川崎フロンターレが王子HDとUとどろきの紙コップ資源循環で協働、トイレットペーパー16,000ロールを川崎市内119校に寄贈
川崎フロンターレは今回、2新規パートナー契約を締結した王子ホールディングスとともに、2026/27シーズン開幕戦よりスタジアム内のドリンクカップを紙に変更・回収することでトイレットペーパーなどへ再資源化を行うプロジェクトをスタートしました。
さらにこの取り組みによって生まれたリサイクル製品、トイレットペーパー16,000ロールを、川崎市内の小学校および特別支援学校119校へ寄贈することとなり、9月19日鹿島戦開催日に川崎市への贈呈式が行われていましたので、お伝えいたします。
■川崎フロンターレが王子HDとUとどろきの紙コップ資源循環で協働、トイレットペーパー16,000ロールを川崎市内119校に寄贈
■川崎フロンターレが王子HDと協働する「Renewa(リニューワ)」
川崎フロンターレが王子ホールディングスと協働するのが、王子ホールディングスの企業連携型リサイクルシステム「Renewa(リニューワ)」です。
処理が難しい古紙を再生利用できるのが特長です。
川崎フロンターレでは、2026/27シーズン開幕戦よりUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuの飲料で使われていたプラスチックカップを紙コップに順次切り替え、使用済みのものを分別・回収しています。
これを王子ホールディングスが再資源化し、リサイクル品を生み出していくという資源循環の流れになっています。
■紙コップ(左)と再資源化されたトイレットペーパー(右)
左が王子ホールディングスのロゴ入りの紙コップで、右がリサイクルされたトイレットペーパーです。
■スタジアム内に設置される回収ボックス
こちらが、紙コップの回収ボックスです。
スタジアム内の各エコステーションに設置されます。
ジェフ千葉戦での実績では、約200kgの紙コップが回収されたということです。
回収した紙コップを「Renewa(リニューワ)」でリサイクルし、トイレのペーパータオルに利用して来場者にも訴求することで、リサイクルを「自分事」にするコンセプトです。
■川崎市へのリサイクル品寄贈式
■司会の新保里歩さん
そしてこの取り組みをさらに発展させるかたちで、Uvanceとどろきスタジアムの紙コップから生まれたリサイクル品を、川崎市内の学校119校に寄贈することとなりました。
スタジアムから生まれた「資源の輪」が学校現場へとつながり、子どもたちが日々使用することで、生きた環境教育の教材として役立てることを目的としています。
寄贈式には王子ホールディングス グループオペレーション本部 リサイクル推進部の島谷啓二部長、川崎市教育委員会の落合隆教育長、川崎フロンターレの吉田明宏社長が参加しました。
■川崎フロンターレ 吉田明宏社長
<吉田社長挨拶>
皆さん、こんにちは。 川崎フロンターレの吉田でございます。 本日はお足元悪いところ、このように皆さんお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
はじめに、今回の画期的なプロジェクトに多大なるお力添えをいただきました王子ホールディングス様、そして日頃より子供たちの健やかな成長にご尽力されている川崎市教育委員会の落合教育長に心より感謝を申し上げます。
私たち川崎フロンターレは「FOOTBALL TOGETHER スポーツの力で人を、この街をもっと笑顔に」という存在意義のもと活動を続けております。
現在、世界的に気候変動への対応が急務となる中、スポーツ界においても環境行動を推進する国際的な枠組みであるスポーツポジティブリーグスをはじめ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが強く求められています。
当クラブにおきましても、サステナビリティポリシーである OUR PROMISES of Sustainability を掲げ、自然環境を守る取り組みを事業活動の一部として位置づけております。
時代やスポーツを取り巻く環境が変化しても、これからも同じように集い、笑い、悔しがり、喜び合える未来を守るために、クラブが持続し、地域とともに成長し、次の世代への価値観を手渡していくことを大切にしております。
その具体的なアクションの一つが開幕戦から開始した紙コップの導入と回収です。 王子ホールディングス様という非常に心強いパートナーを得て、スタジアムで消費されるドリンクカップを紙製に変更し、それらを単なるゴミとして捨てるのではなく、新たな資源として回収する仕組みをスタートさせていただきました。 スタジアムにご来場いただく多くのファン、サポーターの皆様のご理解とご協力があり、この取り組みは力強く前進しております。
そして今回、等々力で回収された紙コップから王子グループ様の技術によって、ペーパータオルやトイレットペーパーなどの製品に生まれ変わり、川崎市内の小学校及び特別支援学校延べ 119校へ寄贈できることは、クラブ、ファン、サポーターと協力してできる機会と感じております。
川崎フロンターレのサステナビリティは、決して堅苦しいものではなく、ユーモアで楽しく一緒に学ぶことをフロンターレらしさとしております。 子供たちが学校生活の中でこれらのリサイクル製品に触れ、スタジアムで分別した紙コップがこうして形を変えて自分たちの元に戻ってくるんだと楽しく実感していただくことは私たちのサステナビリティの柱である未来を育てるという次世代の学びの機会の創出にもつながると確信しております。
川崎フロンターレは、これからもパートナー企業や皆様の地域とタッグを組み、環境に配慮したスタジアム作りを推進し、地域貢献によって笑顔の輪を広げることで世界に誇れる川崎を共創してまいります。 引き続き、皆様の温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 本日は誠にありがとうございます。
■王子ホールディングス グループオペレーション本部 リサイクル推進部 島谷啓二部長
<王子ホールディングス島谷部長挨拶>
皆様こんにちは。 ただ今紹介いただきました王子ホールディングスの島谷です。
私たち王子グループは、リニューアというブランドのもと、紙コップやペーパータオルなど、これまで十分にリサイクルされてこなかった紙製品を新しい紙製品へ生まれ変わらせる資源循環の仕組み取り組みを進めております。
「リニューワ」が目指しているのは、単にリサイクルを実施するということだけではありません。 企業や自治体、そして紙製品を日々使われている皆様が参加をしながら、資源が循環する仕組みそのものを世の中に、社会に広げるというところを目的としております。
「リニューワ」のブランドステートメントにうたっております再生の輪を一緒に作るというのが、私たちのこの思いを示しているところでございます。
今回、このスタジアムでファン、サポーターの皆様が分別してくださった紙コップを、この「リニューワ」によって新しい製品へ生まれ変わらせることができました。
また、この回収をしている地域、この川崎市の学校でこのリサイクル製品が使用されるという資源循環の輪を構築することができましたことを大変嬉しく思っております。
こうした取り組みが実現できたのも、川崎フロンターレ様が長年にわたり地域とのつながりを何より大切にされてきたからだというふうに考えております。
今回、この「リニューワ」の仕組みの中で生まれましたトイレットロール、トイレットペーパー 16,000 ロールを川崎市内の小学校および特別支援学校へ寄贈させていただく運びとなりました。
子供たちにはこのトイレットロールを通じて、使い終わったものが資源として再び活用されることを身近に感じていただき、環境や資源ということについて考えるきっかけになればと願っております。
また、今年は川崎フロンターレ様がクラブ創設 30周年という記念すべき節目を迎えられました。 地域とともに歩み、たくさんの人たちに夢や感動を届けてこられたクラブの節目の年に、このような取り組みでご一緒できることを大変光栄に思っております。
今回の取り組みの価値は、資源を有効活用できたということだけではなく、クラブ、地域、学校、そしてファン、サポーターの皆様が一緒になって取り組むことを形にすることができたというところにあるのではないかというふうに思っております。
王子グループは、今後も川崎フロンターレ様、ファン、サポーターの皆様、川崎市教育委員会の皆様、また川崎市の皆様と一緒に地域に根差した取り組みを広げてまいりたいというふうに思います。 本日はどうもありがとうございました。
■川崎市教育委員会 落合隆教育長
<川崎市教育委員会 落合教育長挨拶>
皆様こんにちは。 ただ今ご紹介いただきました川崎市教育委員会教育長の落合でございます。
本日は王子ホールディングス様ならびに川崎フロンターレ様から本市の小学校、そして特別支援学校にトイレットペーパーをご寄付いただけますことを心より感謝申し上げます。 ありがとうございます。
川崎フロンターレ様におかれましては、このスタジアムで使用された紙コップの回収を進められてきており、また王子ホールディングス様におかれましては、この使用済みの紙コップを新たな製品に再生するという高度なリサイクル技術を有しておられます。
その両者が結びつくことによって、このたび資源循環の取り組みが実現したことに深く敬意を表するものでございます。
また、その取り組みの成果として生まれてきたトイレットペーパーを市内の小学校として特別支援学校で活用させていただくことを大変ありがたく思っております。
こういった取り組みが本当にこれからの子供たちの学びに繋げられるかなというふうに思っております。実は最近の子供たちの学習の中では、環境について学ぶ場面も多くなってきております。
ひとつ例を挙げさせていただければ、社会科の授業の中では暮らしとゴミという副読本を使いながら。 資源の循環等についても学習してきております。 それをきっかけにして、日常の教育活動の中では、子供たちがゴミをできるだけ出さないようにするですとか、無駄なものは買わないようにする。 それから繰り返し使えるものは繰り返し使っていくようにしよう。 そして、何よりも自分たちの出すゴミを分別しよう。 つまり、混ぜてしまえば全てゴミなんですけども、分ければ、分別すれば資源になるっていうところを学んできております。
そういった中で、少しずつではありますが、日頃の生活の中で、子供たちは自分たちなりに考えて、環境を守るために何ができるのかっていうところを実践し始めているところでございます。
今回のことを例にすれば、子供たちの力ではトイレットペーパーを作っていくことっていうのは非常に難しいことなんですけども、紙コップを回収するとか、それに協力するっていうことは子供たちにもできることであり、その回収したものが、実は大人の力によって自分たちが日常的に使うトイレットペーパーに生まれ変わるっていうところを実感できる。
まさにこれが学校現場に来ることによって、目に見える形で子供たちが見て使うことにつながりますので、本当に子供たちにとって資源の循環というあたりを実感できる学びにつなげられるかなというふうに感じており、またそれが環境を守っていくことにつながるっていうことを学ぶ大変良い機会になっているものと考えております。
このご寄付を契機に、これからの時代を担っていく未来を作っていく子供たちが、さらに資源を大切にしていく。 環境を守るためにさらにどんなことができるのかなっていう意識を高めながら力をつけていく、そんな子供たちが育っていけばいいかなと思っておりますので、本市教育委員会といたしましても、いただいた製品を有効に大切に活用させていただくとともに、王子ホールディング様、そして川崎フロンターレ様のような企業の皆様の素晴らしい取り組みを子供たちの学びにつなげながら、持続可能な社会の実現に向けた環境教育、環境学習の充実につなげていきたいなというふうに考えております。
最後になりますが、このご寄付を賜りました王子ホールディングス、ホールディング様、そして川崎フロンターレ様のご厚意に改めて感謝を申し上げますとともに、皆様方のますますのご発展をお祈り申し上げて、簡単ではございますがお礼の言葉とさせていただきます。 本日は誠にありがとうございました。
■リサイクル品の贈呈
そして、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuの取り組みから生まれたリサイクルのトイレットペーパー16,000ロールが川崎市内の小学校および特別支援学校119校に寄贈されました。
落合教育長のご挨拶にもあったとおり、これらは単にトイレで使用するだけでなく、子どもたちの学びにも寄与することと思います。
■王子ホールディングスの製品
今回の取り組みは、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuを起点に、サステナブルな「紙資源の循環モデル」を広げていくものです。
ホームゲームには毎回2万人以上の方が来場されますし、資源循環の輪が川崎市内などさらに広がっていくことを期待したいと思います。
■川崎フロンターレが王子HDとUとどろきの紙コップ資源循環で協働、川崎市内学校へトイレットペーパー16,000ロールを寄贈
またこの贈呈式の模様は、武蔵小杉ライフ公式YouTubeチャンネルでも公開しておりますので、あわせてご視聴ください。
【関連リンク】
・王子ホールディングス Renewa特設サイト
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