武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2007年
11月25日

中原区のヒートアイランド現象

【Reporter:はつしも】

カナロコのニュースから。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiinov0711389/

川崎市公害研究所(川崎区)のヒートアイランド現象実態調査で、市内7区のうち中原区の平均気温が3年連続で最も高くなっていることがわかりました。

その統計によると・・・

8月の平均気温気温データ
川崎市全域 28.6度
中原区    29.2度
幸区      28.9度
川崎区    28.8度
高津区    28.8度
宮前区    28.6度
多摩区    28.2度
麻生区    28.1度 

調査地点別データ
平均気温最高・・・中原区苅宿
平均気温最低・・・多摩区生田

このように、区別で1度以上の平均気温差が出ており、同じ川崎市といっても一様には捉えられないことを伺わせるデータになっています。

川崎市公害研究所によると、「簡単に結論は下せないが、一般論でいえば、臨海部からの海風が市街化でできた建物などに遮断されて内陸部まで到達しにくいことが挙げられる。標高が高く緑の多い北部は全体に気温が低くなっているようだ」とのことです。

最近、汐留の再開発が行われ、高層建築が立ち並んだことにより新橋西部の平均気温が上がったというニュースが話題になりました。

中原区も高層化が進んでいる地域で、建造物の高さで言えば汐留に引けを取るものではありませんので、同じ理屈なのか、と短絡的に考えてしまいがちですが、中原区がトップなのは3年前から。ということは、武蔵小杉再開発の高層建築が建ち並ぶ前からトップなわけで、単純なものではないと思われます。

市街化が原因とすれば、中原区の全体的な事象なのでしょう。

武蔵小杉の再開発ビル群
 武蔵小杉の再開発ビル群
 
まあ、このあたりは様々な条件が絡むものですから、研究所のコメントにもある通り簡単には結論を出せるものではないと思われます。

それにしても、確かに今年の夏は暑かった・・・、というのは実感ですね。
中原区が一番暑いとは知りませんでした。

【関連リンク】
川崎市公害研究所 公式サイト

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