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2013年
01月03日

JR武蔵小杉駅連絡通路跨線橋のエレベーター・エスカレーター設置工事

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JR武蔵小杉駅の、南武線と横須賀線をつなぐ連絡通路の跨線橋の、エレベーター・エスカレーター設置工事が昨年より始まっています。
この工事は2013年6月下旬までかかる予定であり、それまでの間、多少ではありますが連絡通路の幅が減少することになります。

■エレベーター設置工事に伴う仮囲いの設置
エレベーター設置工事に伴う仮囲いの設置

エレベーター設置工事に伴う仮囲いの設置

この連絡通路は、南武線の立川方面ホームのみと接続されています。そのため、川崎方面ホームから横須賀線ホームに向かう場合は、線路をまたぐ橋(跨線橋)を通る必要がありました。

■南武線をまたぐ跨線橋
南武線をまたぐ跨線橋

しかしながら、この跨線橋はスペースが限られていたため、エレベーターが設置されていません。エスカレーターも立川方面ホーム側のみであり、バリアフリーアクセスが確保されていない状態でした。

以前のエントリでお伝えした通り、隣接する「森山ビル」の解体が完了したことにより用地が確保され、このたびエレベーター・エスカレーター設置工事が着手されることになったわけです。

■川崎方面ホーム側・森山ビル跡地エレベーター設置工事(11月)
川崎方面ホーム側・森山ビル跡地エレベーター設置工事(11月)

■12月の工事進捗
12月の工事進捗

12月の工事進捗

跨線橋の川崎方面ホーム側(北側)では、ご覧の通り森山ビルの解体が完了したのち、エレベーター・エスカレーター設置工事が始まっています。
11月時点では基礎工事が行われていましたが、12月には鉄骨が組まれ始めています。

■新駅設置工事説明会時の図面
新駅設置工事説明会時の図面

川崎方面ホーム側は従来階段のみで、エスカレーターもありません。
新駅設置の工事説明会当時の図面(上記)では、ここにエレベーターとあわせてエスカレーターも設置される予定になっていました。現地の鉄骨の様子から、図面通りに跨線橋の反対側同様にエスカレーターが設置されることがわかりますね。

■立川方面ホーム側のエレベーター設置工事(11月)
立川方面ホーム側のエレベーター設置工事(11月)

また、跨線橋の立川方面ホーム側(南側)では、東京機械製作所オフィスビルの建設工事と隣接して、エレベーターの設置工事が始まりました。
写真を参照すると、11月時点ですでに連絡通路の壁に穴が開けられているのがわかりますね。この穴の向こうが、エントリ冒頭でご紹介した仮囲い設置部分にあたるわけです。

こちら側はすでにエスカレーターがありますので、エレベーター設置のみとなります。

       ※       ※       ※

跨線橋エレベーターが未完成の現在、車椅子などで川崎方面ホームから横須賀線ホームへ乗り換えようとすると、南武線口コンコースへのエレベーターを利用することになります。

一応はバリアフリーアクセスが確保されているといえなくもないですが、横須賀線ホームは跨線橋寄りにありますので、そのルートでは遠回りになります。また、南武線ホームを移動するのは混雑時にはなかなか大変ですね。

完成は今年、2013年6月とまだ時間を要しますが、このエレベーターの供用開始を待っている方は少なくないのではないでしょうか。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉駅
2008/10/1エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の連絡通路着工と工事図面
2009/11/18エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路と隣接ビル
2010/4/17エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路のバリアフリー化計画
2011/10/1エントリ 川崎市が旧中原消防署跡地をJR東日本に売却、新駅連絡通路跨線橋バリアフリー化のための隣接ビル代替地活用へ
2012/2/3エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路跨線橋バリアフリー化に伴う「森山ビル」撤収開始
2012/4/9エントリ 横須賀線武蔵小杉駅連絡通路跨線橋バリアフリー化に伴う「森山ビル」解体工事

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