武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2011年
12月26日

リエトコート武蔵小杉の気象調査

hatsushimo.gif

2010年4月から2011年4月にかけて、リエトコート武蔵小杉の敷地
内で気象調査
が行われていました。

■リエトコート武蔵小杉・綱島街道沿いの緑地帯
リエトコート武蔵小杉・綱島街道沿い計測器

気象調査の機材が設置されていたのは、リエトコート武蔵小杉の
敷地のうち、綱島街道に面した緑地帯の中です。
上記写真の中央に、黒いポールのようなものが立っているのが
見えますでしょうか。

■風向風速計
風向風速計

このポールの上部には、風向風速計が設置されていました。
水平軸風車型の感部により、風速だけでなく風向きも測定すること
ができるものです。

武蔵小杉はビル風によるものか強風が吹くことが多いようで、
Twitter上では一部で「小杉風」などとも呼ばれています。この場所
には周辺に木も植えられているため、多少の防風効果があるの
かもしれませんが、ここでどのようなデータが取られていたのか、
少々気になります。

■機械部
機械部

ポールの下部には、機械部と思われる箱がありました。この部分
「気象調査実施中」と掲示が出ており、調査期間は2010年4月
7日~2011年4月7日
と書かれていました。

気象調査というからには温度・湿度も計測されているはずですの
で、ここに測定器が格納されていたものと思います。

この気象調査は、日本工営によって行われていました。日本工営
は、社会基盤整備に関わる建設コンサルティングや電力流通設備・
水力発電に関わるエンジニアリング、環境対策などを事業として
います。

■日本工営 公式ウェブサイト
http://www.n-koei.co.jp/

今回の気象調査は期間が終了しまして、すでに機材は撤去されて
いますので、経年変化を追うものではなかったようです。
行政機関等から依頼を受けて、開発に伴う環境影響調査を請け負
うことも多いようですし、この気象調査もそうしたものの一環かもし
れません。

どのようなデータが取られたのかはわかりませんけれども、折角
1年間計測していたものですし、何らか今後に活用されると良いと
思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 リエトコート武蔵小杉公開空地

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