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2017年
12月03日

江川せせらぎ遊歩道の高度処理水を止めて清掃活動を実施、普段は見られない綺麗な水底がお目見え

【Reporter:はつしも】

先日、江川せせらぎ遊歩道の水が抜かれ、清掃活動が行われていました。
この期間は普段は見ることのできない、せせらぎの水底を確認することができました。

■水が抜かれた江川せせらぎ遊歩道
水が抜かれた江川せせらぎ遊歩道

水が抜かれた江川せせらぎ遊歩道  

江川せせらぎ遊歩道は、中原区と高津区の境界付近に整備された、約2.4kmの水辺の遊歩道です。
計画段階から市民の意見を取り入れるパートナーシップ事業として2003年に完成し、 地域の皆さんの協力により維持・管理がなされています。

本サイトでもこれまでに何度かご紹介をしておりますが、いずれも水が流れている平常時です。
このような姿を見たのは、今回が初めてでした。

■水底の清掃活動
水底の清掃活動 

今回はせせらぎの水を抜いたことで、水底のごみ拾いができるようになっていました。
ここで驚きを禁じ得なかったのは、水底が想像以上に綺麗であったことです。

二ヶ領用水や渋川で水を止めたとすると、結構ドロドロした感じになると思うのですが、江川せせらぎ遊歩道は写真の通り綺麗なものでした。

あまりの綺麗さに人工的な印象も受けますが、実はそれは正解でして、せせらぎの水は等々力水処理センターの高度処理水(下水をきれいにしたもの)を利用しているのです。

この高度処理水はそのままでは生物が住めないほどきれいなもので、近隣のが生き物を放流することにより、自然の水質に近づけています。

■水底のカラス
水底のカラス

水底のカラス

とはいえ、せせらぎには生き物もしっかり生息しています。

この時は水底にカラスが下りて、干上がったせせらぎに取り残された小魚をくわえていました。

■水がわずかに残った江川せせらぎ遊歩道
水がわずかに残った江川せせらぎ遊歩道

江川せせらぎ遊歩道では、定期的に水を止めてメンテナンスをしているようです。

またそのうち等々力水処理センターの高度処理水が上流から流されて、普段の姿に戻ることでしょう。

■普段の江川せせらぎ遊歩道
江川せせらぎ遊歩道 

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