武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2007年
11月08日

川崎市の「保育緊急5か年計画」に黄信号?

【Reporter:はつしも】

7/30エントリにおいて、川崎市の「保育緊急5か年計画」について取り上げまして、この中原区・武蔵小杉周辺の緊急事態にあたって少なくとも動きが見えたことを評価しました。「事ここに至ってやっと」という感はありましたが・・・。

しかし、その計画の進捗に不安を抱かせる事象がありました。
川崎市ホームページにおいて、以下のような告知がなされています。
http://www.city.kawasaki.jp/event/info1683/index.html

川崎市では、平成19年7月に策定しました「保育緊急5か年計画」に基づき、平成19年度に小規模認可保育所(10か所)、かわさき保育室(2か所)、商店街店舗活用保育施設(1か所)を整備する法人を募集中ですが、このうち小規模認可保育所の中原地区(新丸子、武蔵小杉、元住吉、武蔵中原駅周辺各1か所)について申込期限を当初の平成19年11月5日(月)
から11月15日(木)まで延長します。

・・・つまり。
川崎市全体で小規模認可保育所を10箇所新設する計画だったものが、きれいに中原区(新丸子、武蔵小杉、元住吉、武蔵中原の合計4箇所)だけ整備法人の申込がなかったということです。

中原区は保育施設の不足について、これから最も懸念される地域であり(というか現在も待機児童がいて不足しているのですが)、つまり事業としてニーズがあるはずではと思うのですが、手を挙げる法人がなければ「保育緊急5か年計画」など絵に描いた餅に過ぎません。

まだ申込がないと決まったわけではありませんので、期限の延長により法人からの募集が埋まることを願いたいと思います。

もし埋まらないのであれば、緊急といいながら民間依存というところに問題があると言わざるを得なくなります。民間に「緊急だから保育園を作れ」と強要することはできません。
公立で整備するのならばこんなことにはならないわけです。
 
現状の認可保育園はというと。
武蔵小杉周辺エリアの認可保育園は、公立が中原保育園、住吉保育園、ごうじ保育園、下小田中保育園。私立がすみれ保育園、新日本保育園、長寿保育園というところです。

それぞれの位置関係については、「武蔵小杉ライフ:生活情報:保育園・ 幼稚園」を参照ください。

新日本保育園
新日本幼稚園
 
【関連リンク】
7/30エントリ 川崎市の保育緊急5ヵ年計画
武蔵小杉ライフ:生活情報:保育園・幼稚園
川崎市公式サイト 平成19年度小規模認可保育所(中原地区)整備法人募集

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