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2020年
03月12日

武蔵小杉にカラスの巣作りシーズンが到来、南武沿線道路の電柱にも針金ハンガーの巣が構築中

【Reporter:はつしも】

南武沿線道路沿いの電柱の上に、カラスが巣を作っていました。 この場所では2年前にもカラスが巣作りをしていまして、外敵が近寄らないなどさまざまな条件から定番スポットになっているようです。
  
■南武沿線道路の電柱
南武沿線道路沿いの電柱

■電柱の上のカラスの巣
電柱の上のカラスの巣

カラスの巣ができたのは、南武沿線道路沿いの「武蔵小杉住宅展示場」前(旧SUUMO武蔵小杉住宅展示場、今井上町)です。
武蔵小杉駅周辺の幹線道路は電線の地中化も進んできましたが、ここはまだ地上にあり、高い位置に電線が張り巡らされています。

その電柱の上に、カラスの巣ができていました。

■針金ハンガーなどでできた巣
針金ハンガーなどでできた巣

カラスの巣は、拡大してみると針金ハンガーや木の枝などでできています。

この時期は巣作りのため、住宅のバルコニーからカラスがハンガーをもっていってしまう事案が多発しますね。
皆様もどうぞお気を付けください。

■木の皮のような巣の材料
木の皮のような巣の材料

こちらは、カラスが木の皮のような巣の材料を運んできた瞬間です。
まだ巣作りの段階で、ヒナは生まれていないようです。

■カラスの両親
カラスの両親

この巣からは、2羽のカラスが盛んに行き来して材料を運んでいました。
夫婦で協力して巣作りをしているのでしょう。

■等々力緑地で、木の皮を剥がして運ぶカラス
等々力緑地で、木の皮を剥がして運ぶカラス

こちらは別の日に、等々力緑地で撮影した写真です。
カラスがクチバシで木の皮を剥がして、まとめて運んでいくところを撮影することができました。

こちらは距離も撮影日も離れていますし、南武沿線道路沿いとはまた別のカラスでしょう。
武蔵小杉周辺各地で、巣作りシーズンが到来していることがうかがわれます。

■昨年のカラスの巣除去のお知らせ
昨年のカラスの巣除去のお知らせ

2年前、同じ場所に巣ができたときには、ヒナが育った後に東京電力パワーグリッドが除去作業を行っていました。

東京電力パワーグリッドは、首都圏エリアで送電線ネットワークを維持・運用して送配電サービスを提供する東京電力の100%子会社です。
インフラ保守の観点から、巣の除去は必要な手当てかと思います。


なお、子育て中のカラスは巣に近づく人間を攻撃することがあります。
特に小さい子供やお年寄り、女性などが攻撃されやすいようですので、基本的にあまり近寄らないのがベターです。

とはいえこの場所は今井小学校・今井中学校などが近く、児童が通行することもあります。日常ご利用の方は完全に避けるのは難しいかもしれません。
2年前同様、注意喚起の観点からもお伝えしたいと思います。

【関連リンク】
2011/5/21エントリ 等々力緑地で、繁殖期のカラスにご注意
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