武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2008年
10月31日

中原消防署旧庁舎取り壊し

【Reporter:はつしも】

府中街道沿いの中原消防署旧庁舎の取り壊しが始まっています。
新庁舎が武蔵小杉再開発地区に完成し、4月1日から業務を開始しており、旧庁舎についてはすでに閉鎖されていたものです。

■中原消防署旧庁舎取り壊し工事
 中原消防署取り壊し工事
 
無人のまま半年が経過していたわけですが、ようやく解体工事が始まったことになります。

■中原消防署旧庁舎の物見台
中原消防署の物見台
 
物見台の塔は、すでに解体用の足場が組まれ、壁で覆われています。昔はここから火事でたちのぼる煙を確認していたものですが、長かった役割ももう終わりです。

■中原消防署旧庁舎の車庫
中原消防署旧庁舎の車庫
 
こちらは1階の車庫部分と、2階の事務所部分です。内部はもう空っぽで、一部取り壊しが進んで崩れています。

■解体工事の掲示
解体工事の掲示
 
府中街道沿いの外壁には、解体工事の掲示があります。これによると、2008年12月26日まで工事が続くようですね。

この解体工事が完了したのち、小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業によって一時的に減少する中原区役所の駐車場として跡地利用がなされることになります。

ただし、小杉町3丁目中央地区の再開発事業の着工は順調にいって2010年度あたりとされており、あと2年間は必要に迫られることがありません。そのため、2年間更地のまま塩漬けになる可能性もあります。

こういった場合特に民間企業であれば、最近エルシィ跡地中丸子地区で土地利用の「つなぎ」として相次いでコインパーキングがオープンしているように、土地を休眠させるということはなるべく避けるものです。

近年では川崎市に関しても、財政力強化などの命題から、市有地の有効利用を政策として打ち出しています。

■川崎市 市有財産を有効活用するための基本方針(平成19年12月)
http://www.city.kawasaki.jp/23/23kanzai/home/pdf/kihonhousin.pdf

この観点からは、再開発で現有の区役所の駐車場がなくなるのを待たずに、新たな駐車場としてオープンさせるのが資産活用としてはベターではないかと思います。

いずれにせよ、年内に解体工事が完了いたしますので、その後の動きについても確認していきたいと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 中原警察署
2008/4/21エントリ 中原消防署 新庁舎移転
2008/9/15エントリ 旧中原消防署の跡地利用と小杉3丁目中央地区
2008/10/21エントリ 小杉町3丁目中央地区再開発が本組合に移行へ
2008/10/26エントリ エルシィ跡地の「タイムズ武蔵小杉駅前」オープン
2008/10/29エントリ 中丸子地区に「三井のリパーク川崎中丸子」オープン

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