武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2018年
07月12日

ブレーメン通り商店街のケンタッキー跡地に「ブックオフ総合買取窓口」が2018年8月オープン決定、買取専門新業態として4店舗目の出店

【Reporter:はつしも】

ブレーメン通り商店街の「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」跡地に、「ブックオフ総合買取窓口 元住吉ブレーメン通り店」が8月17日(金)頃にオープンすることがわかりました。

ブックオフが展開する「買取専門」の新業態店舗で、古本だけでなくファッションやブランド品など幅広いアイテムの買取を行います。

※正確な取り扱いジャンルは現段階で不明です。
 
■「ブックオフ総合買取窓口」オープン予定地(ケンタッキー閉店前)
ケンタッキーフライドチキン元住吉店 

「ブックオフ総合買取窓口」がオープンするのは、ブレーメン通り商店街なかほどの「近藤ビル」1階です。

ここには1997年8月25日に「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」がオープンし、その後約20年間にわたって営業を続けてきましたが、本サイトでお伝えした通り、2018年4月30日をもって閉店となりました。

「ブックオフ総合買取窓口」は、その後釜店舗として出店するかたちになります。

■かつてのケンタッキーフライドチキンの店内
店内 

かつてのケンタッキーフライドチキン元住吉店はどちらかというと小型店舗で、テナント区画としての面積は限られたものになります。

ですから、ブックオフの商品がふんだんに並ぶ販売店というよりは、名称の通り「総合買取窓口」の形態になるのでしょう。

■「ブックオフ総合買取窓口 恵比寿南店」
「ブックオフ総合買取窓口 恵比寿南店」

「ブックオフ総合買取窓口 恵比寿南店」

現在、ブックオフの店舗で「総合買取窓口」専門の形態になっている店舗は、中目黒、恵比寿南、代々木上原の3店舗あります。
中目黒店の2017年11月3日オープンを皮切りに、代々木上原店は4月25日、恵比寿南店は6月29日にオープンしたばかりで、ブックオフとしても現在拡大中の「買取専門」新業態です。

ブックオフといえば、当初は店名の通り古本の買い取り・販売が中心でしたが、現在ではCD、映像ソフトやデジタル家電、ブランド品、ファッションなど、幅広い中古品の買い取り・販売を行っています。

「ブックオフ総合買取窓口」は、これらの中古品の買い取りを総合的に受け付ける窓口となるものです。

既存店でも上記写真の通り、ある程度の商品は並んではいますが、基本的には販売店というより買取窓口と考えた方がよさそうです。

■ブックオフ武蔵中原店
TSUTAYA武蔵中原店

通常のブックオフは、武蔵小杉周辺では「武蔵中原店」があります。こちらは本やCD、DVD、ゲームソフトなどが中心ですね。

ここでの取り扱いアイテムに限らず、不要になったものを売却したいというニーズは確実にありますから、元住吉での「総合買取窓口」も、十分に勝算ありということかと思います。

オープンは予定の8月17日(金)から多少前後することもあるかもしれませんが、今後店舗の内装・外装工事なども着手されてくるのではないでしょうか。

■新丸子駅近くの高架下店舗「ワットマン」
新丸子駅近くの高架下店舗「ワットマン」

新丸子駅近くの高架下店舗「ワットマン」

同種の店舗では、新丸子駅近くの東急線高架下に「ワットマン」が2014年2月14日にグランドオープンしています。

こちらはそれなりにスペースがある販売店で、バラエティ豊かな中古品が並んでいます。

両店舗は距離が離れていますけれども、買い取り価格で比較される方もいらっしゃるかもしれません。

【関連リンク】
ブックオフ ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ホビー・カルチャー ブックオフ武蔵中原店
2014/1/12エントリ 東急線高架下に連続出店、2月14日の新丸子「ワットマン」、4月の武蔵小杉「NATURA MARKE」
2018/4/30エントリ ブレーメン通り商店街「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」が本日4月30日(月)閉店、1997年8月25日以来20年余の歴史に幕

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2018年
07月06日

ブレーメン通り商店街のカフェレストラン「レオナ」の、「からくり時計 森の音楽隊」

【Reporter:はつしも】

ブレーメン通り商店街の一角に、「レオナ」というカフェレストランがあります。
その外壁に取り付けられているからくり時計を、ご紹介したいと思います。

■ブレーメン通り商店街の「レオナ」が入居するビル
ブレーメン通り商店街の「レオナ」が入居するビル

「レオナ」は、ブレーメン通り商店街の中ほど、表通りの北側にあります。
横浜銀行元住吉支店と同じブロックといえば、わかりやすいでしょうか。

■2階壁面の「からくり時計 森の音楽隊」
2階壁面の「からくり時計 森の音楽隊」

「レオナ」が入居しているのは、このビルの2階です。
2階の壁面に、「森の音楽隊」と題されたからくり時計があります。

■動き出したからくり時計
動き出したからくり時計

このからくり時計は、深夜・早朝を除いて毎時0分に動きだします。

ウサギさんやクマさんなど、森の音楽隊がたのしい音楽を奏でてくれます。

■「森の音楽隊」の動画(Youtube)


「森の音楽隊」が動く様子を、Youtube動画にしてみましたので、ご覧下さい。
からくり自体はごくシンプルなものですが、それでもからくり時計が動き始めると、足を止めるお子さんなどがいらっしゃいます。

以前、日中にからくり時計が動く際には、商店の方が路面に小さな太鼓を出してきて、小さなお子さんたちによる即席の音楽隊が結成される姿も見受けられたようです。

ほのぼのした気持ちになる、平和な商店街の風景ですね。

そのようなことから、「森の音楽隊」のからくり時計は、ブレーメン通り商店街に馴染んだ存在になっていることが伺われます。

■カフェレストラン「レオナ」の看板
カフェレストランン「レオナ」の看板

なお、今回は「からくり時計」のご紹介で、カフェレストラン「レオナ」そのものについては深くご紹介はしておりません。

かなり独特な店内でして、万人受けするタイプのお店とはいえないのですが、是非探検してみたい!という方には、2階に入口があります。

関連リンクに記載のグルメサイト等にも情報がありますので、気になる方は参照されると良いかと思います。

【関連リンク】
食べログ レオナ

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2018年
06月17日

中原平和公園の噴水池から見る、武蔵小杉の鏡面世界

【Reporter:はつしも】

2015/12/16エントリおよび2017/1/12エントリにおいて、 中原平和公園の「彫刻展示広場」周辺の彫刻 についてご紹介をしてきました。

そのひとつ、「平和への祈り」と題された 像の周辺には小さな池がありまして、風の穏やかな日には武蔵小杉のタワーマンションの鏡面世界を楽しむことができま す。

■「平和への祈り」像と鏡面世界のタワーマンショ ン
「平和への祈り」像と鏡面世界のタワーマンション

池の中心にある「平和への祈り」は、彫刻家の高橋 剛氏の手によるブロンズ像です。
いわゆる「母子像」で、母が幼な子を高々と掲げています。

母子像を背後から見ると、遠く見える武蔵小杉のタワーマンションが、水面に映って います。

■存在感の強いシティタワー武蔵小杉
存在感の強いシティタワー武蔵小杉

武蔵小杉のタワーマンションを南から見ると、高さ190mで黒色、建築面積が広い 「シティタワー武蔵小杉」(左端)がよく 目立ちますね。

右側に見える白いツインタワーが「リエトコート武 蔵小杉ザ・クラッシィタワー」「リエトコート武蔵小杉イーストタワー」、 オレンジ色のタワーが「THE KOSUG TOWER(ザ・コ スギタワー)」です。

■鏡面世界の関東労災病院
鏡面世界の関東労災病院

また、視点を西側に切り替えると、関東労災病院 が見えます。
これは街路樹の葉が落ちる冬に撮影したものです。

葉が生い茂る春~夏には、写真よりも関東労災病院の建物が見えづらくなるでしょ う。

■噴水の稼動
噴水の稼動

なお、「平和の祈り」像の周辺の池には、噴水 が設置されています。
この噴水が稼動している間は、水面が波立って鏡面世界が見えなくなりますので、ご 留意くださいませ。

■多摩川の鏡面世界
多摩川の鏡面世界

■等々力緑地の鏡面世界
等々力緑地の鏡面世界

普段から馴染みのある風景でも、視点を変えるとまた違ったものが見えてきます。
これまでにご紹介した多摩川、等々力緑地などに続いて、鏡面世界シリーズをご紹介 いたしました。

【関連リンク】
(中原平和公園関連)
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 中原平和公園
2015/12/16エントリ 中原平和公園の「彫刻展示広場」に並ぶ、7 か国の彫刻家による9つの作品
2017/1/12エントリ 中原平和公園の「川崎市核兵器廃絶平和都市宣言」と、周辺の平和像など
2017/7/31エントリ 甲子園の夏に、武蔵小杉の地元チームを振り返る。中原平和公園で見た、神奈川県立住吉高等学校野球部の公式戦

(鏡面世界関連)
2015/11/19エントリ 等々力緑地の紅葉・黄葉と、鏡面世界パノラ マ
2016/2/15エントリ 大田区側の多摩川河川敷から見る、武蔵小杉 の鏡面世界パノラマ

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2018年
06月05日

渋川・綱島街道東側の遊歩道整備区間が拡大、併設「元住吉駅周辺自転車等駐車場第4施設」とともに供用開始

【Reporter:はつしも】

川崎市は、渋川の遊歩道整備を進めています。
二ヶ領用水の分岐点から順番に、南に進む形で整備が進められ、2017年12月には綱島街道の「櫓橋」東側の一部区間まで遊歩道が完成していました。

このたびさらに遊歩道の整備が進められまして、「稲荷橋」までの区間が新たに完成し、2018年6月より渋川沿いの駐輪場とともに供用開始になりました。

■渋川の整備マップ
渋川の整備マップ 

渋川では、以前から二ヶ領用水との分岐点から法政二中・高付近までが親水遊歩道として整備されていましたが、それよりも南側は水辺に下りることができず、錆びた鉄板が水路を形成しているような状態でした。

それが上図の通り順番に遊歩道が整備されまして、このたび完成したのが、一番南側の黄色の区間です。

■渋川の遊歩道整備区間
渋川の遊歩道整備区間

■遊歩道への階段
遊歩道への階段

■完成した遊歩道
完成した遊歩道

■遊歩道のベンチ
遊歩道のベンチ

新しい整備区間の遊歩道は、基本的に2017年12月に完成した櫓橋そばの遊歩道と同じ仕様になっています。

階段で降りた先は水辺まで近づけるようになっていまして、石造りのベンチも4つ、設置されていました。

■向かい側の壁
向かい側の壁

整備された遊歩道の向かい側の壁は、従来通りの鉄板のままです。

向かい側も綺麗に整備された法政二中高付近の渋川とは、この点が異なります。

■稲荷橋とその先の未整備の渋川
稲荷橋とその先の渋川

稲荷橋先の渋川

今回整備されたのは、稲荷橋までの区間です。
その先の渋川は未整備で、従来通り水辺に下りることはできません。

■地上から見た稲荷橋
地上から見た稲荷橋

■稲荷橋の銘板
稲荷橋の銘板

■1938年(昭和13年)4月竣功
昭和13年4月竣功

稲荷橋は、銘板によると1938年(昭和13年)に竣工した橋です。
ちょうど築80年を数えますので、いずれ架け替えされるときがくるでしょう。

また渋川の遊歩道整備も、順次進められていくことになるのではないでしょうか。

■6月2日より供用開始された駐輪場
6月2日より供用開始された駐輪場

■駐輪場の案内
駐輪場の案内

駐輪場の案内

また、渋川の遊歩道整備とあわせて、川沿いの駐輪場「元住吉駅周辺自転車等駐車場第4施設」の一時利用についても、6月2日より供用開始になりました。

ここは一時利用1日80円で利用できます。

■供用開始になった駐輪場
供用開始になった駐輪場

駐輪場

供用開始になったばかりだからか、この時はまだ利用状況に余裕があるようでした。
また今後、認知度が高まっていけば、利用も増加してくることでしょう。

渋川の遊歩道整備状況につきましては、引き続き状況を追っていきたいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 渋川
2014/1/25エントリ 渋川の法政二中・高隣接区間における親水遊歩道整備工事
2014/8/17エントリ 渋川の法政二中・高前の親水遊歩道が供用開始
2015/2/23エントリ 渋川の親水遊歩道が住吉小学校隣接区間まで拡大、整備工事が進行中
2015/10/5エントリ 渋川の親水遊歩道新設区間が供用開始、二ヶ領用水分岐点~矢倉橋まで連続的な歩行空間が完成
2015/10/5エントリ 渋川の親水遊歩道新設区間が供用開始、二ヶ領用水分岐点~矢倉橋まで連続的な歩行空間が完成
2017/12/14エントリ 渋川の綱島街道東側一部区間の親水遊歩道が完成し供用開始、機械式のバイク駐車場も本日12月14日より運用
2018/5/5エントリ 渋川に架かる「矢倉橋」の拡幅工事が完了、住吉小学校近接の通学路に歩道空間が新設

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2018年
06月01日

木月住吉町で、武蔵小杉と元住吉のせめぎあい。「グリエラ武蔵小杉」1階に「キッチンオリジン元住吉店」が復活オープン、「弁当屋の本気ラーメン」を販売

【Reporter:はつしも】

木月住吉町の新築マンション「グリエラ武蔵小杉」1階に「キッチンオリジン元住吉店」が2018年5月31日にオープンしました。
2017年2月28日の閉店以来、1年3か月ぶりの復活となります。

■「グリエラ武蔵小杉」
グリエラ武蔵小杉

■「キッチンオリジン元住吉店」
キッチンオリジン元住吉店

綱島街道の「労災病院前」交差点の角地には、かねてから「オリジン弁当」が営業をしていました。
それが2015年10月13日に「キッチンオリジン」にリニューアルされたのち、賃貸マンション「グリエラ武蔵小杉」の建設のために2017年2月28日に閉店となりました。

ここで完全閉店かとも思われましたが、グリエラ武蔵小杉の竣工後、1階のテナント区画には「キッチンオリジン」が復活することとなり、2018/4/9エントリでお伝えしていたところです。
当時はオープン時期を「2018年6月頃」とお伝えしておりましたが、少し早まりまして、5月31日のオープンとなりました。

■「キッチンオリジン元住吉店」の店内
キッチンオリジン元住吉店の店内

■お惣菜
お惣菜

■イートイン席
イートイン席

■イートインコーナーのコンセント
イートインコーナーのコンセント

「キッチンオリジン元住吉店」は、中原区のキッチンオリジンの中では唯一イートインが可能です。
またお弁当・お惣菜に加えてコーヒー、ラーメン、うどんの取り扱いがあります。コーヒーとラーメンについても、中原区では元住吉店のみとなります。

■「弁当屋の本気ラーメン」
弁当屋の本気ラーメン

■濃厚鶏そば
濃厚鶏そば

改めてご説明することもないかもしれませんが、ラーメンやうどんについては専門店のようなこだわりの味を期待するものではありません。

ただ、「弁当屋の本気ラーメン」と謳うだけあって、期待値低めで食べると、思ったよりも美味しく頂けるのではないかと思います。

6:00~24:00と営業時間が長く、いつでも気軽に食べられるという点が特徴かと思います。

■「グリエラ武蔵小杉」の銘板
グリエラ武蔵小杉の銘板

■「キッチンオリジン元住吉店」
キッチンオリジン元住吉店

さて、前回エントリ時点ではキッチンオリジンの店舗名が以前と変わらず「元住吉店」になるかどうか、まだ確定はしていませんでした。

結果としては順当に「元住吉店」となりまして、「武蔵小杉」を冠したマンションの1階店舗が「元住吉店」という、ねじれ現象がやはり発生いたしました。

このあたりは最寄駅は元住吉駅ですが、武蔵小杉駅も利用可能で、周辺のビル等も名前が混在しています。
「グリエラ武蔵小杉」においては、賃貸募集上「武蔵小杉」が有利と考えたマンションと、利用者視点でのわかりやすさが重要な店舗の利害が、微妙なところで分かれたものでしょう。

■竣工した「グリエラ武蔵小杉」と武蔵小杉のタワーマンション
竣工した「グリエラ武蔵小杉」と武蔵小杉のタワーマンション

【関連リンク】
キッチンオリジン ウェブサイト
2015/10/10エントリ 綱島街道で相次ぐ店舗更新。本日10月10日「フォルクスワーゲン元住吉」新規オープン、13日「キッチンオリジン元住吉店」リニューアルオープン、「マルカワ」閉店2015/11/11エントリ 関東労災病院前「マルカワ」跡地に「ココカラファイン薬局」が出店/「キッチンオリジン」リニューアルレポート
2017/2/25エントリ 三菱ふそうが中原区西加瀬の「川崎工場第二敷地」約10万平米を大和ハウス工業に売却、2019年3月以降に大規模開発を実施へ
2017/2/27エントリ 「キッチンオリジン元住吉店」2017年2月28日(火)17時閉店、跡地に8階建て店舗付きマンションを建設
2018/4/9エントリ 木月住吉町の「キッチンオリジン元住吉店」閉店跡地に竣工「グリエラ武蔵小杉」1階にキッチンオリジンが復活決定、同一ビル内に武蔵小杉と元住吉が混在か

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2018年
05月09日

元住吉が舞台の漫画・アニメ作品「恋は雨上がりのように」の完結巻が発売、実写映画版パネル展がブレーメン通り商店街で5月14日からスタート

【Reporter:はつしも】

元住吉周辺を主要な舞台にした漫画作品「恋は雨上がりのように」が完結し、4月27日に最終巻(10巻)が発売されました。
「住吉書房元住吉店」では、かねてから設置されていた特設コーナーで販売が行われています。

今回は本サイト読者の方からの情報提供により、お伝えいたします。

■住吉書房元住吉店の「恋は雨上がりのように」コーナー
住吉書房元住吉店の「恋は雨上がりのように」特設コーナー

■元住吉駅が登場したシーンの展示
住吉書房元住吉店の「恋は雨上がりのように」特設コーナー

■「地元が舞台」
「地元が舞台」

「恋は雨上がりのように」は、眉月じゅんさんによる漫画作品で、小学館の「月刊!スピリッツ」「週刊ビッグコミックスピリッツ」で2014年から2018年にかけて連載されていたものです。

優秀な陸上選手だった主人公の女子高校生が、アルバイト先のファミリーレストランの冴えない店長に恋をするという青春ストーリーで、繊細な描写が好評を博してスマッシュ・ヒットとなりました。

そして同作品はアニメーション版が製作されまして、2018年1月~3月にかけてフジテレビで放送されたほか、Amazonプライムビデオでの配信が行われています。

漫画においては作品の舞台が明確に出てくるシーンはそれほど多くはなかったのですが、アニメーション作品においては元住吉周辺や、横浜・みなとみらいなどの現実の風景が多く使われています。

■主な舞台となった「ガスト新川崎明津店」
主な舞台となった「ガスト新川崎明津店」

同作品のメインの舞台となったファミリーレストランのモデルは、尻手黒川道路沿いの「ガスト新川崎明津店」です。
店名に「新川崎」とありますが横須賀線の新川崎とは無関係で、尻手黒川道路を元住吉から西に進んで高津区に入ったところにあります。

作中では「ガスト」ではなく、「cafeレストランガーデン」という名称で出てきます。

■同じく「江川せせらぎ遊歩道」
同じく「江川せせらぎ遊歩道」

■「東急元住吉駅」
東急元住吉駅

■「ブレーメン通り商店街」
ブレーメン通り商店街

■「住吉書房元住吉店」
住吉書房元住吉店

■「住吉神社」
住吉神社

その他、「東急元住吉駅」「江川せせらぎ遊歩道」「ブレーメン通り商店街」「住吉書房元住吉店」「住吉神社」など、お馴染みの風景が作中に登場します。

実際の風景写真から、トレースで忠実に再現したものと思われます。

■商店街に掲示されていたポスター
商店街に掲示されていたポスター

商店街に掲示されていたポスター

そのようなこともあって、特にアニメーション版のテレビ放映中、ブレーメン通り商店街では各地に「恋は雨上がりのように」のポスターが掲示されていました。
現在も「パンドププ」や「ブレーメン通り商店街コミュニティセンター」などで見ることができます。

最近では武蔵小杉のタワーマンションがテレビや映画、PR映像などに登場することがかなり増えてきました。
「恋は雨上がりのように」の作中にも一部、武蔵小杉のタワーマンションが遠目に描かれるシーンがありましたが、今回は基本的に「元住吉」がメインです。

アニメーション作品は観ない方は全くご覧にならないかと思いますが、同作品の内容はごく爽やかな青春ドラマです。
あざとい「萌え」要素や女性が不快感を覚えるようなシーン、道徳的に不適切な内容などはありません(※主観の相違はご容赦ください)。

「Amazonプライム」をご契約の方でしたら追加料金なしで全編視聴できますので、ひとつの「地元ネタ」として楽しんでみても良いかもしれません。
前述の通り、原作漫画ではアニメーション版ほどは明確な舞台描写が多くありませんので、あらかじめご承知ください。

■実写映画版「恋は雨上がりのように」パネル展
「恋は雨上がりのように」パネル展 

さらに同作品は、2018年5月25日からは小松菜奈さん、大泉洋さんの主演による実写映画版がロードショーになります。

こちらのロケ地は元住吉というわけではないようですが、ブレーメン通り商店街のコミュニティセンターでは5月14日からこの映画のパネル展が開催される予定です。

実写版は実写版で、ロケ地でまた新しい「聖地めぐり」が生まれるかもしれませんね。

【関連リンク】
TVアニメ 恋は雨上がりのように ウェブサイト
映画 恋は雨上がりのように ウェブサイト
小学館 ビックコミックBROS 恋は雨上がりのように
2009/3/19エントリ CDジャケットに、武蔵小杉の高層ビル群が登場
2018/5/6エントリ 「新しい地図」香取慎吾・草彅剛の新ユニット「SingTuyo」の新曲「KISS is my life.」のMVが公開、武蔵小杉のタワーマンションと丸子橋が登場

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2018年
05月01日

焼肉交差点の「焼肉北京」跡地に認可保育園「みらいく保育園木月園」が開園、「樹樹」跡地はアスファルト舗装され当面塩漬けに

【Reporter:はつしも】

木月四丁目交差点、通称「焼肉交差点」から焼肉店が姿を消してから、すでに約2年が経過しました。
その後、「焼肉北京」跡地には保育所が開園となること、「樹樹」の土地は売地となっていたことなどを本サイトではこれまでにお伝えしてきたところです。

このたび「焼肉北京」跡地の建物が完成し、2018年4月より川崎市の認可保育園「みらいく保育園木月園」が開園となりました。

■木月四丁目「焼肉交差点」
木月四丁目「焼肉交差点」 

木月四丁目交差点は、綱島街道と尻手黒川道路の大きな交差点です。

かつてはそれぞれの角地付近に焼肉店が営業していたことから、地元では通称「焼肉交差点」と呼ばれてきました。

これまでにお伝えしてきたとおり、それらの焼肉店は現在はいずれも移転・閉店しており、現在では名残となるものはありません。

■「焼肉北京」跡地に建設されたビル
「焼肉北京」跡地に建設されたビル 

一番建物が大きく焼肉交差点のシンボル的な存在だった「焼肉北京」は、火災の発生を原因として閉店状態が続き、その後元住吉のブレーメン通り商店街に移転しました。

そのビルが解体されたのち、上記写真の3階建てのビルが建設されました。
もともと隣にあった、レンガ色の洋風の建物と似た雰囲気です。

■「みらいく保育園木月園」
みらいく木月園 

みらいく保育園木月園

このビルに入居したのが、「みらいく保育園木月園」です。

定員60名の川崎市の認可保育園ですが、敷地内に専用の園庭はありません。
近隣の公園を利用されているものと思います。

■アスファルトで固められた「樹樹」の跡地
アスファルトで固められた「樹樹」の跡地

一方、交差点向かい側の「樹樹」跡地です。

前回エントリ時点では、「売地」の札が掲示されていたのですが、現在はなくなりました。
地面もアスファルトで固められてまして、周囲の歩道と一体化したようになっています。

売買が成立したものかどうかわかりませんが、アスファルトで固めるということは、少なくとも当面は工事等が始まる見込みがない、ということなのでしょうね。


さて、このようなわけで、「焼肉北京」は保育所が入居するビルに建て替わり、「樹樹」の跡地もご覧のような状態になりましたので、「焼肉交差点」の名残は跡形もなくなりました。

ただそれでも今のところはまだ「焼肉交差点」の名前は地元に残っているようです。

中原区では猛烈な勢いで保育所が増えていますので、どこかで「保育所交差点」のような場所が生まれたり…することがあるかもしれませんね。

【関連リンク】
みらいくほいくえん ウェブサイト
2015/10/8エントリ 焼肉交差点の「焼肉北京」がブレーメン通り商店街に10月下旬~11月上旬移転決定、火災後半年を経て営業再開へ
2016/2/4エントリ 「焼肉交差点」の最後の砦「樹樹」が閉店、交差点から焼肉店が消滅
2017/4/22エントリ 焼肉店が消滅した木月4丁目「焼肉交差点」のシンボル、「焼肉北京」のビルが解体へ
2017/5/13エントリ 綱島街道拡幅に合わせ、川崎市バス「木月四丁目」バス停が屋根・広報スペース付きの新仕様にリニューアル
2017/8/25エントリ 木月4丁目「焼肉交差点」の「焼肉北京」「樹樹」のビルが更地に、「樹樹」は売地となり焼肉店の痕跡が完全消滅
2017/9/28エントリ 木月4丁目「焼肉交差点」の焼肉北京跡地に認可保育園「(仮称)みらいく木月園」が2018年4月開園へ

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2018年
04月30日

ブレーメン通り商店街「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」が本日4月30日(月)閉店、1997年8月25日以来20年余の歴史に幕

【Reporter:はつしも】

モトスミ・ブレーメン通り商店街の「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」が、本日2018年4月30日をもって閉店することとなりました。

■「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」
ケンタッキーフライドチキン元住吉店

■閉店のお知らせ
閉店のお知らせ 

「ケンタッキーフライドチキン元住吉店」の店頭には、閉店のお知らせが掲示されています。
同店の開店は1997年8月25日で、約20年間営業を続けてきたことになります。

ブレーメン通り商店街の店舗も入れ替わりが多いですから、20年以上営業しているのは長く続いてきた店舗といえるのではないでしょうか。

■店内(開店前)
店内

活気のあるブレーメン通り商店街のことですから、またすぐに次の店舗がオープンすることでしょう。

お店が入れ替わると、前は何の店舗だったか、すぐに思い出せなくなることが多々あります。

本エントリでは、街の記録として同店の写真を残しておきたいと思います。

■3月25日に閉店した「ケンタッキーフライドチキン武蔵小杉東急スクエア店」
ケンタッキーフライドチキンとミスタードーナツ 

■現在も営業中の「ケンタッキーフライドチキンインレット小杉店」
ケンタッキーフライドチキンインレット小杉店

中原区内では、東急線高架の耐震補強工事により、「ケンタッキーフライドチキン武蔵小杉東急スクエア店」が3月25日に閉店しました。

一方、南武沿線道路沿いの「インレット小杉店」と、「武蔵新城店」が健在です。

従来の4店舗体制から2店舗が相次いで閉店し、中原区内は2店舗体制となりました。
元住吉周辺の方は、今後は「インレット小杉店」が最寄りになりますね。

【関連リンク】
ケンタッキーフライドチキン ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ファーストフード ケンタッキーフライドチキンインレット小杉店
2008/12/18エントリ 武蔵小杉のケンタッキーフライドチキンが・・・
2018/3/14エントリ 東急線耐震補強工事によりケンタッキー・ミスタードーナツ・銀だこ・ボンマルシェが3月25日、TETSU・たかくらが3月28日閉店。ヴィノスやまざき・フレッシュネスバーガーは難を逃れる

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2018年
04月09日

木月住吉町の「キッチンオリジン元住吉店」閉店跡地に竣工「グリエラ武蔵小杉」1階にキッチンオリジンが復活決定、同一ビル内に武蔵小杉と元住吉が混在か

【Reporter:はつしも】

木月住吉町の「キッチンオリジン元住吉店」が2017年2月28日をもって閉店し、跡地に8階建ての店舗付きマンションが建設される計画であることを、2017/2/27エントリでお伝えしました。

その後無事にマンション「グリエラ武蔵小杉」が竣工しまして、1階のテナントには「キッチンオリジン」が復活することが決定しました。

再オープンの時期は、2018年6月頃が予定されています。

■竣工した「グリエラ武蔵小杉」と武蔵小杉のタワーマンション
竣工した「グリエラ武蔵小杉」と武蔵小杉のタワーマンション

■グリエラ武蔵小杉
グリエラ武蔵小杉

■「グリエラ武蔵小杉」の銘板
グリエラ武蔵小杉の銘板 

「グリエラ武蔵小杉」が竣工したキッチンオリジン跡地は、中原平和公園南側の「労災病院前」交差点角地にあります。

昨年お伝えした計画通り、8階建てのマンションとして完成しまして、1階がテナント区画になっています。

■「キッチンオリジン」が復活する1階のテナント区画
1階のテナント区画

そして1階のテナント区画には、冒頭に申し上げた通り「キッチンオリジン」が復活する見込みとなりました。

従来の店舗名は「元住吉店」でしたので、そのまま復活すると「グリエラ武蔵小杉」のテナントが「キッチンオリジン元住吉店」ということになります。

同じ建物内で「武蔵小杉」と「元住吉」のねじれ現象が発生しそうですが、果たしてどうなるでしょうか。

■かつての「キッチンオリジン元住吉店」
閉店する「キッチンオリジン元住吉店」

かつての「キッチンオリジン元住吉店」と比べると、マンションのエントランス等が設置される関係上、店舗面積は少し狭くなるように思います。

多少メニュー取り扱いか、客席を縮小した店舗になるのではないでしょうか。

■綱島街道沿いの「キッチンオリジン日吉店」
綱島街道沿いの「キッチンオリジン日吉店」

同じく綱島街道沿いには、横浜市港北区に入ったところで「キッチンオリジン日吉店」があります。

武蔵小杉周辺では「新丸子店」もありますし、木月住吉町に再出店をするということは、一定のニーズが見込めるのでしょうね。

■綱島街道の反対側から見た「グリエラ武蔵小杉」
綱島街道の向かいから見たグリエラ武蔵小杉

【関連リンク】
キッチンオリジン ウェブサイト
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2018年
03月13日

元住吉の食材量り売り専門店「バルクフーズ」の姉妹店「バルクギア」がカフェ営業を本格スタート、ラテアートやナッツ入り「ケーゼ」などを提供

【Reporter:はつしも】

20178/1/17エントリにおいて、木月祇園町の食材量り売り専門店「バルクフーズ」を取り上げました。
その姉妹店「バルクギア」が、元住吉駅近くに2017年12月16日にオープンしています。

「バルクギア」がこのたびエスプレッソマシンを入れまして、本格的なカフェ営業をスタートさせましたので、ご紹介します。

■元住吉パシオス近くにオープンした「バルクギア」
元住吉パシオス近くにオープンした「バルクギア」

「バルクギア」がオープンしたのは、元住吉駅のブレーメン通り商店街側で、パシオスの近くです。
目立つサインは出ておらず、上部に設置された不動産仲介店舗「ゆうあい」の看板に一瞬惑わされますが、こちらが間違いなく「バルクギア」です。

■店内
店内

店内は、白を基調にしたシンプルなデザインです。
「バルクフーズ」よりもコンパクトな店内に、量り売りの商品とカフェカウンターが設置されています。

■食材の量り売り
食材の量り売り

食材の量り売り

食材の量り売り

食材の量り売りについては、基本的なところは「バルクフーズ」と同様です。
お好きな食材を欲しいだけ容器に入れて、レジで目方を量って購入します。

購入方法は店内にも案内がありますので、ご参照ください。

■生搾りのピーナッツバター
ピーナッツバター

「バルクフーズ」で人気のピーナッツバターは、「バルクギア」でも健在です。
ピーナッツ豆からその場で搾り出す生のピーナッツバターはナチュラルな味わいで、スーパーの既製品にはない新鮮さがあります。

■「LIVRER」の洗剤の量り売り
RIVRERの洗剤の量り売り

そして「バルクフーズ」と「バルクギア」の違いのひとつは、食品以外も取り扱っていることです。

横浜市において、「シルク・ドゥ・ソレイユ」の衣装など、トップアーティストのクリーニングを行う「LIVRER」のこだわりの洗剤など、神奈川県内のセレクトアイテムを販売しています。

■カフェカウンター
カフェカウンター

そしてもうひとつの違いは、冒頭に申しあげた通り、カフェ営業を行っていることです。
同店では昨年12月のオープン以来しばらく助走期間を置いていましたが、先日エスプレッソマシンが入りまして、カフェ営業を本格的にスタートさせました。

■ラテアート
ラテアート

「バルクフーズ」「バルクギア」を開業した伊藤弘吉さんは飲食店のご経験もあり、かわいらしいラテアートを作ってくれました。

■ナッツ入りの「ケーゼ」と「ソーセージ」
ケーゼとソーセージ

コーヒー以外にも、同店ではビールなど各種お酒も用意しています。
そのおつまみにお勧めなのが、同店で販売しているナッツが使われた「ケーゼ」(700円)と「ソーセージ」(1,200円)です。

■「ケーゼ」
ケーゼ

この「ケーゼ」のお肉の中には、ナッツがたっぷり入っています。
これがなかなかに良く合いまして、ビールなどと一緒に美味しくいただけます。

他にも同店ではナッツやドライフルーツなども販売していますので、おつまみには事欠きません。

19:00終了の「バルクフーズ」よりも遅く、21:00まで営業していますから、仕事帰りの一杯もいいかもしれませんね。

■「バルクギア」の店舗情報
●所在地:中原区木月1-35-36
●営業時間:11:00~21:00
●定休日:日曜日、月曜日


■マップ


【関連リンク】
バルクギア facebookページ
バルクギア twitter
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:食品セレクトショップ バルクフーズ元住吉店
2017/1/17エントリ 木月祇園町の食材量り売り専門店「バルクフーズ元住吉店」で楽しむ食材探訪/1月21日(土)「新丸子の路地裏マルシェ」にも参加決定
2017/1/27エントリ 「新丸子の路地裏マルシェ」1月21日開催レポート:川崎野菜に聖護院大根登場、食材量り売り「バルクフーズ」初参加
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