武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2013年
05月20日

NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントが「《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」を本格開催

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NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントによる、平成25年度中原区市民提案型事業「《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」が、6月より半年間にわたって開催されることになりました。

■「《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」ウェブサイト
http://www.nowa.bz

武蔵小杉では、本サイトでも取り上げてきたように、大規模な再開発事業が進められています。これにより再開発地区では約2万人のコミュニティが誕生するといわれています。コミュニティは当然再開発地区だけで完結するものではなく、周辺地域ともかかわりを深めていくことになるでしょう。

本ワークショップは、そんな武蔵小杉で顕在化するであろう地域の課題に対応すべく、住民ひとりひとりが主体となって解決策を考え、具体化し、実践していくことを後押しすることを目的としたものです。

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■ワークショップの開催概要
<第一部>
「参加者が満足してつづけるサークル運営のコツ」ワークショップ

▼コンセプト:
自分たちのサークル活動がなぜかうまくいかない。こんなに熱心にやっているのに、なぜか参加者は少ないし、ほとんどリピートしてくれない。運営する担当者が次々とやめていってしまう。いったいどこに問題があるんだろう。
そんな、サークル活動の運営でお悩みの方向けに、参加者が喜んで継続的にリピートしてくれる運営のコツを気づいてもらうワークショップ(全1回)です。

▼対象:武蔵小杉再開発地区および周辺在住・在勤・在学者(定員30名)
▼日程:2013年5月28日(火)※全1回予定。
▼時間:(午前)10:00~12:00/(夜間)19:30~21:00
▼場所:中原区役所会議室(会議室の詳細は申込者にご案内予定)
▼参加費:無料
▼申込・お問い合わせ:
住所・氏名・電話番号、午前か夜間かを明記して、「NPO法人 小杉駅周辺エリアマネジメント」まで、メールinfo@musashikosugi.or.jp または郵送(宛先はこちら)でお申し込み下さい。
▼申込締切:2013年5月24日(金)

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<第二部>
《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ


▼コンセプト:
仕事や活動で培ってきた経験や、日々の暮らしの中で温めているあなたのアイデアを活かして地域の未来をデザインしてみるワークショップ(全6回)です。
教育、ビジネス、医療福祉、防災など、これからの武蔵小杉再開発地区にとって大事なテーマについて住民同士で語り合い、住民の企画・運営によって実施できる解決策をつくるための企画です。

▼対象:武蔵小杉再開発地区および周辺在住・在勤・在学者(定員30名)
▼日程:
 第1回6月25日(火)、第2回7月23日(火)、第3回8月27日(火)、
 第4回9月24日(火)、第5回10月22日(火)、第6回11月24日(日)
  ※原則毎月第4火曜日夜開催。第6回のみ日曜日日中午後予定。
▼時間:各回19:30~21:00(第6回以外)
▼場所:NPO法人 エリアマネジメント リエトプラザⅡ(予定)
▼参加費:500円/1人1回
▼申込・お問い合わせ:
住所・氏名・電話番号、午前か夜間かを明記して、「NPO法人 小杉駅周辺エリアマネジメント」まで、メール info@musashikosugi.or.jp または郵送(宛先はこちらでお申し込み下さい。
▼申込締切:2013年6月21日(金)

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<講師>
広石 拓司(ひろいし・たくじ)

(株)エンパブリック代表。本ワークショップ講師。慶応義塾大学SFC非常勤講師。約3000以上の事業立上支援に携わった経歴をもつ。コミュニティ根津スタジオで年間200本のワークショップを実施している。

http://empublic.jp/
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ワークショップは上記のとおり第一部、第二部に分かれています。

そのうち第一部については無料のプレ実施のような位置づけで、本編とはテーマを変えて「サークル活動の運営のコツ」について検討するものです。
第二部が本編の「《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」であり、こちらは1回あたり1人500円の参加費がかかります。

       ※       ※       ※

さて、ここまでお読みいただいて、おそらくは「《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」のイメージが見えてこない、とお感じではないかと思います。

エンパブリック広石氏のワークショップは、同じくNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの主催で、トライアル的に2月にも開催されていまして、2013/1/19エントリで告知をさせていただいておりました。基本的にはその際の手法がベースになりますので、ここでご紹介しておきましょう。

■2月に開催されたワークショップ
2月に開催されたワークショップ

2月に開催されたワークショップ

こちらは、2月に開催されたワークショップの風景です。机の上に、3色のカードが所狭しと並べられていますね。これは参加者のみなさんが書いたもので、

緑色:できること
水色:まちでもったいないこと
白色:もとめていること


それぞれ、カードの色ごとに上記のような種類に分けられています。
これをみなさんで書いていくと、一人では解決できないことでも、「こんなことに困っている」ニーズと「自分はこれならできる」というスキルが合致して、ひとつの問題解決方法が具体化されたりします。

このワークショップの際にも、みなさんのカードが集まって、いくつもの解決方法がアイデアとして出てきました。アイデアとしてまとまったものが、桃色のカードになっています。

■2月のワークショップでアイデアを検討するみなさん
2月のワークショップでアイデアを検討するみなさん

2月のトライアルでは、カードをまとめてアイデアを出したところでワークショップ終了となりました。

今回半年間にわたって開催される「《まち・ひと・せいかつ》をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」では、それをカード合わせのアイデアで終わらせず、具体化・事業化していくことを前提としています。
アイデアの内容によっては行政に働きかけるケースもあれば、小規模なビジネスとして事業化していくものもあるかもしれません。そういった具体化のプロセスは「どうしたらよいかわからない」ケースが多いと思いますが、そこにエンパブリックの広石氏の助言を活用していく、というわけです。

なお参加にあたっては、ワークショップの中で具体化した案を、必ず自分が実践をしていかなければならないというわけではありません。会社にお勤めの方など時間に限りのある方も多いでしょうし、アイデアを皆さんで考えることができる方であればOKです。アイデアを出していただいて、実践はそれができる方を中心にしていく、ということもありえます。

地域の中で「こうだったら良いな」と感じる部分は誰しもあると思いますし、それをさまざまな立場の方と一緒に話し合ってみるというのは、なかなか興味深い体験かと思います。

それぞれ定員と締切がありますので、関心をお持ちの方はお早めにお申し込みください。
第一部のお申し込みは、今週末5月24日(金)までとなっています。

【関連リンク】
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 公式ウェブサイト
2012/1/20エントリ 武蔵小杉で読書会を。「こすぎナイトキャンパス」
2012/9/18エントリ 「こすぎナイトキャンパス」特別版「武蔵小杉Walkerで地元を語る会」を2012年9月24日開催
2012/10/3エントリ 「武蔵小杉Walker」中原ブックランドに再入荷、初回3,000部入荷の住吉書房も700部追加発注
2012/11/5エントリ NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの「ちょっと小さな交流会」11月9日開催、「こすぎナイトキャンパス」11月12日開催
2012/12/6エントリ 「こすぎナイトキャンパス特別版:七味五悦三会を語る会」12月10日(月)開催、「ちょっと小さな交流会」14日(金)開催
2013/1/19エントリ NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントが、 「『まち・ひと・しごと』をつなぐアイデア発想&実践ワークショップ」を開催

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