武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2010年
10月20日

武蔵小杉の「ひと」(4):NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント(後編)

karejishi.gif

前編より続き)

--設立の趣旨の一つで地域のコミュニティを形成する・育成する
というのがありましたが、これは先ほどのお話の中で連絡会議などの
形で出来てきたということをお伺いしました。一方で設立時の課題の
一つで新しく来た住民と既存住民との関係を構築するというものが
挙げられていましたが、ここまで3年間やってこられてその辺は
いかがでしょうか?

(萩原)
先日コスギタワーでは商店街の協力を得てマンション内でのお祭り
催しました。
2010/9/26エントリ参照)

■「コスタまつり2010秋」の案内
「コスタまつり2010秋」の案内

あれは商店街さんに出てきてくれないですかね、みたいな話があって
一つのマンションの中の話だったので、個人的に動いたのですけど、
結果的にはものすごい反響を受けたし、どんなふうにそれぞれの
お店の売上につながるか分からなかったのですけど、とにかくなにか
要望があったときにお応えする
ということが必要です。

お店側も最初はめんどくさがって動きたがらない人はたくさんいるん
ですよ、やっぱり既存のお店はすごく腰が重たくて。でも出てきて
くれたところが、良かったねって思ってくれればいいし、あそこの
お店結構売れたみたいという話なんかを聞くと次につながると思い
ます。

この「キラッと!小杉&丸子モールマップ」を作ったときも、結局
大型商業施設が出る前に、今のうちがまずチャンスだということで、
新しい住民の方にも街を歩いてもらってもっと素敵なところいろいろ
と見てもらおうよ、
ということで作りました。商店街って寄って
もらえればお店の顔がわかるんですよね。ちょっと会話があったり
それぞれ独自の面白いものもあるので。
2009/11/7エントリでご紹介しています)

ただ、いかんせんお店の規模が小さいので情報発信力などが弱いです。
例えばこないだのコスギタワーのお祭りにでたお店をみていると、
私からみてもまだまだ打ち出し方が足りないなと思っています。
だから、自分のお店に来てもらうのが目的だから、お店が黒子になら
ないように地図だとかサービス券とかちゃんとわかるものを、お店の
名前をだしてやろうねってことを随分言ったのですけれども、それでも
パソコンがないとかそういうお店もあったみたいでした。
それで名前出さないとどこのお店か分からないからって言って慌てて
手書きで書いたりとかして、でもそういうたどたどしいところがあって
こそ、またレトロな小杉商店街かなっていう手作り感があってよかった
ですかね。

■完売続出
完売続出!

どの程度の規模で売れるか分からなかったので、みんな50や100
しか作ってこなかったりしたので結構早めに売り切れちゃったみたいで
これぐらい人が来るんだったら、次回はもうちょっと用意しておこうと
いうのも分かるようになるし、昨日実は川崎市の商店街連合会の会議
あったんですけど、そこでもすごいうわさになって、それぞれ中原の
ほかの商店街の理事長さんの集まりだったのですけど、今度はいつ
やるの?
って言われたりとか最初はお店側も声をかけてもみんな
出てこなかったり大変だったんですけど、まあ今度はもっと大々的に
やろうかなんて話もあります。

やっぱりこういうきっかけづくりって初め回りはお金や労力をかける
のは嫌って反対する、そんな人も多いのですけれどでもそれだけだと
終わっちゃうので、最初に誰かが動いて、やってみたらもっと来て
欲しいねって思うお店がたくさんあるはずなのです。
そうすると
実際にみんな商店街にきてくれて、またさらにこんなお店あったん
だって発見してくれればそれも楽しいですし今度大型商業施設
できるみたいですけどそれを超えてまた商店街も続いていくといいな
と私は思っているんです。

■萩原理事
萩原理事

(森)
それってNPOの理事の一人がすごくこだわっているんですよ。
せっかく武蔵小杉に住んでいるのだから武蔵小杉で楽しいお買い
物ができる、そういったところを作りたい
ってすごく思っていて、その方
が今回中心となってコスギタワーで活動をやられたのですね。だから
今後もたぶん協力してそういう方向で動いていくのじゃないかと
思います。

(萩原)
まだまだ住民の方もほんとに知らないと思うんですよ。だからこの
「キラッと!小杉&丸子モールマップ」でも心掛けたのがそれぞれの
お店のキラッと光る部分
を見つけて欲しいと、それは商品でも人物
でも建物でもなんでもいいと思うんですよね。それと取り組んでいる
こと、それを発信してもらえばぜんぶがキラキラ輝くキラッと小杉に
ならないかなというので、そこに足したのが観光情報だとか街づくり
の情報だとかこういうところを全部埋めて言ったのですけど、まあ
これを作るときは話が広がりに広がっちゃって16も商店街がでて
きてしまったので大変
だったんですけど、でもやってみれば商店街の
人たちも住民の方々もこれは良かったってものすごくよろこんで
くれました。

この間の20年構想委員会でやったなかはらまちづくりフォーラムは、
ほんとにマンションの方だけじゃなくて地元の人もいろいろと出てきて
いたので、そういう動きをすごく喜んでいます。ここにそういうものが
出来そうだってことを地元もとても楽しみにしているしいい付き合いが
できると思います。

--先ほどの地域住民と既存住民の話に戻りますが、商業的な観点
以外の面での取り組みはどうですか?例えば住民間の交流となどは
どうでしょうか。

(村山)
地域との関係という点では、この前のまちづくりフォーラムで区長
さんとか中原警察署長さんとか皆さんでていて住民の意見も聞いて
くれて、
私はいま区民会議の委員になっているのですが、その中でも
区長さんが、この前はレジデンス・ザ・武蔵小杉の交流会にも顔を
出してくれた
と思うのですが、非常にこの地域に対して関心を持って
いただいて、そういう意味ではありがたいと思うのですね。あと
住民からの意見として郵便ポストも設置されましたよね。

それから消防署前の信号ですね、これもいま住民の方から
スクランブル交差点化の要望
があがっていまして街づくりフォーラム
の時にも質問したいと言っていた人がいまして、中原警察署長さん
からもすごく前向きな返答が出てきて強い要望として本庁にあげて
くださっているのです。
道路の拡幅があるのでまだ少しかかるみたい
ですが。結構具体的な話についてそれぞれ行政がその場にいたので
動いてくれていますね。

■村山専務理事
村山専務理事

(森)
住民同士という点では、今はまだ新規住民間の関係構築というのが
メイン
なんですよ。新規住民の中でもまだかなり温度差があって、
すごく認識度が低いところも一杯あるわけなので、まずはそこの
レベルを上げていく活動のほうがメインです。だから既存の住民の方
との交流というのはまだちょっと手が出し切れないというような感じ
ですね。

とはいっても既存の住民の方と一緒に活動していかなければならない、
たとえば民生委員に関しては今年度に選出があり、みなさんと一緒に
大規模マンションでのあり方に踏み込んでいくようにしています。
さらに、将来的にはたとえば選挙なんかの応援を出すとかいろいろ
あると思うのですけどそういった中から地域のみなさんとの
コミュニティが形成
されていくのだと思います。

(萩原)
それだからこそ、そもそもNPOなのですよね。例えば今回の防犯
・防災イベント
ついても絶対ここのマンションの方だけというわけ
ではなくてやっぱりこういうことに関心のもっている方は当然ご参加
いただける
ことですし、また区民祭でこんなことをやっていますよと
見せたりもしていますし、NPOは開かれた存在になって欲しい
思います。

そもそも地元住民が中心になって立ち上げたものなので、そこに
ようやく新しい方がたくさん入ってきて、実際に本当に必要なことが
分かり始めてきている、そこでコミュニティを作り始めているところ
なので、いまはちょっとワクワクする段階なのかなと思うんですけど、
もう少しすれば少し落ち着いて他の団体とも交流をするってことに
なると思います。

(村山)
私は上丸子山王町の町会に入っているのですが、レジデンスさんは
上丸子小学校
なんですね。それで夏祭りに行ってみたらマンションの
子供達がハンテン着ておみこしをやっている
んですね。小学校の
つながりの方から声をかけられて参加しているんですけど、そういう
ふうに自然に回りの地域に溶け込んでいるところもあるのです。

--確かに個人レベルではそんなに町内会との区別がないところも
あるみたいですね。

(萩原)
それはとてもいいことですよね。回りと仲良くして。逆にこちらの
イベントにもどんどん入って来ていただいて、街の人たちはほんとに
ここにそういう動きがあるということをとても喜んでいます。

萩原理事

--ちょっとエリマネの活動とは少し離れますが、武蔵小杉周辺は
再開発により新しく住民が増えましたがいまの武蔵小杉の街について
どう思われますか?

(村山)
私は平成10年に千葉県の方から引っ越してきたのですが、やっぱり
そういう新しい目でみるとまず交通の利便性がすごいですよね。
こんなに便利でどこにいくのにも短時間でいけるんですよね。
そんな中でも自然も一杯残っていますよね。まず多摩川、それから
等々力緑地、平和公園、ニヶ領用水もありますね。
こんなすばらしい
自然もあって便利なところ、これはすばらしいところじゃないかと
感じていました。ただ昔からいる人って意外と等々力緑地や多摩川を
活用するとかそういうところが少ないように感じるんですね。

私は引っ越してきたばかりの当時は働いていましたが、土日がくる
のが待ち遠しいぐらいにいろんなところを歩いてみましたけれども
ほんとに歴史もあるし自然もあるし、こんなすばらしいところは
ないなと思うんです。
ですから新しく住まわれた再開発のマンション
の方なんかもそう感じるのだろうし、どんどん回りにもマンションや
住居もできていますよね。川崎市の7区のなかでも人口も一番多く
なってこれからますます変わるんじゃないかと思います。

■多摩川と武蔵小杉の再開発ビル群
多摩川と武蔵小杉の再開発ビル群

(萩原)
もう交通の便についてはみんなほんとにそう思っているんですけど、
例えば商業施設については、今は新駅が開業したのでなんとかなって
いますがその前までは開業したのはいいけれども収益にならなくて
お店を閉じなければならなかったり、撤退しなければならないという
のがものすごくあるところ
なのです、小杉は。

まず高級なお店はなかなか続かないんですよ。高級じゃなくても
例えば南口のまん前であってもほんとにお店が続かないぐらいに
厳しいところ
なのです。みなさん小杉ではお金を落とさないことが
多くて、お買い物といったら違うところにいかれるのでしょうね。
横浜だったり渋谷だったりされるのかもしれないけど。
だからすごく商売が難しいところだったかもしれない。

マンションがこれだけ出来ていたのにもかかわらず商売になら
なかったわけですからね。あのリッチモンドだってこの2年ぐらいは
大変
でしたからね。それが、新駅が開業したのでいまようやくお店が
出てこられるようになったというとおかしいですけど、だからこれ
から東京機械のあとに商業施設が出てくるとなるとかなり楽しいもの
になるのじゃないかな
と思いますね。駅前にも商業施設が出来るし、
図書館が西口に入ったりしますので、かなり駅の周りには新しいお店
がいろいろ入ってくる
ので、そこまでの賑わいになってくれば大丈夫
なんじゃないかなと思いますけど、かなり変わってはきますよね。

■東京機械製作所跡地の大型複合商業施設(イメージパース)
東京機械製作所跡地の大型複合商業施設(イメージパース)

ただそうなると商店街の方は大丈夫なのかなという心配が当然ある
ので、今のうちにこう、やっぱりなんにもやらないところとか、なんにも
魅力を考えないところはお客さんが行かなくなっちゃうので、その店
ならではのものを考えたりしてくれれば楽しい街になるんじゃないかな
と思っているのですけどね。

(森)
この辺って住宅地としては結構昔の良き伝統が残っているような気が
するんですよね。お祭りとかずっと続いていて神社なんかもたくさん
残っているし、だからそういったいいところをうまく残していけたら
いいなと思っています。ただ商業施設的なところでいうと、私は
小学生の頃にこの辺に住んでいたのですけど、その時に比べて
かえって衰退してしまっているような気がする
んですね。

その頃って溝の口とか川崎駅前だって全然たいしたことなかったの
ですけど、意識の差できっとこういう風になってしまった
と思います。
皆に商業も活性化しようとの意識があれば、住民も街での買い物が
増え、店も商品揃えがよくなり、ブランド力が上がってくるはずです。
ここ数年間が勝負だからそこは皆さんが意識をもってこの街を活性化
させる
ようにすれば、いいんじゃないかなと思います。住民も商店も
街全体が活性化して初めて、楽しい街、ワクワクする街になっていく
と思うんですね。

■森副理事長
森副理事長

(萩原)
だからこそNPOという街とつながっていることころがいいところだと
思うんですね。先ほどの自然もそうですけど、私は農業関係の
サポートもしているのですが、むかし中原は農業の場所だったので、
そこが都市化されてどんどん農地が狭くなっていってしまいましたが
いまも続いている農家があるのですけどそういうところとのタイアップ
も考えています。こういう便利なところに住みながら近くに農地が
あってとれたての野菜が食べられる喜び
というのはすごく贅沢なこと
だと思うんですよ。そんな楽しみもみなさんに伝えていきたいと思うし、
どんどんいろんなところで発信できればなと思います。

--NPOの活動というのはいわばボランティアだと思うのですが、
みなさんがこのエリマネの活動に携わるモチベーションはなんで
しょうか?

(村山)
私自身は当初は仕方なく入ったんですけど(笑)、まち局と一緒に
やっていくなかで相当議論してきたのですけど、私はやるんだったら
やるよと覚悟を決めて、やはり私自身もここに住んでここが自分の
終の棲家みたいなことになるわけですね。やはり私の思いというのは
こんなすばらしいところに住んだのだから回りの人たちもみんな
住んでよかった街づくり、そういうことを心がけていこう
という
ことで一所懸命やっているんですよ。若くないものですから(笑)
残りを楽しく生きないといけないのでやはり街がよくなればいいなと
思っています。

(萩原)
私は自分でもいつもなんか考えると発言してしまって、自分がいい
だしっぺなのでやることになって墓穴をほっちゃうんですけど(笑)
自分もいつ亡くなるかわからないので、やっぱり生きている間に何か
いてよかった、やってよかったみたいなことがあるといい
と思って
います。

うちの仕事についてもホテルの宴会場で使ってもらったりする時に
地域の方にきてもらって楽しい時間をすごしてもらって、おいしい
料理だったり、サービスだったり人が大切にされたなって思う時って
幸せじゃないですか。そういう記憶みたいなものとか、あとは仲間と
楽しい時間をもてたとかそういう場所の提供とかそういうことが
やっぱり企業にとって、うちのお店にとっては存在意義かなと思うん
ですね。

あのお店があってよかったねって言ってもらえるのがいいのかなって
いうのもあるし、自分自身にとってみてもやっぱりなにか企画したり
提案したりよろこんでもらったりそれでなにか生まれていったり、
流れが出来たりいい方向にいったり
するのは、最初に風を起こすのは
すごく大変なんですけど、みんながその気になればそのあとは割合
スムーズにいきますしね。

まあほんとに今年やって、来年出来るかどうかなんていつもわから
ないけど、出来る限りのことはやりたいと思うしみんながそれで
つながっていっていい街になったねって言われればすごく嬉しいし、
既存の街の人と一緒に新しい街の人ができるっていうエリアマネジ
メントはすばらしい事
と思うし共感できる方が増えてきていて
すごく嬉しいです。いまはちょっと大変で、いつもえらい目に合って
いますけど。出来るかぎりやりたいなと思っています。

--森さんは再開発地区の住民としてエリマネに参加されたわけ
ですがいかがでしょうか?

(森)
私のモチベーションは再開発地区の住民としてというより、中原に
昔住んでいて、その後各地転々としたものの、やはりこの辺が好き
だったので、良くしたいという気持ち
が一番のモチベーションです。
だからこれがぜんぜん違う土地に住んでいるときの話だったら、
こんな活動はやらなかったです。(笑)

(萩原)
再開発ってまちづくり局などは次々にいろんなところでやっていく
わけですけど、ゼネコンとか投資家の観点からいくと、ものすごい
なにか大きなものをつくったらそこに供給が需要を生む、みたいな
思想が働く
のです。だからすごいものを作ろうとするし、それが
終わったら次の餌場に向かうのです。でも街に住んでいる人から
みるとなにかすごいものができたけど見知らぬ街になってしまって
そこだけが今度なんかすごくなってしまって他方が寂れてしまうのも
悲しいし、だからなんとか地域全体にとってステキな街であって
ほしい
と思うし、そういった意味では接着点になりながら一緒に
できると楽しいなと思います。

(森)
開発事業者というのは「住みたい街」というのをつくるのだと思うん
ですよね。なんとなくイメージでいいなと思わせるような。でも我々は
「住んでよかった街」にしないといけない
ので、やっぱり実際に色々
問題点をつぶしていって、ほんとに住みやすくするということを
しないといけないですよね。

(萩原)
森さんが前に、そういうコミュニティが出来ていくことが資産価値を
上げる
んだということを言われていましたが、分譲マンションを
買われた方が資産価値のことも気にされている時に、住んでいる方々
にとってもすごくいいつながりが出来ていくこととか、例えば防犯・
防災網もできていったりそういうことが資産価値を高める
という観点
があるということを私は初めて知りました。その話をみんなにすると
他の方々もみなさん納得されて、それこそ街としての価値も上がって
くるかなって思いますよね。

--エリマネの今の課題や今後の方向性について教えてください。

(村山)
試行錯誤の3年だったですね。今年度4年目がこの活動を確立する
ような組織を作ってということなんですが、私はそんなに慌てて
いろんなことをやる必要はないと思っているんですよ。ですから腰を
据えてみなさんとしっかりやっていけばいいな
と思っているんですね。
形はできたと思うんですね。

エリアマネジメント会費という形でも運営費はでてきますし、それに
ついても今後はその使い方もみなさんと一緒に決めて行くということ
になりますので。ですからこれからじっくり住んでよかった街づくり
をしていけばいいのだと思っているんですけど。

回りでもいろいろ協力してくれているし、こんど小杉二丁目町会は
子供みこしを新調するらしいのですが、前のものをNPOに譲ります
と言ってくれている
し、周りの既存住民の方々もこのNPOに対して
協力して行こうという目で見てくれている
ので、中原区というのは
ほんとにいい住民が多いんですね。ですから間違いなくこれからこの
NPOもどんどんそういう意味でのコミュニティ作りで発展していく
と思っています。

■村山専務理事
村山専務理事

(萩原)
私はいままでの3年間を振り返るとみんながやりたいと思っている
ことに関してはもう少し急いでやるべき
だと思います。
これまでの実績をみてきてNPOの活動に疑問に思われている部分も
あるのでそれでせっかく機運が盛り上がってきたところだったら、
やっぱりタイミングってあると思うんですよ、いろんなことが動いて
いく時の。それはストップをかけないで支援していかなくちゃいけ
ないし、どんどんやって欲しいなって思います。

会費のこともまだこれで安泰だとは思っていません。しっかり必要な
ことをやっていかないといつストップになるかわからないという危機
感をNPOは持たなくちゃいけないし、そういう活動をやってこそ認め
られるんだというふうに理事全員が思わないといけないと私は思い
ます。

必要なこととかやりたいなというものに対して、やる気のある人達が
共感をもてば必ずできちゃうんですよね。
やってみればまたそこで
問題なり新しい道が開けてくると思うし、街にとっていいことであれば
やれることはどんどんやればいいし、そのぐらい元気がないと伝わ
っていかない
ですよ。これだけの人数のところにやっぱりそういう
情熱とかがないと動いていかないですしね。楽しいことをやって
みんなのためになっていれば続いていくだろうという点でいまが
頑張り時じゃないかなと思っています。

--その時に実行基盤というかスタッフ不足とかはないですか?

(萩原)
結構みなさんこういういろんな交流会とか開いてくるとなんとなく
メールの送受信のスタッフもだんだん増えてきて、どこかで顔見知り
になってあの人はすごくあれが得意だとか少しづつ分かってくると、
お祭りやハロウィンとかもそうですけどいろんな時にいろんな人が
増えてくればいいなと思うし、それをやらなければどんどんまた
しぼんでいってしまうと思うので、大変なら大変でその話をすれば
次はちょっと手伝うっていう人がどんどんでてくるかな。まあ動いて
いるところじゃないと人は集まってこないので。それで出来る範囲
のことでやっていけばいいと思いますけど。

(森)
とは言ってもまだ一般の方への認知度ってすごく低いですよね。
一般の方だけでなくてマンションの管理組合の役員でも認知度が
低いです。まずは管理組合ベースのところでそれを上げる。
どうやったら管理組合とNPOがWin-Winになるか、管理組合と
他のマンションの管理組合がWin-Winの関係になるか?
という
ようなことを今後みなさんと話して、上手にやっていくことで、まずは
管理組合に対してNPOは必要なんだという認知度をあげてもらう
ようにしていきたいなと思っています。

管理組合がそういう体制になればマンションの中でもおのずと認知度
は上がってくると思います。だからまずは管理組合に対してどう
やったらWin-Winになれるかということを議論していきたいと
思います。そのために管理組合には我々の方からもいろいろと
アプローチしていきたいと思っています。

■森副理事長
森副理事長

(村山)
森さんの言うとおりなんです。理事会役員というのは1年で交代
なっちゃうんですよね。そうするとまた新しい理事長さんから活動
内容を教えてくれという話になって、その辺が非常に難しいん
ですけど、事務局があっても我々の力だけではうまくつながりを
つけるというのは限度がある
ので。

(萩原)
何十年に一度なんですよね、理事長さんが回ってくるのが。

--本来であればマンションの理事会側でちゃんと引き継ぐべき
という気もしますが、年度によって積極性に差があるのは事実
でしょうね。

(村山)
そうなんですよ。ですからいろんな事業やっていますけれど、それに
対してもスタッフ不足なんですよね。ですから事務局としては例えば
イベントごとに柱になる人を決めて、とりまとめてもらえる体制とか
この事業は私がやりますとか、中心になってやってくれる人が
どんどん生まれてくれればいいんですが、その辺がまだちょっと
難しいところなんですね。

(森)
結局パイは限られているので、NPOから出すにしろマンションの
管理組合から出すにしろ、どっちが募集かけるかだけなんですよね。
だったらどっちがかけるにしろ、モチベーションがある程度ないと
集まらない
ので、これをあげる活動もきちっとやらないといけないな
ということだと思いますね。

人集めるのもそうだし、会費を300円集めていることについても
みなさんのモチベーションをあげれば、納得してもらえるようになると
思うので、そのような認識をもってもらう活動が重要だと思います。

(萩原)
あと夏祭りをぜひもう一度実現したいと思っています。
会場を確保して。

■2008年に開催された「こすぎ夏フェスタ」上空から
2008年に開催された「こすぎ夏フェスタ」上空から

--最後に武蔵小杉ライフの読者のみなさんにひとことお願いします。

(村山)
私も定年退職になってから自治会とかこういう仕事に入ったのって
初めてなんですよね。まあそれでやってみるとまさにボランティア
ですけど、いままでサラリーマン生活で限られた人との交流はあるん
ですけどまったく違ったいろんな世界の人たちとの友達関係というか
知り合いが増える
、これは生きていくうえで非常に大事なことだなと
感じまして、ぜひこれからも私は街のために微力ながら協力して
いきたい
と考えています。

(萩原)
私はこの10月23日(土)の防災のイベント、これが中原消防署で
ちょっと楽しい企画で実演とか教えてくれたり、お子さん連れでも
大丈夫なので、ぜひ来ていただきたいと思います。新しい高層
マンションでどうしたらいいのかとか地震や火事のときはどうする
のかとか、そういう基本的なところからみんなコミュニティ
作りましょうね、というところなどお話いただけると思っています。

来月11月20日(土)は中原警察署での防犯イベントをやります。
これは第二機動隊のレンジャー部隊の訓練をみたり護身術を教えて
もらったり、そういうことも含めながらこの地域の防犯をどういう
ふうに考えたらいいかというイベントとしてやりますので、これも
お子さん連れで大丈夫なのでぜひみなさんご参加ください。各
マンションのフロントとあとNPOの事務所でも受けていますので。
あとぜひみなさんにも街の情報を教えていただければ機関紙に
載せていきたい
と思います。いろんなお話も聞かせていただきたいし、
お祭りの時とかはみなさんにも手伝っていただきたいのでぜひ
スタッフでもメンバでも参加を募集中ですのでよろしくお願いします。

■エリマネ公式サイト 防犯・防災イベントの案内
http://musashikosugi.or.jp/category_1/item_363.html

(森)
私は住んでよかった街だと感じるようなそういう街を作りたいなと
思っています。みなさんもそうなるように一緒にやっていきましょう。

--本日はどうもありがとうございました。

■右から森副理事長、萩原理事、村山専務理事
右から森副理事長、萩原理事、村山専務理事

【関連リンク】
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 公式ウェブサイト
2008/8/20エントリ 小杉駅周辺エリアマネジメントと「こすぎ夏フェ
スタ'08」

2008/8/23エントリ 「こすぎ夏フェスタ'08」成功
2008/9/27エントリ なかはらオープンカフェ、リエトコートで開催
2008/9/28エントリ なかはらオープンカフェ2日目
2009/4/28エントリ 「小杉今昔ウォーキングマップ」配布中
2009/7/19エントリ 「第1回こすぎフリーマーケット」「第5回なかは
らっぱ祭り」開催レポート

2009/10/31エントリ 武蔵小杉を練り歩く子ども仮装行列
2009/11/7エントリ 「キラッと!小杉&丸子モールマップ」
2010/9/26エントリ THE KOSUGI TOWERで「コスタまつり
2010秋」開催

2010/10/19 武蔵小杉の「ひと」(4):NPO法人小杉駅周辺エリア
マネジメント(前編)

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