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2016年
09月16日

川崎球場をリニューアル「富士通スタジアム川崎」と、特設ギャラリーのフロンターレ・大洋ホエールズ・ロッテオリオンズ展示

【Reporter:はつしも】

川崎市川崎区には、かつてプロ野球の大洋ホエールズ・ロッテオリオンズなどの本拠であった「川崎球場」がありました。
この「川崎球場」を改修した「富士通スタジアム川崎」を、今回はご紹介してみたいと思います。

■かつての「川崎球場」
かつての「川崎球場」

川崎球場は、川崎駅から徒歩15分ほど海側の、川崎競輪場に隣接した場所にありました。
川崎市の湾岸部には大企業の製造拠点が多数進出し、社会人野球が盛んであったことから、その活動拠点として東芝・日本鋼管・昭和電工・味の素・いすゞ自動車など各企業と川崎市の共同出資により「株式会社川崎スタジアム」が設立され、川崎球場が1951年にオープンすることとなりました。

1954年にはプロ野球の高橋ユニオンズ(1956年に消滅)、1955年には大洋ホエールズ(現在の横浜DeNAベイスターズ)が川崎球場を本拠地としました。
その後は1978年にホエールズにかわってロッテオリオンズ(現在の千葉ロッテマリーンズ)の本拠地となりましたが、1991年を最後にロッテも移転し、川崎球場はプロ野球の本拠地としての役割を終えることになりました。

ロッテ移転の原因のひとつといわれているのが、川崎球場の老朽化です。
川崎球場はロッテ移転後も社会人野球やアメリカンフットボール「Xリーグ」などで活用されてきましたが、耐震性に問題があることがわかり、スタンドを撤去して全面的な改修を行うこととなりました。

■改修された「富士通スタジアム川崎」
改修された「富士通スタジアム川崎」

改修された「富士通スタジアム川崎」

改修された「富士通スタジアム川崎」

プロ野球にかわって川崎市が打ち出したのが、川崎球場での「アメリカンフットボール・ワールドカップ」の開催を一つの契機とした「アメフトのまち・かわさき」です。
その拠点として、川崎球場を全面的に改修して完成したのが「富士通スタジアム川崎」(愛称。正式には川崎富士見球技場)です。

改修工事は2000年から2014年にかけて段階的に進められ、その過程で野球場のダイヤモンド型から、アメフトの長方形のコートをスタンドが卵型に囲うような形状に生まれ変わりました。

■「富士通スタジアム川崎」のグラウンド
「富士通スタジアム川崎」のグラウンド

■アメフトのゴール
アメフトのゴール

■照明設備
照明設備

「富士通スタジアム川崎」は、アメリカンフットボールの専用グラウンドとしてコートにラインが引かれ、もちろんゴールも用意されています。
夜間の試合用に、立派な照明も設置されていました。

■川崎フロンターレのマネキン人形
川崎フロンターレのマネキン人形

■アメフト日本代表のマネキン人形
アメフト日本代表のマネキン人形

スタジアムの所有は川崎市ですが、指定管理者として「川崎フロンターレ・東急コミュニティ共同事業体」が指定を受けて施設の運営を行っています。
そのため、入口には川崎フロンターレのユニフォームを着たマネキン人形が、アメフト日本代表のマネキンとともに立っていました。

■「川崎球場~富士通スタジアム川崎 特設ギャラリー」
「川崎球場~富士通スタジアム川崎 特設ギャラリー」

特設ギャラリー

そして、2015年4月1日には、スタジアムの一角に「川崎球場~富士通スタジアム川崎 特設ギャラリー」が開設されました。
このギャラリーは、川崎球場の時代から現在に至るまでの歴史を伝えるものとなっています。

■入口のふろん太くん
入口のふろん太くん

■J1リーグの順位表
J1リーグの順位表

まず入り口で目に留まるのが、ふろん太君と、J1リーグの順位表です。
このとき、川崎フロンターレがめでたく首位でした。

■川崎フロンターレのタオルマフラーなど
川崎フロンターレのタオルマフラーなど

天井を見上げると、川崎フロンターレのタオルマフラーなどが並んでいました。
等々力陸上競技場でドルトムントと試合をしたときの、コラボレーションタオルもあります。

■J1昇格記念バッヂ
J1昇格記念バッヂ

こちらは、川崎フロンターレのJ1昇格記念バッヂです。
日付は2004年9月26日で、もう12年近くが経過したのですね。

■ギャラリーの壁の写真とサイン
ギャラリーの壁の写真とサイン

ギャラリーの壁の写真とサイン

ギャラリーの壁の写真とサイン

ギャラリーの壁の写真とサイン

ギャラリーの壁には、中村憲剛選手とアメリカンフットボール選手との写真や、サインなどがありました。
「川崎フロンターレ クラブワールドカップ優勝!」の夢も綴られています。

■かつての川崎球場の航空写真
かつての川崎球場の航空写真

続いて、かつての川崎球場の航空写真です。
隣にあるのは川崎競輪場で、こちらはまだ健在です。

富士通スタジアム川崎のスタンド上部からは、川崎競輪場のバンクを見ることができました。

■ロッテオリオンズのマネキン
ロッテオリオンズのマネキン

■ロッテ 川崎市民応援団
ロッテ 川崎市民応援団

かつて川崎球場を本拠地にしていた、ロッテオリオンズのユニフォームです。
同チームでは1985年、1986年に落合博満選手(当時)が2年連続の3冠王を達成するなど、さまざまな名場面が川崎球場で生まれました。

■王貞治選手(当時)の700号ホームラン記念プレート
王貞治選手(当時)の700号ホームラン記念プレート

川崎球場での名場面の一つが、1978年、東京読売ジャイアンツ・王貞治選手(当時)の通算700号ホームランでしょう。
当時の記念プレートが、現在は特設ギャラリーに収蔵されています。

■張本勲選手(当時)の3,000本安打記念プレート
張本勲選手(当時)の3,000本安打記念プレート

また、1980年には、ロッテオリオンズの張本勲選手(当時)が3,000本安打を達成しました。
この記念プレートもギャラリーで見ることができます。

■3,000本安打(本塁打)の着弾場所を示していた看板
3,000本安打(本塁打)の着弾場所を示していた看板

張本勲選手の3,000本安打目は、495本目のホームランでもありました。
その着弾場所を示す看板が川崎球場にはかつて設置されていまして、現在では記念プレートと共にここに展示してあります。

このように、特設ギャラリーには、かつての川崎球場の記憶を残す展示が多数行われています。
ご紹介したのは一部ですので、プロ野球のオールドファンの方など、機会があればご覧になってはいかがでしょうか。

入場は無料で、どなたでも気軽に入ることができます。

■「所英男流格闘技エクササイズ」
「所英男流格闘技エクササイズ」

富士通スタジアム川崎では、お子さんから大人まで、幅広い層を対象にしたスポーツイベントが多数開催されています。
特設ギャラリーに、武蔵小杉在住の格闘家・所英男さんの記念写真があったもので「はて?」と思っていたら、「所英男流格闘技エクササイズ」というプログラムが実施されていました。

このほかにも、障がい児向けサッカー教室やシニア向けグラウンドゴルフ大会など、さまざまなスポーツイベントが開催されています。
最新情報はエントリ末尾の関連リンクの公式ウェブサイトに掲載されています。

■「富士通スタジアム川崎」
「富士通スタジアム川崎」

「富士通スタジアム川崎」のレポートは、以上です。

スタジアムは綺麗に仕上がっていましたし、特設ギャラリーも小規模ながら、「川崎球場」の貴重な展示品を見ることができて楽しめました。

また本施設はアメリカンフットボールだけでなく、一般市民が多用途に利用することもできます。
ご利用にあたっての詳細は、下記公式ウェブサイトをご参照ください。

【関連リンク】
富士通スタジアム川崎 ウェブサイト
2014/4/8エントリ 東急武蔵小杉駅南口に「やきとり家すみれ」「所英男のDr.ストレッチ」武蔵小杉店がオープン

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