武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2020年
03月22日

「ユーコープ井田三舞店」が全面リニューアル、無料Wi-Fi付きイートインスペースなど設備を一新

【Reporter:はつしも】

井田三舞町の「ユーコープ井田三舞店」が、2020年3月12日にリニューアルオープンしました。
店内の内装が一新され、無料Wi-fiを提供するイートインスペースが整備されています。

■リニューアルオープンした「ユーコープ井田三舞店」
ユーコープ井田三舞店

ユーコープは、コープかながわ・しずおか、市民生協やまなしが統合されてできた生活協同組合です。

同組合のスーパーマーケットを利用するためには組合員になる必要があり、サービスカウンターで手続きしてすぐにお買い物ができます。

同組合は中原区においては「ユーコープ井田三舞店」を出店させていましたが、リニューアルのために一時休業となっていました。

このリニューアルは小手先だけのものではなく、店内をいったんスケルトンの状態に戻して内装を作り直す大掛かりな工事でした。

■リニューアル後の店内
リニューアル後の店内

リニューアル後の店内

リニューアル後の店内

リニューアル後の店内は、フローリングも張りなおされて綺麗に仕上がっていました。
通路が全体的に広めで、利用しやすいと思います。

■ワイン売り場
ワイン売り場

こちらは、ワイン売り場です。
両側の棚に各国の輸入ワインから料理酒までそろっています。

■地場野菜・県内産野菜コーナー
地場野菜・県内産野菜

続いてこちらは、地場野菜・県内産野菜コーナーです。
近年はこうした地産地消コーナーが、各スーパーに設けられるようになりましたね。

川崎市産の野菜も「のらぼう菜」など実は美味しいものがありますし、神奈川県内までスコープを広げるとさらにいろいろあるものです。

■イートインコーナー
イートインコーナー

■無料Wi-Fi
無料Wi-Fi 

そしてこちらが、店内に設けられたイートインコーナーです。

各座席には無料Wi-FiのID・パスワードが掲示されています。
それほどの意味はありませんが、一応上記写真では画像を加工してID・パスワードを抹消してあります。

■コーヒー自販機
コーヒー自販機

■電子レンジ・給湯器・ごみ箱・手洗い
電子レンジ・給湯器・手洗い・ごみ箱 

イートインコーナーには、コーヒー自販機のほか、電子レンジ・給湯器・手洗い・ごみ箱などが設置されていました。

ここでカップ麺にお湯を注いで食べたりもできるわけですね。

■キッズスペース
キッズスペース

■銀行ATM
銀行ATM

■複合機
複合機

■車椅子対応トイレ
トイレ

その他にも、キッズスペース、コピー・FAX・スキャナの複合機、銀行ATM、車いす対応トイレなど、各種設備が一新されていました。

武蔵小杉駅からは距離がありますから、東側再開発地区などからわざわざ足を延ばす機会は少ないかと思いますが、西側住宅街からは自転車で利用する方もいらっしゃるのではないでしょうか。

■「ユーコープ井田三舞店」の店舗情報
●所在地:中原区井田三舞町10-1
●営業時間:10:00~22:00
●定休日:1月1日、2日
●Web:https://kanagawa.ucoop.or.jp/service/omise/kawasaki/1112.html

■マップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット ユーコープ井田三舞店

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2020年
03月15日

元住吉に地域交流スペース「となりの.」が本日オープン、コワーキング&カフェ・レンタルスペース・放課後サポートなどを提供

【Reporter:はつしも】

本日、元住吉の住宅街に地域交流スペース「となりの.」がオープンしました。

「コワーキング&カフェ」「レンタルスペース」「委託販売形式のレンタルボックス」「放課後サポート(学童保育)」の各種サービスを提供します。

■フロール元住吉1階の「となりの.」
フロール元住吉1階の「となりの.」

となりの. 

「となりの.」は、元住吉駅から綱島街道を挟んで徒歩8分程度、中原区西加瀬の住宅街の一角にオープンしました。
建物は神奈川県住宅供給公社の賃貸住宅「フロール元住吉」で、その1階部分に「となりの.」が入居しています。

同店は地域でで暮らす人の接点となることをコンセプトとしています。

休日のカフェや、コワーキングスペースでのテレワークや勉強、趣味、手作り雑貨の販売、放課後の学童、習い事など、さまざまな用途で使われることを想定しています。

■「となりの.」のコワーキング&カフェスペース
コワーキング&カフェスペース

「となりの.」の中心的なサービスが、コワーキング&カフェスペースの提供です。
2時間までドリンク代+300円(6月末まで+100円)、2時間以降は1時間ごとに+150円で利用できます。

また、週2回程度、事前予約制で乳幼児を対象とした託児も提供しています。

さらにこのスペースでは、4月以降、夕方17時~19時に小学生を対象とした宿題の見守り「放課後サポート」も提供する予定です。

■カウンター席の電源
電源付きのカウンター席

カウンター席の電源

コワーキング&カフェスペースは、フリーWifiが使えます。
また、カウンター席では電源も提供されていました。

ワンドリンクで2時間利用できると考えれば、PC作業なども捗りそうです。

■受付カウンター下の「レンタルボックス」
受付カウンター下のレンタルボックス

コワーキング&カフェの受付カウンター下には「レンタルボックス」があります。

これは4月から開始予定のサービスで、ハンドメイドの雑貨などを販売できる箱型ショップになっています。
月額2,500円~の料金で、手数料なしの委託販売ができます。

利用してみたい方は、スタッフまでご相談ください。

 ■予約制レンタルスペース
予約制レンタルスペース

そしてコワーキング&カフェスペースの隣には、予約制の「レンタルスペース」がありました。

利用料は1時間あたり、10時~14時が1,500円、14時~19時が1,000円、19時~20時が1,500円という価格設定です。

またレンタルスペースでは、子どもたちの居場所を作っていくことを目的として、小学生対象の習い事を開催したい方を募集しています。

前述の「放課後サポート」サービスでは、この習い事もあわせて利用できるというわけです。
 
■給湯器・電子レンジ・手洗い
給湯器・電子レンジ・手洗い

■多機能トイレ
多機能トイレ 

■更衣室・コピー機
コピー機と更衣室  

その他、「となりの.」のスペース内には、コワーキング・レンタルスペースとして各種機能が用意されていました。

文具、カッティングマシーン、各種ケーブル等の貸し出しもありますので、利用方法につきましてはスタッフの方にご相談ください。 
 
 ■ドリンクはテイクアウトも可能
ドリンクはテイクアウトも可能
 
■テイクアウトカウンター
テイクアウトカウンター 
 
■ストレートティー(510円)
ストレートティー

「となりの.」では、オープニング当初はドリンクメニューのみ提供しています。
3月末には、徐々にフードメニューも始めていくということでした。


ドリンクはテイクアウトも可能で、テイクアウト専用のカウンターもありました。

■専用駐輪場
専用駐輪場

駅から離れた住宅街の中の、マンション1階というと、心配になるのが駐輪場所です。
「となりの.」では、専用の駐輪場が用意されていました。

武蔵小杉周辺からでも自転車に乗れば比較的すぐに着きますので、足をのばす方もいらっしゃるのではないでしょうか。

■向かい側は公園
向かい側は公園  

そして「フロール元住吉」の隣の敷地は、公園になっていました。
これはフロール元住吉とあわせて整備されたものと思います。

さいごに、「となりの.」のサービス概要をまとめておきます。
明日月曜日は定休日ですので、その点ご注意くださいね。

■「となりの.」のサービス概要
コワーキング&カフェ ●2時間までドリンク代+300円
※6月末までドリンク代+100円
●2時間以降1時間ごとに+150円
レンタルスペース(予約制) (利用者募集中)
●個室1時間あたり10~14時1,500円、14~19時1,000円、19時~20時1,500円
●カフェスペース1時間あたり10~17時4,500円~
レンタルボックス (2020年4月より募集予定)
●1箱月額2,500円~
放課後サポート (利用者募集中)
●17~19時
※詳細はウェブサイトをご参照ください。

■「となりの.」店舗情報
●所在地:中原区西加瀬5-1フロール元住吉1階
●営業時間:10:00~20:00
●定休日:日曜日、月曜日
●Web:https://www.tonarino-motosumi.jp/
 
■マップ


【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:レンタルスペース
2018/1/12エントリ 地域密着建設会社・大山組本社のレンタルスペース「丸子テラス」で、プラスケアが「暮らしの保健室」と新春アコースティックライブを1月13日(土)開催
2019/1/11エントリ 三井不動産ビルマネジメントのシェアオフィス「WORK STYLING武蔵小杉」が2019年2月オープン、多様化するビジネススタイルをサポート

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2020年
02月15日

元住吉「ピッツェリア ファッブリカ トクマル」が2020年12月末、「ファッブリカ デルドルチェ」が3月末に建物解体により閉店に

【Reporter:はつしも】

元住吉のブレーメン通り商店街の「ピッツェリア ファッブリカ トクマル(pizzeria fabbrica 1090)」が2020年12月末に、併設の「ファッブリカ デルドルチェ(fabbrica del dolce)」が2020年3月末をもって閉店することになりました。

建物の老朽化に伴う取り壊しによるもので、「トクマル」については詳細未定ながら移転を予定されているということです。

■ブレーメン通りに面した「ピッツェリア ファッブリカ トクマル」
ブレーメン通りに面した「ピッツェリア ファッブリカ トクマル」

ブレーメン通りに面した「ピッツェリア ファッブリカ トクマル」

「ピッツェリア ファッブリカ トクマル」は、2011年2月にオープンしたお店です。
窯焼きピッツァが評判で、武蔵小杉周辺にひところ増えたピッツェリアの中でも人気を集めていました。

■裏手の「ファッブリカ デルドルチェ」
裏手の「ファッブリカ デルドルチェ」

そして「トクマル」で提供されていたドルチェ(デザート)のブリュレを販売するお店として、2014年10月25日に裏手にオープンしたのが「ファッブリカ デルドルチェ」です。

一番人気だったピスタチオのブリュレのほか、バニラ、栗、塩キャラメルなどのブリュレ、焼き菓子などを持ち帰りで買うことができました。

■閉店のお知らせ
閉店のお知らせ

そして先般より、店頭に閉店のお知らせが掲示されました。
冒頭にお伝えした通り、建物の老朽化によるものです。

「デルドルチェ」は2020年3月末までの営業ですから、もう残り1か月半あまりということになります。

■デルドルチェの週末限定「チョコレートタルト」(350円)
デルドルチェの週末限定「チョコレートタルト」(350円)

せっかくですので、そんな「デルドルチェ」の週末限定タルトをさいごにご紹介しておきたいと思います。
写真の「チョコレートタルト」です。

サクサククッキー入りヘーゼルナッツチョコレート、ガナッシュ、チョコレートグラサージュの3層が薄めのボディの中に重ねてありまして、濃厚な味わいを楽しむことができます。

外側の部分を気を付けて持てば、片手でも気軽に食べられます。
チョコレートがお好きな方には、お勧めできる一品でした。

「デルドルチェ」の営業が3月末まで、なおかつ週末限定ということですからチャンスは多くありません。
また、日によってメニューが異なる可能性も十分ありえますので、あらかじめご承知ください。

■「デルドルチェ」のブリュレ
「デルドルチェ」のブリュレ

「デルドルチェ」のブリュレ

2015/1/14エントリでご紹介した「デルドルチェ」のブリュレも、おすすめです。
写真はバニラで、別添えで「あとのせ」するカラメルがカリカリで良いアクセントになっていました。

こちらは平日も販売していますし、レギュラー商品です。

■「ファッブリカデルドルチェ」の店舗情報
●所在地:中原区木月3-9-30
●営業時間:10:30-20:00
●定休日:火曜日
●Web:
http://r.goope.jp/fabbrica1090

■マップ


【関連リンク】
2015/1/14エントリ ブレーメン通り商店街「トクマル」からスピンオフ。人気ブリュレのテイクアウト店「ファッブリカ デルドルチェ」

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2020年
02月12日

パシオス元住吉店跡地に保育園併設の3階建て商業ビルが建設、隣接地には学生寮が開設に

【Reporter:はつしも】

元住吉の「パシオス元住吉店」の跡地に、保育園を併設する新たな商業ビルの建設が着手されることになりました。
またその隣接地には、学生寮の建設も進められています。

■パシオス元住吉店(閉店前)
パシオス元住吉店(閉店前)

「パシオス」は、株式会社田原屋が経営する衣料品専門チェーンです。

田原屋は1879年(明治12年)の創業当時は、川崎区堀之内で錦糸業を営んでいました。
その後総合衣料店舗「田原屋」の事業を拡大し、1997年から新業態の「パシオス」を展開しています。

元住吉の店舗も地域で長く営業をしていましたが、2019年7月21日に閉店となりました。

■商業ビルが建設されるパシオス元住吉店跡地
パシオス元住吉店跡地 

パシオス元住吉店跡地

■事業計画のお知らせ
事業計画のお知らせ

新しい商業ビルの事業計画のお知らせは、昨年11月に現地に掲示されていました。

ビルの用途は「店舗・保育園」で、3階建てです。
旧「パシオス」の建物に近い開発規模ではないでしょうか。

工事着手は2020年3月15日、工事完了予定は2021年5月31日となっています。

■隣接の学生寮建設地
隣接の学生寮建設地

建築計画のお知らせ

また、旧パシオスの隣接地では、学生寮の建設が進められていました。

こちらは建築面積は半分程度ですが、10階建てです。

■2013年に完成した「慶應義塾大学元住吉寮」
「リンコー日吉ビル」(慶應義塾大学元住吉寮)

■2017年に市ノ坪に完成した青学・テンプル大の学生寮「クレヴィアウィル武蔵小杉」
大規模学生寮「クレヴィアウィル武蔵小杉」 

武蔵小杉周辺では、最近慶應義塾大学や青山学院大学、テンプル大学などの学生寮の建設が続いていました。

大学も地方の学生を獲得するのに、サービス向上が必要なのでしょうかね。

【関連リンク】
株式会社田原屋 ウェブサイト
パシオス ウェブサイト
2013/3/9エントリ ヤマハ音楽院跡地「もとまちUnion」に「はま寿司」などが併設、上階マンションは慶應義塾大学元住吉寮に
2013/3/17エントリ リンコー日吉ビル(慶應義塾大学元住吉寮)1階に「マツモトキヨシ日吉店」が2013年4月1日オープンへ
2013/4/5エントリ ヤマハ音楽院跡地の「もとまちUnion」「はま寿司」「マツモトキヨシ」日吉店がオープン
2017/2/5エントリ 大規模学生寮「クレヴィアウィル武蔵小杉」の一部が青学大・テンプル大の国際学生寮に、隣接の「フィットケアデポ市ノ坪店」閉店跡地は7階建てのマンションに転換
2019/8/12エントリ 旧田原屋「パシオス元住吉店」が2019年7月21日に閉店、在りし日の記録をアーカイブ

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2020年
02月04日

Kosugi 3rd Avenueに出店予定「エニタイムフィットネス」が三井住友銀行元住吉支店跡地2階にオープン、1階はローソンが3月9日(月)オープンへ

【Reporter:はつしも】

綱島街道の三井住友銀行元住吉支店跡地2階に、24時間営業のフィットネスクラブ「エニタイムフィットネス元住吉店」が2020年1月31日(金)にオープンしました。

またその1階部分には、「ローソン川崎木月2丁目店」が3月9日(月)朝8時にオープンすることになりました。

■綱島街道沿いの旧三井住友銀行跡地のビル(矢倉中田ビル )
綱島街道沿いの旧三井住友銀行跡地のビル(矢倉中田ビル )

「エニタイムフィットネス」「ローソン」の出店場所は、綱島街道の元住吉駅近くのビル「矢倉中田ビル」です。

この1階・2階には以前は「三井住友銀行元住吉支店」がありましたが、現在は武蔵小杉駅前の「武蔵小杉支店」と同じKDX武蔵小杉ビルに移転(実質的な統合)をしています。

■「ローソン川崎木月2丁目店」がオープンする1階部分
「ローソン川崎木月2丁目店」がオープンする1階部分

「ローソン川崎木月2丁目店」がオープンする1階部分

その1階部分オープンするのが、「ローソン川崎木月2丁目店」です。
入口部分には、同店のオープン告知が掲示してありました。

■2階の「エニタイムフィットネス」への入口
2階の「エニタイムフィットネス」への入口

そして、2019/12/5エントリで出店をお伝えした「エニタイムフィットネス」は、2階部分にオープンしました。
ビル横手の路地側に、2階への階段があります。

三井住友銀行時代には1階・2階が支店で内部導線もつながっていたのですが、今回別テナントが入居するのにあたって完全にセパレートされています。

「エニタイムフィットネス」は、米国発のフィットネスクラブです。
特徴は店名にもある通り24時間・年中無休営業で、会員だけが入館できるオートロック方式により人件費等のコストを削減しつつ、マシントレーニングに特化した運営を行っています。

中原区内では従来「武蔵中原店」「武蔵新城店」があり、「元住吉店」は区内3店舗目となります。
さらには小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」にも出店を予定しており、今後も店舗網の拡大が続く見込みです。

■「エニタイムフィットネス武蔵中原店」
「エニタイムフィットネス武蔵中原店」

■「エニタイムフィットネス武蔵小杉店」が出店する「Kosugi 3rd Avenue」
「エニタイムフィットネス武蔵小杉店」が出店する「Kosugi 3rd Avenue」

【関連リンク】
エニタイムフィットネス 店舗情報 元住吉店
エニタイムフィットネス 店舗情報 武蔵小杉店
小杉町3丁目東地区再開発組合 Kosugi 3rd Avenue ウェブサイト
Kosugi 3rd Avenue the residence ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2018/4/24エントリ 小杉町3丁目東地区再開発の三井不動産タワーマンション「Kosugi 3rd Avenue The Residence(コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス)」が発表、2020年8月下旬入居を予定
2018/6/15エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue(コスギサードアベニュー)」建設工事が本格化、地下部分の鉄骨が組みあがり
2018/9/10エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のワークショップスペース「Kosugi 3rd Avenue Labo」が平日カフェ営業をスタート、元住吉の「Cafe OrangeBule」などが出店
2018/10/20エントリ 「コスギフェスタ2018」開催レポート:謎解きラリー「怪盗ギスーコの挑戦状」に子どもたちが熱中、商店街が変貌「Kosugi 3rd Avenue LIVIVG」も同時開催
2018/12/4エントリ 「メガネのオーサカ」が2019年1月31日に現店舗の営業終了・2月7日仮店舗に移転決定、再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」に2020年6月オープンへ
2019/2/11エントリ 武蔵小杉の老舗「メガネのオーサカ」が再開発により仮店舗に移転、「Kosugi 3rd Avenue」での再オープンは2020年7月予定に変更
2019/3/18エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」の建物躯体立ち上がり
2019/4/3エントリ 武蔵小杉のパンフェスタ「Kosugi 3rd Avenue BAKERY LIVING」開催レポート:東横線沿線の人気パン店が集結
2019/9/16エントリ 小杉町3丁目東地区再開発の仮設店舗「TSUTAYA小杉店」が10月13日(日)閉店、22年の歴史に幕
2016/9/23エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の権利変換計画を川崎市が本日認可、商業・業務・公共施設4フロア・24区画の平面図が公示
2019/12/5エントリ 24h営業「エニタイムフィットネス」が2020年1月31日元住吉にオープン、武蔵小杉の新商業施設「Kosugi 3rd Avenue」にも出店決定

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2020年
01月23日

第8回関東労災病院病院祭レポート追補編:晴天の屋上ヘリポートから見る、武蔵小杉など360度ビュー

【Reporter:はつしも】

2019年10月26日に「第8回 関東労災病院 病院祭」が開催されまして、翌日のエントリにおいて開催レポートをお届けしておりました。

本イベントでは屋上ヘリポートの見学が実施され、武蔵小杉方面、横浜方面などの眺望を楽しむことができました。
この日は特に大気のコンディションが良く、綺麗に見渡せましたので、前回エントリで掲載しきれなかった風景をピックアップしてご紹介したいと思います。

■関東労災病院屋上から見た武蔵小杉の高層ビル群(再掲)
武蔵小杉のタワーマンション群 

■同じく、富士山(再掲)
屋上ヘリポートから見た富士山 

屋上ヘリポートからの眺望については、前回の開催レポートの中でも上記の武蔵小杉の高層ビル群や、くっきり見えた富士山などをご紹介しておりました。

今回は折角ですので、それ以外の風景を見ていきたいと思います。

■横浜・みなとみらい方面
横浜・みなとみらい方面

まずこちらは、横浜・みなとみらい方面です。
ランドマークタワーやパシフィコ横浜をはじめとする高層ビル群がよく見えました。

写真中ほど、手前に見える大きな建物は、慶應義塾大学矢上キャンパスの校舎です。
校舎の上に、ペンが交差する同大学の校章が見えます。

■元住吉駅方面
元住吉駅方面

視点を少し右手にずらすと、東急元住吉駅の橋上式の駅舎が見えます。 展望スペースの大きなウインドウが特徴的ですね。

一番奥に見える円柱型の高層ビルは、新横浜のプリンスホテルです。

■川崎市立井田病院
川崎市立井田病院

そしてもう少し右手には、川崎市立井田病院が見えました。
同病院は過去エントリでもご紹介した通り、井田山の高台の上にあります。

そのため、高層ビルではありませんが関東労災病院のヘリポートからもよく見えました。

■新川崎高層ビル群
新川崎高層ビル群

一方、横浜・みなとみらい方面から左手にアングルを変えると、新川崎の高層ビル群があります。
オフィスビルの新川崎三井ビルディングと、タワーマンションのパークシティ新川崎などです。

■キヤノン本社
キヤノン本社

また、新川崎と同方面には、下丸子のキヤノン本社も見えました。
キヤノン本社の前には多摩川を渡る「ガス橋」があり、東京都大田区と川崎市中原区を繋いでいます。

■中原平和公園と神奈川県立住吉高等学校
中原平和公園と神奈川県立住吉高等学校

キヤノン本社よりもずっと手前、綱島街道沿いを見下ろすと、中原平和公園と神奈川県立住吉高等学校が見えました。

住吉高等学校の校舎は古いですけれども、こうしてみると色合いも雰囲気があって、個人的には好きな風景です。

■中原平和公園の音楽堂
中原平和公園の音楽堂

中原平和公園の音楽堂も、高い場所から見る機会はあまりありません。
実際に音楽イベントで活用される機会はそう多くないのですが、同公園のシンボル的な存在です。

■富士通川崎工場本館ビル
富士通川崎工場本館ビル

そして今度は、まったく反対の武蔵中原方面も見ておきたいと思います。
ひときわ大きく見えるのは、JR武蔵中原駅前の富士通川崎工場本館ビルです。

このビルは20階建てで、武蔵中原周辺では最大のオフィスとなっています。

JR武蔵小杉新駅前で、「令和元年台風19号」により地下施設が損傷した「富士通小杉ビル」に入居していたグループの事業所の一部は、この本館ビル等に移転をしているということです。

■「二子玉川ライズ」と「ガーデンティアラ武蔵小杉」
二子玉川ライズとガーデンティアラ武蔵小杉

富士通川崎工場よりももう少し武蔵小杉寄りには、遠く多摩川沿いに「二子玉川ライズ」のタワーマンション3棟が見えました。

その手前にあるレンガ色の大型マンションは、ナイス分譲の「ガーデンティアラ武蔵小杉」です。

ガーデンティアラ武蔵小杉は600戸の規模があり、タワーマンションを除くと地域最大規模のマンションではないでしょうか。

■関東労災病院北側の東住吉小学校
関東労災病院北側の東住吉小学校

関東労災病院のすぐ北側を見下ろすと、隣接の東住吉小学校の校舎と校庭があります。
同校は武蔵小杉周辺の小学校の中ではグラウンドが広く、休日には地域のスポーツ団体「東住吉サッカークラブ(東住吉SC)」や「東住ベースボールクラブ」などに施設開放を行っています。

この日もグラウンドでサッカーの練習をしているのが見えました。

■北側(武蔵小杉方面)のパノラマ画像
北側(武蔵小杉方面)のパノラマ画像

■南西側(富士山方面)のパノラマ画像
南西側(富士山方面)のパノラマ画像

最後に、北側(武蔵小杉方面)と、南西側(富士山方面)のパノラマ画像を掲載しておきます。
上記のままのサイズでは小さくてわからないと思いますので、クリックで拡大画像の別ウインドウが立ち上がるようにしてあります。

拡大画像でどうぞお楽しみください。

■「関東労災病院 病院祭」
新棟内に展開された会場 

「関東労災病院 病院祭」は、毎年10月頃に開催されています。
当日の大気のコンディションの良しあしは運しだいですが、実際に眺望を見てみたいという方は、また来年参加してみてはいかがでしょうか。

医療と健康に関するさまざまな体験型企画も充実していますので、詳細は関連リンクをご参照ください。

【関連リンク】
関東労災病院 公式ウェブサイト
2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/25エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)
2012/12/9エントリ 関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催
2013/10/3エントリ 「第2回関東労災病院 病院祭」が2013年10月27日(日)開催
2014/11/8エントリ 「第3回関東労災病院 病院祭」レポート:手術室見学から医師・薬剤師体験まで多彩に開催
2015/1/29エントリ 関東労災病院のバラ園と、事務管理棟・職員宿舎建設計画
2015/11/28エントリ 「第4回関東労災病院 病院祭」開催レポート:武蔵小杉パノラマと、「ルーティン」を大切に支える地域医療
2016/9/13エントリ 「ドクターX」などで登場、関東労災病院で勝村政信さん・谷原章介さんのサインを展示、「もとすみフォトクラブ」写真展も開催中
2016/11/3エントリ 「第5回関東労災病院 病院祭」レポート:見学ツアー・ドクター体験・レントゲンクイズ・健康チェックなど企画充実
2016/11/15エントリ 「第5回関東労災病院 病院祭」レポート番外編:武蔵小杉の最新パノラマと、元住吉・新川崎・二子玉川など周辺の眺望
2017/11/25エントリ 「第6回関東労災病院 病院祭」レポート:腹腔鏡手術・縫合体験などドクター体験新企画などが好評、創立60周年の歴史特別展示も実施
2018/11/7エントリ 「第7回関東労災病院 病院祭」レポート:手術室見学にも創意工夫、屋上ヘリポートから武蔵小杉のパノラマを鑑賞
2019/9/25エントリ 「第8回 関東労災病院 病院祭」が10月26日(土)開催、人気の見学ツアーは9月30日(月)10時受付開始 
2019/10/27エントリ 「第8回関東労災病院 病院祭」開催レポート:健康・医療の体験に災害対策企画も実施、屋上ヘリポートからは富士山の冠雪も一望

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2020年
01月17日

元住吉のベトナムサンドイッチ店「THAO'S」が2階にイートインカフェ「Tầng Hai Thao’s(タンハイタオズ)」をオープン

【Reporter:たちばな】

東急元住吉駅近くに、ベトナムサンドイッチのお店「THAO'S BANH MI(タオズ バインミー)」があります。

同店についてはこれまでに2015/5/1エントリ2016/4/30エントリでご紹介をしておりましたが、1月16日に、2階にバインミーのイートインも可能なカフェ店舗「Tầng Hai Thao’s(タンハイタオズ)」がオープンしましたので、お伝えしたいと思います。

■東急元住吉駅近くの「THAO'S BANH MI」
東急元住吉駅近くの「THAO'S BANH MI」

■フルサイズのバインミー
フルサイズのバインミー

「THAO'S BANH MI」は、東急元住吉駅のオズ通り商店街側の高架そばに2015年4月2日にオープンしました。
オープン以来もうすぐ5年近くが経過しますが、周辺地域ではなかなか味わえないバインミーが人気を博しています。

■イートイン店舗「Tầng Hai Thao’s」
イートイン店舗「Tầng Hai Thao’s(タンハイタオズ)」

イートイン店舗「Tầng Hai Thao’s(タンハイタオズ)」

イートイン店舗「Tầng Hai Thao’s(タンハイタオズ)」

そして今回オープンしたのが、イートイン店舗「Tầng Hai Thao’s(タンハイタオズ)」です。

冒頭にご紹介した通り、店内メニューでの飲食に加えて、1階店舗で購入したバインミーを持ち込みで食べることもできます。
(バインミー持ち込みの場合は、ワンオーダーが必要となります)

■店内メニュー
店内メニュー

店内メニュー

店内メニュー

こちらが、店内メニューです。
ベトナムの軽食、ベトナムのお茶やコーヒー、ビールやワインなどが揃っています。

「Thao's」ならではメニューばかりですね。

■店内
店内

店内

店内は古い建物をリノベーションして、綺麗に仕上がっています。
天井にはベトナムの雰囲気を醸し出すライトが、優しくテーブルを照らしていました。

■ハノイ風ハニーライムティ「チャーチャン」
チャーチャン

店主さんのおすすめドリンクは、「チャーチャン」です。
ハノイでポピュラーなライムティーで、ほどよい甘みがあります。

■グリーンサラダ&肉団子入り山芋のスープ
軽食

軽食

そして軽食には「有機野菜入りグリーンサラダ&肉団子入り山芋のスープ」をいただいてみました。

パクチーの利いたグリーンサラダはそれだけでも美味しくいただけます。
山芋のスープは少量ですので、食事にする場合は、持ち込みのバインミーとセットでちょどよい量になると思います。

「Tầng Hai Thao’s(タンハイタオズ)」はお茶と軽食のカフェ営業がメインですが、このようにバインミーの持ち込みも想定したメニューになっています。

今後余裕が出てきたら、ご飯ものなども追加したいということでした。


これまではイートインがありませんでしたので、「THAO'S BANH MI」でバインミーを購入したら、自宅に持ち帰るなどしていました。
中原平和公園での春のお花見などで買っていくのもよかったのですが、その場でゆっくり食べられるのもよいと思います。

バインミーがお好きな方、エスニック系がお好きな方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

なお、同店は当面木金の木金17:00~22:00(L.O.21:00)、土日11:00~15:30(L.O.14:30)が営業時間となります。
夜の営業についてはお子様をお断りする場合があるということですので、あらかじめご承知ください。

また営業時間等は今後変動する可能性が多分にあろうかと思いますので、最新情報は同店のSNSをご参照ください。

■「THAO'S BANH MI」の店舗情報
●所在地:中原区木月2-1-1 1F
●営業時間:
・月~金10:30~19:30

・土日祝10:30~18:30
●定休日:火曜日

■「Tầng Hai Thao’s(タンハイタオズ)」の店舗情報
●所在地:中原区木月2-1-1 2F
●営業時間:
・木金17:00~22:00(L.O.21:00)
・土日11:00~15:30(L.O.14:30)

●定休日:月~水
※営業時間は変動する可能性が多分にあります。

■「THAO'S BANH MI」のマップ


【関連リンク】
THAO'S BANH MI ウェブサイト
THAO'S BANH MI Faceebookページ
THAO'S BANH MI Twitter
2015/5/1エントリ 元住吉に、神奈川県初のベトナムサンドイッチ店が登場。「THAO'S BANH MI」
2016/4/30エントリ ベトナムサンドイッチのお店「THAO'S BANH MI」のハーフサイズで楽しむ食べ比べ

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2019年
11月25日

元住吉の人気ベーカリー「パンドププ」がカレーパングランプリ2019で最高金賞を受賞、15周年記念セール企画を実施中

【Reporter:たちばな】

元住吉の人気ベーカリー「パンドププ」が、「カレーパングランプリ2019」の東日本焼きカレー部門、揚げカレー部門においてそれぞれ金賞を受賞しました。

そのうち「東日本焼きカレー部門」の「バターチキンカレー」については、「最高金賞」の獲得となりました。

また同店はこのたび15周年を迎え、お買い物により割引チケットを配布するキャンペーンを実施しています。

■パンドププ facebookページ


■「パンドププ(Pan de Pu-Pu)」
「パンドププ」

「パンドププ」は元住吉駅近くで営業を続けるベーカリーです。
「ラウンド食パン」をはじめとした多種多様なパンが人気で、地域でたいへん親しまれています。

商店街のイベントなどにも積極的に協力され、ブレーメン通り商店街の平和を守るドイツからの使者「ブレーメントリオン」のひとりが同店に出入りしているのがよく目撃されている・・・というのは、ここだけの話です。

■「カレーパングランプリ2019 最高金賞受賞」
バターチキンカレーパン 最高金賞受賞

「カレーパングランプリ」とは、日本カレーパン協会が2016年からスタートさせた、Web投票によるカレーパンのコンテストです。

日本カレーパン協会自体は2013年に任意団体としてスタートし、2017年に一般社団法人となりました。
主な事業である「カレーパングランプリ」は、、今回で4回目を迎えます。

■「パンドププ」の「バターチキンカレー」
バターチキンカレー

「パンドププ」の「バターチキンカレーパン」

「カレーパングランプリ」では、各部門において5~10店舗から「金賞」が選ばれます。
「銀賞」「銅賞」などは無く、基本的にこれらは横一線です。

唯一別格なのが「最高金賞」で、これは各部門1店舗しか選ばれません。
「パンドププ」の「バターチキンカレー」は、今回「焼きカレー部門」の「最高金賞」に選ばれました。

バターチキンカレーはこれまでに3年連続で金賞を受賞しており、4年目でついに最高評価を得ることとなりました。

パンの上部は焼きチーズで仕上げてあり、柔らかい生地の中でアクセントになっています。
中には辛さ控えめのバターチキンカレーが詰まって、お子さんも安心して食べられます。

■自家製カレーパン
自家製カレーパン

自家製カレーパン

そしてもうひとつ、東日本揚げカレー部門で金賞を受賞したのが、「自家製カレーパン」です。
表面がカリッと揚がったパン生地が特徴で、パンドププの人気商品です。

こちらは3年連続の金賞受賞となりました。

■「パンドププ」15周年記念セール企画
15周年記念セール企画

そして「パンドププ」では、現在15周年記念セール企画を実施しています。
11月15日(金)から30日(土)までの15日間にわたって、お買い物ごとに割引券を配布するというものです。

■「パンドププ」15周年記念セール企画
日時 11月15日(金)~30日(土)までの15日間
内容 お買い物金額に応じて、下記の割引券を配布します。
●500円~999円のお買い物:5%引き券
●1,000円以上のお買い物:10%引き券
割引券の期限 2019年12月1日(日)~12月30日(月)
備考 ※他の割引サービスとの併用不可
※1回の会計につき1枚のみ使用可

「パンドププ」では、たくさんの種類のパンが販売されています。
本サイトで何度かご紹介しておりますので、関連リンクもご参照ください。

川崎フロンターレの試合開催日には後援会会員証提示で5%割引(上記セールとの併用は不可)もありますので、お持ちの方は忘れずに活用しておきましょう。

■「パン・ド・ププ」の店舗情報
●所在地:中原区木月1-23-14 ピアパレス1階
●営業時間:9:00~19:00
●定休日:日曜日

●Facebookページ: https://ja-jp.facebook.com/pandepupu
●Twitterアカウント: https://twitter.com/PandePuPu

■マップ


「パンドププ」の看板ロゴ

【関連リンク】
日本カレーパン協会 カレーパングランプリ2019 結果発表
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:ベーカリー パンドププ
2008/6/15エントリ 元住吉のパン・ド・ププ
2010/9/10エントリ パン・ド・ププの「クラップフェン」
2012/6/30エントリ パン・ド・ププの夏季限定「鶏ひき肉キーマカレーパン」
2014/10/21エントリ 元住吉の人気ベーカリー「パンドププ」がオープン10周年、オリジナルキャラクター名募集中
2014/11/24エントリ 元住吉の人気ベーカリー「パンドププ」のオリジナルキャラクター名が「ププ丸」に決定
2016/8/24エントリ 元住吉の人気ベーカリー「パンドププ」が「バターチキンカレー」で「第1回カレーパングランプリ」金賞を受賞、8月26日(金)まで期間限定販売中

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2019年
11月20日

「こどものまちミニカワサキ2019」が川崎市国際交流センターで開催、「子どもたちだけで作った」街に賑わい

【Reporter:こだなか】

2018/9/20エントリにおいて、子どもたちだけのまちづくり体験「第1回こどものまちミニカワサキ」の取り組みについてご紹介しました。

今年は11月16日(土)・17日(日)に川崎市国際交流センターにおいて第2回目「こどものまちミニカワサキ2019」が開催されました。
子どもたちによる準備会議を経て「こどものまち」が登場しましたので、今回は開催レポートとしてお届けしたいと思います。

■川崎市国際交流センターに完成した「こどものまちミニカワサキ2019」
こどものまちミニカワサキ

「こどものまち」とは、ドイツ・ミュンヘン発祥の体験型教育プログラムです。
「大人立ち入り禁止」を大原則に子どもたちだけで「こどものまち」のお店や仕事、法律を決めたり、市長選挙なども行う「仮想まちづくり体験」です。

この川崎市版「こどものまちミニカワサキ」が昨年はじめて実施されまして、多くの子どもたちの創意工夫が結実した「ミニカワサキ」が誕生しました。

今年の会場は、川崎市国際交流センターです。
ここに2回目の「ミニカワサキ」をつくることを目的として、子どもたちだけの「こども会議」が今年は5回にわたって実施され、まちづくりの準備が進められてきました。

■「こども会議」(写真は過去開催時)
こども会議

こども会議は、前述の通り基本的に大人立入禁止です。

見守り・相談・安全管理のスタッフは同席しますが、子どもたちだけでまちに設置するお店や、仕事内容、お金の仕組みやまちのデザインなどを考えていきます。

■こども会議の流れ
9/15 ミニカワサキとは何か
9/29 お仕事インタビューで「お仕事」のイメージを掴む
10/14 自分がミニカワサキで何をやるか決める
10/27 ミニカワサキ全体の流れを把握する
11/10 製作期間

今回の「こどものまちミニカワサキ」では、大まかに上記のような流れで、子どもたちによるまちづくりの準備が進められてきました。

その成果として、11月16日(土)、17日(日)に実際に「ミニカワサキ」が川崎市国際交流センターに誕生したというわけです。

■賑わう「こどものまちミニカワサキ」
賑わう「こどものまちミニカワサキ」

川崎市国際交流センターの「こどものまちミニカワサキ」は、ご覧の通りたいへん賑わっていました。

「ミニカワサキ」には、事前の「こども会議」に参加していなくても、当日市民登録をして遊ぶこともできます。
一部街中で働いている大人は「ミニカワサキ」スタッフで、「大人立入禁止」の街でサポートをしています。

■さまざまなお店とお仕事
さまざまなお店と仕事

さまざまなお店と仕事

さまざまなお店と仕事

さまざまなお店と仕事

■「ミニカワサキ」の通貨
ミニカワサキの通貨

「ミニカワサキ」の中には、子どもたちが準備した様々なお店と、お仕事がありました。

お仕事をすると銀行で「通貨」を貰うことができ、まちで遊んだり、お買い物をすることができます。

■「ミニカワサキ」の税務署
税務署

そして「ミニカワサキ」には、税務署もありました。
納税額が決められていまして、支払いをする子どもたちが並んでいました。

労働、消費、納税、選挙など、まさにちいさな街が子どもたちの手によって作り上げられていたものです。

■子どもたちのメッセージ
子どもたちのメッセージ

会場内には、参加した子どもたちのメッセージが掲示されていました。
いっぱい働いたり、遊んだり、買い物をしたりしてみたいということで、皆さん期待通りに楽しんでいたのではないでしょうか。

今回の「こどものまちミニカワサキ」は終了となりましたが、また開催も検討されることと思います。

複数回の「こども会議」への参加など一定の負担はありますが、それだけに達成感も大きいと思いますので、ご関心がありましたら「まちづくり」段階から参加を検討されてみてはと思います。

■こどものまちミニカワサキ facebookページ


【関連リンク】
こどものまちミニカワサキ ウェブサイト
2017/7/21エントリ 子どもたちがありのままの自分でいられるように。禁止事項をなるべく作らない「川崎市子ども夢パーク」
2018/9/20エントリ 子どもたちだけのまちづくり体験。10月7日・8日に川崎市民プラザに登場予定「第1回こどものまちミニカワサキ」がまちづくりメンバーを募集中

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2019年
10月27日

「第8回関東労災病院 病院祭」開催レポート:健康・医療の体験に災害対策企画も実施、屋上ヘリポートからは富士山の冠雪も一望

【Reporter:はつしも】

2019年10月26日に、「第8回 関東労災病院 病院祭」が開催されました。
医療と健康をテーマにした恒例の体験型イベントに加えて、今回は災害対策関連の展示なども行われました。

また、人気の病院見学ツアーでは、屋上ヘリポート・手術室・地価免震構造の見学が行われました。
当日は好天に恵まれ、過去の病院祭の中でも随一のコンディションにより遠く富士山の冠雪を望むことができました。

■木月住吉町の関東労災病院
関東労災病院 

 関東労災病院は、1957年に開院した歴史ある総合病院です。

「地域のランドマーク病院」として、地域に開かれた病院であることをコンセプトとし、その一環として毎年11月頃に「病院祭」を開催しています。

開催当日は綱島街道に告知のポスターも掲示されて、地域のどなたでも歓迎をしていました。

■新棟内に展開された会場
新棟内に展開された会場

「病院祭」は、新棟の一部を開放して、さまざまな体験型企画が展開されていました。
家族連れを中心に、たいへん賑わっていたと思います。

ところで、その中に気になるキャラクターの姿が…。

■「ちけんくん」
ちけんくん

■治験の啓発ポスター
治験の啓発ポスター

これは、日本医師会治験促進センターのキャラクター「ちけんくん」でした。

「治験」とは、薬の開発プロセスのひとつ「臨床試験」のことで、新薬の認可によってご病気の方のあらたな未来を切り開ける可能性があります。

■薬剤師体験
薬剤師体験

そして今回は、「ちけんくん」が見守る中、恒例の薬剤師体験が行われました。
これもまた、「くすり」に対する理解を促進することを目的としたものです。

病院というと医師のイメージが強いですが、薬剤師や検査技師など、さまざまな専門家が活躍していますね。

■医師体験
医師体験

■看護師体験
看護師体験 

「医師体験」「看護師体験」は、今回も子どもたちに人気でした。
医師体験ではエコー体験、看護師体験では聴診器体験や包帯による手当の体験などができました。

白衣を着てフォトスポットでの撮影もできましたので、記念になったのではないでしょうか。

■「糖尿病について学ぼう」企画のフットケア
フットケア

身体機能チェック

その他、糖尿病について学ぶコーナーや、身体機能・脳の機能チェック、血圧・血管年齢・血糖値・骨密度の健康チェックなども昨年に引き続き実施されていました。

年に一度、ここで健康チェックをするのをルーチンにしておくのも良いと思います。

■野菜ジュースの成分チェック
野菜ジュースの成分チェック

■スタンプラリー
スタンプラリー

そして今回は新たに「スタンプラリー」がありました。
会場内の各所にスタンプが設置されていまして、それぞれの企画をまんべんなく回れるような仕掛けです。

シンプルなようでいて、お子さんは結構夢中でスタンプを集めてくれるものです。

■災害対策企画「非常用キットのチェックリスト」
防災企画「非常用キットのチェックリスト」

■非常用キット
非常用キット 

そして今回の「第8回 関東労災病院 病院祭」の新企画は、「災害対策」です。

折しも台風19号によって武蔵小杉周辺でも大きな被害が生じていますが、この企画は事前に決定していたもので、タイミングを合わせたわけではありませんん。

上記は災害に備えて常備しておくべき「非常用キット」の展示でした。

■非常食の展示
非常食の展示 
 
非常食の展示  

続いてこちらは、非常食の展示です。

非常食の中でも1点、調理不要でそのまま食べられる「ハヤシライス」または「豆腐丼」を来場者にプレゼントしていました。

災害時には電気やガス、水道などのライフラインが使えない状態である可能性があります。
そんな時に非常食や水の備えが、たいへん重要となるでしょう。

■ハザードマップの配布
ハザードマップ

続いて、ハザードマップの配布です。

台風19号による冠水被害により、中原区のハザードマップが注目を集めることとなりました。

非常に情報ニーズが高まっているところですが、こちらも事前に告知されていた通りの企画です。

つまるところ、ハザードマップを確認しておくというのは、災害対策として非常にベーシックかつ重要なものということかと思います。

■段ボールベッドの作成体験
段ボールベッドの作成体験 

■ミニレクチャー「避難所生活の実際と災害時の備え」
ミニレクチャー

災害時、自宅から避難所に避難せざるを得なくなる可能性もあります。
本イベントでは、そんな避難所における「段ボールベッドの作成体験」も行われていました。

また座学で、ミニレクチャー「避難所生活の実際と災害時の備え」も開催されました。

お世話になる機会がないのが一番ですが、一度体験しておく意味もあるでしょう。

また今回はこのほか、初めて起震車の体験なども行われていました。



それでは最後に、人気の「病院見学ツアー」を巡ってみたいと思います。

今回は前述のとおり「屋上ヘリポート」「手術室」「地価免震構造」の見学が行われました。

■見学ツアー「屋上ヘリポート」から見た富士山
屋上ヘリポートから見た富士山

見学ツアーの最初は、屋上ヘリポートの見学です。
関東労災病院では、緊急的な医療の際などにヘリポートを使用することがあります。

この日は前日に強雨があったため、大気中のちりなどが洗い流されて、過去の病院祭の中でも一番視界がクリアだったように思います。

そのため富士山の冠雪が、非常にきれいに見えました。

■武蔵小杉のタワーマンション群
武蔵小杉のタワーマンション群

■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」と「プラウドタワー武蔵小杉」
パークシティ武蔵小杉ザガーデンとプラウドタワー武蔵小杉

■建設中の「Kosugi 3rd Avenue」
建設中のKosugi 3rd Avenue

そしてもちろん、武蔵小杉のタワーマンション群も良く見えました。

昨年はまだ未入居だった「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」も完成し、まだ全く見えなかった「Kosugi 3rd Avenue」の建物躯体もかなり出来上がってきました。

■神奈川県立住吉高等学校
神奈川県立住吉高等学校 

■みなとみらい方面
みなとみらい方面 
 
この日は、みなとみらい方面も比較的良く見えました。
一番背が高いのは、もちろんランドマークタワーです。
 
■手術室見学
手術室見学

■「体位設定時確認!!」
「タカコヨリソウ」

見学ツアーは、続いて手術室に向かいました。

手術はミスが許されませんから、上記の「体位設定時確認」のように、「チェック漏れ」を起こさないための様々なチェックリストが掲示されていました。

■うつぶせの体位
うつぶせの体位

ドラマ等の手術の多くはあおむけになっていますが、手術の体位は横向きや、うつぶせの場合もあります。

この日の手術台は、うつぶせのセッティングが行われていました。

■器用さが求められる手術器具
器用さが求められる手術器具

器用さが求められる手術器具

手術においては、かなりの手先の器用さが求められます。
手術器具を使って小さいものをつかむ体験もできましたが、これは実際にやってみるとかなり難しいです。

医師国家試験はたいへん難関ですし、それに加えて外科で手術をされることになると、勉学とは全く別次元の手先の器用さも必要となるわけですから、大変ですね。

■自由に触れる手術器具
自由に触れる手術器具

見学会場に置かれている手術器具には、自由に触ることができます。
なかなかできない体験ですから、皆さん興味深く見学をされていました。

■旬な話題を取り入れる麻酔科の皆さん
旬な話題を取り入れる
 
関東労災病院の病院祭では、毎回旬な話題を取り入れるのが特徴です。
今回はラグビーワールドカップの、日本代表ユニフォームを掲示に取り入れていました。

そういえば4年前、2015年の病院祭では「五郎丸ポーズ」を取り入れていましたが、あれからもう4年がたって、次のワールドカップが来たということです。

■地価免震構造の見学「積層ゴムアイソレータ」
積層ゴムアイソレータ
 
見学ツアーは最後に、地下の免震構造にやってまいりました。 
 
上記は「積層ゴムアイソレータ」です。
ゴムと鉄板を交互に重ねたもので、横揺れには柔軟性でゆっくりした揺れに変える一方、縦方向には堅く建物の重さを支えることができます。

関東労災病院には、合計121本使われているということです。

■鋼棒ダンパー
鋼棒ダンパー

積層ゴムアイソレータは揺れをゆっくりしたものに変えますが、そのままずっと揺れ続ける性質があります。

それを抑制して徐々に停止させるはたらきをするのが「ダンパー」です。

このらせん状の構造物は「鋼棒ダンパー」です。
鋼材のねばりと、繰り返しの揺れにも耐える性質を活かしています。

関東労災病院で54本使われています。

■鉛ダンパー
鉛ダンパー 

そしてこちらが「鉛ダンパー」です。
鉛は小さな力でも変形する性質があり、それを活かして揺れを吸収します。

全体で63本使われているということです。

このように、「積層ゴムアイソレータ」で地震の激しい揺れをゆっくりとしたものに変え、それを2種のダンバーで徐々に吸収して停止させていく仕組みになっています。

東日本大震災やその他の大きな地震でも、関東労災病院はほぼ影響を受けませんでした。

地域の医療を支えるためには、やはり必須の機能といえるかと思います。


「第8回 関東労災病院 病院祭」のレポートは、以上です。
企画のすべてはご紹介しきれていませんので、ご関心ある方はぜひまた来年、参加してみてください。

健康を大切に、また万一の災害への備えも考えつつ、生活していきたいと思います。

【関連リンク】
関東労災病院 公式ウェブサイト
2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/25エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)
2012/12/9エントリ 関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催
2013/10/3エントリ 「第2回関東労災病院 病院祭」が2013年10月27日(日)開催
2014/11/8エントリ 「第3回関東労災病院 病院祭」レポート:手術室見学から医師・薬剤師体験まで多彩に開催
2015/1/29エントリ 関東労災病院のバラ園と、事務管理棟・職員宿舎建設計画
2015/11/28エントリ 「第4回関東労災病院 病院祭」開催レポート:武蔵小杉パノラマと、「ルーティン」を大切に支える地域医療
2016/9/13エントリ 「ドクターX」などで登場、関東労災病院で勝村政信さん・谷原章介さんのサインを展示、「もとすみフォトクラブ」写真展も開催中
2016/11/3エントリ 「第5回関東労災病院 病院祭」レポート:見学ツアー・ドクター体験・レントゲンクイズ・健康チェックなど企画充実
2016/11/15エントリ 「第5回関東労災病院 病院祭」レポート番外編:武蔵小杉の最新パノラマと、元住吉・新川崎・二子玉川など周辺の眺望

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