武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2011年
12月29日

「第2回なかはらフォトコンテスト」入選作品発表

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「第2回なかはらフォトコンテスト」の入選作品が発表されました。
全127作品から、優秀賞6作品、入賞8作品が選ばれています。

■中原区まちづくり推進委員会 なかまちブログ
第2回なかはらフォトコンテスト入選作品発表

(優秀賞)http://nmachi.exblog.jp/15081440/
(入賞)http://nmachi.exblog.jp/15081854/

「なかはらフォトコンテスト」は、中原区まちづくり推進委員会と中原
区役所の協働による企画で、中原区の魅力を伝える写真を募集し、
コンテストを開催
するものです。
身近な街の風景を見直すことで、街の魅力を再発見することを目的
としています。

なかはら“ゆめ”区民祭において全127作品を展示して市民投票を
行い、その結果を受けて審査員による最終審査
が先般行われて
いました。

■なかはら“ゆめ”区民祭での市民投票
なかはら“ゆめ”区民祭での市民投票

■審査員による最終審査会場
審査員による最終審査会場

■第2回なかはらフォトコンテスト審査員(敬称略、順不同)
中原区区民会議委員長 鈴木眞智子
なかはら20年構想委員会委員長 栗原 護
川崎市市民ミュージアム学芸員 深川雅文
東京綜合写真専門学校講師 中原区在住写真家 伊奈英次
武蔵小杉ライフ運営委員会
中原区役所区民サービス部長 風間研一
中原区まちづくり推進委員会委員長 板倉 徹


以前のエントリでもお伝えしましたが、今回、武蔵小杉ライフは
フォトコンテストの審査員として、大変僭越ながら選考に加わら
せていただきました。


入選作品は前掲の「なかまちブログ」にも同内容が掲載されて
おりますが、本ブログにおいても、応募者のコメントともにご紹介
したいと思います。

<優秀賞(6作品)>※順不同
■「ドクターイエロー(新幹線)」 森川 則宏さん

「ドクターイエロー(新幹線)」 森川 則宏さん

友人より情報があり、新小杉の駅方面が見える場所を探して
写しました。


■「雨あがりの多摩川」 岩 桜子さん
「雨あがりの多摩川」 岩 桜子さん

台風12号の大雨で紀伊半島の被害をテレビでみていたので、
多摩川は大丈夫かと見に来ましたら、すばらしい景色でした。
新しい二子玉のビル、少し多めの川の水、流れる雲、来年も
この景色あるかしら。


■「ねがいを乗せて」 浦野  了さん

「ねがいを乗せて」 浦野  了さん

日ごろからの「思い」・「ねがい」を乗せて流す日本の風物詩
「灯篭流し」。
ここ江川せせらぎ遊歩道に最適のすばらしいイベントに感動致し、
蒸し暑い夏の宵「いっぷく」の涼味を感じるひと時でした・・・。


■「ジャブジャブ池」 三枝 愛子さん
「ねがいを乗せて」 浦野  了さん

親・子で楽しめる暑い夏のひととき

■「用水路」 杉山 俊博さん
「用水路」 杉山 俊博さん

中原街道には、用水路の名残があり、下を見ながら歩くのも
楽しいです。


■「春でーす」 徳元たつ子さん
「春でーす」 徳元たつ子さん

子供達が楽しそうに花びらいっぱいの二ヶ領で遊んでいました。

<入賞(8作品)>※順不同
■「新しい街 小杉の夜景」 大口 文弘さん

「新しい街 小杉の夜景」 大口 文弘さん

日々増殖する街 夜景が素敵です。

■「釣り人」 大舘 隆幸さん
「釣り人」 大舘 隆幸さん 

■「時計台と富士山」 安田 和隆さん
「時計台と富士山」 安田 和隆さん

右に法政二高の時計台、左に小さく富士山のシルエットが
きれいにみえました。

 
■「緑河」 大舘 隆幸さん
「緑河」 大舘 隆幸さん

■「やすらぎスポット」 小田柿 雅彦さん
「やすらぎスポット」 小田柿 雅彦さん

美しいせせらぎ。川筋の草花は日常の喧騒を忘れさせてくれ、
とても安らぐ散策に好適のところです。

 
■「川蝉の一休み」 古山 秀則さん
「川蝉の一休み」 古山 秀則さん

川蝉の一休みとはいえ、木かげの一服とは違い、片時も
休まない目差し。バックの紅葉のボケのコントラストが美しい。


■「摩天楼の春」 小山 文夫さん
「摩天楼の春」 小山 文夫さん

小杉地区の商業都市としての発展、住環境の向上等、目覚しい
ものがあります。NECタワーをバックにして咲く紫色の藤の花と
その象徴として撮影した。

 
■「流れを待つ」 高木  達さん
「流れを待つ」 高木  達さん

清掃の為流れを止めていました。

       ※       ※       ※

以上、合計14作品をご紹介しました。
いずれも非常に魅力的な写真ですので、選考もみなさんあれこれと
悩んでいらっしゃいました。

前述の通り、本コンテストは、身近な街の風景を見直すことで
街の魅力を再発見すること
を目的としています。
そのような観点から、武蔵小杉ライフとしては、こういったコンテスト
では桜色の印象の強い二ヶ領用水の「緑」を鮮やかに切り取った
「緑河」などを高く評価させていただきました。

本コンテストをご覧いただくことで、「こんな風景があったのね」
というように、新しい中原区の魅力を発見していただけましたら
幸いです。

なお、2012年2月には入賞作品の展示会が中原区役所で開催
されます。また、本コンテストは第3回も継続開催される予定です。

高価な撮影機材やセミプロのような技量は必要ありません。
あくまでも「中原区の魅力」を発掘できているかどうかがポイント
ですので、お気に入りの風景がありましたら、応募してみては
いかがでしょうか。
また来年夏ごろになると思いますので、告知させていただきたいと
思います。

【関連リンク】
中原区報道発表資料 第2回なかはらフォトコンテストの開催に
ついて(PDFファイル)

2011/10/16エントリ 「第33回なかはら“ゆめ”区民祭」参加レポート:
「コスギフェスタ2011」広報活動実施

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2011年
11月11日

川崎市バスのキャラクター「ノルフィン」のぬいぐるみ販売中

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2011年11月7日より、川崎市バスのイメージキャラクター「かわ
さきノルフィン」のぬいぐるみが販売
されています。

■川崎市報道発表資料 川崎市バスオリジナルグッズの発売に
ついて(PDF)

http://www.city.kawasaki.jp/press/info20111101_2/
item9959.pdf


■車窓の「ノルフィン」
車窓の「ノルフィン」

前掲の川崎市報道発表資料にあるように、「かわさきノルフィン」は、
「元気いっぱい、おちゃめなバスの妖精」をイメージ
しています。
普段は、川崎市バスの車体に描かれているのをよく見かけます。

■かわさきノルフィンランド(キャラクターサイト)
http://www.city.kawasaki.jp/82/82service/home/
nolfin/index.html


■川崎市バスの「ノルフィン」
川崎市バスの「ノルフィン」

「ノルフィン」という名前は市民の公募によりつけられたもので、
「乗る」と妖精の「エルフィン」を組み合わせています。
年齢・性別・出身地は秘密ということで、謎につつまれていますね。

■「ノルフィン」の頭
「ノルフィン」の頭


ノルフィンの頭にはゴーグルがついていますが、これはバスの
タイヤをイメージしているようです。

■「ノルフィン」の足
「ノルフィン」の足

「ノルフィン」の足は、ご覧の通りバスの形になっていますね。
ノルフィンが動く動画は見たことがないのですが、移動する際は
歩行するのではなくて、ローラースケートのようにこのバスが
駆動するのでしょうか?

■「ノルフィン」のぬいぐるみを販売中の市バス乗車券発売所
「ノルフィン」のぬいぐるみを販売中の市バス乗車券販売所

「ノルフィン」のぬいぐるみは、市バス各営業所・市バス乗車券発売
所(川崎・溝口)のほか、川崎市交通局自動車部お客様サービス課で
1,500円で販売
されています。

■川崎市バス各種乗車券発売窓口
http://www.city.kawasaki.jp/82/82eigyo/home/ticket/
window/index.htm


上記の市バスサイトを参照すると、中原区では上平間に営業所
あります。
武蔵小杉からのアクセスとしては、川崎駅アゼリアか、溝の口の
ノクティーの乗車券発売所
の方が便利かもしれませんね。
(※東急バス武蔵小杉案内所で川崎市バスの乗車券の委託販売
が行われていますが、ノルフィンのぬいぐるみまで委託販売されて
いるかどうかはわかりません)

川崎市にはさまざまなキャラクターがいますが、「ノルフィン」は
その中でも頭一つ抜けてキャラクターとしての出来が良い
ように
思います。
コスギフェスタなど各種イベントで見かける着ぐるみもかわいいですし、
思わず買ってしまいました。

■「コスギフェスタ2011」の「ノルフィン」
コスギフェスタ2011の「ノルフィン」

【関連リンク】
川崎市バス 公式ウェブサイト

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2011年
11月08日

市民向け川崎市債投資セミナー・2011年

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2011年9月29日に、第8回川崎市債投資セミナーが開催されました。
これは川崎市が市民を対象に、市の財政状況等のプレゼンテー
ションを行うことで市債への投資を促進するものです。
 
川崎市債によってれられた資金は、川崎市のさまざまな公共事業に
活用
されています。
過去エントリで取り上げたように、先般完成した今井小学校新校舎
建設では48.5%、武蔵小杉新駅の4階建て駐輪場建設では42%が
川崎市債
で賄われています。
 
■川崎市ウェブサイト 投資家情報 IRイベント
 http://www.city.kawasaki.jp/23/23sikin/home/ir/present.htm
 
■第8回川崎市債セミナーが開催された中原区役所
川崎市債セミナーが開催された中原区役所 

この市債セミナーは、例年は武蔵中原駅前のエポックなかはらで
開催されていたのですが、今回は中原区役所の5階会議室
会場でした。
 
セミナーの構成は過去3回のエントリ(末尾の関連リンク参照)で
お伝えしてきたものとほぼ同様で、前半が阿部市長によるプレゼン
テーション、後半が有識者による投資の基礎講座
となっていました。

■配布されたプレゼンテーション資料
配布されたプレゼンテーション資料
 
プレゼンテーションでは毎年御馴染みの、政令都市比較による
指標
が出ていまして、
■人口増加率 1位(10年連続)
■出生率 1位(20年連続)
■婚姻率 1位(25年連続)
■人口1人あたり課税対象所得額 1位
■市内経済成長率(実質) 1位

このような指標で毎年政令指定都市トップとなっています。
 
もっともこのあたりは、自治体のIR(投資家向け広報)活動におい
ては、「各自治体が個々に有利な指標を持ってくる『お国自慢』に
なっている」という指摘
も地方債協会の方から伺ったことがあります。
金融商品取引法に基づいて開示事項が定められ、横串で経営
指標を比較できる上場企業とは、少々事情が異なるところですね。
 
ただいずれにしましても、川崎市が相対的に活力のある都市
あることは間違いなかろうとは思います。
 
婚姻率が25年連続1位になっていますが、中原区あたりは企業の
寮なども多いもので、何となく独身の若手サラリーマンが多い印象を
持っていました(実際、川崎市は男性の人口が女性を上回っている
都市です)。
このデータは、個人的にちょっと意外でした。
 
■社債券の見本券
社債券の見本券 
 
これは後半のセミナーで回覧されていた、社債券の見本券です。
現在ではペーパーレス化が実施されているのですが、債券の
仕組みをわかりやすく説明するために、題材として紹介されてい
ました。
 
この社債券は、上部の本体に付属して、下部に切り取り式の利札
付いています。この利札を利払い日に金融機関に持っていくと、
現金に替えてもらうことができるわけです。
この利札は英語で「Coupon」といいまして、よく飲食店などで配布
されている「クーポン券」はこの利札が起源となっている、という
豆知識が紹介されていました。
 
■会場で毎回配布されている「生田の天然水 恵水」
会場で毎回配布されている「生田の天然水 恵水」 
 
今回の市債投資セミナーで印象に残ったのは、質疑応答でした。
例年は川崎市の財政や投資に関する質問がいくつか出る程度
なのですが、今年は川崎市内での放射線量や、市内にある原子力
発電関連設備に関して阿部市長への詰問が飛び、やや荒れた
雰囲気
になりました。
 
基本的にはこれは市債に関するセミナーですので、こういった質問
に応えるための場ではなかったのですが、「身近な場所に市長が
来て質問できる機会」ということで、常日頃の不満を訴えた、という
ことかと思います。
 対象外の質問ということではあっても対応しないということはなく、
阿部市長が一応回答はされていました。
 
こういった説明会以外にもタウンミーティングなど、さまざまな場が
ありますけれども、やはり市民との直接対話の場を、予定調和で
ない形できちんと設けていく
というのは大切なことかと思います。
 
■川崎市の「行財政改革の取組み」パンフレット
川崎市の「行財政改革の取り組み」パンフレット 
 
最後に余談ですが、こちらは川崎市の行財政改革の取組みを説明
したパンフレット
です(市債セミナーでは配布されていません)。
表紙のイラストを見ると・・・、これはやはりパークシティ武蔵小杉
でしょうか。
他にもいくつか、川崎市各地のスポットが描かれているのが見え
ますね。
 
パークシティ武蔵小杉はそのひときわ高い姿から、こういった絵柄
などではシンボルになりやすいですね。
 
【関連リンク】
川崎市 投資家情報
2008/8/27エントリ 市民向け川崎市債投資セミナー
2009/8/23エントリ 市民向け川崎市債投資セミナー・2009年
2010/8/31エントリ 市民向け川崎市債投資セミナー・2010年
2009/9/12エントリ 横須賀線武蔵小杉駅駐輪場の、イメージパースと
工期と工事費

2011/5/23エントリ 今井小学校の新校舎建設中

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2010年
10月13日

川崎市のごみ収集車の「キレイクン」と「グリンピー」

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川崎市のごみ収集車といえば、2008/6/11エントリでご紹介した好き
ですかわさき愛の街」
のメロディーでおなじみですが、先日、このごみ
収集車の側面のキャラクターが新しくなっている
ものを見かけました。

■川崎市のごみ収集車
川崎市のごみ収集車

これは、法政通り商店街で見かけたごみ収集車ですが、これは以前
からのデザインです。側面に川崎市のマークと、青地に白抜きの文字
と絵柄
が描いてあります。

■従来のキャラクター「キレイクン」
従来のキャラクター「キレイクン」

描かれていたのは「好きです。きれいな川崎。」という文字と、ホウキ
を持ったキャラクター「キレイクン」です。これは川崎市環境局のキャラ
クター
で、ごみ収集に関するパンフレットなどに登場します。
「もっと川崎をきれいにしよう」という主旨で作られたキャラクターなの
だそうです。

■ごみ収集場所の「キレイクン」
ごみ収集場所の「キレイクン」

「キレイクン」は、そういえば市内のごみ収集場所にも掲示されていま
した。この写真は、中原区役所近くの南武線高架下で撮影したもの
です。

さて、今回はこの「キレイクン」が違うキャラクターになっているごみ
収集車
を見かけました。

■新しいごみ収集車のキャラクター「グリンピー」
新しいごみ収集車のキャラクター「グリンピー」

今度は絵柄がフルカラーになりまして、これは「グリンピー」という名前
のキャラクターです。
「キレイクン」と同じく環境局のキャラクターで、「空のかなたから楽しい
夢を運んできた緑の妖精で、花や緑を増やしていく活動をみんなに
紹介」
しているとのことです。

ごみをきれいにする「清掃」から一歩進んで、花や緑を増やす「緑化」
を主眼としたものになったわけですね。

■川崎市ウェブサイト いくつ知っているかな 川崎のキャラクター
http://www.city.kawasaki.jp/25/25koho/home/shisei/htm/
080101/45_1.htm


「キレイクン」や「グリンピー」などの川崎市のキャラクターについては、
上記ウェブページで紹介されています。

さて、今のところ、この「グリンピー」の清掃車を見かけたのは一度
だけなのですが、今後、このバージョンに順次入れ替わっていくもの
なのか、それともたまたまだったのかはわかりません。

■ごみ収集車が発着する中原生活環境事業所(中丸子)
ごみ収集車が発着する中原生活環境事業所

武蔵小杉周辺のごみ収集車は、中丸子の中原生活環境事業所から
発着しています。上記はリエトコート武蔵小杉から撮影したものですが、
青い車体が並んでいるのが見えますね。
生活するにあたって日常的に目にする車ですので、街中で見かけたら
是非キャラクターをチェックしてみてください。

■横須賀線武蔵小杉駅ロータリーのごみ収集車
横須賀線武蔵小杉駅ロータリーのごみ収集車

【関連リンク】
2008/6/11エントリ 好きですかわさき愛の街

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2010年
09月25日

2011年3月、JR南武線に快速電車導入

hatsushimo.gif

JR東日本が2010年9月24日付のプレスリリースにおいて、今後の
ダイヤ改正の概要を発表しました。それにより、2011年3月より南武
線に快速電車を導入
することがわかりました。

■JR東日本 2010年12月ダイヤ改正について
http://www.jreast.co.jp/press/2010/20100916.pdf
※プレスリリースのタイトルは「2010年12月ダイヤ改正」ですが、
南武線に関しては2011年3月の改正となります。

■JR南武線(向河原駅付近)
JR南武線(向河原駅付近)

ダイヤ改正の詳細は前掲のプレスリリースを参照いただだきたいと
思いますが、要約すると以下のような内容になります。

■南武線ダイヤ改正の概要
・武蔵小杉駅の10時~15時台に毎時2本電車を増発し、その2本を
快速電車とする
・快速電車の立川~登戸間は全駅停車
・登戸以降は武蔵溝ノ口、武蔵新城、武蔵中原、武蔵小杉、鹿島田、
川崎に停車


■登戸→川崎間の快速電車停車駅
●登戸駅
↓ (通過)宿河原駅
↓ (通過)久地駅
↓ (通過)津田山駅
●武蔵溝ノ口駅
●武蔵新城駅
●武蔵中原駅
●武蔵小杉駅
↓ (通過)向河原駅
↓ (通過)平間駅
●鹿島田駅
↓ (通過)矢向駅
↓ (通過)尻手駅
●川崎駅


上記のような内容になります。
この快速電車の運行により、川崎~登戸間で所要時間が5分程度
短縮
されるようです。
武蔵小杉~川崎間が現行で12分程度ですが、こちらは2,3分短縮
されて10分程度
になるのではないでしょうか?

プレスリリース内に掲載されたダイヤを参照すると、登戸駅において
上り快速電車の前の各駅停車はいずれも10分先行して発車して
いますので、どうやら各駅停車の追い抜きは発生しない
ようです。

■JR武蔵小杉駅周辺の路線図
JR武蔵小杉駅周辺の路線図

武蔵小杉駅からの利用を考えた場合、今回の快速電車は速達性と
いう点ではさしたるインパクトのあるものではない
ように思います。
ただし、ダイヤが手薄だった日中に2本増発されるのは嬉しいところ
ですね。
日中には、ホームでの待ち時間が結構長かったりしますが、毎時
6本が毎時8本となり
、それなりの密度で走ってくれるようになります。

南武線の快速は33年前、旧国鉄時代にも運行されたことがあります
が、1978年に姿を消していました。ダイヤの足枷になっていたことが
理由とも言われていますが、それが今回復活することとなり、各種
メディアやブログなどでも取り上げられています。

■カナロコ 南武線快速33年ぶりに復活2011年3月から
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1009240045/
■iritaku net ~武蔵小杉3番線~ 南武線快速電車新設へ
http://musashikosugi3homu.blog134.fc2.com/
blog-entry-72.html


神奈川新聞カナロコの記事では、横須賀線武蔵小杉駅の開業に
よる利用者増加を見込んだもの
、とされていますね。
正式なJR東日本のコメントではないようですが、33年間導入され
なかったものがここに来て導入というのは、やはり新駅開業が
大きな要因と考えるのが自然ではないでしょうか。

ダイヤが改正される2011年3月頃には、横須賀線武蔵小杉駅の
正規連絡通路が完成
し、乗り換えの利便性が向上することになり
ます。
それに合わせての南武線快速電車登場ということで、武蔵小杉
駅の姿がまた変わりますね。

■武蔵中原駅から見る武蔵小杉方面
武蔵中原駅から見る武蔵小杉方面

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2009/5/13エントリ JR武蔵小杉駅に南武線記念写真スポット登場
2009/7/14エントリ JR武蔵小杉駅の南武線記念写真スポットがバー
ジョンアップ

2010/4/17エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路のバリアフリー化
計画

2010/5/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路工事
2010/6/26エントリ 横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路のはつり作業と
掘削作業

2010/8/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の暑さ対策
2010/8/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の沿線案内
2010/9/6エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路の沿線案内と
ドライミスト

2010/9/19エントリ JR武蔵小杉駅の南武線記念写真スポット、
その後

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2010年
05月17日

中原区の市民活動団体紹介冊子「なかはらっぱの仲間たち」

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2008/3/17エントリにおいて区民交流サイト「Webなかはらっぱ」
ご紹介しました。これは、中原区内の市民活動団体が、このウェブ
サイト上にイベントの告知やメンバー募集など、団体のPR情報を
発信
しているものでした。

■中原区民交流センター公式サイト「Webなかはらっぱ」
http://nakahara.genki365.net/

閲覧してみると、実にさまざまな市民活動団体があることがわかる
のですが、このたび、中原区まちづくり推進委員会の発行により、
「なかはらっぱ」の登録団体を紹介する冊子が作成
されました。

■「なかはらっぱの仲間たち 2010年度版」
「なかはらっぱの仲間たち 2010年度版」

この冊子は掲載原稿が提出された市民活動団体を掲載しており、
全ての登録団体が網羅されているものではありませんが、それでも
数多くの団体の情報を知ることができます。

■「なかはらっぱの仲間たち 2010年度版」の掲載団体(50音順)
井田協友会
井田杉っ子母親クラブ
癒詩景音楽さぁくる・癒楽素(ゆらっくす)
In Unity実行委員会
美しい日本語を学ぶ会
NPO法人アクト川崎
NPO法人カワサキミュージックキャスト
NPO法人KFV
NPO法人さえの会
おたまじゃくしの会
おと絵がたり
折り紙の会
かながわカウンセリング研究会
神庭・里山を守る会
かわさき犬・ねこ愛護ボランティア・中原区
川崎混声合唱団
川崎市消費者の会
川崎市へら鮒釣連合会
川崎卓球協会
川崎ハーモニカ協会
ガールスカウト神奈川県第17団
健康を守る会
Coaクラブ
詩吟同好会 青燈会
しすい会
自主保育たんぽぽ
自転車と共生するまちづくり委員会
末広俳句会
せかいじん
太極拳みやび
多摩川丸子連
多摩ジュニアサッカークラブ
地域ふれあい“つきやまサロン”
でんでんむし
とどろき音楽サークル
とどろき水辺の楽校
中原区運動普及推進員連絡会
中原区市民健康の森を育てる会
中原区食生活改善推進員連絡協議会
中原区地域教育会議
中原区文化協会
中原コミュニティケアほほえみ
中原書道研究静墨会
なかはら地球にいいことプロジェクト
中原陶芸研究会
なかはら20年構想委員会
中原老後を良くする会
日舞扇乃会
花クラブ実行委員会
花時計の会
ホールズ21
ボランティアグループ さくら会
ボランティアグループ にじの会
武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ
楽健書道会
老化防止に社交ダンスの会

※団体名から「Webなかはらっぱ」の団体ページにリンクしています。
団体独自のウェブサイトを登録している団体は、独自ウェブサイトに
リンクしています。


以上、56団体が掲載されていました。団体の活動内容、代表者名、
活動日、会費、連絡先電話番号
を確認することができます。
団体名だけでは何をしているのか全くわからない団体もありますが、
「こういう団体があったのか」、と新鮮な思いで読みました。

■団体紹介ページ
団体紹介ページ

56団体の顔ぶれを見ていると、「In Unity実行委員会」、「武蔵小杉
ファミリーウィンドオーケストラ」、「なかはら地球にいいことプロジェ
クト」「花クラブ実行委員会」
など、これまでに本ブログで取り上げた
ことのある団体も数多く含まれています。

ところで、この冊子を発行した「中原区まちづくり推進委員会」自体
も市民活動団体であり、中原区の課題や問題点を区民自身が調査・
検討し、実践活動を行っています。
そのひとつに中原区の市民活動団体の中間支援組織としての活動が
あり、中原区と協働で区民交流センター「なかはらっぱ」の運営も行っ
ている
ものです。

ウェブサイトはもちろん便利ではありますが、冊子にまとめることで
初めてリーチできる「非ウェブ層」が存在する
のは確かです。特に
こういった市民活動団体に参加される方には非ウェブ層の方も多く、
PRのためには意味のあることではないでしょうか。

この冊子は中原区役所4階の地域振興課で配布しています。
ご興味のあるかたは、どうぞお問い合わせください。

■巻末の「なかはらっぱ」の紹介
巻末の「なかはらっぱ」の紹介

【関連リンク】
中原区民交流センター公式サイト「Webなかはらっぱ」
2008/3/17エントリ 中原区民交流センター&サイト「なかはらっぱ」
オープン

2009/8/26エントリ 中原区役所のゴーヤー
2009/12/8エントリ 武蔵小杉に、花を植えよう。「花クラブ実行
委員会」

2009/12/15エントリ 「武蔵小杉ファミリーウィンドオーケストラ」の
コンサートを12月20日(日)開催

2010/3/14エントリ 「In Unity2010」開催レポート
2010/4/19エントリ 中原区魅力スポットガイドブック「なかはらが好き」

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2010年
01月28日

川崎市公共施設利用予約システム「ふれあいネット」

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今回は、先日多摩川緑地の紹介(2009/12/20エントリ)で少し触れた
「ふれあいネット」をご紹介します。

■川崎市公共施設利用予約システム ふれあいネット
https://www.fureai-net.city.kawasaki.jp/index.html

ふれあいネットとは、川崎市が提供する市民館や各種スポーツ施設、
文化施設などの総合予約システム
です。

~ふれあいネットの紹介より抜粋~

みなさんの市民施設のご利用をより便利にするために

川崎市では、市民生活の多様化に応えるため、市民の皆様が
「ふれあいネット」を通じて、ご家庭やお勤め先にいながら電話や
インターネットで、あるいはお買い物などのついでに身近な区役所
などの端末機で、自由に会議室やスポーツ施設などの利用申込みが
できるようになっています。

「ふれあいネット」は、市の公共施設をコンピュータのネットワーク
で結び、予約の他に抽選申込み、空き状況の確認、取り消しの届出
などを簡略化するサービスで、生涯学習情報の参照も行えます。

より利用しやすく、身近になった公共施設を活用して、ご家族や
グループでスポーツに汗を流したり、各種の文化活動を楽しんで
いただき、健康で豊な生活作りの一助としていただきたいと思います。

~抜粋おわり~


このシステムを利用すると川崎市全域の登録施設の検索ならびに
予約が可能
となっており、中原区内のみならず遠くは川崎区、麻生区
や多摩地区の施設でも予約できるようになっています。

■予約できる施設の例

◆屋外スポーツ施設
各地区のグラウンド(各地区の公園事務所が管轄するもの)や
川崎マリエンのテニスコートなど

◆屋内スポーツ施設
とどろきアリーナや各地区のスポーツセンターなど

◆教文、市民館
教育文化会館、各地区の市民館、プラザなど

◆会館施設
国際交流センター、平和館、ミューザ川崎、川崎マリエンなど


先日紹介した多摩川緑地のグラウンドや中原市民館もここから
予約できるようになっています。

このサービスを利用するためには事前登録が必要になっています。
登録には区役者や各施設でもらえる申込書類に加えて利用料の
口座振替を行う金融機関の登録手続き
が必要です。

登録が完了すると利用者カードが発行され、各家庭のパソコンから
インターネットを通じてサービスの利用ができるほか、各公共施設
に設置されている利用者端末を使うこともできます。

■ふれあいネット 利用者カード
ふれあいネット 利用者カード

■中原市民館に設置されている利用者端末
中原市民館に設置されている利用者端末

利用方法の詳細説明は割愛しますが、大まかな手順としては

例えば屋外スポーツ施設などを予約する場合には、1ヶ月前の月初に
利用したい日付の「抽選」に申し込み
を行います。約1週間後に抽選
結果の発表が行われ、当選した場合は、同じくシステムから「確定」
申し込みを行う手順になっています。

屋内スポーツ、教文・市民館、会館施設については4ヶ月前からの
抽選申込み
となっています。

当然ながら人気の施設はかなりの倍率となるため、必ずしも利用
出来るとは限りません。なお抽選確定期間終了後に空きがあった
場合は、随時予約ができる
ようになっています。

なおこのシステムは前述のインターネットや利用者端末のほか、
電話(プッシュ式トーン信号)や携帯電話からの利用も可能となって
おり、アクセシビリティに配慮した作りになっています。

さらにPCからの利用画面においてはアクセシビリティ対応画面と、
パワーユーザ対応画面の2種類が用意
されています。

■パソコンからインターネットを使ってみた場合のトップ画
パソコンからインターネットを使ってみた場合のトップ画面

念のためアクセシなんとかって何?という方のために補足しておくと
アクセシビリティとは「使いやすさや利用しやすさ」を表すものです。

がしかし、自分の感覚ではこの横文字は一般的に広く認知された
単語ではありません。というよりはむしろ使いやすさを表す単語が
逆に分かりにくくしているような気がします。

これがトップ画面に二者択一ででてくるのですが、失礼な話ですが
文化施設などを利用されるご年配の方に、あなたはパワーユーザ
ですか?それともアクセシビリティ対応希望ユーザですか?などと
尋ねても意味が分からない
と思うのですが、どうなんでしょうか?

それはさておき、このアクセシビリティ対応画面から利用すると
直感的に大きなアイコンを押していくだけで、検索や予約などの
各種操作が行えます
。これは前述の利用者端末と同じ操作画面を
提供しているようですね。
確かに操作方法としては分かりやすいと思います。

一方パワーユーザ対応画面のほうですが、使い勝手に関しては正直
良いとまでは言えません。いまどきの直感でわかりやすいWEB
サービスに比べると、施設や空き日程の検索方法などもう少し工夫が
欲しい
ところではありますが、まあ慣れれば使える、といったレベル
でしょうか。

これは実際に使ってみて、ご自分に合うほうを使われるとよいでしょう。

苦言ついでにもう一言だけ言わせていただくと、システムの利用登録
に関しても、わざわざ金融機関に行って手続きを行う必要があるなど
最初の段階でちょっと高いハードルがあります。

今時のシステムですと利用者登録は家庭のPCから行い、支払いは
クレジットで可能
、などとしてもらえるとより利用の促進も進むのでは
ないかと思います。

しかしながら行政によっては、現在でも昔ながらの方法で利用者が
わざわざ施設まで出かけて行って紙の台帳に書き込む
、といった
手順を行っているところもあります。
(それはそれでアナログ的でわかりやすい面もありますが)

ふれあいネットは最初の登録だけ済ませてしまえば、あとは広範囲に
わたる施設を一元的に検索したり申込みしたりできる
ので便利な
サービスであることは間違いありません。
冒頭に紹介した「みなさんの市民施設のご利用をより便利にする
ために」
という目的にはかなっているのではないかと思います。

みなさんも一度利用されてみてはいかがでしょうか?

■中原市民館で配布されているカタログ
中原市民館で配布されているカタログ

【関連リンク】
中原市民館 公式ウェブサイト
2009/12/20エントリ 多摩川緑地

Comment(1)

2009年
12月09日

新型インフルエンザ予防接種始まる(その2)

karejishi.gif

2009/11/3エントリ川崎市の新型インフルエンザの情報をお伝え
しましたがその続編です。
 
川崎市インフルエンザの流行状況は、10月末をピークに若干下がっ
て来たように見受けられますが、以前としてまだ高い水準にあります。
 
■川崎市新型インフルエンザ情報
http://www.city.kawasaki.jp/35/35sippei/home/doukou/infl.htm

さて前回は中原区の予防接種の場所(受託医療機関リスト)が
公開
されたことをお伝えしましたが、その際に接種スケジュールも
公表
されていました。
 
そのスケジュールにより優先順に、医療従事者、妊婦、基礎疾患を
有する方の接種が順次開始され、そしていよいよ12月7日より小児
(1歳~小学校3年生)を対象とした一般向けの予防接種が開始
され
ました。

■小児科に並ぶ保護者の皆さん
小児科に並ぶ保護者の皆さん
 
そしてこれは昨日12月8日の風景です。昨日より予約受付を開始した
とある小児科
に並ぶ保護者のみなさんですが、朝7時前から並んで
います。
 
また別の小児科では、聞いたところによると、10時からの予約に
朝6時から並んで駅前まで予約の列が伸び、苦情が来たため急遽
整理券を配ったが、9時ごろには既に予定数を超えていた
との
ことでした。
 
おそらく通勤時間帯に同じような様子を見かけた方も多かったのでは
ないでしょうか。
 
宮前区に在住の知人の話によると、昨日から電話をかけているが、
(幼児の予防接種は)既に年内は予約で一杯で年明けになるとのこと
だったそうです。
 
やはり予想通りというか、不安的中というか、ワクチンの数量は十分な
数が医療機関に行き渡っていない
ようです。
利用者側の視点からみると、どの病院に聞けばワクチンが残っている
のか探すのも大変な労力
であり、このあたりも医療機関任せではなく
もう少し一元的に管理したり、情報公開したり出来ないものなの
だろうか?
と思ってしまいます。
 
ピークを超えたとはいえ、まだ予断を許す状況ではありません。
なるべく早く、各医療機関でどこでも予防接種が出来るように
なって欲しいと思います。

※以下、12/11追記
------------------------------------------------------------------
お寄せいただいた情報をもとに一部追記します。

コメントいただいた情報によると都内の大田区や世田谷区で接種
できた
とのことでした。川を越えたすぐ向こう側で、電車にのれば
さほど遠くなく探してみる価値はあるかも知れません。

また前述の宮前区の知人ですが、結局12月後半に予約が取れた
そうですが、なんと「眼科」とのことでした。

確かに以前ご紹介した受託医療機関リストをみると、小児科だけで
なくその他の科を名乗る医療機関もたくさんあります


当然ですが小児科だけでは数に限りがあるので、その他の様々な
医療機関でも協力体制をとっているのでしょう。これはちょっと盲点
でした。当たり前ですが小児科には小さなお子さんが集中するので
混雑します。それ以外を当たってみるというのも一考かもしれません。

大田区と世田谷区の情報を掲載しておきます。

■大田区の受託医療機関一覧
http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/hoken/kansen_yobou/
infuru_h1n1/wakuchin/vacctine_ukekata/index.html


■世田谷区の受託医療機関リスト
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/020/d00025561.html

しかしながらこれらのリストはあっても相変わらず自分で頑張って
探さなければならない
ことに変わりはありません。

それでネットを調べていたら面白いものを見つけました。

■Google maps Flu Shot Finder
(フルショット ファインダー ※フルショットは予防接種の意味)
http://maps.google.com/maps/mpl?moduleurl=http://maps.
google.com/mapfiles/mapplets/flushot/flushot.xml


■CNET Japanの関連記事
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20
403354,00.htm


これはアメリカ限定のサービスなのですが、例えば地図に
NY(ニューヨーク)と入力すると、すぐにニューヨークの地図が
表示され、その近辺でワクチンを持っている医療機関が表示されます。

実際にどこまでリアルに在庫状況を反映しているかは不明ですが、
サービスとして欲しいのはまさにこのようなものだと思いますが
いかがでしょうか。
------------------------------------------------------------------
※以上、追記終わり

【関連リンク】
2009/11/3エントリ 新型インフルエンザ予防接種始まる
2009/11/13エントリ 中原区の休日急患診療所
2009/11/17エントリ インフルエンザ流行のため中原区の子ども向け
イベント2件が中止

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2009年
11月17日

【告知】インフルエンザ流行のため中原区の子ども向けイベント2件が中止

hatsushimo.gif

川崎市におけるインフルエンザ流行発生警報発令を受け、中原区で
予定されていた子ども向けイベント2件が中止
となりました。

■川崎市ウェブサイト インフルエンザ流行発生警報発令
http://www.city.kawasaki.jp/kinfo/kinfo92/file_1.pdf
■川崎市ウェブサイト 子ども・子育て関連イベントの中止について
http://www.city.kawasaki.jp/event/info5136/index.html

■中止になったイベント
11月28日(土)開催予定 「なかはら子ども未来フェスタ」
12月5日(土)開催予定 「なかはらマタニティ&ファミリーコンサート」


「なかはら子ども未来フェスタ」については、昨年2008/11/22エントリ
でご紹介しましたが、なかなかお子さんが楽しめるイベントでした。
残念ですが、インフルエンザが流行している現状、感染拡大防止を
優先したものです。

■昨年のなかはら子ども未来フェスタ(バルーンアート教室)
昨年のなかはら子ども未来フェスタ(バルーンアート教室)

武蔵小杉ライフトップページの「武蔵小杉カレンダー」において、今年
の子ども未来フェスタも掲載しておりましたので、臨時エントリとして
告知させていただきました。

【関連リンク】
2008/11/22エントリ 第3回なかはら子ども未来フェスタ

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2009年
11月03日

新型インフルエンザ予防接種始まる

karejishi.gif

いよいよ中原区でも新型インフルエンザの接種場所(受託医療機関
リスト)が公開
されました。
■川崎市 各区別の新型インフルエンザ摂取場所リスト
http://www.city.kawasaki.jp/35/35sippei/home/kansen/
wakutin/index.html#iryoukikan


ここに至るまでの経緯を簡単に振り返ってみると、

川崎市のホームページには現在トップに重要項目として
インフルエンザに関する注意喚起と各種情報が記載されています。
■川崎市 トップページ
http://www.city.kawasaki.jp/

10月6日には川崎市内での蔓延増加を受けて
インフルエンザ流行発生注意報が発令されました。
■川崎市 インフルエンザ流行発生注意報
http://www.city.kawasaki.jp/kinfo/kinfo88/index.html

さらに10月28日には
新型インフルエンザ患者の急増に対するアピール
という文書が掲載されました。
■川崎市 新型インフルエンザ患者の急増に対するアピール
http://www.city.kawasaki.jp/kinfo/kinfo91/index.html

これは更なる注意喚起を促すとともに、一方で感染拡大に伴い、
医療機関への負担が増えてきたため

~~~~~
基礎疾患(持病)がなく軽症の方は、医療機関が手薄になる休日・
夜間の救急外来受診はできるだけ控えるようにしてください。
~~~~~

といった案内が掲載されたものです。同時期に市内の各教育機関でも
同内容のチラシが配られた模様です。

さて、前述の川崎市のトップページに出ている
川崎市新型インフルエンザ情報
の中には新型インフルエンザに関する各種情報が掲載されています。
■川崎市新型インフルエンザ情報
http://www.city.kawasaki.jp/35/35sippei/home/kansen/butainfl.htm

この中では公立小中学校の閉鎖状況がまとめられています。
■川崎市 公立小中学校の閉鎖状況
http://www.city.kawasaki.jp/e-news/info2281/index.html

ここでは学級閉鎖、学年閉鎖になった校名のリストが掲載されて
いますが、10月の頭ごろから急激に件数が増えてきました。
これは川崎市のインフルエンザ発生状況のページをみると明らかで、
10月ごろから急激にグラフが伸びているのがわかります。
■川崎市 インフルエンザ発生状況
http://www.city.kawasaki.jp/35/35sippei/home/doukou/infl.htm

さらに、川崎市では現在インフルエンザ注意報が発令中であり、
今後4週間以内に大きな流行が起こる可能性が高くなっている、
とあります。

実はこの「今後4週間以内」という表現はここ1ヶ月近く変わって
おらず
、実際グラフのほうも途中何度かの連休等を挟んだせいか、
うまいぐあいに歯止めがかかっているような感じになっています。
とはいうものの、10月のこの時期にこの発生件数は季節性
インフルエンザとは明らかに異なる事態
であることは間違いありま
せん。今後もまだ予断を許さない状況です。

さて、学校の名前を見ただけではピンとこない方は、このページの
リンクからたどれる、国立感染症研究所の感染症情報センター
ページにある、インフルエンザの流行レベルマップを見ると
わかりやすいでしょう。
■国立感染症研究所 インフルエンザ流行レベルマップ
https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/
flu/index.html


これによると神奈川県は全国的にみても早い段階から警報レベルに
ありました。この理由の一つとして神奈川県は特に首都圏の居住地に
なっていることから都心で働く人が罹患しても、医療機関は
自宅近くで受診するので、周辺の県から多くなっている、といった
ような傾向があるのではないかと推測していますが正確なところは
わかりません。

神奈川県内の状況としてはお隣の高津、港北、都築区から内陸部の
ほうで警報レベルの地域が多く広がっています

(注意報、警報は定点医療機関あたりのインフルエンザ発生報告数)

実際先の公立小中学校の閉鎖状況を見ていても、これらの地域の
学校名が先に多く出てきていました。
中原区はいまのところまだ、注意報レベルにとどまっているようですが、
今後とも注意が必要です。

さて冒頭の話に戻りまして、先月末から新型インフルエンザワクチンの
接種
が全国的に始まりました。
新型インフルエンザワクチンに関するお知らせのページに各種情報が
載っています。
■川崎市 新型インフルエンザワクチンに関するお知らせ
http://www.city.kawasaki.jp/35/35sippei/home/kansen/
wakutin/index.html


このページにはワクチン接種の基本的な考え方や、一時国政でも
方針が問題になっていた接種回数の考え方接種の値段、そして
気になる安全性や有効性に関する情報など、一通りの情報が揃って
いるのでご一読をお勧めします。

公表された接種場所(受託医療機関リスト等)には中原区内の病院・
医療機関とその連絡先
、そして各病院ごとの接種可能な優先接種
対象者の区分と接種予定時期が掲載されています。
■川崎市 各区別の新型インフルエンザ摂取場所リスト(再掲)
http://www.city.kawasaki.jp/35/35sippei/home/kansen/
wakutin/index.html#iryoukikan


しかしながら、以下のような注意書きも併せて記載されています。

~~~~~
接種のスケジュールはワクチンの出荷状況等により、変更される
可能性があります。
新型インフルエンザワクチン接種は原則、予約制ですが、現在、
各対象(妊婦、基礎疾患を有する方、小児等)の接種開始時期及び
各受託医療機関へのワクチン配分量等の詳細が決まっていないため、
スケジュールにあった対象者以外は予約はできませんので、
受託医療機関への問い合わせは御遠慮ください。
~~~~~


これは全国的にもニュースにもなっていますが、配分量に限りがある
ため、全ての医療機関に十分な数が行き渡らず、まだまだ調整中
といったところなのでしょう。
まずはご自分が現在対象期間であることを確認された上で、
かかりつけの医者に電話等で確認するのがよいでしょう。

現在までのところ公表されている詳細日程は、

対象者 接種開始日
インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者(救急隊員を含む) 2009年10月22日~
基礎疾患を有する方(最優先)
  入院患者
  入院患者以外
 
2009年11月5日~
2009年11月16日~
妊婦 2009年11月15日~

となっています。
今後順次このリストに追加されていくことと思います。

とはいうものの、その先の接種のスケジュールによると、
小学1~3年生は12月後半~となっており、今後大きな流行が
おこる可能性があるとされている4週間以内にはとても
間に合いません

前述の通り現在小中学校で閉鎖が相次いでいる状況をみると、
遅きに失するという感想を持たざるを得ませんが、いましばらくは
自己防衛するしかない状況です。

インフルエンザの予防は既にご存知かと思いますので、ここでは
改めて書きませんが、気をつけていてもかかってしまう仕方ない
場合もあります。
また最近では行政側の対応も、夏休み前の初期のころのような
何でもイベントは中止するといったヒステリックな対処方針は少なく
なり、注意喚起を行いながらも粛々と進める、といった対応に変化
してきています。
今週末の「なかはら“ゆめ”区民祭」も予定通り開催されるようです
ね。

まだ不安な日々は続きますが、我々市民側は冷静な対処を、そして
行政側には一日でも早い予防接種の準備を
努力いただきたいと
思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:病院

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