武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
04月18日

フーディアム武蔵小杉1階「ラ ボンテ」跡地に「カフェ・ド・クリエ」が5月下旬出店決定、2階「auショップ」跡地の約半分に「日本旅行OMCトラベル」が移転

【Reporter:はつしも】

フーディアム武蔵小杉1階の「ラ ボンテ(LA BONTE)」の閉店跡地に、「カフェ・ド・クリエ(CAFE de CRIE)」が2017年5月下旬にオープンすることが決定しました。

同商業施設において、初の本格的カフェ出店となります。

■フーディアム武蔵小杉1階の「カフェ・ド・クリエ」出店予定地
フーディアム武蔵小杉1階の「カフェ・ド・クリエ」出店予定地

フーディアム武蔵小杉の1階メインエントランス近くには、2008年5月から2015年4月までの約7年間にわたって、「ラ・セゾン・デ・パン」が営業をしていました。
しかしながら同店は都立大学やセンター南での店舗展開をすることとなり、それに伴って武蔵小杉の店舗は閉店となりました。

■かつての「ラ ボンテ」
かつての「ラ ボンテ」

「ラ・セゾン・デ・パン」の後釜として2015年5月に出店したのがダイエー系列のベーカリー「ラ ボンテ(LA BONTE)」でしたが、同店もまた2017年3月31日をもって閉店の運びとなったことを、本サイトでは2017/3/21エントリでご紹介しておりました。

「カフェ・ド・クリエ」が出店するのは、この跡地の区画です。

■「カフェ・ド・クリエ」の既存店
「カフェ・ド・クリエ」の既存店

「カフェ・ド・クリエ」の既存店

「カフェ・ド・クリエ」は、サッポログループ系列の株式会社ポッカクリエイトが運営するチェーン店です。

ポッカクリエイトは、ポッカコーポレーションとプラザクリエイトの合弁会社であり、プラザクリエイトは元ダイエー系列のDPEショップ「55ステーション」と合流していますから、現在直接的な資本関係はないものの、ダイエーとは全くの他人というわけでもありません。

「55ステーション」といえば、フーディアム武蔵小杉の2008年5月のフーディアム武蔵小杉開業当時、2階に出店していた「オリジナル16」(※開業当時の専門店16店舗を指す、本サイトの造語)の一角です。
フーディアム武蔵小杉には、「日本旅行OMCトラベル」など、旧ダイエー系列の専門店が今も残っており、経営再建の中で解消されていったかつてのグループ関係を窺うことができます。

■「カフェ・ド・クリエ」のメニュー
「カフェ・ド・クリエ」のアイスコーヒー

フーディアム武蔵小杉は、武蔵小杉再開発地区にまだ店舗が少なく、とりわけ飲食店に対する飢餓感が強かったころに開業した商業施設です。

そのため、当時は「カフェでもあれば…」と待望する声が多かったのも確かです。

その後中原市民館の「喫茶室いくおう中原」、新駅前の「E PRONTO」などがオープンし、現在では武蔵小杉東急スクエア、ららテラス武蔵小杉、グランツリー武蔵小杉に多数のカフェが出店しています。

今となっては当時ほどの待望論はないのでしょうが、武蔵小杉東急スクエアのスターバックスなど、各商業施設のカフェは休日には混雑するところもあります。
賑わいから少し離れて、落ち着いて入れるカフェ、という点では一定のニーズがあるかもしれません。

なお、「カフェ・ド・クリエ」は、非常にありふれた店舗のようでいて、実のところ川崎市では「イトーヨーカドー川崎港町店」1店舗しかありません。
過去にはどこか別の地域にあったのではないかと思いますが、現時点では川崎市2店舗目ということになります。



■2階で移転した「日本旅行OMCトラベル」
2階で移転した「日本旅行OMCトラベル」

一方、フーディアム武蔵小杉の2階では、2017/3/21エントリでお伝えした通り、「日本旅行OMCトラベル」がかつての「auショップ」の区画に4月1日に移転をしました。
従来の2階の一番裏側から、エスカレーターをのぼってすぐのより良い場所に変わったことになります。

■「日本旅行OMCトラベル」の移転跡地
「日本旅行OMCトラベル」の移転跡地

■一部が空きのまま残った「auショップ」の区画
一部が空きのまま残った「auショップ」の区画

ただし、「日本旅行OMCトラベル」は、「auショップ」の細長い区画をすべて使わず、半分程度が空きのまま残されていました。

結果として、
●旧日本旅行OMCトラベルの移転跡地
●auショップの移転跡地の残り半分

この2区画が空きの状態になっています。

当然ながら、こちらもそれぞれ新規テナントの誘致が行われていることと思います。

■フーディアム武蔵小杉の専門店の変遷
●55ステーション(2009年3月閉店)⇒ぷらちなはーと(2012年12月閉店)⇒ジュエリープラザ(2014年3月頃閉店)⇒クツショウテン(2014年6月29日閉店)⇒保険見直し本舗増床
●パリミキ(2009年9月閉店)⇒フィットネス用品売り場⇒アイセイ薬局・カラダファクトリー(2016年4月1日)
●アイシティ(2010年3月閉店)⇒現・ストレッチファクトリー
●Fare(2014年5月14日閉店)⇒現・Gaba(2014年9月1日開店)およびBlanc、QBハウス(2014年11月29日開店)
●フーディアム武蔵小杉薬局(2015年12月29日閉店)⇒武蔵小杉くれ耳鼻咽喉科(2016年4月19日)
●化粧品・ドラッグ売り場(2015年1月移転)⇒武蔵小杉くれ耳鼻咽喉科(2016年4月1日)
●飯野眼科(2015年8月25日閉院、9月2日移転)⇒さくらクリニック武蔵小杉(2016年4月1日)
●カラダファクトリー(2015年1月移転)⇒タワー皮膚科形成外科(2016年4月19日)
●auショップ(2016年10月7日移転)⇒日本旅行OMCトラベル(2017年4月1日移転)※約半分が空き区画
●日本旅行OMCトラベル移転(2017年4月1日)⇒空き区画
●柿安口福堂(2011年1月閉店)⇒さざれ(2011年12月閉店)⇒幸せの黄金鯛焼き(2013年1月閉店)⇒千花いただきや(2014年1月閉店)⇒店舗区画撤去⇒化粧品・ドラッグ売り場(2015年12月)
●日本一(2014年5月20日閉店)⇒現・D's Selection(2014年7月12日開店)⇒リニューアルにより移転(2015年7月)
●広東菜館(2015年1月閉店)⇒リニューアルにより区画撤去(2015年7月)
●宝くじ売り場(2015年閉店)⇒休憩スペース(2015年7月リニューアル)
●横浜銀行ATM(2015年6月30日閉鎖)⇒食品売り場(2015年7月リニューアル)
●ラ・セゾン・デ・パン(2015年4月20日閉店)⇒ラ・ボンテ(2015年5月開店)⇒閉店(2017年3月31日)⇒カフェ・ド・クリエ開店(2017年5月下旬)

■店舗の入れ替わりが続くフーディアム武蔵小杉
店舗の入れ替わりが続くフーディアム武蔵小杉

【関連リンク】
ダイエー企業情報 株式会社ボンテ
日本旅行OMCトラベル 武蔵小杉店ウェブサイト
ダイエー店舗情報 フーディアム武蔵小杉
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット フーディアム武蔵小杉
2008/5/24エントリ フーディアム武蔵小杉本日オープン
2015/6/25エントリ フーディアム武蔵小杉の新ベーカリー「ラボンテ」登場と、「宝くじ売り場」「横浜銀行ATM」の閉鎖
2015/7/18エントリ 「フーディアム武蔵小杉」本日リニューアルオープンレポート
2016/1/13エントリ フーディアム武蔵小杉2階専門店フロアがリニューアルオープン、クリニック4院+調剤薬局の「クリニックステーション」が開院
2016/9/11エントリ グランツリー武蔵小杉に秋の新店・フーディアム武蔵小杉2階から「auショップ」が10月7日(金)移転、「AZUL by moussy」が10月オープン
2016/11/1エントリ グランツリー武蔵小杉の、秋の新店攻勢。「ABC-MART MONO」「FANCL」など空き区画6/7が埋まり、本日よりクリスマスツリーが登場
2017/3/21エントリ フーディアム武蔵小杉のベーカリー「ラ ボンテ」が3月31日(金)閉店、2階の「auショップ」跡地に「日本旅行OMCトラベル」が4月1日(土)フロア内移転

Comment(2)