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2015年
10月11日

武蔵小杉で、ザクロの実が弾ける頃。半年間の定点観測レポート

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉周辺で、ザクロの木を見かけることがあります。
今回はザクロの花が咲いてから、実が成長するまでの半年間を見守ってみました。

■グランツリー武蔵小杉「ぐらんぐりんガーデン」のザクロ
グランツリー武蔵小杉「ぐらんぐりんガーデン」のザクロ 

■東住吉小学校のザクロの木
東住吉小学校のザクロの木

中原区内にザクロの木はいくつかありますが、武蔵小杉駅から近いのはグランツリー武蔵小杉の屋上庭園「ぐらんぐりんガーデン」と、二ヶ領用水・綱島街道・東急線・関東労災病院に囲まれた東住吉小学校です。

東住吉小学校では関東労災病院側の道路沿いに、ザクロの木がありました。

■ザクロのつぼみ(4月)
ザクロのつぼみ

ザクロの木は、5月~6月頃にこのような赤いつぼみをつけます。
一見して、これがすでに「実」なのではないかと思ったのですが…、

■つぼみの先端が割れて、開花(5~6月)
つぼみの先端が割れて、開花

つぼみの先端が割れて、開花

つぼみの先が割れて、開花

つぼみの先端が割れて、ここから花びらが開いていきました。

■ふくらんでいく実(6~9月)
ふくらんでいく実

ふくらんでいく実

花が受精しまして、根元がふくらんでいきます。
これが本当のザクロの実ですね。

■果肉の粒が露出したザクロの実(9月~10月)
果肉の粒が露出したザクロの実

果肉の粒が露出したザクロの実 

そして実が成熟すると、皮が裂けて多汁性の果肉の粒が露出し、それぞれが種になります。

つまり最初につぼみが割れて、最後に実も裂けるわけですから、ザクロは2回裂けるのですね。
正直なところ、成熟した「実」の印象しかなかったものですから、今回観察してみて新しい発見がありました。

身近な学校や公園、マンションの公開空地、あるいは「グランツリー武蔵小杉」の庭園などで、ひとつの植物を定点観測してみるのも面白いと思います。



なお、東住吉小学校のザクロの木の向かい側には、2015/1/29エントリ事務管理棟を含めた新棟建設計画をお伝えした関東労災病院の職員宿舎があります。

現在はその一部がすでに更地になっています。

武蔵小杉周辺では、植物の定点観測と、建物の移り変わりの定点観測が各所でできますね。

【関連リンク】
グランツリー武蔵小杉 ぐらんぐりんガーデン
東住吉小学校 ウェブサイト
2015/1/29エントリ 関東労災病院のバラ園と、事務管理棟・職員宿舎建設計画
2015/4/22エントリ  多摩川河川敷を白く染める、ハマダイコンの花
2015/4/27エントリ 日本に贈られて100年。武蔵小杉に、ハナミズキが咲く頃

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