシコ」と呼ばれてプロモーションが行われています。

今回は東京ビッグサイトでは川崎市・小平市のブースが向かい合わせとなり、場所をかえた「多摩川クラシコ」となっていたというわけです。

両自治体のブースで、それぞれ写真のマンホールカードが配布されていました。

■川崎市・川崎フロンターレデザインのマンホールカード
川崎市・川崎フロンターレデザインのマンホールカード

川崎市・川崎フロンターレデザインのマンホールカード

まずこちらは、川崎市の川崎フロンターレデザインのマンホールカードです。

マスコットキャラクターの「ふろん太」「カブレラ」が描かれているもので、川崎水道100周年を記念して等々力陸上競技場前に2021年に設置されました。

カードの裏側には、デザインの由来も掲載されています。

川崎市では、「スポーツの力で、人を、街をもっと笑顔にするため、市民をはじめすべての人と共に歩む」川崎フロンターレと連携して、市民のまちへの愛着、誇りを育み、連帯感を醸成するとともに、魅力づくりを目指しているということです。

■小平市・FC東京デザインのマンホールカード
小平市・FC東京デザインのマンホールカード

小平市・FC東京デザインのマンホールカード

続いてこちらは、小平市のFC東京デザインのマンホールカードです。

FC東京のマスコットキャラクター「東京ドロンパ」と、小平市ふれあい下水道館の微生物キャラクター「ヒルガタワムちゃん」が描かれています。

FC東京のホームグラウンド・味の素スタジアムは調布市にありますが、小平市には練習グラウンドがあります。

「小平市ふれあい下水道館」では日本で唯一、誰でも自由に地下25mの実際に使われている下水道に入り、下水の流れる音やにおい、色などをリアルに体験できるのだそうです。

そこに東京ドロンパとヒルガタワムちゃんが一緒に見学に来た様子が、マンホールになっています。

■小平市ブースのゲーム賞品「FC東京マンホールデザインのコースター」
FC東京マンホールデザインのコースター

なお、小平市ブースでは、FC東京マンホールデザインのコースターなどもゲームの賞品として配布されていました。

マンホールカードはブースのゲームをクリアすればだれでも同じものがもらえますが、こちらはゲームの結果により賞品が異なりますので、あらかじめご承知ください。

上記のコースターは、賞品の中で一番上位のものです。

■川崎市・ブランドメッセージデザインのマンホールカード
川崎市のブランドメッセージデザインのマンホールカード

川崎市・ブランドメッセージデザインのマンホールカード

また川崎市ブースではもう1枚、ブランドメッセージデザインのマンホールカードも配布していました。

川崎市では市制100周年を2024年に控え、シビックプライドを醸成し、未来の川崎をイメージするためにブランドメッセージ「Colors,Future! いろいろって、未来。」を制定しました。

このデザインを採用したご当地マンホールは、川崎駅東口駅前広場に2017年に設置されています。

■相模原市・はやぶさ2デザインのマンホールカード
相模原市のマンホールカード

相模原市・はやぶさ2デザインのマンホールカード

なお、「下水道展'22東京」ではほかにも自治体が出店しており、相模原市などで同様にマンホールカードを配布していました。

マンホールの絵柄を集める「マンホール愛好家」の方にはお勧めのイベントかと思います。

■「下水道展'22東京」開催中の東京ビッグサイト
東京ビッグサイト

下水道展

「下水道展'22東京」は、8月5日(金)まで開催されています。
入場するには事前登録が必要ですので、エントリ末尾のウェブサイトをご参照ください。

■川崎フロンターレと川崎市上下水道局のコラボマンホール(等々力陸上競技場前)
川崎フロンターレと川崎市上下水道局のコラボマンホール

川崎フロンターレと川崎市上下水道局のコラボマンホール

【関連リンク】
下水道展 ウェブサイト
2021/9/29エントリ 川崎フロンターレが神戸降し3戦連続逆転勝利、水道局コラボマンホールお披露目や「サ道」三宅弘城さんらトークショー等「かわさき水まつり」も展開

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2022年
07月24日

川崎フロンターレが「2022ファン感謝デー」を等々力陸上競技場で3年ぶり開催、6,523人が来場し選手らの全力ステージに笑顔

川崎フロンターレの「2022年ファン感謝デー」が7月23日に開催されました。

ここ2年は新型コロナウイルスの影響によりオンラインが中心となってきましたが、今回は3年ぶりに等々力陸上での開催となりました。

■3年ぶりに等々力陸上競技場で開催された川崎フロンターレ「2022ファン感謝デー」






川崎フロンターレの「ファン感謝デー」は、選手会の協力のもと、川崎フロンターレ後援会とクラブ主催により毎年夏頃に開催されています。

後援会員限定のイベントで、ファンと選手らの貴重な触れ合いの場として選手らが主体的に企画にも参加しています。

3年ぶりとなる等々力陸上競技場開催では、等々力陸上競技場内外にさまざまなアトラクションやお店が展開されました。

■はしご車体験


メインスタンド前で目を引いたのは、はしご車体験です。

中原消防署の協力によりはしご車が出動し、高く高く伸びたはしごの上からメインスタンド周辺の眺望を楽しむことができました。

こちらが事前抽選で、本サイトでも実際に載せていただいたことがありますがメインスタンドの屋根を見下ろせて壮観でした。

■フロンターレトレイン


■キッズカート


お子さん向けの「乗り物系」では、他に「フロンターレトレイン」や「キッズカート」がありました。

「フロンターレトレイン」は、川崎フロンターレのエンブレムやマスコットキャラクターでラッピングされています。

■アスレチックラン


こちらは30mにおよぶ「アスレチックラン」です。
普段は3分割されているアスレチックが一体になり、よりダイナミックに楽しめるようになっていました。

小さいお子さんですと、「ファン感謝デー」といっても選手にはまだそこまで興味を持っていない場合もあります。

そんなお子さんたちでも、楽しめる企画が満載でした。

■シュートチャレンジ


■等々力陸上競技場のピッチでサッカー




■等々力陸上競技場ピッチでのベンチシート体験


そしてもちろん、せっかく等々力陸上競技場で開催するのですからピッチを使ったイベントもありました。

ピッチでのサッカー体験は、実際やってみると綺麗な芝の上をボールが良く走ってとても気持ち良いです。

またトラックにはベンチシートも置かれ、普段は監督や選手らが座るシートを体験することができました。

■川崎新田ボクシングジムのミット打ち体験


川崎フロンターレは、市内のボクシングジム「川崎新田ボクシングジム」とのコラボレーションを以前から実施しています。

今回のファン感謝デーにも、同ジムによるミット打ち体験の出展がありました。
現役のプロボクサーの皆さんらが、初心者にもやさしく教えてくれました。

■等々力魅力づくりPRブース


■等々力緑地・等々力陸上競技場再編整備のイメージ


■昔の等々力陸上競技場の映像


■七夕願掛け


川崎市では、民間活力を導入した等々力緑地の再編整備を進めており、本サイトでもお伝えした通り、等々力陸上競技場については球技専用スタジアムへの改修が計画されています。

今回のファン感謝デーでは、等々力緑地・等々力陸上競技場の再編整備イメージの展示や昔の等々力陸上競技場の映像展示、時期は少々過ぎていますが七夕の願掛けが行われていました。

再編整備のイメージは、すでに本サイトでお伝えしたものです。
七夕の願掛けでは、やはり多くの方が川崎フロンターレの優勝を願っていました。

■竹を使った工作体験




また「等々力緑地魅力づくりPRブース」では、2024年度に川崎市で開催を予定している「都市緑化かわさきフェア」に向けた啓発活動の一環として、竹を使った工作体験もありました。

こちらも普段はなかなかできない体験ですね。

■明治大学との共同による「フロンタウン生田」模型


■生田周辺地域の地形模型


川崎フロンターレでは、2023年春に複合スポーツ施設「フロンタウン生田」を開業させる予定です。

今回のファン感謝デーでは、明治大学理工学部建築学科山本俊哉研究室と共同で作成したフロンタウン生田の模型と、周辺地域の地形模型が展示されていました。

生田には明治大学のキャンパスがありますので、そのご縁でしょう。

■明治大学のマスコットキャラクター「めいじろう」


そのようなわけで、今回のファン感謝デーには明治大学のマスコットキャラクター「めいじろう」が来場していました。

「めいじろう」は、川崎フロンターレが天皇杯で明治大学と対戦した際にも、等々力陸上競技場に来ていたのを本サイトでご紹介しておりました。

■ふろん太君、たかたのゆめちゃんとめいじろう


「めいじろう」は、川崎フロンターレの「ふろん太」、陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」とも記念撮影していました。

マスコット撮影会をしていた「ふろん太」「たかたのゆめちゃん」に飛び入りしたものです。

■ふろん太


■たかたのゆめちゃん


川崎フロンターレは陸前高田市と友好協定を締結し、相互の課題解決に協力しています。
陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」は、その交流の中で川崎フロンターレのマスコット「カブレラ」と交際しゴールインしました。

今回はかわいらしい浴衣での来場です。

■山根選手のミキティーノ




また「ファン感謝デー」では、スタジアムグルメも注目の一つです。
上記は日本代表・山根視来選手をテーマにした「ミキティーノ」です。

当日は天気も良くかなり暑い日でしたから、冷たいミキティーノが大人気でした。
山根選手が好きだというドライフルーツがたっぷり入っています。

■選手来場が中止になったかわりに、トレカのプレゼント




ファン感謝デーでは、通常はこうした選手ごとの企画に選手本人が登場して販売をします。
しかしながら、今回は開催前に新型コロナウイルス感染症の「第7波」が急拡大してしまい、選手が直接ファンと触れ合うイベントは基本的に中止となりました。

そのかわりにプレゼントされたのが、ファン感謝デー仕様の選手トレカです。

■山村和也選手の「ヤマぜたん」


こちらは山村和也選手をテーマにした「ヤマぜたん」です。
元祖ニュータンタンメン本舗がスタジアムグルメ用に開発した商品です。

ファン感謝デー特別仕様でニンニク味噌ともやしが「ヤマ」盛りになっており、人気で早い時間帯に完売していました。

■二階堂コーチによる試合前ミーティング映像体験(中止)の修了証


■プレゼントのコーチトレカ


■アンカーの充電器もプレゼント


また今回は選手だけでなく、コーチに関してもファンと直接触れ合う企画は中止となりました。
コーチ経由で選手などクラブ内に感染が広がってしまうことを懸念したものでしょう。

今回は二階堂悠コーチが、試合前に選手向けの分析映像を見せながらのミーティングを疑似体験できるイベントが予定されていたのですが、こちらも中止となってしまいました。

そこでイベント当選者には、予定されていた修了証と、二階堂コーチのトレカ、そしてスポンサーのアンカー・ジャパン提供の充電器がプレゼントされました。

■ステージでのグルメPR(ジェジエウ選手)




■インタビューに答えるマルシーニョ選手


■同じくインタビューに答えるチョン・ソンリョン選手


また、選手らは直接触れ合う企画が中止になったものの、ステージでのグルメPRや、インタビューに登場してくれました。

直近で世界的ビッグクラブの「パリ・サンジェルマン」と親善試合で対戦した時の感想など、外国籍の選手らも通訳を介してインタビューに答えました。

焼きそばをPRしたジェジエウ選手は、昨年の負傷からちょうど復帰してきたところで、川崎フロンターレが誇る驚異の身体能力を持つセンターバックとして今後の活躍が期待されます。

■フロンターレ美術王決定戦


■似顔絵の「お題」は鬼木透監督


続いてステージでは、「フロンターレ○○王決定戦」と題して、「クイズ王決定戦」「美術王決定戦」が開催されました。

「美術王決定戦」のお題は「鬼木監督の似顔絵」です。

■お手本の小林悠選手による鬼木監督の似顔絵


こちらは、お手本として紹介された小林悠選手による鬼木監督の似顔絵です。
ポイントはふくらはぎの筋肉ということで、確かに前掲の鬼木監督に写真を見てみると、ふくらはぎがかなりたくましいですね。

顔の特徴などもよくとらえているのではないでしょうか?

■チョン・ソンリョン選手


■チャナティップ選手


■ジェジエウ選手


■ジョアン シミッチ選手


■レアンドロ ダミアン選手


■マルシーニョ選手


「フロンターレ美術王決定戦」に参加したのは、ソンリョン、チャナティップ、ジェジエウ、シミッチ、ダミアンの外国籍5選手です。

いずれも個性あふれる似顔絵になりましたが…、

■美術王に選ばれたシミッチ選手


今回フロンターレ美術王に決定したのは、シミッチ選手です。

シミッチ選手が描いた似顔絵に添えられていた吹き出しのセリフは、鬼木監督が良く言う「丁寧に」という意味なのだそうです。

■洗足学園音楽大学の皆さんによるパフォーマンス










ステージでは、洗足学園音楽大学の皆さんによるパフォーマンスも行われました。
吹奏楽に加えて、ミュージカル科の皆さんによる歌唱も声が良く通って、エネルギッシュでした。

■「フロンタールズ」のパフォーマンス




洗足学園音楽大学に続いて、川崎フロンターレのチアリーダーズ「フロンタールズ」のパフォーマンスです。

こちらも「ファン感謝デー」恒例ですね。

■「激アツLIVE」のトップバッターは吉田社長の「長渕剛」


■チャナティップ選手も登場


そして川崎フロンターレの「ファン感謝デー」のメインイベントは、選手らが歌い踊る「激アツLIVE」です。

トップバッターは今季より藁科氏から社長を引き継いだ吉田社長の「長渕剛」でした。
チャナティップ選手も途中から加わって、想像以上のクオリティです。

■ステージプロデュースは登里享平選手の「ノボP」


ステージ演出は、今年もプロデューサー・登里享平選手の「ノボP」です。
選手が受け身ではなく、主体的に企画してファンを楽しませようとするのも、川崎フロンターレのファン感謝デーの魅力です。

■「Snow Man」の「ブラザービート」


■松井蓮之選手(左)、橘田健人選手(右)


■瀬古樹選手


■遠野大弥選手


■永長鷹虎選手(左)、五十嵐太陽選手(右)


松井蓮之(まついれんじ)、橘田健人(たちばなだけんと)、瀬古樹(せこたつき)、永長鷹虎(えいながたかとら)、五十嵐太陽(いがらしたいよう)の5選手は「Snow Man」の「ブラザーヒート」を歌いました。

橘田健人選手は、昨年ルーキーイヤーながら大活躍し中心選手となりました。
他の4人はそれぞれ新加入選手で、今後の活躍が期待されます。

■「EXILE」ならぬ「FXILE(エフザイル)」


■早坂勇希選手


■佐々木旭選手


■宮城天選手(左)、マルシーニョ選手(右)


早坂勇希(はやさかゆうき)選手、佐々木旭(ささきあさひ)選手、宮城天(みやぎてん)選手、マルシーニョ選手は「FXILE」での登場です。

ファン感謝デー直前に選手の移籍があり、メンバーが少なくなりましたがよく頑張りました。

■宮城天選手はソロでも熱唱


宮城天選手は、歌手になりたかったといいます。
そんなこともあってか、今回はソロでも「BUMP OF CHICKEN」の「天体観測」を熱唱してくれました。

宮城天選手は川崎フロンターレユース出身で、学校は下小田中小学校から井田中、幸高校に通っていました。

「ブレーメン通り商店街最高傑作」とも一部で呼ばれる地元選手です。

■ドラムは安藤駿介選手


宮城天選手のソロ歌唱を支えたのは、ドラムの安藤駿介選手でした。
2週間くらい練習されたそうですが、「ノボP」にうっかり紹介を忘れられる一幕も…。

■小林悠選手による中島みゆき「糸」




小林悠選手が歌ったのは、中島みゆきの「糸」です。

小林選手はこの歌詞を替えて、
「このクラブに入って13年、フロンターレに関わるすべてのみなさんに出逢えたことを」
「僕は幸せと呼びます」
と歌ったのが本日のハイライトでした。

■最後は「いい湯だな」と鬼木監督からのご挨拶


最後のアンコールは全員で「26(フロ)周年」にかけた「いい湯だな」を歌い、エンディングです。
鬼木監督も挨拶に立ち、残るタイトル「J1リーグ」「ルヴァンンカップ」の獲得に向けて全力を尽くすことを誓いました。

■ステージはYoutubeチャンネルでもアーカイブ配信


なお、ステージの様子は川崎フロンターレのYoutubeチャンネルでもアーカイブ配信されていますので、ご覧ください。

■激アツLIVE客席購入者にプレゼントされたフラッグ


■スタンプラリー参加者にプレゼントされた「26(フロ)周年」仕様トレカ


今回のレポートは、以上です。

当初の予定とは異なり、新型コロナウイルス感染症の急拡大により変更を余儀なくされましたが、それでも多くのファン・サポーターが家族で楽しんでいたと思います。

川崎フロンターレでは、毎年このようなファンとの触れ合いを力にかえて、シーズン後半に臨んでいます。

現在はJ1リーグで3位につけ、まだまだこれから3連覇に向かって戦いが続いていきます。
またカップ戦では「ルヴァンカップ」が残っており、「2冠」を目指していくことになるでしょう。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
2018/6/30エントリ 川崎フロンターレ「2018ファン感謝デー」に過去最多12,253人が来場、ジュビロ磐田に移籍の大久保嘉人選手も登場しサポーターに挨拶
2019/7/20エントリ 川崎フロンターレ「2019年ファン感謝デー」が本日開催、各選手がサポーターと交流しスキマスイッチ常田さんもゲスト出演
2020/10/24エントリ 川崎フロンターレ「2020年オンラインファン感謝デー」が本日開催、武蔵小杉駅北口「フロカフェ」等でもオフラインイベント開催
2020/12/20エントリ 等々力陸上競技場で18年の川崎フロンターレ人生に花道、「中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会」開催完全レポート
2021/1010エントリ 川崎フロンターレが「2021ファン感謝デー」を開催、選手・監督とのオンライン交流に加え武蔵小杉「アズーロ・ネロ」等でオフライン企画も実施

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2022年
07月15日

中原消防団中原分団小杉班器具置場が建て替えにより女性消防団員にも対応、シャッターが川崎フロンターレ装飾に

「中原消防団中原分団小杉班器具置場」のシャッターに、川崎フロンターレデザインの装飾が実施されました。

川崎市消防局のキャラクター「太助」、中原消防団の「翔太」とともに、マスコットのふろん太が描かれています。

■中原消防団中原分団小杉班器具置場
中原消防団中原分団小杉班器具置場

中原消防団中原分団小杉班器具置場

中原区では、川崎市消防局とともに中原消防団が連携して防火・消化活動を行なっています。

中原消防団は中原消防署内に本部を置き、中原・大戸・住吉・玉川・丸子の5つの分団で構成されています。

このうち中原分団は小杉班・宮内班に分かれていまして、今回ご紹介する器具置場は「小杉班」の施設です。

従来の施設が老朽化していたものが2022年4月に建て替え完了し、これにあわせて川崎フロンターレデザインの装飾が実施されました。

■「小杉班」のシャッター装飾
小杉班のシャッター装飾

こちらが、今回川崎フロンターレデザインに装飾されたシャッターです。

中央に川崎フロンターレ、川崎市消防局、中原消防団のキャラクターが配置されています。

■川崎フロンターレ「ふろん太」
ふろん太

手前から、川崎フロンターレの「ふろん太」です。
川崎フロンターレのホームゲームだけでなく、地域イベントなどでもお馴染みのイルカのキャラクターです。

■川崎市消防局「太助」
太助

続いて川崎市消防局の「太助」です。

「太助」は、犬をモチーフにした川崎市消防局のキャラクターです。

犬は嗅覚・聴覚に優れ、川崎市消防局によると家人に火事を知らせるケースも多く、火災の早期発見や救出活動に貢献しているそうです。

■中原消防団「翔太」
翔太

最後は中原消防団の「翔太」です。
中原区の花、パンジーをモチーフにしています。

たくましく頼りがいを感じさせつつも、可愛らしいキャラクターになっています。

■消防出初式に登場した中原消防団「翔太」
中原消防団のマスコットキャラクター「翔太」

「なかはら子ども未来フェスタ」に登場した川崎消防局「太助」
中原消防署の「太助」

「翔太」「太助」は、川崎市消防局や中原消防団が参加する地域イベントにも登場しています。

本サイトでもこれまでにイベントレポートでご紹介してまいりました。

■「中原消防団は川崎フロンターレを応援しています!」
川崎フロンターレの応援メッセージ

中原消防団中原分団小杉班器具置場のシャッターには、マスコットキャラクターとともに「中原消防団は川崎フロンターレを応援しています!」というメッセージが添えられていました。

■器具置場における啓発ポスターの掲示
啓発ポスターの掲示

川崎フロンターレと川崎市消防局・中原消防団は、消防活動のPRや啓発活動においてホームゲームイベントなどにおいて相互に協力を行ってきました。

今回のシャッター装飾も、その一環といえます。

消防団の施設は非常時に備えるもので、普段はシャッターが閉まっている比率の方が高いでしょう。

そこに地域に親しまれる、明るいデザインを導入するのは良い取り組みと思います。

■中原消防団中原分団小杉班器具置場の柱
器具置場の柱

器具置場の柱

2階建ての器具置場には、建物よりも高い柱が設置されていました。
登れば周囲をある程度見渡せるほか、訓練などにも活用できそうです。

なお、この器具置場は建て替えに伴って新たに消防車両を導入するとともに、女性用トイレや更衣室も整備されました。

女性も消防団として活躍する、新しい時代に対応しています。

■藁科社長退任にあたっての中原消防署前での記念撮影
中原消防署前での記念撮影 

■藁科社長(左)と飯田署長(右)
藁科社長(左)と飯田署長(右)

川崎フロンターレと中原消防署・中原消防団の協力関係構築に尽力された川崎フロンターレ藁科社長(当時)の退任時には、藁科さんが中原消防署を表敬訪問されました。

当時の取材レポートは、関連リンクよりご参照ください。

地域の安全に資する取り組みを、今後も継続されることを期待しております。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 中原消防団
川崎フロンターレ 中原区装飾「中原消防団中原分団小杉班器具置場 シャッター装飾」実施のお知らせ

(中原消防署×川崎フロンターレ関連)
2019/7/20エントリ 川崎フロンターレ「2019年ファン感謝デー」が本日開催、各選手がサポーターと交流しスキマスイッチ常田さんもゲスト出演
2019/7/31エントリ 「なつやすみ中原区こども交番スタンプラリー」開催中、川崎フロンターレ・東急バス記念品や「小杉らぁめん夢番地」割引サービスを提供
2020/1/24エントリ 漫画家・迫稔雄さんが描く中原消防署火災予防ポスターが掲示、フロンターレ田中碧・ブレイブサンダース篠山竜青など地元チーム選手が似顔絵に
2020/12/22エントリ 等々力陸上競技場で18年の川崎フロンターレ人生に花道、「中村憲剛引退セレモニー&優勝報告会」開催完全レポート
2021/11/3エントリ 川崎フロンターレがJ1リーグ連覇、ホームゲームイベント「坂本九ランド」に中村憲剛さんや川崎市消防局「レッド・ウイングス」も登場

(中原消防団関連)
2014/9/13エントリ 中原消防団が踊る「恋するフォーチュンクッキー」で団員募集PR
2016/4/22エントリ 夜の東住吉小学校で、中原消防団が消防ホースの巻き取り訓練を実施
2017/6/5エントリ 「第46回中原消防団消防大会」が等々力緑地で開催、中原区の各分団が救助・出動・消火の技を競い合う
2019/1/6エントリ 「平成31年中原地区消防出初式」が等々力緑地で開催、消防航空隊ヘリ「そよかぜ2号」も登場
2020/7/6エントリ 中原消防団住吉分団の「住吉東器具置場」が公有地に拡張移転、女性団員受け入れにも配慮した施設に
2021/10/4エントリ 川崎市中原消防団が日本医科大学武蔵小杉病院の解体予定旧棟で訓練を実施、首都直下地震に備え災害対応力強化
2022/3/5エントリ 川崎フロンターレ藁科社長が中原消防署に退任挨拶訪問、長年の協力に署員がサプライズの花道【社長・署長取材あり】

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2022年
07月10日

川崎フロンターレが家長圧巻バイシクル等でG大阪に圧勝、「川崎ものづくりフェア」で町工場ワークショップや「カワサキまるこ」VTuber体験など開催

2022明治安田生命J1リーグ第21節「川崎フロンターレvsガンバ大阪戦」が、7月9日に等々力陸上競技場で開催されました。

前節にセレッソ大阪に敗戦し、ホームで負けられない川崎フロンターレは、鬼木透監督が新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者となったため、寺田周平コーチが代理で指揮を執りました。

前半6分にマルシーニョ選手との連携でレアンドロ ダミアン選手がゴールネットを揺らすと、さらに20分には逆にレアンドロ ダミアン選手のアシストでマルシーニョ選手が得点。

さらに30分に脇坂泰斗選手がミドルシュートを決めると、36分、ガンバ大阪ユース出身の家長昭博選手が豪快なオーバーヘッドキック(バイシクルシュート)を突き刺して前半で優位を固めるかたちとなりました。

試合はそのまま4-0で終わり、川崎フロンターレがどうしても必要だった勝利を挙げました。

■Jリーグ公式Youtubeチャンネル 家長昭博選手のバイシクルシュート


家長昭博選手は、ガンバ大阪ユースで本田圭佑選手と共に「天才」と呼ばれプロ入り。海外含め6クラブでのキャリアを経て2017シーズンに川崎フロンターレに加入し、同シーズンのJ1初優勝に大きく貢献しました。

2018シーズンにはMVPも獲得し、フィールドプレイヤーとして最年長の36歳となった2022シーズンも絶対的な存在としてピッチに君臨しています。

強靭なフィジカルと共に右左両足を自在に使いこなすテクニックが持ち味で、このオーバーヘッドキック(バイシクルシュート)も利き足とは逆の右足でした。

「勝手に体が動いた」ということですが、そんな咄嗟のプレーでも聞き足でないほうで超高難度のシュートを成功させるセンスには、脱帽です。

■ホームゲームイベント「川崎ものづくりフェア」
川崎ものづくりフェア

ホームゲームイベント「等々力ものづくりフェア」が開催された等々力陸上競技場周辺

またこの試合当日は、川崎市の「ものづくり」の魅力を発信する「川崎ものづくりフェア」が、ホームゲームイベントとして開催されました。

本エントリでは、その模様をご紹介したいと思います。

■ボール盤で穴あけ体験(川崎中原工場協会)
ボール盤で穴あけ体験

ボール盤で穴あけ体験

ボール盤で穴あけ体験

まずこちらは、川崎中原工業協会による「ボール盤で穴あけ体験」です。
「ボール盤」と呼ばれる機械で金属に穴をあけ、タグを完成させる体験コーナーになっていました。

今回は川崎フロンターレ26(フロ)周年ということで、マスコットキャラクターデザインに加えて26周年ロゴのタグに穴あけができました。

■「ユニ26(フロ)タイルスマホスタンド工作」(Sanodesign)
ユニ26(フロ)タイルスマホスタンド工作

ユニ26(フロ)タイルスマホスタンド工作

続いてこちらは、中原区のデザイン事務所「Sanodesign」による「ユニ26(フロ)タイルスマホスタンド工作」です。

Sanodesignは木材を活用したデザインを得意とし、中原区役所の木質化リニューアルなども手掛けられています。

川崎フロンターレのホームゲームイベントでは、Sanodesignは2021年にもスマホスタンド工作のワークショップを開催していましたが、この時はシンプルな木材でした。

今回は「26(フロ)周年」ということで、タイル等でデコレーションしたデザインです。

■参加者の方によるスマホスタンド作品
参加者の方による作品

前掲はSanodesignによる見本ですが、こちらは参加者の方によるスマホスタンド作品です。
川崎フロンターレがこれまでに獲得したタイトル数と同じ、6つの星があしらわれていました。

色の配置など、自由にアレンジできるのも魅力ですね。

■26(フロ)グレッシブメタル(チーム等々力)
26(フロ)グレッシブメタル

「川崎ものづくりフェア」には、等々力緑地の町工場グループ「チーム等々力」が毎回登場しています。

チーム等々力は、今回はアルミプレートを好きなように組み立て、シールなどでデザインしていくワークショップを開催していました。

■「26(ふろ)ん太お絵かきボトル」(川崎北工業会)
26(ふろ)ん太お絵かきボトル

川崎北工業会では、「26(ふろ)ん太のお絵かきボトル」のワークショップを開催していました。

こちらはふろん太・カブレラが描かれた「26(フロ)周年」タペストリーデザインが描かれたボトルに、自由にお絵かきができるというものです。

なお、上記写真で参加者の方が描いているのは、ガンバ大阪のマスコットキャラクター「ガンバボーイ」ですね。

川崎フロンターレのホームゲームイベントは、ビジター観戦で来場した方でも楽しめます。

■「026(お風呂)でVTuber体験」(印刷会社ねこのしっぽ&カワサキまるこ)
「カワサキまるこ」のVTuber体験

カワサキまるこによるVTuber体験 
©KAWASAKI FRONTALE

続いてこちらは、同人誌専門の印刷会社「ねこのしっぽ」&フロンターレ公認キャラクター「カワサキまるこ」によるVTuber体験です。

カメラに向かって体を動かすと、画面の「カワサキまるこ」もシンクロしてその通りに動き、VTuber体験ができるというものです。

これは体にセンサー機器を一切装着しなくても想像以上に正確に動いてくれる優れもので、気軽に参加できます。
「ねこのしっぽ」では、このチューニングにはいろいろ苦心されたということでした。

また今回は川崎フロンターレ26(フロ)周年を記念して、背景には新丸子の「丸子温泉」の映像が使われていました。

■カワサキまるこYoutubeチャンネル


「カワサキまるこ」はVTuberとしても活動し、Youtubeチャンネルでは本サイトでもご紹介させていただいた、南武沿線道路沿い・上丸子跨線橋下における中原区役所×川崎フロンターレ壁面装飾なども取り上げていました。

ご関心ある方は、ご参照ください。

■「26(風呂)~と!ちきゅうぎ」(アジア航測)
26(風呂)~と!ちきゅうぎ

一方こちらは、アジア航測株式会社による「26(風呂)~と!ちきゅうぎ」ワークショップです。

耐水性の型紙から地球の形を切りぬき、発泡スチロールに貼り付けることで水に浮く(フロート)地球儀が完成です。

■過去の「川崎ものづくりフェア」の展示
過去のものづくりフェアの展示

過去のものづくりフェアの展示

過去のものづくりフェアの展示

過去のものづくりフェアの展示

一方こちらは、「川崎ものづくりフェア」展示ブースです。

当初は「高津ものづくりフェア」からスタートし、「川崎ものづくりフェア」として発展した本企画の10年間の歴史を、ワークショップ作品の展示で振り返るものでした。

本サイトでも過去にご紹介したワークショップ作品が多数あり、なつかしく感じました。

■「川崎ものづくりフェア」紙芝居(専修大学遠山ゼミ)
「川崎ものづくりフェア」紙芝居

最後にご紹介するのは、専修大学遠山ゼミによる「川崎ものづくりフェア」紙芝居です。

これは川崎ものづくりフェアをテーマに、途中でクイズが出題されます。
正解すると選手トレカがもらえ、さらに紙芝居を最後まで見てくれた子どもたちにはロッテのお菓子がプレゼントされました。

紙芝居は子どもたちに大人気で、皆さん熱心に手を挙げているのが印象的でした。
近年はコロナ禍で開催できなかったものが、今回復活開催ということです。


「川崎ものづくりフェア」の企画は全体で13件ありまして、本エントリでご紹介しているのは8件ですからまだすべてはご紹介しきれていません。

そんな中でも川崎市のものづくりの魅力が、少しでも伝わりましたら幸いです。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第21節

(2022シーズンホームゲーム関連)
2022/2/18エントリ 川崎フロンターレが2022シーズンJ1開幕戦「多摩川クラシコ」制す、始球式に「純烈」登場しホームゲームイベントにSDGsブースも
2022/3/3エントリ 川崎フロンターレが浦和に逆転勝利でリーグ首位、武蔵小杉・等々力陸上競技場周辺に「26(フロ)周年タペストリー」出揃う
2022/3/17エントリ 川崎フロンターレが今季初休日ホームゲームで「フロンターレ牧場」を開催、牛の乳しぼり・羊の毛刈り体験に子ヤギのかけっこも出走
2022/4/3エントリ 川崎フロンターレが抗菌・防カビ等技術企業「染めQテクノロジィ」とSDGs協業に調印、6/18「かわさきSDGsランド」出展など活動推進
2022/4/10エントリ 川崎フロンターレの柏戦ホームゲームイベント「陸前高田ランド・春」の物産販売や餅まきに賑わい、藁科前社長に勝利で花道 
2022/5/14エントリ 川崎フロンターレが約1か月ぶりホームゲームでアビスパ福岡に勝利、ホームゲームイベント「噂のケンケツSHOW」で献血を推進 2022/6/2エントリ 川崎フロンターレが天皇杯2回戦で札幌大学に5-0快勝、高卒ルーキー永長鷹虎がデビュー戦初ゴール
2022/6/26エントリ 川崎フロンターレvs磐田戦は痛恨ドロー、ホームゲームイベント「九州熊本熱闘合志園」では谷口・車屋両選手の学生時代写真展や大久保嘉人氏登場も

(川崎ものづくりフェアin等々力関連)
2015/5/16エントリ 「川崎ものづくりフェアin等々力」のメタルパッチワークアートと、段ボールパーク
2018/9/22エントリ 川崎フロンターレホームゲームイベント「川崎ものづくりフェアinとどろき」開催レポート:ふろん太・カブレラ・コムゾーのチェーンソーアートが登場
2019/9/28エントリ フロンターレイベント「川崎ものづくりフェア」に地元の町工場ワークショップが集結、ヴィッセル神戸戦ではイニエスタ・ビジャが登場
2020/11/19エントリ 川崎フロンターレが神奈川ダービー制しリーグ優勝に王手、三笘薫圧巻75mドリブル見せ新人最多得点記録にも王手
2021/5/16エントリ 川崎フロンターレがリーグ22戦無敗新記録樹立。5/12仙台戦洗足学園音大ダンス時報実施、5/16札幌戦「川崎ものづくりフェア」で坂本九生誕80周年企画展開

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2022年
07月02日

ロッテ「クーリッシュ」がコラボ動画「川崎フロンターレ選手といっしょにほぐそう」を公開、ソンリョン・谷口・橘田・ダミアン・山根の5選手が登場

ロッテの“飲むアイス”、「クーリッシュ」が、川崎フロンターレとのコラボレーション動画『フロンターレ選手といっしょにほぐそう』を公開しました。

「クーリッシュ」は2003年の発売以来品質改良を重ね、2021年6月に特許技術による新配合で「揉んだ瞬間にほぐれやすい」商品にバージョンアップしています。

今回公開された動画は、同商品がほぐれやすく飲みやすいことをPRするものです。
川崎フロンターレのチョン・ソンリョン、谷口彰悟、橘田健人、レアンドロ ダミアン、山根視来の5選手が出演し、体をほぐされている選手らと一緒にクーリッシュがほぐされるという内容になっています。

■ロッテクーリッシュWEB動画『フロンターレ選手といっしょにほぐそう』(谷口彰悟選手)
ロッテクーリッシュWEB動画「谷口選手といっしょにほぐそう」
※株式会社ロッテ提供、以下同じ

■ロッテ「クーリッシュ」(バニラ)
ロッテ「クーリッシュ」
「クーリッシュ」は、好きな場所・スタイルで楽しめる“飲むアイス”として、ロッテが2003年から発売されています。
同種の商品はいくつかありますが、確かに「とけるまで飲みづらい」というイメージがあるかもしれません。

現在の「クーリッシュ」は、特許を取得した新配合でこれが改善されているということです。

■『フロンターレ選手といっしょにほぐそう』山根視来選手バージョン
山根選手といっしょにほぐそう

■同じく、橘田健人選手バージョン
橘田健人選手といっしょにほぐそう

今回公開された動画『フロンターレ選手といっしょにほぐそう』では、チョン ソンリョン選手・谷口 彰悟選手・橘田 健人選手・レアンドロ ダミアン選手・山根 視来選手のそれぞれのバージョンがつくられました。

動画はそれぞれ15秒のショートサイズで、マッサージ室でほぐされている選手の隣で、クーリッシュも選手のようにほぐされているという内容です。

なお、各選手バージョンでマッサージをしているのも5選手のうちの誰かとなっていますので、注目してみてください。

■『ソンリョン選手といっしょにほぐそう』


■『谷口選手といっしょにほぐそう』


■『橘田選手といっしょにほぐそう』


■『ダミアン選手といっしょにほぐそう』


■『山根選手といっしょにほぐそう』


ロッテではこれらのWEB動画の公開を記念して、クーリッシュ詰め合わせ15個セットが抽選で30名様に当たるTwitterキャンペーンを実施します。

概要は下記をご参照ください。

フロンターレ選手といっしょにほぐそう

■応募期間 :2022年7月1日(金)9:00~2022年7月12日(火)23:59まで
■応募方法 :
1.クーリッシュ公式Twitterアカウント「@lotte_coolish」をフォロー
2.応募期間中に、本公式アカウントより配信される本キャンペーンの対象ツイートをリツイート
■賞品 :クーリッシュ詰め合わせ15個セットを抽選で30名様にプレゼント
■詳細 :ロッテ クーリッシュ
【公式】TwitterアカウントURL:https://twitter.com/lotte_coolish

■ロッテクーリッシュtwitter


なお、クーリッシュは、 2022年7月1日(金)~11月30日(水)に実施されている「川崎フロンターレ創立26(フロ)周年記念『川崎・大田銭湯 大スタンプラリー』」にも特別協賛しています。

■川崎フロンターレ創立26(フロ)周年記念『川崎・大田銭湯 大スタンプラリー』
川崎・大田銭湯大スタンプラリー

また高津区の「千年温泉」など一部店舗では、7月1日(金)~7月14日(木)に「クーリッシュバニラ」のサンプリングキャンペーンも実施していますので、エントリ末尾の関連リンクより川崎フロンターレのウェブサイトをご参照ください。

■過去の川崎フロンターレコラボ「クーリッシュカバー」
クーリッシュに装着

ロッテ「クーリッシュ」では、過去にもユニフォームのクーリッシュカバーなど、川崎フロンターレとのコラボレーションを行ってきました。

今年は史上最も早い梅雨明けで、たいへん気温が高い日が続いてます。

適度な涼をとるために、クーリッシュなどアイスクリームの出番も増えそうですね。

【関連リンク】
ロッテ公式Youtubeチャンネル
川崎フロンターレ創立26(フロ)周年記念「川崎・大田銭湯 大スタンプラリー」開催のお知らせ
川崎フロンターレ クーリッシュ×川崎フロンターレ×川崎・大田浴場組合 キャンペーン実施のお知らせ
2020/9/30エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のロッテアイス購入プレゼント、川崎フロンターレデザインのクーリッシュカバー
2022/3/8エントリ 川崎フロンターレが純烈コラボタオルプレゼント「いっしょにおフロんた~れ」で3/5千年温泉などに賑わい、武蔵小杉では3/12今井湯で開催へ

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2022年
06月27日

サッカー関係者有志が国連のウクライナ難民支援「Football 4 Ukraine」日本版に協力、川崎フロンターレ脇坂泰斗選手が有志で参加

ロシアがウクライナに侵攻してから、約4か月が経過しました。
この戦争により多くのウクライナ国民が住む場所を失い、同国内および世界各国に避難を余儀なくされています。

こうした人道危機に対応すべく、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と国連WFP(世界食糧計画)がグローバルキャンペーン「Football 4 Ukraine(フットボールフォーウクライナ)」を2022年4月に合同で立ち上げました。
これは避難民保護に関するUNHCRの専門知識と、飢餓対策に関する国連WFPの経験を組み合わせたものです。

ウクライナ国内では、市民や市民の住居、民間の施設への攻撃が続き、安全な輸送経路も確保されていないことから、人道的な危機が生じています。
UNHCRは地元当局や人道支援団体と連携しながら人道支援を実施しており、「Football 4 Ukraine」による寄付金を呼び掛けています。

難民としての背景を持つプレミアリーグ・ブンデスリーガの選手らが加わった「Football 4 Ukraine」グローバル版に続いて、このたび日本においても国連UNHCR協会が呼びかけを行いました。

その結果現役サッカー選手を中心に多くの賛同者が集まり、「Football 4 Ukraine」日本版の第一弾、第二弾のメッセージ動画のがスタートしています。

川崎フロンターレからは脇坂泰斗選手が有志で参加し、「第二段」メッセージ動画の冒頭で登場しています。

■脇坂泰斗選手が参加した「Football 4 Ukraine」日本版
フットボールフォーウクライナ日本版
※国連UNHCR協会提供

■「第一弾」メッセージ動画


<第一弾参加者(敬称略、出演順)>
吉田麻也(SAMURAI BLUE(日本代表))
川村怜(ブラインドサッカー男子日本代表強化指定)
丸山桂里奈(元サッカー日本女子代表)
エンヒッキ・松茂良・ジアス(アンプティサッカー)
オリベイラ・アルトゥール(フットサル日本代表)
北澤豪(サッカー元日本代表 国連難民サポーター)
森柊也(CPサッカー)
熊谷紗希(なでしこジャパン(日本女子代表))
原良田龍彦(知的障がい者サッカー日本代表)
茂怜羅オズ(ビーチサッカー日本代表監督・選手)
宮田夏実(デフサッカー女子日本代表)
松嵜俊太郎(ソーシャルフットボール)
永岡真理(電動車椅子サッカー)

■「第二弾」メッセージ動画


<第二弾参加者 (敬称略、出演順)>
脇坂泰斗(川崎フロンターレ)
稲本潤一(南葛SC)
佐藤響(京都サンガ)
椎名伸志(カターレ富山)
中村慶太(柏レイソル)
渡井理己(徳島ヴォルティス)
柳井里奈(流通経済大学女子サッカー部監督)
湯澤聖人(アビスパ福岡)
田向泰輝(徳島ヴォルティス)
浦辰大(CPサッカー日本代表)
中野雄二(流通経済大学サッカー部監督)

フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官からのメッセージは、以下の通りです。

「世界中のサッカーファンから寄せられた、ウクライナで紛争の影響を受けている人々への支援に感銘を受けています。私たちが皆さんに伝えたいのは、誰も難民になることを選択してはいないということです。ウクライナやその他の国々の難民は、最も悲惨な状況に置かれ、命からがら逃げ出すことを余儀なくされているのです。私たち一人ひとりができることとして、このキャンペーンに協力し、支援を広げていきましょう」
 
また「Football 4 Ukraine」においてUNHCRと協同で日本版の呼びかけをされた流通経済大学サッカー部の中野雄二監督からは、以下のメッセージがありました。

「この度【流通経済大学サッカー部×国連UNHCR協会 ~ウクライナ支援プロジェクト~】を実施するにあたり、多くの皆様にご協力いただきましたことに御礼申し上げます。 私たち流経大サッカー部は、健康で安全にサッカーができる「当たり前の日々の尊さ」を実感するとともに、多くの方々の支えを痛感し感謝をもって過ごしてきました。
サッカーは、世界中に仲間のできるグローバルなスポーツです。今回、苦難を強いられているその友人たちに対して心を痛め、今度は自分たちが何かできないか、サッカーを通してできることはないか、そう考え、国連UNHCR協会との協同プロジェクトに至りました。 プロやアマチュア、クラブの垣根を越え、趣旨にいち早く賛同してくれたOB諸氏、ボランティアとして参加してくれた学生スタッフ、そして何よりもご協力をいただいた皆様に心より感謝いたしております。皆様の温かなお気持ちは、国連UNHCR協会を通じて寄付いたします。 皆様のご健康、ご活躍とともに、世界中の仲間が当たり前の日常を取り戻せることを願っています。」

■麻生グラウンドでサッカー教室に参加する脇坂泰斗選手(2019年)
「止める・蹴る」の練習

今回「Football 4 Ukraine」日本版に参加した脇坂泰斗選手は、川崎フロンターレユースから阪南大学を経由して2018シーズンから川崎フロンターレトップチームに加入しました。

きわめて高い「止める・蹴る」の技術を持ち、川崎フロンターレの中盤の要として中村憲剛選手の「14番」を継承しています。

このように川崎フロンターレのDNAを色濃く受け継ぎ、クラブを代表する選手としてファンサービスや地域・社会へ貢献することへの責任感は非常に強いと本サイトでも感じています。

有志で「Football 4 Ukraine」に参加されたのも、サッカー選手としてだけではなく、広く世界への視点を持っていたことによるものと思います。

脇坂泰斗選手は「Football 4 Ukraine」日本版の第二弾メッセージ動画の冒頭で登場しますので、是非ご覧になってみてください。

また「Football 4 Ukraine」の寄付金呼びかけについては、関連リンクから公式ウェブサイトをご参照ください。

■川崎市国際交流センターでの「ウクライナ緊急募金」
ウクライナ緊急募金

■中原区役所の「ウクライナ人道危機救援金」(2階地域ケア推進課)
ウクライナ人道危機救援金

なお、過去エントリでお伝えした通り、川崎市国際交流センターにおいては別途1階受付窓口で神奈川県ユニセフ協会と連携した「ウクライナ緊急募金」が、また中原区役所など川崎市の庁舎においては、日本赤十字社による「ウクライナ人道危機救援金」の募集が行われています。

こちらも詳細は下記のの関連リンクより、当該エントリまたは募金に関するウェブページをご参照ください。

【関連リンク】
Football 4 Ukraine ウェブサイト
 ※寄付についてはこちらをご参照ください。

川崎市国際交流センター (公財)川崎市国際交流協会は神奈川県ユニセフ協会と連携し、ウクライナ緊急募金を行います。
川崎市国際交流センター ウクライナ避難民支援についての相談を受け付けています
神奈川県ユニセフ協会 【お知らせ】ユニセフ「ウクライナ緊急募金」受付開始
川崎市 「ウクライナ人道危機救援金」について
2019/11/10エントリ 「第10回あさお青玄まつり」が川崎フロンターレ麻生グラウンドで開催:脇坂・守田両選手がサッカー教室参加、田中碧選手が来年退寮を表明
2022/3/16エントリ 川崎市国際交流センターでユニセフ「ウクライナ緊急募金」・難民支援相談、中原区役所など各庁舎で赤十字「ウクライナ人道危機救援金」が開始
2022/3/18エントリ 等々力緑地の小鳥付き車止め「ピコリーノ」がウクライナ国旗カラーの衣装に、一刻も早い平和への祈りを込めて
2022/5/7エントリ 川崎市国際交流センターで「ウクライナ緊急支援 伝統工芸展&トークイベント」が5/8まで開催、キーウ出身・市内在住工芸作家ソロツカさんが登壇

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2022年
06月26日

川崎フロンターレvs磐田戦は痛恨ドロー、ホームゲームイベント「九州熊本熱闘合志園」では谷口・車屋両選手の学生時代写真展や大久保嘉人氏登場も

2022明治安田生命J1リーグ第18節「川崎フロンターレvsジュビロ磐田戦」が6月25日に等々力陸上競技場で開催されました。

前半33分、キャプテン谷口彰悟選手がゴール前に供給した浮き球を右サイドバック・山根視来選手が走りこんでダイレクトシュートから得点。
日本代表コンビによる、鮮やかな先取点でした。

■JリーグTwitter ゴール動画 川崎Fvs磐田 山根視来

しかしながら追加点が決めきれず、後半85分にセットプレーから失点し、痛恨の1-1ドローに終わりました。

川崎フロンターレは6月22日の天皇杯3回戦も東京ヴェルディに0-1で敗退するなど、非常に苦しい試合展開が続いています。

■同日開催のホームゲームイベント「九州熊本熱闘合志園」
九州熊本熱闘合志園

一方この日は、等々力陸上競技場周辺でホームゲームイベント「九州熊本熱闘合志園(こうしえん)」が開催されました。

熊本県はキャプテンの谷口彰悟選手、車屋紳太郎選手の出身地であり、出身高校である大津高校の後輩が熊本県合志(こうし)市で地域振興を担当していたことをきっかけに、クラブとの協力関係がはじまりました。

2020年に同市と川崎フロンターレは地域社会の発展に関する協定を締結しており、今回のイベント開催となったわけです。

■くまモン登場
くまモン登場

くまモン登場 

熊本県といえば、くまモンが全国的に有名ですね。
熊本県合志市のイベントということで、駆け付けてくれました。

炎天下のなか、激しく踊っていましたが大丈夫でしたでしょうか。

■合志市のキャラクター「ヴィーブルくん」
ヴィーブルくん

そしてこちらは合志市のキャラクター「ヴィーブルくん」です。
見た通り、合志市の名物であるタケノコをモチーフにしたキャラクターですね。

今回はミニゲームとして、ヴィーブルくんとのPK対決が開催されました。

■谷口彰悟選手・車屋紳太郎選手の学生時代写真展
谷口彰悟選手・車屋紳太郎選手写真展

谷口彰悟選手・車屋紳太郎選手の学生自体写真展

そして今回は、熊本県大津高校出身の谷口彰悟選手・車屋紳太郎選手の学生時代写真展が会場内で開催されました。

両選手は1学年違いの幼馴染で、小中学校から大津高校卒業後の筑波大学→川崎フロンターレというコースまで一緒でした。

この写真展では、そのふたりの生い立ちを追うものになっていました。

■谷口彰悟選手
谷口彰悟選手

■車屋紳太郎選手
車屋紳太郎選手

■チームメイトのふたり
チームメイトのふたり

■小さい頃から
小さい頃から

■生まれ育った町
生まれ育った町

この写真展では、ふたりの卒業アルバムや小さい頃のサッカークラブの写真、チームメイトとして試合に出場した写真に加えて、生まれ育った町の写真もありました。

これまでに公開されたことのない家族写真なども多く、貴重なものだったと思います。

■谷口彰悟選手・車屋紳太郎選手のハリセン作り
谷口彰悟選手・車屋紳太郎選手のハリセン作り

谷口彰悟選手・車屋紳太郎選手のハリセン作り

ハリセン作り

こちらは、谷口彰悟選手・車屋紳太郎選手を応援するハリセン作りです。
さきほどの写真展でも掲示されていた、秘蔵写真が使われていました。

■マンガ教室
漫画教室

合志市にはマンガ文化をまちづくりに活かすべく設立された「合志マンガミュージアム」があります。
今回の「熊本熱闘合志園」では、同ミュージアムで毎月開催しているワークショップが出張実施されました。

マンガ技法だけでなくアイデアの表現力もテーマにしたもので、皆さん熱心に参加していました。

■ふろん太くん×ヴィーブルくんコラボの必勝祈願ストラップ作り
必勝祈願ストラップ作り
©KAWASAKI FRONTALE

■若宮八幡宮の必勝祈願体験
若宮八幡宮での「必勝祈願体験」

若宮八幡宮の必勝祈願体験

また本イベントでは、ふろん太くん×ヴィーブルくんコラボの「必勝祈願ストラップ作り」もありました。

ヴィーブルくんは2021年にJ1リーグ(川崎フロンターレ)とJ3リーグ(ロアッソ熊本)の優勝にいずれも立ち会っており、非常に縁起が良いということです。

このストラップ作りに参加すると、等々力陸上競技場内にある「フロンターレ神社」でお馴染みの、若宮八幡宮(川崎区・川崎大師前)の必勝祈願体験もできました。

■若宮八幡宮の装束はイルカ模様
若宮八幡宮のイルカ模様

今回ご協力くださった若宮八幡宮の方の装束は、イルカ模様になっていました。
細かいところまで、川崎フロンターレ仕様です。

■大久保嘉人選手のビッグフラッグ
大久保嘉人選手のビッグブラッグ

■大久保嘉人選手の得点をカウントしてきた「YOSHI METER」
YOSHI METER

また当日は、かつて川崎フロンターレに所属し、3年連続得点王を獲得した大久保嘉人さんの現役引退後の挨拶が行われました。

ホームゲームイベントでも、グッズプレゼントを賭けたじゃんけん大会が本人参加で開催されるということで、ビッグフラッグや「YOSHI METER」が飾られていました。

「YOSHI METER」は、大久保嘉人さんの通算得点をカウントしてきたもので、これまでにも「川崎フロンターレ展」で展示されるなどして本サイトでもご紹介しておりました。

J1通算191得点は歴代1位の、卓越した数字です。

■川崎フロンターレtwitter 大久保嘉人さんによるじゃんけん大会


■大久保嘉人さんへのメッセージ募集
大久保嘉人選手へのメッセージ募集

大久保嘉人選手へのメッセージ募集

また本イベントでは、大久保嘉人さんへのメッセージ募集も行われました。
写真はまだスタートして間もない時間帯のもので、このあと皆さんのメッセージでいっぱいになったものが本人にプレゼントされました。

■JリーグTwitter 大久保嘉人さん挨拶

大久保嘉人さんのセレモニー
は、Jリーグの公式動画を視聴できます。

同氏は川崎フロンターレから移籍後に引退したため、現役引退のセレモニーや挨拶等はこれまでできていませんでした。

大久保嘉人さんが同じく在籍したジュビロ磐田戦を機会に、両クラブのファン・サポーターに挨拶をされたかたちです。

なお、同氏は本日第1回が放送されたTBS系のドラマ「オールドルーキー」にも日本代表選手役で出演していました。
このドラマでは中村憲剛選手も映像の一部に登場したり、また作品中に出てくるテレビ画面のサッカー中継が川崎フロンターレ戦だったりするなど、フロンターレ色が微妙に強い内容になっていました。

大久保嘉人さんは、今後もサッカーに関連した活動を継続されていくのではないでしょうか。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第18節

(2022シーズンホームゲーム関連)
2022/2/18エントリ 川崎フロンターレが2022シーズンJ1開幕戦「多摩川クラシコ」制す、始球式に「純烈」登場しホームゲームイベントにSDGsブースも
2022/3/3エントリ 川崎フロンターレが浦和に逆転勝利でリーグ首位、武蔵小杉・等々力陸上競技場周辺に「26(フロ)周年タペストリー」出揃う
2022/3/17エントリ 川崎フロンターレが今季初休日ホームゲームで「フロンターレ牧場」を開催、牛の乳しぼり・羊の毛刈り体験に子ヤギのかけっこも出走
2022/4/3エントリ 川崎フロンターレが抗菌・防カビ等技術企業「染めQテクノロジィ」とSDGs協業に調印、6/18「かわさきSDGsランド」出展など活動推進
2022/4/10エントリ 川崎フロンターレの柏戦ホームゲームイベント「陸前高田ランド・春」の物産販売や餅まきに賑わい、藁科前社長に勝利で花道 
2022/5/14エントリ 川崎フロンターレが約1か月ぶりホームゲームでアビスパ福岡に勝利、ホームゲームイベント「噂のケンケツSHOW」で献血を推進 2022/6/2エントリ 川崎フロンターレが天皇杯2回戦で札幌大学に5-0快勝、高卒ルーキー永長鷹虎がデビュー戦初ゴール

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2022年
06月19日

川崎フロンターレ・川崎市・公園緑地協会・富士通川崎工場が「第1回かわさきSDGsランド」開催、「水曜どうでしょう」コラボイベントも

2022明治安田生命J1リーグ第17節「川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌戦」が6月18日(土)に等々力陸上競技場で開催されました。

川崎フロンターレはJ1リーグで2連敗を喫している中どうしても負けられない試合でしたが、前半はやや後ろに重たく、先行される苦しい展開となりました。
しかしながら小林悠選手と家長昭博がそれぞれ2得点を挙げて試合を決め、さらに終了間際にはマルシーニョ選手がカウンターからのドリブル個人技で5点目を挙げて5-2で逆転勝利しました。

また同日、ホームゲームイベントとして関東最大級のSDGsイベント「第1回かわさきSDGsランド」が等々力陸上周辺で開催されましたので、ご紹介したいと思います。

■「第1回かわさきSDGsランド」
かわさきSDGsランド

かわさきSDGsランド

かわさきSDGsランド

川崎フロンターレは、これまで川崎市や川崎市公園緑地協会、富士通川崎工場と共同でエコ啓発イベント「CC等々力エコ暮らしこフェア」を開催してきました。

今回開催された「第1回かわさきSDGsランド」はその発展版イベントで、環境だけでなく、経済、社会も含めたSDGsを川崎市全域で推進していくために開催されたものです。

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年に国連サミットで採択された国際的な枠組みです。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことをコミットしています。

川崎フロンターレではかねてから地域貢献をはじめとしたさまざまな活動を推進しており、その多くがSDGsの目標に紐付いています。

今回の「第1回かわさきSDGsランド」は「関東最大級のSDGsイベント」と銘打ち、SDGsに関連のあるさまざまな体験型ブースが集まりました。

さらに今回は人気テレビ番組「水曜どうでしょう」とのコラボイベントも開催され、コロナ禍の中にあったここ2年では最大の集客となりました。



■「経済エリア」の「染めQテクノロジィ」工作教室
染めQテクノロジィ

「第1回かわさきSDGsランド」は「環境」「経済」「社会」の3つのエリアで構成されていました。

まずは「環境エリア」の、「染めQテクノロジィ」の工作教室からご紹介していきましょう。

「染めQテクノロジィ」は、川崎市に拠点を置く抗菌加工等の技術開発企業です。
川崎フロンターレとは川崎市産業振興財団とともにSDGs協業を進めていくことに合意し、4月2日のホームゲーム開催前に調印式が行われたものを本サイトでも取材させていただきました。

■川崎フロンターレ・染めQテクノロジィ・川崎市産業振興財団による調印式(2022/4/3エントリ)
川崎フロンターレ・染めQテクノロジィの調印式

この調印式で合意された協業は下記の3点です。

(1)企業マッチングによる市全体のSDGs活動推進への寄与
(2)川崎フロンターレのSDGsイベントに染めQテクノロジィの出展
(3)川崎市産業振興財団との連携によるSDGs活動推進

今回の「かわさきSDGsランド」において、(2)が実行されたというわけです。

■「染めQテクノロジィ」のスプレー塗料によるトートバッグ作り
染めQテクノロジィ

染めQテクノロジィ


染めQテクノロジィ


染めQテクノロジィ

今回は染めQテクノロジィのスプレー塗料により、オリジナルのトートバッグを作る工作教室が開催されました。

■染めQテクノロジィの塗料による段ボール強化
染めQテクノロジィ

またこちらは、染めQテクノロジィの技術展示です。

段ボールに染めQテクノロジィの塗料を塗布することにより、まるで鉄のような強度になります。
この技術により、段ボールで作られた椅子が展示されていました。

■プルタブによるドレス
染めQテクノロジィ

■バスケットボールを再利用したシューズ
染めQテクノロジィ

また飲料缶のブルタブを再利用したドレスや、古くなったバスケットボールで作られたシューズも展示されていました。

使わなくなったものを再利用することの大切さを啓発するものでしょう。

■武蔵小杉東急スクエアの「フードドライブ」
武蔵小杉東急スクエアフードドライブ

また経済エリアでは、武蔵小杉東急スクエアのフードドライブも実施していました。

これは賞味期限が2か月以上残されているなど一定の基準により使う見込みがなくなった食品を集め、活用するものです。

集められた食品は、「かわさきこども食堂ネットワーク」に提供されます。

■「LEADS TO THE OCEAN 海につづくプロジェクト」によるごみ拾い
ごみ拾い

また継続的な取り組みとして、等々力陸上競技場周辺のイベント会場のごみ拾いを行う「LEADS TO THE OCEAN 海につづくプロジェクト」も実施されました。

川崎フロンターレの担当者の方に伺うと、
「今回はたくさんのごみが集まりました」
とのことでした。



■恒例のエコ気球
エコ気球

続いて、「CC等々力環境エリア」に行ってみましょう。
こちらは従来の「CC等々力エコ暮らしこフェア」でお馴染みのエコ気球が空に浮かんでいました。

これはヘリウムガスによる大型バルーンで飛んでいます。

■富士通企業スポーツ推進室による取り組み
富士通スポーツ体験

また「CC等々力エコ暮らしこフェア」の時代から今回の「第1回かわさきSDGsランド」まで、イベントは川崎フロンターレ、川崎市、公園緑地協会とともに富士通が共同で開催しています。

富士通は武蔵小杉駅などから等々力陸上競技場までの「街歩きバリアフリーマップ」作りを川崎フロンターレと実施しており、本サイトでもご紹介しておりました。

■川崎フロンターレ×富士通による「街歩きバリアフリーマップ」(2022/3/13エントリ)
街歩きバリアフリーマップ


「街歩きバリアフリーマップ」については、2022/3/13エントリをご参照ください。

今回の「第1回かわさきSDGsランド」では、富士通は車いすバスケットボールやアメリカンフットボールのスポーツ体験などを実施していました。

■車いすバスケットボール体験
富士通スポーツ体験

富士通スポーツ体験

富士通スポーツ体験

 ■アメリカンフットボール体験
富士通スポーツ体験

車いすバスケットボールの、スポーツ仕様の車いすに乗ると、足腰のばねが使えないため想像以上にシュートが難しいことに気づかされます。

またアメリカンフットボールのボールに触れる機会はなかなかありませんので、貴重な体験になったのではないでしょうか。

またこのほか、パラスポーツのVR体験などもできました。

■「FDGsエコバッグ作り」
バッグ作り


バッグ作り


バッグ作り

また富士通は「FDGsエコバッグ作り」も実施していました。
普通なら廃棄してしまう服を使って、針や糸を使わずハサミだけでエコバッグを作るものです。

■「フロンた~け」キーホルダー作り
早川製作所


早川製作所


早川製作所

また富士通川崎工場は川崎市麻生区の「栗木山王山緑地」において、緑地保全活動を行っています。
この緑地では雑木林が放置されたことにより竹類が浸食し、荒廃した状態になっていました。

2012年の覚書締結に基づいて、富士通川崎工場と川崎市の協力により、竹の伐採等の保護活動が行われてきました。

■緑地保全活動で伐採した竹を使ったドーム(過去の富士通フェスティバルイルミナイト川崎より)
富士通フェスティバルイルミナイト川崎

コロナ禍以前に開催されていた「富士通フェスティバル イルミナイト川崎」で設営されていた「竹のドーム」は、この緑地保全活動で伐採された竹を活用したものです。

今回の「第1回かわさきSDGsランド」では、この竹を活用し、川崎市の精密機械加工企業「早川製作所」の協力によるキーホルダーづくりを実施していました。

■「キットパス」体験
キットパス

水に溶ける環境にやさしい塗料「キットパス」によるお絵かき体験です。
ウエインズグループの協力により、車のボディに自由にお絵かきができるコーナーになっていました。

■川崎フロンターレとのコラボ商品「キットパスきっず」
川崎フロンターレとのコラボ商品「キットパスきっず」

「キットパス」は川崎市の「日本理化学」の製品で、本サイトでこれまでにもご紹介してきました。
川崎フロンターレとのコラボ商品も過去に発売しています。

■ごみ分別フリーキック
ごみ分別

川崎市環境局による、ごみ分別フリーキックです。
キックターゲットで、楽しくごみ分別を学ぶことができました。

■新城小SDGsかるた
SDGsかるた

SDGsかるた

SDGsかるた

こちらは、新城小学校の児童らによる「新城小SDGかるた」です。
SDGsの17のゴールに沿ったオリジナルのかるたで、皆さん熱中してゲームに参加していました。

■かんなくずアート「木り絵」でSDGsメッセージを贈ろう!
おがくず活用

おがくず活用

おがくず活用


おがくず活用

こちらは、かんなくずを材料にした「木り絵」のコーナーです。
とても繊細で、美しいアート作品ですね。

今回はこの木り絵を使って、父の日メッセージを贈るワークショップが行われていました。

■みつろうラップ作り
みつろうラップ

みつろうラップ

みつろうラップ

「エシカルシーアトレ川崎店」による、みつろうラップ作りです。
お子さんでも簡単にできる作り方がまとめられていました。

みつろうラップを繰り返し使うことで、プラスチックの削減や地球温暖化の帽子につながるというものです。



■燃料電池体験
水素電池作り

水素電池作り

続いて、「社会エリア」を回っていきましょう。

こちらは、鉛筆を使った「燃料電池」の体験コーナーです。
燃料電池によるLEDの点灯のほか、手回し発電機による電球点灯体験などができました。

■古新聞紙を使った紙袋作り
紙袋作り

紙袋作り

「社会エリア」で最初にご紹介するのは、古新聞を使った紙袋作りです。
「脱ビニール袋」で海洋プラスチックごみをなくしていくべく、エコなバッグを作ってみようというものです。

新聞の柄によって楽しいバッグが出来たりします。

■端材活用のワークショップ
廃材活用

こちらは、段ボールの端材を使った工作コーナーです。
写真は作品例で、今回は段ボールを使ったバッジ作りが行われていました。

■「ひらまSDGs」
ひらまSDGs

ひらまSDGs

ひらまSDGs

ひらまSDGs

こちらは川崎市立平間小学校の皆さんによる「ひらまSDGs」です。
平間小学校は、商店街などとも協力してかねてからSDGsの取り組みを推進しています。

今回はSDGsクイズや、ごみの分別クイズなどを実施していました。

■コネコネせっけんでSDGs
こねこねせっけん

こねこねせっけん

こちらは「かわさきかえるプロジェクト」による「コネコネせっけん」コーナーです。

コネコネせっけんを型抜きして遊びながら、せっけんを通して地球にやさしい暮らしの提案、SDGsにつながる地域資源循環を紹介しました。

参加者には、川崎市の給食で出た廃油で作られたリサイクル石鹸「きなりっこ」がプレゼントされました。

■使わなくなったサッカーボールで作ったキーホルダー
サッカーボール活用

続いてご紹介するのは、使わなくなったサッカーボールでキーホルダーを作るワークショップです。

会場では、使わなくなったサッカーボールを回収するとともに、サッカーボール生地を使ったキーホルダーづくりができました。

■サッカーボールから型抜き
サッカーボール活用

サッカーボール活用

まず、サッカーボールから「8の字」型の生地をくりぬきます。

■キーホルダーに穴あけ
サッカーボール活用

■キーホルダー完成
サッカーボール活用

サッカーボールからの生地の型抜きはさすがに難しいですので、ワークショップでは簡単な穴あけ加工を体験し、キーホルダーが完成です。

サッカーボールの柄が、なかなか綺麗なデザインになっていますね。

■SDGs輪投げ
輪投げ

SDGsの17の目標を的にした、SDGs輪投げです。
シンプルなものですが、まずは17のゴールに少しでも触れることを目的とした啓発コーナーです。

■北海道コンサドーレ札幌SDGsプロジェクト「PASS」ブース
北海道コンサドーレ札幌ブース

北海道コンサドーレ札幌ブース


北海道コンサドーレ札幌ブース

また今回は、対戦相手の北海道コンサドーレ札幌が取り組んでいるSDGsプロジェクト「PASS」のブース出展もありました。

このブースでは、NPO法人さっされんの協力により、北海道内の福祉事務所で製作された木工品、日用品の販売が行われていました。

またこの販売は、NPO法人ピープルデザイン研究所の協力により、川崎市内の障がいをお持ちの方の就労体験として実施されたということです。



■北海道テレビ放送のマスコットキャラクター「onちゃん」撮影会
ONちゃん

そして今回の「第1回かわさきSDGsランド」は、北海道テレビの伝説的人気番組「水曜どうでしょう」とのコラボイベントにもなっていました。

「水曜どうでしょう」は、大泉洋さんが北海道で人気を博し、全国的に有名になるきっかけとなった番組でもあります。

「水曜どうでしょう軍団、襲来!?(SuiyoDodesyoGundanSyurai)」

ということで、完全なるこじつけではありますが、北海道から多くのサポーターが訪れる本イベントにおいては両サポーターが楽しめる企画になっていました。

上記は北海道テレビ放送のマスコットキャラクター「onちゃん」で、今回は撮影会が行われました。

■「北海道のミスター」鈴井貴之さん、中村憲剛さんらによるスペシャルトークショー
水曜どうでしょう軍団襲来

■川崎フロンターレFRO中村憲剛さん
水曜どうでしょう軍団襲来

■Jリーグ野々村芳和チェアマン
水曜どうでしょう軍団襲来

■「北海道のミスター」鈴井貴之さん
水曜どうでしょう軍団襲来

■川崎フロンターレクラブ特命大使の中西哲生さん
水曜どうでしょう軍団襲来

最後に、今回大人気だったのが、「水曜どうでしょう軍団、襲来!?」のスペシャルトークショーです。

出演者は川崎フロンターレFRO(Frontale Relations Organizer)の中村憲剛さん、「水曜どうでしょう」レギュラーで「北海道のミスター」と呼ばれる鈴井貴之さん、Jリーグの野々村芳和チェアマン、司会は川崎フロンターレクラブ特命大使の中西哲生さんでした。

中村憲剛さんは「フロンターレはSDGsという言葉が出る前からずっとSDGsに取り組んできた」ことに触れました。
長年川崎フロンターレで地域・社会貢献に先陣を切って取り組んできた中村憲剛さんの言葉で語られると、一層説得力があります。

またJリーグの野々村芳和チェアマンからはJリーグの社会連携プロジェクト「シャレン」の説明もありました。

「シャレン!」とは、Jリーグがより豊かな社会を共創していくための取り組みで、「社会連携」を略した言葉です。
3者以上の協力により、幅広い社会テーマに取り組むものとしており、一般からのアイデアもフリーに募集しています。

■本サイトで取材した「シャレン」活動「えがお共創プロジェクト」
ドリブルからのシュート

本サイトでは、「シャレン」活動として、川崎フロンターレが主催し、川崎市・JTB・全日本空輸(ANA)・富士通が共催により実施した「えがお共創プロジェクト」を2020年、2021年に取材させていただきました。

これは発達障がいのある子どもたちにサッカー教室やパブリックビューイングを体験してもらうもので、大変意義のある取り組みです。

Jリーグでは各クラブがさまざまな取り組みを進め、毎年優れた取り組みが表彰されています。
川崎フロンターレは「えがお共創プロジェクト」で2020チェアマン特別賞を受賞していました。

今回、野々村芳和チェアマンが本イベントに参加されたのは、JリーグとしてもSDGsを積極的に推進していくというコミットメントといえるでしょう。


なお、中村憲剛さんが緑色のゴールキーパー用ユニフォームを着ているのは、その後の始球式でキーパー役を務めたからです。

こちらは鈴井貴之さんとの「ガチ勝負」で、鈴井さんのシュートが大きく枠を外したため中村憲剛さんの勝利となりました。


今回のレポートは、だいぶん長くなりましたが以上です。
これでもイベントの7割程度のご紹介で、冒頭にご紹介した「関東最大級のSDGsイベント」というのがあながち間違いでないことはご理解いただけたのではないでしょうか。

「第1回」ということで、「CC等々力エコ暮らしこフェア」を引き継いで、今後の恒例イベントになっていくことと思います。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ゲーム記録 第17節

(えがお共創プロジェクト関連)
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川崎フロンターレ 「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」の取り組み 2020Jリーグシャレン!アウォーズ「Jリーグチェアマン特別賞」受賞のお知らせ
2020/6/18エントリ Jリーグ社会連携で表彰、川崎フロンターレの「発達障がい児向けサッカー×ユニバーサルツーリズム」番外編トークイベント開催レポート
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(SDGs関連)
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