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2020年
05月01日

川崎フロンターレの2019シーズンタイトル獲得記念グッズ出揃う、ルヴァン杯優勝・新井章太・田中碧両選手の個人タイトル獲得を振り返る

【Reporter:はつしも】

川崎フロンターレでは、毎年様々なグッズ販売を行っています。
2017シーズン以降は3年連続でタイトルを獲得していることから、その記念グッズについても力を入れてプロモーションしてきました。

直近の2019シーズンでは、10月26日に「YBCルヴァンカップ」を制し、直後に記念グッズの販売が行われましたが、それらの多くは受注生産になっています。

生産には一定の時間を要するため、毎回「忘れたころにやってくる」のが定番ですが、今回は新型コロナウイルス感染症の拡大影響により生産が遅れ、概ね出揃うのが4月末日頃となったようです。

優勝してからちょうど半年が経過したタイミングになりますが、ここで2019シーズンを振り返りつつ、記念グッズをご紹介してみたいと思います。
 
■ルヴァンカップ優勝記念「プラスチックフロ桶」
ルヴァンカップ優勝記念「プラスチックフロ桶」

まずこちらは、ルヴァンカップ優勝の「プラスチックフロ桶」です。

川崎フロンターレがタイトルを初獲得したのは2017シーズンのJ1リーグですが、優勝を決めた最終節までは鹿島アントラーズが首位であったため、最終節の優勝銀皿「シャーレ」は鹿島サッカースタジアムでスタンバイしていました。
優勝セレモニーが行われた等々力陸上競技場には「シャーレ」が不在だったため、シャーレのように円い風呂桶が代用されました。

これは川崎フロンターレがJリーグのクラブで唯一クラブ名に「フロ(風呂)」が入り、川崎市の銭湯とも「一緒におフロんた~れ」などのコラボレーションを展開してきたことにも由来しています。

もちろん2017シーズンの優勝記念グッズにも「風呂桶」が導入され、それ以来タイトル獲得時に新たなバージョンの風呂桶が登場するのが定番になりました。

■「FRO CAFE(フロカフェ)」の歴代フロ桶の展示
風呂桶シャーレの展示

2017・2018シーズンのJ1連覇の風呂桶は木製の高級仕様であったため、2019シーズンのルヴァンカップ優勝の風呂桶はあえてプラスチック仕様にし、お買い求めやすい1,000円でした。

写真ですとサイズ感がわかりにくいですが、直径36cmと風呂桶としてはかなり大きいです。

風呂桶の中心にはルヴァンカップ優勝トロフィーと「WINNERS」「1ST CUP」の文字がプリントされていました。

ちなみに、「J1リーグ優勝」は「CHAMPIONS」で、ルヴァンカップ・天皇杯などカップ戦の優勝者は「WINNERS」と、サッカーの世界では一般に表現が使い分けされています。

年間を通したリーグ戦の勝者が「最強のチャンピオン」であり、トーナメント一発勝負のカップ戦は「そのカップ戦における勝者」というニュアンスの違いがあるようです。

■ルヴァンカップ優勝記念「プラスチックフロ桶風キーホルダー」
ルヴァンカップ優勝記念「プラスチックフロ桶風キーホルダー」

プラスチックフロ桶は大きすぎるという方向けに作られたのが、「プラスチックフロ桶風キーホルダー」です。
前掲のプラスチックフロ桶がミニサイズになって、キーホルダーになっています。

プラスチックだけに、屋外で使われる自転車のカギなどに使いやすいのではないでしょうか。

■新井章太選手MVP獲得記念「ゴールデングローブ」
新井章太選手MVP獲得記念「ゴールデングローブ」

続いてこちらは、ゴールキーパー新井章太選手(現在はジェフ千葉)のルヴァンカップMVP獲得記念「ゴールデングローブ」(軍手)です。

ルヴァンカップ決勝は、史上まれに見る名勝負でした。

2-1で川崎フロンターレがタイトルを掴みかけたところ、北海道コンサドーレ札幌がラストワンプレーのコーナーキックで同点に追いつきました。

延長戦ではフロンターレの守備の要・谷口彰悟選手がレッドカード退場となり、さらにそのフリーキックから失点したことで、選手を1名欠く川崎フロンターレが敗色濃厚と思われました。
しかしながらフロンターレの攻勢は緩まず、エースストライカー・小林悠選手の執念のゴールにより追いつき、PK戦となりました。

そのPK戦で好セーブを見せて優勝の立役者となった新井選手が、見事MVPに選出されたというわけです。

■MVP獲得を報告する新井章太選手
MVP獲得を報告する新井章太選手

■左手用「21 ヨッシャー新井」
左手用「21 ヨッシャー新井」

■右手用 新井章太選手のイラスト
右手用 新井章太選手のイラスト

このゴールデングローブには、左手用に「ラッシャー板前」さんに似ているとされる同選手にちなんで、「ヨッシャー新井」の文字と、背番号「21」があります。

右手用には、同選手のイラストがプリントされていました。

このイラストは、優勝が決まった瞬間、キャッチしたボールをラグビーのように抱えて走り出したところを再現したものでしょうかね。

■JリーグオフィシャルBlu-ray「2019ルヴァンカップ Road to Final」
JリーグオフィシャルBlu-ray「2019ルヴァンカップ Road to Final」

JリーグオフィシャルBlu-ray「2019ルヴァンカップ Road to Final」

そんな死闘を振り返ってみたい方には、JリーグオフィシャルBlu-ray「2019YBCルヴァンカップ Road to Final」がおすすめです。
川崎フロンターレと北海道コンサドーレ札幌の決勝までの各試合と、決勝のダイジェストなどが収録されています。

これは川崎フロンターレグッズというよりは、決勝を戦った両クラブを対象にしたJリーグのオフィシャルグッズです。
PK戦で敗れたとはいえ最後まで紙一重のところで戦った、北海道コンサドーレ札幌を応援する皆さんにとっても、大切な記録になっているかと思います。

このBlu-rayおよびDVDは受注生産ではありませんので、Jリーグのオンラインストアで現在でも購入できます。
 
■J1リーグ「田中碧選手ベストヤングプレーヤー賞受賞記念フォトフレーム」
J1リーグ「田中碧選手ベストヤングプレーヤー賞受賞記念フォトフレーム」

さて、川崎フロンターレはルヴァンカップで初優勝を果たした一方、J1リーグにおいては残念ながら3連覇を逃しました。

2016シーズンの中村憲剛選手、2017シーズンの小林悠選手、2018シーズンの家長昭博選手と3年連続で選出されていたJ1リーグMVPも逃しましたが、「ベストヤングプレーヤー賞」に田中碧選手が選ばれました。

ベストヤングプレーヤー賞は、当該シーズンの4月2日時点で21歳以下の選手を対象にしたもので、これまでに川口能活選手、小野伸二選手、柴崎岳選手、南野拓実選手など数多くの日本代表選手を輩出しています。

田中碧選手はユース出身の生え抜きボランチで、2018シーズン終盤にデビュー。2019シーズンにはリーグ24試合に出場、U-22日本代表や国内組を中心としたA代表にも選出されるなど大ブレイクを果たしました。
J1リーグではタックル成功率1位を記録したボール奪取力と、川崎フロンターレらしい足元の技術が特徴です。

ベストヤングプレーヤー賞受賞記念のフォトフレームは、受賞の対象となったリーグ戦での写真をちりばめるとともに、同選手が実際に着用したスパイクの生地の一部が添付されています。

■ベストヤングプレーヤー賞を受賞した田中碧選手
ベストヤングプレーヤー賞を受賞した田中碧選手

■武蔵小杉・法政通り商店街でサイン会を実施した田中碧選手(左)
武蔵小杉・法政通り商店街でサイン会を実施した田中碧選手

さて、2019シーズンの記念グッズの紹介は以上です。

2020シーズンはご存じの通り、新型コロナウイルス感染症の拡大影響によりJリーグは長期中断の状況にあります。

今後の再開の見通しはまったく立っていない中、忘れたころに記念グッズが届いたことで、「フロンターレ成分補給」になった方も多いのではないでしょうか。

また等々力陸上競技場で試合ができる日が来ることを願いつつ、記念グッズを眺めてみました。

【関連リンク】
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