武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2020年
01月16日

ららテラス武蔵小杉リニューアルで閉店、「肉処大和 カイゼルハム」後継で精肉店「肉処かつヰ」が出店決定

【Reporter:はつしも】

ららテラス武蔵小杉では、開業5年を経て大規模な店舗リニューアルを実施しています。
2020年1月7日から本日1月16日にかけて17店舗が閉店し、後継店舗として「嵜本ベーカリー」「シューズラウンジ」「プレザンプレザン」がオープンする予定であることをこれまでにお伝えしておりました。

そしてこのたび、「肉処かつヰ」が2月下旬(予定)にオープンすることが新たに判明いたしました。

1階「小杉マルシェ」の精肉店「肉処大和 カイゼルハム」が今回のリニューアルで閉店していますので、その後継店舗ということになりそうです。

■「肉処かつヰ」(大井阪急店)
肉処かつヰ

肉処かつヰ

「肉処かつヰ」は、鮮魚・精肉・惣菜専門店を事業の柱とする、株式会社海星ムサシによる精肉店です。
阪急百貨店の食品売り場を中心に店舗を展開し、現在5店舗(うち4店舗が阪急)を出店しています。

■1階の食品ゾーン「小杉マルシェ」
1階の食品ゾーン「小杉マルシェ」

■閉店した「肉処大和 カイゼルハム」跡地
閉店した肉処大和カイゼルハム跡地

閉店した肉処大和カイゼルハム跡地

ららテラス武蔵小杉では、1階に九州屋・成城石井を中心とした食品ゾーン「小杉マルシェ」があります。
その一角で営業をしていた「肉処大和 カイゼルハム」は、1月13日に閉店をしていました。

「肉処かつヰ」の出店区画は現段階で確認はできていませんが、普通に考えて、前述の通りこの場所に後釜として入るのではないかと思います。

■ららテラス武蔵小杉リニューアルのお知らせ
ららテラス武蔵小杉リニューアルのお知らせ


■閉店区画が並ぶ3階の売り場
閉店区画が並ぶ3階の売り場

閉店区画が並ぶ3階の売り場

ららテラス武蔵小杉全体を見渡しますと、閉店区画が集中する3階では、仮囲いで覆われたエリアが非常に広範囲にわたります。
新店舗がオープンするまでは、少し寂しくなりますね。

なお、工事は上記のフロア図の通り、分割されていた区画をまとめて仮囲いで覆って進められていました。

ひょっとしたら、ある程度区画を統合することもあるのかもしれません。

■閉店した「アフタヌーンティー・ティースタンド」のエリア
アフタヌーンティーのエリア

■アフタヌーンティー・リビングは健在
アフタヌーンティー・リビングは健在

■店舗リニューアルが行われるららテラス武蔵小杉
店舗リニューアルが行われるららテラス武蔵小杉 

■ららテラス武蔵小杉の閉店店舗一覧
階数 店舗名 閉店日
1階 神戸屋キッチン 1月13日(月祝)
1階 ルートートギャラリー 1月13日(月祝)
1階 アフタヌーンティー・ティースタンド 1月13日(月祝)
1階 デイリーラシット 1月15日(水)
1階 はなまるダイニングセレクト 1月10日(金)
1階 肉処大和 カイゼルハム 1月13日(月祝)
2階 paw's lving 1月15日(水)
2階 KBF+ 1月13日(月祝)
2階 マーレマーレデイリーマーケット 1月13日(月祝)
2階 KOSMIC MARKET 1月16日(木)
3階 無印良品 1月7日(火)
3階 OJICO 1月13日(月祝)
3階 Yogibo Store 1月13日(月祝)
3階 コレクターズ 1月13日(月祝)
3階 アディダスオリジナルス 1月13日(月祝)
3階 TiCTAC 1月13日(月祝)
3階 THE SUIT COMPANY(移転) 1月13日(月祝)
※2階に移転

■ららテラス武蔵小杉の出店予定店舗一覧
階数 店舗名 閉店日
1階想定 肉処かつヰ 2月予定
2階 THE SUIT COMPANY(移転) 1月30日(木)
不明 嵜本ベーカリー 2~3月予定
不明 シューズラウンジ 2月予定
不明 プレザンプレザン 3月予定

前回エントリの閉店・出店リストを、あらためて更新しておきます。
閉店店舗に、2階「KOSMIC MARKET」(1月16日閉店)を追加いたしました。

【関連リンク】
海星ムサシウェブサイト 肉処かつヰららテラス武蔵小杉 オープン・リニューアル一覧
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:大型商業施設 ららテラス武蔵小杉
2019/12/6エントリ ららテラス武蔵小杉の「無印良品」が2020年1月7日閉店、「TiCTAC」が1月13日閉店決定
2019/12/27エントリ ららテラス武蔵小杉が2020年1月に無印・アフタヌーンティーなど13店舗閉店リニューアル、大阪の高級食パン専門店「嵜本」が田園調布に続き出店決定
2020/1/10エントリ ららテラス武蔵小杉の大規模リニューアル閉店に「肉処大和」など加わり16店舗に、後継で「シューズラウンジ」「プレザンプレザン」が出店へ

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2020年
01月15日

小杉町3丁目東地区再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」で小杉こども文化センター・川崎市総合自治会館建設工事が告知

【Reporter:はつしも】

現在、小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業による再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue(コスギサードアヴェニュー)」の建設が進められています。
同ビルは低層部の商業・業務・公共公益施設、高層部のタワーマンションで構成され、公共公益施設として「小杉こども文化センター」「川崎市総合自治会館」が入居することになっています。

このたび、工事の仮囲いにこれらの公共公益施設の工事に関するお知らせが掲示されました。

■小杉町3丁目の「Kosugi 3rd Avenue」
小杉町3丁目の「Kosugi 3rd Avenue」

「Kosugi 3rd Avenue」は、小杉町3丁目にあった中原図書館やみずほ銀行、川崎信用金庫、小杉こども文化センターなどの跡地を集約して建設が進められています。
土地の集約にあたっては、従来の地権者の権利を再開発ビルの床の権利と等価交換する「権利変換」が行われました。

「小杉こども文化センター」の権利を有していた川崎市は、その分の「Kosugi 3rd Avenue」内の床の権利を保有していますので、ビル内に新たに施設を整備できるというわけです。

■「小杉こども文化センター」「川崎市総合自治会館」の工事のお知らせ
小杉こども文化センター・川崎市総合自治会館の工事のお知らせ

「小杉こども文化センター」「川崎市総合自治会館」の整備は、いずれも川崎市の公共事業です。
川崎市による工事のお知らせが掲示されたのは、「Kosugi 3rd Avenue」の仮囲いのうち、武蔵小杉東急スクエアに面した部分です。

■「小杉こども文化センター」の工事のお知らせ
小杉こども文化センターの工事のお知らせ

小杉こども文化センターの工事のお知らせ

「小杉こども文化センター」は、「Kosugi 3rd Avenue」の3階に整備されます。
延べ面積は500.38平米となります。

なお、すでに解体された旧小杉こども文化センターは、敷地面積292.42平米・延べ面積484.7平米でした。
新施設ではワンフロアにまとまり、面積も若干ながら広くなりますから、利用しやすくなる部分があるのではないでしょうか。

イメージパースでは、建物の外が見える広間が描かれていました。

■「川崎市総合自治会館」の工事のお知らせ
川崎市総合自治会館の工事のお知らせ

川崎市総合自治会館の工事のお知らせ

「川崎市総合自治会館」は、4階に整備されます。
こちらは延べ面積1,500.2平米です。

新施設には、イメージパースに描かれているホールのほか、大小の会議室が10室ほど、また展示スペース等も設置される計画です。
旧施設は1983年に建設されたもので、築37年が経過していますので、適切な施設の更新が必要となっていました。

■新たな「川崎市総合自治会館」の平面図
新たな川崎市総合自治会館の平面図
※川崎市発表資料より。計画中のものであり、変更される可能性があります。
※クリックで拡大できます。


「小杉こども文化センター」「川崎市総合自治会館」ともに、工事の完了は2020年6月30日となっています。
「Kosugi 3rd Avenue」の開業予定は2020年7月ですから、それをターゲットとしたものですね。

■工事が進む「Kosugi 3rd Avenue」
工事が進みKosugi 3rd Avenue

「Kosugi 3rd Avenue」は建物躯体の工事が進み、だいぶ全体の姿が見えるようになってきました。
今後は「小杉こども文化センター」「川崎市総合自治会館」をはじめ、内部の施設整備も着手されることになります。

【関連リンク】
小杉町3丁目東地区再開発組合 Kosugi 3rd Avenue ウェブサイト
Kosugi 3rd Avenue the residence ウェブサイト
川崎市総合自治会館 ウェブサイト
川崎市ウェブサイト 川崎市総合自治会館の移転について
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2018/4/24エントリ 小杉町3丁目東地区再開発の三井不動産タワーマンション「Kosugi 3rd Avenue The Residence(コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス)」が発表、2020年8月下旬入居を予定
2018/6/15エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue(コスギサードアベニュー)」建設工事が本格化、地下部分の鉄骨が組みあがり
2018/9/10エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のワークショップスペース「Kosugi 3rd Avenue Labo」が平日カフェ営業をスタート、元住吉の「Cafe OrangeBule」などが出店
2018/10/20エントリ 「コスギフェスタ2018」開催レポート:謎解きラリー「怪盗ギスーコの挑戦状」に子どもたちが熱中、商店街が変貌「Kosugi 3rd Avenue LIVIVG」も同時開催
2018/12/4エントリ 「メガネのオーサカ」が2019年1月31日に現店舗の営業終了・2月7日仮店舗に移転決定、再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」に2020年6月オープンへ
2019/2/11エントリ 武蔵小杉の老舗「メガネのオーサカ」が再開発により仮店舗に移転、「Kosugi 3rd Avenue」での再オープンは2020年7月予定に変更
2019/3/18エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」の建物躯体立ち上がり
2019/4/3エントリ 武蔵小杉のパンフェスタ「Kosugi 3rd Avenue BAKERY LIVING」開催レポート:東横線沿線の人気パン店が集結
2019/9/16エントリ 小杉町3丁目東地区再開発の仮設店舗「TSUTAYA小杉店」が10月13日(日)閉店、22年の歴史に幕
2016/9/23エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の権利変換計画を川崎市が本日認可、商業・業務・公共施設4フロア・24区画の平面図が公示
2019/12/5エントリ 24h営業「エニタイムフィットネス」が2020年1月31日元住吉にオープン、武蔵小杉の新商業施設「Kosugi 3rd Avenue」にも出店決定

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2020年
01月10日

ららテラス武蔵小杉の大規模リニューアル閉店に「肉処大和」など加わり16店舗に、後継で「シューズラウンジ」「プレザンプレザン」が出店へ

【Reporter:はつしも】

ららテラス武蔵小杉では、大規模な店舗リニューアルを実施しています。

「無印良品」「アフタヌーンティー・ティースタンド」など2019/12/27エントリでお伝えした13店舗に加えて、「肉処大和 カイゼルハム」「Yogibo Store」新たに閉店リストに加わり、15店舗が閉店することとなりました。

また前回お伝えした通り、3階の「THE SUIT COMPANY」は2階に移転しますので、全体ではいったん16店舗が閉店します。

これらの後継店舗として、高級食パン専門店「嵜本ベーカリー」が2~3月に出店することをお伝えしておりますが、加えて婦人靴店「シューズラウンジ」が2月に、雑貨店「プレザンプレザン」が3月に出店することがわかりました。

■店舗リニューアルが行われるららテラス武蔵小杉
店舗リニューアルが行われるららテラス武蔵小杉 

■ららテラス武蔵小杉の閉店店舗一覧
階数 店舗名 閉店日
1階 神戸屋キッチン 1月13日(月祝)
1階 ルートートギャラリー 1月13日(月祝)
1階 アフタヌーンティー・ティースタンド 1月13日(月祝)
1階 デイリーラシット 1月15日(水)
1階 はなまるダイニングセレクト 1月10日(金)
1階 肉処大和 カイゼルハム 1月13日(月祝)
2階 paw's lving 1月15日(水)
2階 KBF+ 1月13日(月祝)
2階 マーレマーレデイリーマーケット 1月13日(月祝)
3階 無印良品 1月7日(火)
3階 OJICO 1月13日(月祝)
3階 Yogibo Store 1月13日(月祝)
3階 コレクターズ 1月13日(月祝)
3階 アディダスオリジナルス 1月13日(月祝)
3階 TiCTAC 1月13日(月祝)
3階 THE SUIT COMPANY(移転) 1月13日(月祝)
※2階に移転

■ららテラス武蔵小杉の出店予定店舗一覧

階数 店舗名 閉店日
2階 THE SUIT COMPANY(移転) 1月30日(木)
不明 嵜本ベーカリー 2~3月予定
不明 シューズラウンジ 2月予定
不明 プレザンプレザン 3月予定

■グランツリー武蔵小杉出店中の「シューズラウンジ」
シューズラウンジ

シューズラウンジ

2月にオープン予定の婦人靴店「シューズラウンジ」は、現在グランツリー武蔵小杉2階の「1st class」に出店中です。

この場所は常設展ではなくポップアップストアでしょうから、ここからららテラス武蔵小杉に移転して定住するようなかたちになりますね。

■「プレザンプレザン」(アルカキット錦糸町店)
プレザンプレザン

プレザンプレザン

プレザンプレザン

3月オープン予定の「プレザンプレザン(PRESENT PRESENT)」は、「プレゼント」をキーワードに、誕生日や結婚・出産などのお祝い事にあわせたギフト雑貨を販売するお店です。

既存店は「アルカキット錦糸町」「流山おおたかの森SC」の2店舗がありますが、このうち錦糸町の店舗は1月13日をもって閉店します。

そのかわりに、ららテラス武蔵小杉への出店することになります。

ギフトのお店ですと、あまり店舗数が多いとかぶりそうですし、近隣に店舗がない方が良いかもしれませんね。

■閉店した「無印良品」跡地
閉店した無印良品跡地

閉店した無印良品跡地

閉店した無印良品跡地

ららテラス武蔵小杉の3階では、1月7日をもって「無印良品」が閉店していました。
本日10日をもって「はなまるダイニングセレクト」が閉店、1月13日には多数の店舗が一斉閉店となります。

そこから2月~3月以降、すべての区画ではないかもしれませんが、順次新店舗がオープンすることになりそうです。

■ららテラス武蔵小杉に出店する「嵜本(さきもと)ベーカリー」(東京田園調布店)
嵜本田園調布店 

カフェ営業の焼きたてパン 

【関連リンク】
ららテラス武蔵小杉 オープン・リニューアル一覧
2019/12/6エントリ ららテラス武蔵小杉の「無印良品」が2020年1月7日閉店、「TiCTAC」が1月13日閉店決定

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2020年
01月08日

武蔵小杉再開発地区初の大規模修繕工事:レジデンス・ザ・武蔵小杉で外壁修繕のエレベーターが稼働

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉新駅前の分譲マンション「レジデンス・ザ・武蔵小杉」の大規模修繕工事が着工されたことを、2019/9/2エントリでお伝えしました。

その後工事が進みまして、外壁の修繕等を行うエレベーターが設置され、作業が行われています。

■エレベーターが設置されたレジデンス・ザ・武蔵小杉
エレベーターが設置されたレジデンス・ザ・武蔵小杉

「レジデンス・ザ・武蔵小杉」は、コスモスイニシアの分譲より2007年8月に竣工した武蔵小杉再開発地区の最初の大規模マンションです。

24階建て・高さ76.25m、389戸という規模を有しています。

■外壁を上下するエレベーター
外壁を上下するエレベーター

外壁を上下するエレベーター

外壁を上下するエレベーター 

マンションの大規模修繕工事では、建物躯体をすっぽり覆う足場が組まれて、外壁の修繕等を行うことが多いように思われます。

ただ、レジデンス・ザ・武蔵小杉ほどの規模になりますと、足場ですべて覆うにはかなりの高さが必要で、足場の下部にかかる荷重もたいへんなものになります。

そのようなこともあってか、レジデンス・ザ・武蔵小杉においては、外壁全体を上下するエレベーターが設置されました。

高層ビルの窓掃除では、よくワイヤーで吊るされた「ゴンドラ」が登場しますが、これは安定して上下動をするためのレールが設けられています。

ゴンドラというよりは、エレベーターといった方が良さそうです。

■低層マンションで使われる足場
低層マンションの大規模修繕工事

参考までにこちらは、南武沿線道路沿いで行われていた低層マンションの大規模修繕工事です。
6階建て程度かと思いますが、この規模ですとエレベーターではなく、全体を足場で覆っての工事となりますね。

■最上部に待機状態のエレベーター
最上部に待機状態のエレベーター

このエレベーターは、工事を行っていないときに窓を塞ぐとお住まいの方の邪魔になりますので、待機時は最上部に停止しています。

最上階のバルコニーからは少々圧迫感もあるかもしれませんが、工事中はやむを得ないところでしょう。

■低層部の足場
低層部の足場

なお、低層部では、一部足場が組まれているところもあります。

今後の工事進捗により歩道や歩道状空地が使用できなくなる可能性がありますので、あらかじめ沿道で告知されていました。

■大規模修繕工事のお知らせ
大規模修繕工事のお知らせ 

この工事は2020年6月30日まで予定されていますので、まだまだ序盤というところです。

外からは外壁工事くらいしか見えませんが、実際には内部的な工事も行われているでしょうし、マンションの規模に応じた大プロジェクトといえるかと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 レジデンス・ザ・武蔵小杉
2008/2/10エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(1)
2008/2/13エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(2)
2008/2/16エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(3)
2008/2/19エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(4)
2008/2/22エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(5)
2009/7/7エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉の七夕ライトダウン
2010/5/20エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉の窓掃除
2010/9/23エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉の屋上パノラマ
2010/12/17エントリ 武蔵小杉の「ひと」(6):レジデンス・ザ・武蔵
小杉(前編)

2010/12/18エントリ 武蔵小杉の「ひと」(6):レジデンス・ザ・武蔵 小杉(後編)
2012/9/3エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、東京機械製作所玉川製造所解体工事
2013/4/24エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、「(仮称)アリオ武蔵小杉」「シティタワー武蔵小杉」建設工事
2019/9/2エントリ 武蔵小杉再開発最初の大型マンション「レジデンス・ザ・武蔵小杉」の大規模修繕工事が本日着工、再開発は維持・管理のステージへ

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2019年
12月27日

ららテラス武蔵小杉が2020年1月に無印・アフタヌーンティーなど13店舗閉店リニューアル、大阪の高級食パン専門店「嵜本」が田園調布に続き出店決定

【Reporter:たちばな】

ららテラス武蔵小杉が、2014年の開業以来最大規模の店舗リニューアルを行うこととなりました。

すでにお伝えした「無印良品」をはじめ、「アフタヌーンティー」「神戸屋キッチン」「アディダスオリジナルス」など10店舗以上が2020年1月に順次閉店となります。

そして後継店舗として、大阪発の高級食パン専門店「嵜本(さきもと)ベーカリー(SAKImoto bakery)」が、2020年2~3月に出店することがわかりました。

「嵜本」は首都圏では現在田園調布にのみ店舗があり、武蔵小杉はこれに続く店舗となります。

■店舗リニューアルが行われるららテラス武蔵小杉
店舗リニューアルが行われるららテラス武蔵小杉

■ららテラス武蔵小杉の閉店店舗一覧
階数 店舗名 閉店日
1階 神戸屋キッチン 1月13日(月祝)
1階 ルートートギャラリー 1月13日(月祝)
1階 アフタヌーンティー・ティースタンド 1月13日(月祝)
1階 デイリーラシット 1月15日(水)
1階 はなまるダイニングセレクト 1月10日(金)
2階 paw's lving 1月15日(水)
2階 KBF+ 1月13日(月祝)
2階 マーレマーレデイリーマーケット 1月13日(月祝)
3階 無印良品 1月7日(火)
3階 OJICO 1月13日(月祝)
3階 コレクターズ 1月13日(月祝)
3階 アディダスオリジナルス 1月13日(月祝)
3階 TiCTAC 1月13日(月祝)

まずこちらが、ららテラス武蔵小杉の閉店店舗一覧です。
1月13日をピークに、多数の店舗が閉店します。

■閉店する「無印良品」
無印良品武蔵小杉店 

■閉店する「アフタヌーンティーティースタンド」
アフタヌーンティーティースタンド

■閉店する「アディダスオリジナルス」
閉店する「アディダスオリジナルス」

■3階のフロア図
3階のフロアガイド 

特に3階の閉店面積が広く、フロアの大部分がクローズする形になります。

これだけ入れ替わるとなると、どんな店舗が入るのかが気になるところですね。

■ららテラス武蔵小杉に出店する「嵜本(さきもと)ベーカリー」(東京田園調布店)
嵜本田園調布店

嵜本ベーカリー

嵜本ベーカリーの食パン

そして後継店舗のひとつとして出店が決まったのが高級食パン専門店の「嵜本」(SAKImoto bakery、嵜本ベーカリー)です。

「嵜本」は大阪の難波に本店があります。
食パンの種類ごとに異なるオリジナルブレンドの小麦粉と、それぞれに最適な製法を用いたパン作りにこだわり、行列ができる人気店となっています。

前述の通り、首都圏ではこれまで田園調布にしか店舗がありませんでした。
電車に乗って買いに行く方もいらっしゃったと思いますが、武蔵小杉出店が決定し、身近に買えるようになります。

■「嵜本」の食パンカフェ
嵜本ベーカリーのカフェ

カフェ営業の焼きたてパン

「嵜本」は、店舗にもよりますがカフェ営業も展開しています。
ここでは同店のふわふわのパンを、焼きたてで食べることができます。

※武蔵小杉店ではカフェ営業を行うかどうかはわかりません。

■ふわふわの「極生ミルクバター食パン」
極生ミルクバター食パン

■マーガリンやジャムのセレクト
ジャムやマーガリンのセレクト

カフェでは、まずはパンの種類を選んだ上で、お好きなジャムやマーガリンを選択します。
今回はいちご、オレンジ、ブルーベリーに、フランス伝統発酵バター エシレを選んでみました。

ふんわり裂ける食パンと上質なマーガリンやジャムが相まって、たいへん満足いたしました。

■お土産用4枚切り食パンやジャムの販売
お土産4枚切りトーストやジャムの販売

お土産用4枚切り食パン 

ジャムの販売 

「嵜本」では、お土産用4枚切り食パンや、ジャムの販売も行っています。

食パンは開店から行列になりますので、スムーズに買いたい場合は予約するか、開店直後のピークを外すのが良さそうでした。

ららテラス武蔵小杉では、ベーカリー枠ということでは1階の「神戸屋キッチン」が閉店します。
ちなみに、田園調布店も「旧神戸屋キッチン」跡地にオープンしました。

あるいは「アフタヌーンティーティースタンド」あたりも、後釜としてはフィットするかもしれませんね。

ららテラス武蔵小杉で13店舗が一斉閉店となりますが、「嵜本ベーカリー」のようにどのような店舗が登場してくるか、楽しみな部分もあります。

【関連リンク】
嵜本ベーカリー ウェブサイト
ららテラス武蔵小杉 オープン・リニューアル一覧
2019/12/6エントリ ららテラス武蔵小杉の「無印良品」が2020年1月7日閉店、「TiCTAC」が1月13日閉店決定

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2019年
12月23日

武蔵小杉の新設校・川崎市立小杉小学校の校歌が公開、児童作詞と市内出身川﨑龍氏作曲により完成

【Reporter:はつしも】

2019年4月に「川崎市立小杉小学校」が開校し、その初年度が後半にさしかっています。

初年度ならではのプロセスとして、同校の「校歌」が6年生児童たちの手によって作詞され、完成版が11月に公開されましたので、ご紹介したいと思います。

■川崎市立小杉小学校
完成した小杉小学校

■同校の正門前の掲示
同校の正門前の掲示

同校の正門前の掲示

川崎市立小杉小学校は、武蔵小杉駅周辺の再開発による急激な児童数の増加に対応するために設立されました。
同校の敷地はかつて日本医科大学新丸子キャンパスがあった場所で、地権者は現在も日本医科大学のまま、川崎市が33年間の定期借地権を得て小学校を設置しています。

同校の校舎はきれいなデザインで、教室と廊下・広場スペースをシームレスにするなど従来型のイメージを覆す校舎になっています。
校舎の内容は2019/3/23エントリでご紹介をしておりますので、ご参照ください。

小杉小学校の校歌は、4月の開校時点においては用意されていませんでした。

あらかじめ用意した校歌をお仕着せにするのではなく、児童たちが実際に小杉小学校に通いながら、ふさわしい校歌を自分たちの手で作っていくことになったわけです。

入学後の5月頃から、6年生の「総合的な学習」の時間を使って、校歌の歌詞作りが進められてきました。
そして10月には作曲家の川﨑龍氏のメロディに合わせた歌詞が完成し、11月に同小学校のウェブサイト、および校門前で一般に公開される運びとなったものです。

■川崎市立小杉小学校の校歌(PDF)
http://www.keins.city.kawasaki.jp/2/ke212001/osirase/koukahyoukai.pdf

川崎市立小杉小学校の校歌全文は、上記のPDFをご参照ください。
1番、2番で構成された、歌いやすそうな校歌です。

■人工芝の校庭
人工芝の校庭

小杉小学校を外から見た時に最も特徴的に目に留まるのが、校庭が人工芝であるということです。
これは児童の安全向上ということも勿論ありますが、校庭から砂塵が舞って、周辺環境に大きな影響を与えてしまうことを防止することも目的としています。

それならほかの小学校も同じではないかという話になりますが、これは「ずっと昔からあった」小学校と、住宅街として成熟したところに「あとから作る」現代社会の小学校では、建設にあたって周辺地域で求められる配慮や合意形成のレベルが異なるということでしょう。

小杉小学校の校歌の冒頭は「さわやかな緑の庭」というフレーズから始まります。
これは小杉小学校ならではの、人工芝の校庭を表現したものと思われます。

■木材を活かした校舎
木材を活かした校舎

■木材を活かした校舎の絵
木材を活かした校舎の絵

小杉小学校の校舎は、木材を活かしたつくりになっています。
これらの木材は、北海道のメジロカバ、秋田県・宮城県・埼玉県・神奈川県・宮崎県のスギ、群馬県のヒノキ・スギ、徳島県のヒノキなどが使われています。

このたび完成した校歌の中にも、「木の温もり」と、校舎の特徴が盛り込まれていました。

なお、作曲を行った川﨑 龍氏は、川崎市出身です。

東京藝術大学在学中からTVアニメやCMなどの音楽を手掛けてきたほか、⾼嶋ちさ⼦さん、沖仁さん、須川展也さんなどのアーテイストに作曲・編曲も提供しているということです。

メロディーはウェブサイトには掲載されていませんが、小杉小学校の児童の皆さんが、さっそく校内の催し等で歌っていることと思います。

【関連リンク】
川崎市立小杉小学校 ウェブサイト
川﨑龍 twitter
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
2016/3/23エントリ 川崎市が日本医科大学跡地の新設小学校の建築計画を発表、体育館屋上にグラウンドを整備し5階建て校舎とバルコニーで接続
2016/11/21エントリ 日本医科大学跡地「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の学校名募集が本日スタート:川崎市教育委員会が12月27日まで受付、2017年度中に正式決定へ
2016/12/1エントリ 2019年度開校「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の新学区4案が発表、西丸子小・中原小・上丸子小・今井小が学区変更対象候補に。2017年度中に学区決定へ
2017/2/26エントリ 日本医科大学新丸子キャンパスの解体がほぼ完了、仮囲いが撤去され新設小学校・公園建設予定の約13,000平米の更地がお目見え
2017/3/3エントリ 「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」の名称公募結果が発表:「小杉小学校」が最多応募、「こすぎ小学校」「杉の子小学校」が続く/教室は壁を作らずオープンスペースと一体化
2017/3/7エントリ 「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」の通学区案が新たに4案提示、いずれも既存住宅街の対象範囲縮小・小杉町3丁目はタワーマンションのみが対象に
2017/5/7エントリ 武蔵小杉駅周辺地区新設小学校の学区が2案に絞り込み、既存住宅街への影響を抑制/名称は「小杉小学校」「こすぎ小学校」が最終候補に
2017/9/9エントリ 武蔵小杉新設小の校名は「川崎市立小杉小学校」、学区は「小杉町2・3丁目」が最終案に決定、2019年4月開校時の新5・6年生とその兄弟には転校免除の特例適用へ
2018/3/6エントリ 2019年4月開校「川崎市立小杉小学校」の仮囲いに上丸子小・西丸子小・今井小・中原中の皆さんによる「コスギをつなぐ」メッセージが登場 
2018/10/11エントリ 武蔵小杉の新設校「川崎市立小杉小学校」の校舎がお目見え、2019年4月開校に向けた準備が進む
2018/12/28エントリ 川崎市立小杉小学校北側の「こすぎ公園」3,105平米が供用開始、2つの広場と多目的トイレを設けボール遊びも可能に
2019/3/6エントリ 2019年4月開校を控え「川崎市立小杉小学校」が完成、校庭には人工芝を敷設
2019/3/23エントリ 2019年4月開校「川崎市立小杉小学校」竣工式が本日開催、従来イメージを覆す最新校舎を一挙公開!

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2019年
12月14日

川崎市が総合自治会館跡地の土地利用方針(案)を公表し意見募集、府中街道地権者の共同ビル構想は中止し現会館建物の継続利用案も浮上

【Reporter:はつしも】

川崎市が、府中街道沿いの「川崎市総合自治会館」跡地等の活用に係る土地利用方針(案)を公表し、2019年12月20日までパブリックコメント(意見)の募集を行っています。

この案は周辺地域や地権者へのヒアリング、民間事業者への事業化可能性調査などを踏まえたものです。
従来想定していた「府中街道拡幅に伴う共同化事業(地権者が入居する共同ビル建設)」は、実施されない方針となりました。

府中街道沿いには広場スペースを整備しつつ、建物を新築する場合は現在の総合自治会館並みの高さ・面積に抑えます。
また「現在の総合自治会館の建物を解体せず活用する」可能性も含めた土地利用に方向転換が行われています。

■川崎市総合自治会館
川崎市総合自治会館

川崎市総合自治会館は、府中街道沿いにある川崎市の公共施設です。
各種イベントや地域団体の活動の場として、ホールや会議室、広場等が活用されています。

この施設は、2020年7月頃に小杉町3丁目に完成予定の再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」に移転することが決定しています。

■従来の「共同化事業」(共同ビル)のイメージ
従来の共同ビルのイメージ

一方、周辺の府中街道沿いでは、道路拡幅による地権者の立ち退きが進められてきました。

川崎市総合自治会館の移転が決まった当初は、道路沿いの地権者が移転入居する「共同化事業」(共同ビルの建設)も検討されていました。

その具体案として、2014年8月には「国道409 号(小杉工区)沿道まちづくりの基本的な考え方」が示され、上記のような共同化事業のイメージも示されていたのです。

■立ち退きが進んだ府中街道
立ち退きが進んだ府中街道

しかしながら、年月が経過するうちに府中街道の立ち退きが進み、本サイトでもこれまでにご紹介してきた通り、周辺の店舗等の移転はかなり進んできました。

改めて2018年10月に川崎市が周辺地権者へのヒアリングを行ったところ、共同ビルへの入居を希望する地権者は10%程度の割合に低下し、なおかつその意向も強くないことがわかりました。

そのような結果も踏まえて、「共同化事業」は実施しない方向となったのです。

また、川崎市が民間企業に対して実施した事業化の調査(サウンディング)においては、下記の5点の事業提案がありました。

既存施設を活用した低層の飲食施設
● 新設の低層の飲食施設
既存施設を活用した演劇の稽古場や劇場
● 新設の農業施設(ビニルハウス)と既存施設を活用したデイサービス
● 新設の6層程度の病院


このうち、4団体の提案については、市が提示した前提条件に沿う提案であり、一定の事業可能性を確認することができたということです。

上記をご覧の通り、5つの提案のうち、2つは既存の川崎市総合自治会館の建物を活用する事業提案となっています。

これにより、必ずしもビルを新築するのではなく、既存の建物をそのまま活用する土地利用方針が浮上してきたというわけです。



そしてこのたび発表されてパブリックコメントの募集が行われているのが、下記の土地利用方針(案)です。

■川崎市総合自治会館周辺の新たな土地利用のイメージ 川崎市総合自治会館周辺の新たな土地利用のイメージ
※川崎市発表資料より

■土地利用方針(案)※川崎市発表資料より抜粋
(1)土地利用方針(案)の基本的な考え方
●駅に近く、ニヶ領用水に接する立地を活かし、緑豊かな居心地のよい空間の創出や、多世代が集い、交流し、多様なアクティビティ(活動)を促す空間として活用し、地域の課題解決や賑わいの創出・魅力の向上を図る。また、災害時のリスクに対応するため、状況に応じて物資集積等の拠点や一時的な待避所などの役割を果たせるよう、柔軟な活用が可能となるオープンスペースを確保する。

●跡地等を含む小杉駅周辺地区は、本市の広域拠点として、今後、様々な都市機能の集積や都市基盤の整備などにより拠点形成が進むことが見込まれ、当該地は駅周辺における数少ない公有地でもあることから、将来的な行政需要の変化等に伴う周辺の公共施設等の整備・再編状況や、社会動向の変化などによる別用途での利用を見据え、売却せずに当面の間、貸付けることとする。

●跡地等の立地条件や価値を十分に活かすために、活用にあたっては、民間活力により整備・運営を行うこととし、民間ならではのアイデアやノウハウを最大限に活用して効率的・効果的な市民サービスの提供とサービスの質の向上の実現につなげる。

(2)導入機能
① 賑わい・交流ゾーン
●跡地の立地条件や価値を活かす民間事業者のアイデアやノウハウを最大限に活用して、地域の住民をはじめとして、誰もが集い活動することができ、賑わいを創出する施設を整備する。

●これまで地域イベントが開催される等、地域の交流や活動の拠点として活用されてきたことや少子高齢化の進展による社会構造の変化・多様化するライフスタイルなどを踏まえ、多世代交流、多様なつながり、居場所づくりに資する機能の導入を図る。

●施設整備にあたっては、周辺の景観や住環境に配慮した規模(現施設の高さ、面積以内)とする。
②広場・うるおいゾーン
●歴史的・文化的な価値を有するニヶ領用水を身近に感じられる芝生広場など緑豊かで居心地がよい空間とし、週末などは地域イベントやマルシェ等に活用できる広場を整備する。

●災害時において、避難地や避難路としての機能、緊急医療などの救援活動や物資集積等の拠点になるなどの復旧・復興支援機能、帰宅困難者が一時的に待避・滞在できる機能を果たす防災上有効なオープンスペースを確保する。

●広場空間はこれまでの利用に配慮し、現状の広場と同等以上の広さとする。

●環境に配慮した都市景観の形成や賑わいとうるおいのあるまちづくりの一環として、二ヶ領用水が身近に感じられ、市民がより水辺に親しめるような多自然な空間づくりを行う。
③ 円滑な移動動線の確保
●ニヶ領用水沿いの河川管理用通路や今井南橋から国道409 号に抜けるルートは、地域住民の重要な動線となっていることから、整備後も広場ゾーンを確保しつつ、併せて安全で円滑な通行環境も確保する。

●跡地等の周囲には多様な店舗・事務所等が集積していることから、周辺地域との回遊性の強化を図れるような通路等の整備を目指す。
④ 道路予定地の活用
●国道409 号の道路予定地について、道路工事着手までの間、占用等の手法により通路や広場などとして跡地等と一体的に活用し、跡地等へのアクセス性や409 号線からの視認性を高めることにより跡地等の魅力を高める。

(3)事業スキーム
事業スキームについては、以下をベースに検討を進める。 
●土地利用方針に沿った事業提案をプロポーザル方式によって募り、事業者を選定する。選定に あたっては、提案内容が単に借地料が高い、または内容が優れているだけのものではなく、4 (4)(※関連リンクの資料全文参照)に記載されている課題の解決に資するものを評価する。 

●既存施設については、使用か解体かのどちらの提案も可能とする。

●市と民間事業者が20年程度の借地契約を締結し、市は民間事業者に対象地を貸付け、民間事 業者が事業を行う。契約期間終了時の社会状況により事業継続の判断を行う。

●整備工事・維持管理・運営の全てを事業者が担うこととする。ただし、既存建物の解体及び標 準的な広場等の整備に係る費用について市が負担するものとし、その相当額を借地料から減価 する等の手法をとることとする。

この「土地利用方針(案)」へのパブリックコメント(意見)募集は、2019年12月20日まで受け付けています。

市内在住、在勤、通学などの方、利害関係のある方が提出可能で、郵送、FAX、持参のほかWebや電子メールでも受け付けています。

詳細につきましては、下記の関連リンクより川崎市のウェブサイトをご参照ください。

【関連リンク】
川崎市 パブリックコメント 総合自治会館跡地等の活用に係る土地利用方針(案)について
川崎市 「川崎市総合自治会館跡地等活用の検討に関するサウンディング調査」の結果をまとめました
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他 府中街道拡幅
2013/1/31エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビルに小杉こども文化センターと総合自治会館が移転決定
2014/8/28エントリ 川崎市が「国道409号(小杉工区)沿道まちづくり」を発表、総合自治会館跡地に商業・住居複合ビルを構想
2018/11/8エントリ 川崎市が総合自治会館跡地活用・等々力緑地再編整備について民間事業者からの事業提案を募る「マーケットサウンディング」を実施、2019年1月までに結果公表へ

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2019年
12月06日

ららテラス武蔵小杉の「無印良品」が2020年1月7日閉店、「TiCTAC」が1月13日閉店決定

【Reporter:はつしも】

ららテラス武蔵小杉の「無印良品」が、2020年1月7日(火)をもって閉店することになりました。
同店では12月14日(土)より閉店セールを開始します。

また同じくららテラスの「TiCTAC」も、2020年1月13日(月祝)をもって閉店します。

■「無印良品ららテラス武蔵小杉」
無印良品武蔵小杉店

無印良品ららテラス武蔵小杉

ららテラス武蔵小杉は、武蔵小杉駅南口地区東街区第一種市街地再開発事業により整備された三井不動産の商業施設です。

4階建ての各フロアに、食品やファッション・雑貨等の各種店舗が入居しています。

このたび、3階の「無印良品」店頭や、ウェブサイトにおいて閉店が告知されました。

■「無印良品ららテラス武蔵小杉」の店内
「無印良品ららテラス武蔵小杉」の店内

無印良品ららテラス武蔵小杉の店内

無印良品ららテラス武蔵小杉の店内

無印良品は、衣料・家具・雑貨などを販売するチェーン店で、全国に店舗があります。

武蔵小杉再開発初期、本サイトが実施したアンケートでも出店希望が多数寄せられるなど、根強い人気があります。

ららテラス武蔵小杉に無印良品が出店することがわかった際には、喜んだ方も多かったのではないでしょうか。

開業から5年以上、それなりにお客さんは入っていたように思いましたが、残念ながら閉店することとなりました。

告知の通り、12月14日(土)からは閉店セールが始まりますので、お買い得品を探してみてはいかがでしょうか。

■3階の「TiCTAC武蔵小杉店」
TiCTAC武蔵小杉店 

■「TiCTAC武蔵小杉店」閉店のお知らせ
TiCTAC武蔵小杉店 

そしてもう1店舗、「TiCTAC武蔵小杉店」が2020年1月13日(月祝)に閉店します。
同店も「無印良品」同様、「ららテラス武蔵小杉」開業当時からの店舗でした。

時計の修理受付は、すでに12月1日に終了していますので、ご注意ください。

■2階の空き区画
2階の空き区画 

■「ビルケンシュトック」閉店のお知らせ
ビルケンシュトック閉店のお知らせ 

■「リビングハウス」閉店のお知らせ
リビングハウス閉店のお知らせ 

なお、2階では8月25日に「ビルケンシュトック」が、11月4日に「リビングハウス」が閉店していました。
ここは開業当初は「ラコンテ・モア」「SHIPS Days」があった場所です。

向かい合わせの区画が空きの状態になっていまして、こちらもいずれ何らかの店舗が入ることでしょう。

「ららテラス武蔵小杉」も開業5年半を経て、店舗の入れ替わりが進んできています。

【関連リンク】
ららテラス武蔵小杉
無印良品 店舗情報 ららテラス武蔵小杉
2015/4/13エントリ ららテラス武蔵小杉にドイツの老舗シューズブランド「ビルケンシュトック」がオープン
2017/7/10エントリ ららテラス武蔵小杉の「SHIPS Days」「liflattie ships」閉店跡地にインテリアショップ「LIVING HOUSE」がオープン

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2019年
12月05日

24h営業「エニタイムフィットネス」が2020年1月31日元住吉にオープン、武蔵小杉の新商業施設「Kosugi 3rd Avenue」にも出店決定

【Reporter:はつしも】

24時間営業のフィットネスクラブ「エニタイムフィットネス」が、2020年1月31日(金)に元住吉にオープンすることがわかりました。

同店は12月1日より、Webでの入会受付をスタートしています。

また、同フィットネスクラブは2020年7月頃に開業予定の武蔵小杉の新商業施設「Kosugi 3rd Avenue(コスギサードアヴェニュー)」1階にもオープン予定であることを告知しており、中原区内で連続出店となります。

■「エニタイムフィットネス」の既存店
エニタイムフィットネスの既存店

エニタイムフィットネスの既存店

「エニタイムフィットネス」は、米国発のフィットネスクラブです。

特徴は店名にもある通り「いつでも利用できる」24時間・年中無休営業で、会員だけが入館できるオートロック方式により人件費等のコストを削減した経営を行っています。

■マシンに特化した設備
マシンに特化した設備

「エニタイムフィットネス」は、マシントレーニングに特化しています。
そのため、プールやスタジオなどは設置がなく(個室シャワーは完備)、比較的小規模な出店が可能です。

川崎市内にも多数の店舗があり、中原区内でも武蔵中原店、武蔵新城店が営業をしています。
武蔵中原店は、府中街道沿いの「ライフ川崎宮内店」の隣(中原区宮内)にあります。
 
■「元住吉店」がオープンする綱島街道沿いのビル
元住吉店がオープンする綱島街道沿いのビル
 
元住吉店がオープンする綱島街道沿いのビル

「元住吉店」は、綱島街道沿いの「矢倉中田ビル」の2階にオープン予定です。

ここにはかつて「三井住友銀行元住吉支店」がありましたが、同支店は現在は武蔵小杉駅前の「武蔵小杉支店」と同じKDX武蔵小杉ビルに移転(実質的な統合)をしています。
 
■1階も空き区画に
元住吉店がオープンする綱島街道沿いのビル

かつての三井住友銀行は、1階・2階に入居していました。
そのため 1階も空き区画になっていまして、ここはまた別の店舗が入居するのではないかと思います。
 
■「武蔵小杉店」がオープンする「Kosugi 3rd Avenue」
武蔵小杉店がオープンする「コスギサードアヴェニュー」

■低層部商業・業務・公共公益施設のイメージパース
Kosugi 3rd Avenueのイメージパース

Kosugi 3rd Avenueのイメージパース 

そして「武蔵小杉店」がオープンするのは、小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業による再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」です。

「Kosugi 3rd Avenue」は2020年7月頃完成を予定しています。

そのうち1~3階までが主に商業・業務系で、「エニタイムフィットネス」がオープンするのは1階部分です。

オートロック式で24時間・年中無休営業をするわけですから、商業施設の休業等に左右されない1階路面に店するのでしょう。

■「Kosugi 3rd Avenue」の平面図(4階)
再開発ビルの平面図(4階) 

■平面図(3階)
商業施設3階の平面図(3階) 

■平面図(2階)
再開発ビルの平面図(2階) 

■平面図(1階)
認可を受けた再開発ビルの平面図(1階)


こちらが、「Kosugi 3rd Avenue」低層部の平面図です。

1階には「メガネのオーサカ」「中国料理一番」が地権者店舗として入居する予定で、両店舗は業種柄比較的小規模な区画に入居予定です。

「業務」と表記されている1階・2階の1,000㎡以上の大型の区画は、同じく地権者であるみずほ銀行、川崎信用金庫が入居する想定です。
またさらに424㎡の区画も、別の店舗で埋まっています。
※12/6追記 状況が変動し、424㎡も不明となりました。

今回はここに「エニタイムフィットネス」が新たに加わりました。

「エニタイムフィットネス」は、業種柄あまり小型すぎる区画に入るのは困難ですから、残りの大きめの区画のいずれかに入ることになりそうですね。

そうすると1階の店舗は、半分くらいが判明してきたことになります。
来年に入るとまた、店舗情報が徐々に出てくるのではないでしょうか。

なお、「エニタイムフィットネス」は日吉店もオープンを準備しています。
武蔵小杉、元住吉、日吉と3駅連続出店と、一気に出店攻勢をかけてきているところです。
 
【関連リンク】
エニタイムフィットネス 店舗情報 元住吉店
エニタイムフィットネス 店舗情報 武蔵小杉店
 ・小杉町3丁目東地区再開発組合 Kosugi 3rd Avenue ウェブサイト
Kosugi 3rd Avenue the residence ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2018/4/24エントリ 小杉町3丁目東地区再開発の三井不動産タワーマンション「Kosugi 3rd Avenue The Residence(コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス)」が発表、2020年8月下旬入居を予定
2018/6/15エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue(コスギサードアベニュー)」建設工事が本格化、地下部分の鉄骨が組みあがり
2018/9/10エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のワークショップスペース「Kosugi 3rd Avenue Labo」が平日カフェ営業をスタート、元住吉の「Cafe OrangeBule」などが出店
2018/10/20エントリ 「コスギフェスタ2018」開催レポート:謎解きラリー「怪盗ギスーコの挑戦状」に子どもたちが熱中、商店街が変貌「Kosugi 3rd Avenue LIVIVG」も同時開催
2018/12/4エントリ 「メガネのオーサカ」が2019年1月31日に現店舗の営業終了・2月7日仮店舗に移転決定、再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」に2020年6月オープンへ
2019/2/11エントリ 武蔵小杉の老舗「メガネのオーサカ」が再開発により仮店舗に移転、「Kosugi 3rd Avenue」での再オープンは2020年7月予定に変更
2019/3/18エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」の建物躯体立ち上がり
2019/4/3エントリ 武蔵小杉のパンフェスタ「Kosugi 3rd Avenue BAKERY LIVING」開催レポート:東横線沿線の人気パン店が集結
2019/9/16エントリ 小杉町3丁目東地区再開発の仮設店舗「TSUTAYA小杉店」が10月13日(日)閉店、22年の歴史に幕
2016/9/23エントリ 小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の権利変換計画を川崎市が本日認可、商業・業務・公共施設4フロア・24区画の平面図が公示

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2019年
10月23日

「Kosugi 3rd Avenue」建設進捗により「TSUTAYA小杉店」が10/13、「中国料理一番」2店舗が10/19、21に相次ぎ閉店、既存ビル解体着手へ

【Reporter:はつしも】

小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業の再開発ビル「Kosug 3rd Avenue」の建設工事が進捗し、「TSUTAYA小杉店」が10月13日に、「中国料理一番(中華一番)」2店舗が10月19日、21日に相次いで既存店舗の営業を終了しました。

同地区では今後、既存ビルの解体等が着手されることとなります。

■10月13日に閉店した「TSUTAYA小杉店」
10月13日に閉店した「TSUTAYA小杉店」

■閉店のお知らせ
閉店のお知らせ

まずこちらは、10月13日に閉店した「TSUTAYA小杉店」の仮設店舗です。
同店は当初営業をしていたビルの解体後も、仮設店舗でぎりぎりまで営業を続けてきましたが、いよいよ仮設店舗のエリアも工事を行うこととなり閉店に至りました。

閉店のお知らせによると、小杉店は22年間にわたって営業をしてきたということです。

■「TSUTAYA小杉店」営業最終日の閉店セール
「TSUTAYA小杉店」営業最終日の閉店セール

「TSUTAYA小杉店」営業最終日の閉店セール

「TSUTAYA小杉店」営業最終日の閉店セール

「TSUTAYA小杉店」営業最終日の閉店セール

「TSUTAYA小杉店」営業最終日の閉店セール

「TSUTAYA小杉店」は、閉店日まで、レンタルで提供していたコミックスやCD等の閉店セールを行っていました。
コミックスは1冊100円、CDアルバムは1枚300円で販売していましたので、それらを買い求める方が多く集まっていました。

廃棄などされるよりは、どなたかに購入いただいて活用された方が良かったと思います。

■消えた「TSUTAYA」の文字
消えた「TSUTAYA」の文字

■撤収が完了した店内
10月13日に閉店した「TSUTAYA小杉店」

「TSUTAYA小杉店」では、「TSUTAYA」の外壁ロゴが抹消され、店内からの撤収もほぼ完了していました。

このあとは速やかに解体作業がスタートするものと思いますが、もともと仮店舗として簡易なつくりになっていますから、それほど手間はかからないでしょう。



■10月19日に閉店した「中国料理一番」(イトーヨーカドー向かい)
10月19日に閉店した「中国料理一番」(イトーヨーカドー向かい)
 
■10月21日に閉店した「中国料理一番」(武蔵小杉駅南口駅前)
10月21日に閉店した「中国料理一番」(武蔵小杉駅南口駅前)
 
そして10月19日、21日に相次いで従来店舗での営業を終了したのが、「中国料理一番」です。

武蔵小杉駅南口駅前と、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店向かいの2店舗ありまして、こちらは再開発ビル「Kosug 3rd Avenue」完成後(2020年7月)に統合した新店舗がオープンする予定です。

■撤去作業が進む武蔵小杉南口駅前の「中国料理一番」
撤去作業が進む武蔵小杉南口駅前の「中国料理一番」

武蔵小杉駅南口駅前の店舗は、すでに撤去作業が進められていました。
こちらのビルはほかに店舗も入居し、解体されるわけではないようですから、また何らかテナントが入居するのではないでしょうか。

■中国料理一番twitter

「中国料理一番」のtwitterでは、しばしのお別れのご挨拶がありました。
最終日は近隣の方は常連さんなどで賑わっていたようです。

58年の歴史があるということですから、またそれを受け継ぎつつ、パワーアップした店舗がオープンするとよいですね。

■今後解体工事が着手される小杉町3丁目東地区
今後解体が着手される小杉町3丁目東地区

【関連リンク】
小杉町3丁目東地区再開発組合 Kosugi 3rd Avenue ウェブサイト
Kosugi 3rd Avenue the residence ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2018/4/24エントリ 小杉町3丁目東地区再開発の三井不動産タワーマンション「Kosugi 3rd Avenue The Residence(コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス)」が発表、2020年8月下旬入居を予定
2018/6/15エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue(コスギサードアベニュー)」建設工事が本格化、地下部分の鉄骨が組みあがり
2018/9/10エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のワークショップスペース「Kosugi 3rd Avenue Labo」が平日カフェ営業をスタート、元住吉の「Cafe OrangeBule」などが出店
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2019/9/16エントリ 小杉町3丁目東地区再開発の仮設店舗「TSUTAYA小杉店」が10月13日(日)閉店、22年の歴史に幕
2019/9/21エントリ 武蔵小杉の「中国料理一番」2店舗が10月19日・21日に営業終了、再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」に2020年7月統合オープンへ

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