川崎市市民ミュージアムで横浜国立大学の造形ワークショップ「アートツール・キャラバン」が12月17日(土)18日(日)開催
2016年12月17日(土)、18日(日)の2日間にわたって、川崎市市民ミュージアムにおいて「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」が開催されます。
■「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」
「アートツール・キャラバン」は、横浜国立大学のAE(Art Education)ゼミのメンバーが、自分たちで開発した「アートツール」を使って開催する造形ワークショップです。
このワークショップは各地の学校や公園、美術館、商業施設に加えて、2012年から川崎市市民ミュージアムでも展開されています。
■1階逍遥展示空間の「アートツール・キャラバン」
市民ミュージアムにおいては、1階「逍遥展示空間」を会場とし、さまざまな造形体験をすることができます。
参加費無料・申込不要で、土日の14時~16時の2時間の間、気軽に参加することが可能です。
■昨年の「アートツール」
■ネジやボルトの造形
■OHPによる投影
■アニメーション装置
まず最初に、多くの方は「アートツール」と呼ばれるものがイメージしにくいかと思います。
これは上記写真のように、紙でつくったカラフルな積み木(積み紙)であったり、ネジなどを組み合わせて造形をする遊びであったり、OHPを使った影絵作りであったり、横浜国立大学の皆さんの創意工夫による「おもちゃ」です。
「アート」ですので、単なるおもちゃではなく、そこには造形や色彩などの創作要素が含まれていまして、遊びながらアート体験ができるようになっています。
■剣山のようなアートツール
こちらは昨年展開されていた剣山のようなアートツールです。
一見して何をするものか迷いますが、遊び方は自由です。
■手形が、押せます
昨年は1本1本棒をさしていったあとに、手形を作って遊んだりしていました。
「アートツール・キャラバン」に展開されているツールはいずれもオリジナリティあふれるもので、一般の玩具売場等では売っていません。
お子さんを連れていらっしゃれば、普段とは違う遊びに夢中になるのではないでしょうか。
昨年度、2015/11/15エントリでレポートをさせていただきましたので、その他のアートツールについては、そちらもご参照ください。
本イベントで留意すべきなのは、開催時間が短いことです。
12月17日(土)、18日(日)のそれぞれ14時~16時の2時間だけですので、一通り楽しむには14時のスタートから参加するのがお勧めです。
■昨年の「川崎フロンターレ展」より、大久保嘉人選手の「YOSHI METER」
なお、初日の12月17日(土)からは、年末年始恒例の「川崎フロンターレ展」もスタートします。
フロンターレに関心のある方でしたら、こちらも合わせて観覧していくのも良いですね。
■「アートツール・キャラバンin川崎」の開催概要
開催日時 | 2015年12月17日(土)・18日(日)14:00~16:00 |
会場 | 川崎市市民ミュージアム 逍遥展示空間 |
対象 | 幼児、小中学生、保護者 |
参加費 | 無料 |
事前申込 | 不要 |
内容 | あそぶゾーン:アートのおもちゃで思いっきり遊ぼう! つくりだすゾーン:色や形をさがして、つくりだしてみよう! |
主催 | 川崎市市民ミュージアム スクールプログラム大学連携 横浜国立大学AEゼミ |
Web | ●川崎市ウェブサイト ●川崎市市民ミュージアム イベント情報 |
【関連リンク】
・川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
・川崎市市民ミュージアム 川崎フロンターレ展
・2015/11/15エントリ 川崎市市民ミュージアム「あそぼう!つくろう!アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート
・2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
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・2016/6/23エントリ 川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムライブラリー」に収蔵、充実の「マンガライブラリー」
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