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2015年
08月30日

JR武蔵小杉駅「南武線口」が9月2日に新型自動改札機に更新、「新南口」の行列は1機増設後も改善されず

【Reporter:はつしも】

2015年8月26日(水)に、JR武蔵小杉駅の新駅側「新南口」が新型自動改札機に更新されるとともに、1機増設されました。

これに続いて「南武線口」も1週間後の9月2日(水)に新型自動改札機に更新され、一部幅が広い改札機が導入されます。

■JR武蔵小杉駅の「南武線口」
JR武蔵小杉駅「南武線口」

■「南武線口」新型自動改札機導入のお知らせ
南武線口自動改札機導入のお知らせ

■新型自動改札機の構成
新型自動改札機の構成

先般の「新南口」同様、「南武線口」にも新型自動改札機導入のお知らせが掲示されています。

これによると「大きな荷物やベビーカー利用の際に改札機が狭い」という利用者の意見に対応する形で、新型自動改札機導入に合わせて幅の広い改札機を配置するものとしています。

「新南口」は自動改札機を増設して6機でしたが、「南武線口」は14機あります。

■幅の広い改札機が導入される「南武線口」有人改札前
幅の広い改札機が設置される「南武線口」有人改札前

幅の広い改札機が導入される「南武線口」有人改札前

幅の広い改札機が導入される「南武線口」の有人改札前では、現在新型自動改札機設置のための準備工事が行われていました。

これは先日「新南口」で実施されていたものと同じ手順で、まずは既存の自動改札機の位置をずらし、その間に床面の配線工事などを進めるというものです。

今回の整備工事により、以前よりも車椅子・ベビーカー等で通行しやすくなると良いと思います。



さて一方、8月26日に自動改札機が新型に更新されるとともに、1機増設が行われた「新南口」は、その後どうなっていたでしょうか。

増設当日の状況は「やや行列が短め」になっていましたが、これは風雨が強かった日でした。
普段は地上を歩いている方が「南武線口」からの連絡通路経由にシフトした可能性があり、判断を保留としておりました。

そのようなわけで、晴天の平日にあらためて観測をしてみました。

■レジデンス・ザ・武蔵小杉サブエントランスまで伸びる行列
レジデンス・ザ・武蔵小杉サブエントランスまで伸びる行列

レジデンス・ザ・武蔵小杉サブエントランスまで伸びる行列

これは多くの方が容易に予想されたところかと思いますが、やはり従来通りの長い行列ができていました。上記は駅前マンション「レジデンス・ザ・武蔵小杉」のサブエントランスよりも長く行列ができている様子です。

サブエントランスから住民の方が出てきて、「一旦駅から逆方向に歩いて行列に並ぶ」という、全国的にもたいへん珍しいシチュエーションを今回も観測することができました。

■ボトルネックのエスカレーター
ボトルネックのエスカレーター 

改札機増設をお伝えした2015/7/30エントリでも指摘したように、この行列の原因となるボトルネックは改札口ではなく、一番手前にある上りエスカレーターです。

自動改札機は行列の途中にあるだけの存在ですので、この増設は行列の解消には直接的には寄与しないものと思われます。
1台増えた分を奥の階段等に誘導するような運用も、特になされていないようでした。

■新南口の自動改札機増設のお知らせ(当時)
武蔵小杉新駅改札口 自動改札機増設のお知らせ

しかしながら「新南口」の自動改札機増設は、ラッシュ時の長い行列に対する利用者の声に応えるものとして、上記の通り告知されていました。

これは予想通り、少々ピントの外れたものになりましたね。
おそらくはJR武蔵小杉駅自体もこれは分かってはいたのではないかと思います。

「南武線口」「新南口」ともに今後とも利用者が増えていくことが予想されますので、必要に応じて設備投資や運用の改善をしていってほしいですね。

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