武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
11月12日

等々力緑地の街路樹にできた、ミツバチの巣をみまもり中。近づかないよう注意喚起

【Reporter:はつしも】

等々力緑地の「等々力第1サッカー場」近くの街路樹に、ミツバチの巣ができていました。
街路樹の周辺が封鎖されて、注意喚起が行われています。

■等々力緑地の「等々力第1サッカー場」西側の歩道
等々力第一サッカー場西側の歩道 

広大な等々力緑地の西北部、市民ミュージアムの北側には、サッカー場があります。
その西側は住宅街との境界になっていまして、ご覧のような街路樹が並んでいます。

■周辺が封鎖された木
 封鎖された街路樹

封鎖された木 

その街路樹の中に、周辺が封鎖された木がありました。

みまもり中
みつばちの巣があります
近づいたり、刺激しないようにお願いします

ということでした。

■ミツバチの巣
ミツバチの巣

ミツバチの出入り

さて、どこに巣が? と思って探してみると、木の幹にうろができていまして、そこからミツバチが盛んに出入りしていました。

ミツバチは、スズメバチの外敵などから身を守るために、このような場所に巣をつくることが多いです。
この木のうろは、見たところうってつけの場所のように見えました。

■巣に出入りするミツバチ(Youtube動画)


写真では伝わりにくい部分もありますので、ミツバチが出入りする様子を20秒ほどのYoutube動画にしてみました。

ミツバチがたいへん働き者であることが伝わってきます。

ミツバチが蜜を集めて、このうろの中にはハチミツがたっぷり入っているのでしょうね。

なお、ミツバチは通常攻撃的ではありませんが、刺激すると危険です。
現地の注意喚起にもある通り、お子さんなどが通行をされる場合など、ご注意ください。
(本エントリの写真・動画は望遠レンズで、いずれも離れた場所から撮影をしております)



■等々力緑地のカラスの警告文
からすの警告文

本サイトでは、約5年半前、2011/5/21エントリにおいても、等々力緑地のカラスに関する警告をご紹介しておりました。

等々力緑地は広い敷地に緑が多くありますので、動物や虫の営巣や繁殖などとの共存が必要となります。

市民向けの緑地として活用しつつも、こういった点には留意しておきたいですね。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 等々力緑地
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園・公開空地 等々力緑地
2011/5/21エントリ 等々力緑地で、繁殖期のカラスにご注意
2015/5/26エントリ  南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」
2015/6/9エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の、ツバメの巣
2016/3/6エントリ ごみ出しのルール無視が招いた、カラスの井田中学校生徒襲撃事件。カラスの子育てシーズンを迎え注意を喚起

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2016年
10月24日

丸子橋近く、多摩川汽水域の境界「調布取水堰」探訪。アユが遡上する魚道と、歴代水位の記録

【Reporter:はつしも】

丸子橋から多摩川の上流に、「調布取水堰」(調布取水所と防潮堰)があります。
今回はこの施設について、ご紹介してみたいと思います。

■「調布取水堰」
「調布取水堰」

「調布取水堰」は東京都水道局の施設で、当初は飲料水の供給と防潮のために1936年に作られました。
ここで取水された多摩川の水は写真奥の「亀甲山」の浄水施設に送られ、周辺地域の上水道に供給されていました。

しかしながら、高度経済成長期を迎えるとともに多摩川の水質が悪化し、1970年には上水としての利用が取りやめられてしまいました。
その後アユが遡上するほどに多摩川の水質は改善されているのですが、調布取水堰は上水として復活することはなく、現在は工業用水を供給しています。

■防潮堰
防潮堰

同施設の存在感をひときわ大きなものにしているのが、「防潮堰」です。
これは東京湾からの塩害を防止するために 築造され、潮の満ち引きの影響を受ける「感潮区間」(汽水域)がこの防潮堰まででせき止められています。

そのため、防潮堰より下流に、汽水性(淡水と海水が混じった場所に生息する)のシーバスなどが生息しているわけです。

■取水所施設付近から見える丸子橋
取水所施設

■取水所施設
取水所施設

東京都の取水所施設は、大田区側の川沿いを歩くことができるようになっています。
ここからは川崎市側よりも間近に、水門等を見えます。

■調布取水堰の平面図
調布取水堰の平面図

取水所施設には、取水堰の平面図が掲示されていました。
大きな水門の両脇には、魚が通る「魚道」が設置されていることがわかります。

■水門脇の第二魚道
調布取水堰の魚道

この2か所の魚道のうち、左側の「第一魚道」は、 1983年から1984年にかけてアユの遡上を促すために改良工事が行われました。

前述の通り水質改善の甲斐もあって、現在の多摩川では取水堰をこえてアユの遡上が見られるようになっています。

■多摩川の水位記録
多摩川の水位記録

豊かな自然の姿が見られる一方、多摩川では過去に水害も数多く発生しました。
調布取水堰の水門には、過去に上昇した水位の記録が残されています。

近年は治水の発達によって昔のような度重なる氾濫はなくなりましたが、巨大な建築物である水門に記された水位の高さを間近に見ると、あらためて水害の恐ろしさを感じるところです。

写真中、昭和の年月日が並ぶ中でひとつだけ新しいのが、平成19年9月7日の洪水位です。
これは「平成19年台風第9号」によるもの で、関東地方を中心に大きな被害がありました。多摩川では河川敷が水没し、一部で死者が発生しています。

これは本サイトが開設される前年の出来事であり、本サイトには記録がありませんが、当時の多摩川の増水を伝えるウェブサイトがありました。
末尾の関連リンクに掲載をしておりますので、ご参照ください。

■京浜河川事務所のライブカメラ
京浜河川事務所のライブカメラ

なお、2016/7/7エントリでご紹介した通り、丸子橋より下流の「京浜河川事務所」では、多摩川の水位を監視するライブカメラ映像を配信しています。
台風の際には、こちらをチェックしておくのもよいでしょう。


東横線から遠く眺めていた調布取水堰も、近づいてみると新しい発見があるものです。
丸子橋周辺のお散歩の際にでも、注目してみてはいかがでしょうか。

■調布取水堰と東横線と、丸子橋
水門脇の魚道

【関連リンク】
京浜河川事務所 ライブカメラ
Wikipedia 平成19年台風第9号
多摩川気候 2007年9月台風9号首都圏直撃 多摩川増水被害
多摩の中ほど  台風9号で増水した多摩川:2007年9月

(多摩川関連)
2009/5/30エントリ 丸子橋公園の「初代丸子橋親柱」
2010/7/19エントリ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート(8): 「御蔵稲荷と多摩川」
2011/6/1エントリ 丸子橋の大田区側の親柱
2011/11/25エントリ 大田区側から見る武蔵小杉再開発ビルと、富 士山
2015/3/22エントリ 多摩川浅間神社の見晴らし台から望む、武蔵 小杉周辺パノラマ
2015/4/22エントリ 多摩川河川敷を白く染める、ハマダイコンの 花
2015/8/21エントリ 多摩川浅間神社・河川敷から見る武蔵小杉の 高層ビルと、富士山の夏景色
2015/10/13エントリ 中原区にあった、日本初の常設サーキット。 「多摩川スピードウェイ」メインスタンド跡地を歩く
2015/11/21エントリ 「多摩川スピードウェイ・回顧展」が11月21 日(土)・22日(日)開催、第1回レース優勝車「オオタ号」を展示中
2016/2/5エントリ 大田区側の多摩川河川敷から見る、武蔵小杉の 鏡面世界パノラマ
2016/7/7エントリ 丸子橋周辺の多摩川水位を、24時間ライブ配信。「国土交通省京浜河川事務所 田園調布出張所」の鉄塔探訪
2016/7/17エントリ 中原区の、日本初常設サーキットの記録。市民ミュージアム「多摩川スピードウェイ展」が本日スタート、福田市長も観覧/スピードウェイ遺構には記念パネルが設置

(台風関連)
2008/8/29エントリ 多摩川増水
2009/10/9エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が、台風18号で 飛ばされ消失
2010/1/14エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が修復完了
2011/9/21エントリ 台風15号が武蔵小杉を直撃、JR武蔵小杉駅の 看板が破損
2012/4/3エントリ 低気圧の発達による武蔵小杉の強風と、交通の 一部混乱
2014/10/12エントリ 台風近づく武蔵小杉の、「ニカッパ君」と 「マルエツの買い煽り」

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2016年
10月16日

「第38回なかはら“ゆめ”区民祭」開催レポート:川崎市消防救助隊発足50周年記念展示に双腕工作車「ASTACO」が登場

【Reporter:はつしも】

本日2016年10月16日(日)、等々力緑地において「なかはら“ゆめ”区民祭」が開催されました。

■「なかはら“ゆめ”区民祭」の会場入口
「なかはら“ゆめ”区民祭」の会場入口

「なかはら“ゆめ”区民祭」は、今回で38回目を数える中原区最大規模のイベントです。
今年は硬式野球場・プール跡地が整備中であり、プログラムの配置が再編されて開催されました。

■催し物広場・運動広場の展
運動広場・催し物広場の出店

まず、会場入口から一番手前にある催し物広場・運動広場の出店ゾーンは、例年通りの配置と賑わいでした。

写真奥は、現在再整備につき仮囲いで覆われています。

■平間銀座商店街の「川崎三太郎かっぱ村」
平間商店街の「川崎三太郎かっぱ村」

■河童ネックレス・河童こけし作り
河童ネックレス・河童こけし作り

河童こけし

その中で目に留まったのは、平間銀座商店街の「川崎三太郎かっぱ村」です。
ここでは「河童ネックレス」「河童こけし」を無料で作ることができました。

■水かけ親子河童
水かけ親子河童

テントの脇には、「水かけ親子河童」がありました。
お父さん、お母さんと子河童のようです。

平間には、「港横濱カッパシティ」から暖簾分けの形で「橘樹川崎三太郎河童村」が2010年に開村しています。
本イベントには、平間から出張をしてきたものです。

河童村の方にお話を伺うと、川崎市に河童の伝承があったわけではないそうです。
ただ、川崎市には多摩川をはじめとして豊かな水辺がありますし、河童がいたかもしれない、と考えても楽しいのではないでしょうか。

■メインステージ「中原元気クラブ」
メインステージの「中原元気クラブ」  

メインステージは例年硬式野球場そばにありましたが、今年は工事中につきとどろきアリーナ寄りに設置されていました。

こちらはキッズダンスの「中原元気クラブ」です。

■フラダンス「ケ アロハ菊田フラグループ」
「ケアロハ菊田フラグループ」

メインステージには、キッズからシニアまで幅広い年齢層のグループが登場します。

こちらは「ケ アロハ菊田フラグループ」です。

■ステージ裏手でフラを踊るふろん太くん
ステージ裏でフラを踊るふろん太くん

そんなゆったりとした音楽に合わせて、ステージ裏でフラを踊るふろん太くんの姿が…。
 
■ふろん太くんとカブレラの公共マナークイズ大会
ふろん太くんとカブレラの公共マナークイズ大会 

そうです、フラダンスの次はふろん太くんとカブレラの公共マナークイズ大会でした。

電車の中や道路など、街中での公共マナーを○×形式で答えていきます。

■「○」係のふろん太くん
ふろん太くんとカブレラの公共マナークイズ大会

■最後はじゃんけんで勝ち抜き
最後はじゃんけんで勝ち抜き

○×形式のクイズで正解者が絞られてきたら、最後はふろん太くんとのじゃんけんで勝ち抜きです。

最後に残ったお子さん3名に、フロンターレの観戦チケットが贈られました。

■公共マナー○×シュート
公共マナー○×シュート

公共マナー○×シュート

この公共マナー○×クイズを運営していたのは、川崎フロンターレ中原アシストクラブです。

同クラブはメインステージのほか、シュート形式での公共マナークイズを開催していました。
こちらでは正解すると、川崎フロンターレ選手のトレーディングカードがもらえます。

■川崎フロンターレ中原アシストクラブ 
川崎フロンターレ中原アシストクラブ

今回の川崎フロンターレ中原アシストクラブは、専修大学の学生さんのインターンの方が参加していました。

専修大学は神保町のほかに生田にもキャンパスがあり、フロンターレ同様、川崎市がホームタウンです。
新丸子の商店街でも、専修大学の学生さんが地域活動をされています。

■市民ミュージアム裏手の中原消防署・中原生活環境事業所の展示
市民ミュージアム裏手の中原消防署・中原生活環境事業所の展示

■川崎市消防救助隊発足50周年記念展示「ASTACO」
ASTACO

今回は中原消防署・中原生活環境事業所の展示は川崎市市民ミュージアム裏手に移っていました。

ここでは川崎市消防救助隊発足50周年を記念して、救助工作車「ASTACO」が展示されていました。

■ASTACOの左腕
ASTACOの左腕

■ASTACOの右腕
ASTACOの右腕

「ASTACO」の両腕をよく見ると、「川崎市消防救助隊発足50周年記念」の横断幕を持つ手先の形状が左右で異なることがわかります。

この手先を駆使して、救助活動を行うわけですね。

■中原生活環境事業所の展示
中原生活環境事業所の展示

■川崎市ごみ収集ヒストリーの展示
川崎市のごみ収集ヒストリー

中原消防署の展示の向かい側では、中原生活環境事業所の展示がありました。
ここでは川崎市のごみ収集ヒストリーを知ることができました。

■「かわるん」のスマートボール
「かわるん」のスマートボール 

展示されていたヒストリーの内容を踏まえて、川崎市のごみ収集に関するクイズに答えたうえでこのスマートボールで「当たり」を出すと、「かわるん」の人形を獲得できます。

「かわるん」は、リサイクルを推進する川崎市のキャラクターです。
川崎市の各種イベントで、よく登場しますね。

 ■市民ミュージアム前の出店
市民ミュージアム前の出店

市民ミュージアム前の出店 
 
■こども動物園
こども動物園

今回は中原警察署・自衛隊・消防団・こども動物園などの出店も、川崎市市民ミュージアム前に移動していました。

■市民ミュージアム前のステージ「上丸子小学校音楽クラブ」
市民ミュージアム前のステージ「上丸子小学校音楽クラブ」  
 
また、市民ミュージアム前にも、音楽ステージが設置されていました。
写真は「上丸子小学校音楽クラブ」です。

■市民ミュージアム内の「昔あそび」
市民ミュージアム内の「昔あそび」」 

市民ミュージアムの中では、「なかはら“ゆめ”区民祭」と連動してさまざまなワークショップなどの催しが行われていました。

その中に、けん玉やあやとりなどの「昔遊び」コーナーもありました。

■とどろきアリーナ前「川崎市消防音楽隊」とカラーガード隊「レッド・ウイングス」
とどろきアリーナ前のレッド・ウイングス

最後に見たのは、とどろきアリーナ前の川崎市消防音楽隊と、カラーガード隊「レッド・ウイングス」です。

鮮やかなフラッグが、美しく舞っていました。

■熊本地震支援ブースの「くまモン募金箱」
くまモン募金箱

なお、本イベントの会場には、「平成28年熊本地震」に関する展示と、くまモン募金箱が設置されていました。

先日の「フライマルクト」など、武蔵小杉周辺のイベントでもくまモンの姿を見ることが増えてきましたね。

【関連リンク】
(区民祭関連)
中原区役所 なかはら“ゆめ”区民祭の開催について
川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
2008/10/22エントリ なかはら“ゆめ”区民祭レポート
2011/10/16エントリ 「第33回なかはら“ゆめ”区民祭」参加レポート:「コスギフェスタ2011」広報活動実施
2012/10/21エントリ 「第34回なかはら“ゆめ”区民祭」レポート:「なかはらフォトコンテスト」審査と「NHKのど自慢」予選会
2015/10/18エントリ 「第37回なかはら“ゆめ”区民祭」開催レポート:川崎フロンターレ中原アシストクラブが多方面で協力

(硬式野球場関連)
2015/12/12エントリ 「等々力球場」「等々力プール」の解体工事と、在りし日の記録。廃止されるプールは等々力陸上競技場併設を検討
2016/3/13エントリ 等々力緑地再編整備:「健康美」の像周辺と、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池整備エリアの工事進む
 ・2016/10/13エントリ 「第38回なかはら“ゆめ”区民祭」が10月16日(日)開催、硬式野球場工事中により例年より一部プログラム変更

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2016年
10月13日

「第38回なかはら“ゆめ”区民祭」が10月16日(日)開催、硬式野球場工事中により例年より一部プログラム変更

【Reporter:はつしも】

2016年10月16日(日)10:00~15:00に、等々力緑地において「なかはら“ゆめ”区民祭」が開催されます。

今回は等々力硬式野球場が工事中となっているため、例年よりも限定されたエリア内で各種プログラムが構成されています。

■中原区ウェブサイト 「なかはら”ゆめ”区民祭」(中原区民祭)の開催について
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000069293.html

「第38回なかはら“ゆめ”区民祭」

■「第38回なかはら“ゆめ”区民祭」の開催概要
開催日時 2016年10月16日(日)10:00~15:00 ※雨天決行
会場 等々力緑地
主催 中原区民祭実行委員会
問合せ先:044-744-3124(当日の問合せ先:044-711-5297)

<プログラム>
■ステージ
10:00 開会式
10:30 和太鼓(どんどこ)
10:45 キッズダンス(中原元気クラブ)
11:00 民謡踊(中原老人クラブ連合会)
11:55 吹奏楽(大西学園中学校・高等学校)
12:10 吹奏楽(平間中学校)
12:20 和の祭典(舞踊・合唱)(中原区文化協会)
洋の祭典(フラダンス)(中原区文化協会)
12:55 児童合唱(輝く太陽児童合唱団)
13:10 乙女文楽(ひとみ座乙女文楽教室修了生の会)
13:25 大正琴演奏(JAセレサ大正琴カトレア会)
13:40 陽光太鼓(陽光太鼓クラブ)
13:55 キッズダンス(レインボーズ.)
14:10 フラダンス(ケ アロハ菊田フラグループ)
14:25 ふろん太クイズ大会(川崎フロンターレ中原アシストクラブ)
14:50 閉会式
15:00 チアリーディング(チョコチップス)

■民謡踊(中原老人クラブ連合会
 民謡舞(中原老人クラブ連合会)

■みこし・はやしパレード
10:00 お祭りひろば⇒新城神社

■お祭りひろば
11:45 親子体操・リズム体操(中原運動普及推進員の会)
12:00 スクエアダンス(川崎市スクエアダンス協会 中原部会)
12:20 民謡おどり(中原区町内会婦人部連絡協議会)
14:00 阿波おどり(丸子多摩川観光協会 多摩川丸子連)
14:30 川崎市消防音楽隊(演奏・ドリル)(カラーガード隊レッドウイングス)

■みこし
みこし

■模擬店ひろば
10:00-15:00 ▼60以上の展示・物販・飲食ブースが出店します!
○やきそば
○ソフトドリンク・ビール
○やきとり
○野菜の即売会
○かき氷・わた菓子
○赤飯・各種餅
○木工教室
○防犯相談
○歯科相談
○被災地(熊本県)の物産販売
○不動産相談
○住宅相談
○認知症相談
○福祉コーナー(手づくり製品の展示・販売)
○バザー
○税務広報
○選挙コーナー

○郵便コーナー
○ガスコーナー

■模擬店エリア
模擬店エリア

■体験ひろば
10:00-15:00 ▼様々な体験と記念撮影などを楽しめます!
○ちびっこ小動物園
○交通安全コーナー
○ミニ白バイ乗車体験
○自衛隊車両の展示
○火災予防啓発コーナー
○煙体験・AED体験
○水道コーナー
○消防団コーナー
○古着・古布の回収

■ちびっこ小動物園
ミニ動物園

■消防車の展示
消防車の展示

■自衛隊車両の展示
自衛隊車両の展示 

■救命体験
救命体験

■ちびっこサッカーひろば
10:30-12:00 ▼当日の参加も受け付けます!
○川崎フロンターレサッカー教室(運営:中原区商店街連合会青年部)

■川崎フロンターレサッカー教室
川崎フロンターレサッカー教室

■市民ミュージアムウェブサイト
9:30-17:00
※開館時間
【企画展】
○旅する人びと ~東海道五十三次から世界へ~(企画展示室1)

● 観覧料:一般 500円/65歳以上・大学生・高校生 400円/中学生以下 無料
※区民祭当日に限り、通常有料の方も一律300円で観覧できます。
11:00~足摺岬
14:00~チョンリマ(千里馬)
【映画事業】
○旅する映画~Part2 世界旅行へのいざない~(映像ホール)

●観覧料:一般600円/65歳以上・大学生・高校生400円/小中学生・市民ミュージアム友の会会員400円無料
※区民祭当日に限り、一律300円で観覧できます。
10:00-16:00 【ボランティアデー】
○「みる・きく・あそぶ ミュージアムまるごと体験」

展示ガイドやワークショップ、昔遊び体験など、ミュージアムボランティアによるイベントを1日で体験できます。
●会場:1階 逍遥展示空間ほか
●参加費:無料
10:00-16:00 休憩所(飲食可):1階ラウンジ

■とどろきアリーナ
10:00-16:00 ▼体力測定や昔遊びの体験などができます。
<メインアリーナ1階>
○体力測定
○ふれあいひろば(輪投げ/ベーゴマ/けん玉/風車など)

○相談コーナー(行政・相続・遺言等相談、人権啓発)
○富士通・植物工場の紹介(低カリウムレタス)
<サブアリーナ棟1階ロビー>
○正しく知ろう認知症(もの忘れチェック)
○めぐみちゃんと家族のメッセージ~写真展
<サブアリーナ棟2階>
○こどもフェスタ(巨大迷路・オセロゲーム、的あてゲーム、バルーンアート、クラフト工作、缶バッチづくり、魚つり遊び、紙バトラー、お茶席など)

※赤ちゃん休憩室(授乳室、おむつ交換):サブアリーナ棟1階
※休憩所(飲食可):サブアリーナ棟1階(情報サロン)・2階(研修室1)

■サブアリーナ2階の「こどもフェスタ」
サブアリーナ2階の「こどもフェスタ」


■吹奏楽等コンサート(市民ミュージアム前)
11:00 ガールスカウト神奈川県第17団
11:20 中原中学校
11:50 上丸子小学校音楽クラブ
12:20 宮内中学校
12:50 大西学園中学校・高等学校

■大西学園中学校・高等学校吹奏楽部
大西学園中学校・高等学校吹奏楽部



本サイトでこれまでにお伝えしている通り、「等々力硬式野球場」は現在再整備が行われているところで、工事区域に立ち入ることができません。

従来は「ふれあいひろば」として、竹馬など外遊びも含めた「昔遊び」のコーナーが野球場内に設置されていましたが、今年の「ふれあいひろば」はとどろきアリーナ内を会場とし、輪投げ、ベーゴマ、けん玉など室内遊戯に特化した構成となっています。

また等々力緑地の正面入り口が工事中であるためか、今年はボーイスカウト・ガールスカウト等による「音楽パレード」もプログラムに含まれていませんでした。

■今年は開催されない音楽パレード
今年は開催されない音楽パレード

その他、基本的には大きなプログラムの改廃はありません。

その中でも体験ひろばでは、川崎市消防救助隊発足50周年を記念して、震災工作車と記念ブースの展示が行われる予定になっています。

震災工作車の詳細はわかりませんが、中原消防署に配備されている「ASTACO」でしょうか。


また、今年は「熊本地震」の被災地である熊本県の物産販売が行われます。



また、川崎市では拉致被害者である横田めぐみさんなどの支援を継続的に行っています。
その一環として、今回の「なかはら“ゆめ”区民祭」では昨年に引き続き、「めぐみちゃんと家族のメッセージ~写真展」が開催されます。

■川崎市 拉致被害者等支援施策 「めぐみちゃんと家族のメッセージ~写真展」(中原区会場)を開催します
http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000080802.html

本展の展示内容は昨年と基本的に同じで、横田めぐみさんの父・滋さんが撮影した「めぐみさんと家族」の写真を中心に、北朝鮮から調査団が持ち帰っためぐみさんの写真など40点、川崎市の拉致被害者家族支援の取組を紹介したパネル10点、横田御夫妻直筆のメッセージボードなどが展示される予定です。



「なかはら“ゆめ”区民祭」は、中原区では「コスギフェスタ」と並ぶ最大規模のイベントです。

今年は「のど自慢」や、昨年のフロンターレイベント「等々力スター☆ジアム」のような目玉はありませんが、安定して楽しめる成熟した内容かと思います。

来週末に駅前で盛り上がる「コスギフェスタ」の前に、のんびりと等々力緑地を回ってみてはいかがでしょうか。

■等々力硬式野球場(等々力球場)・じゃぶじゃぶ池の整備
硬式野球場(等々力球場)の整備 

■等々力硬式野球場の完成予想図
等々力硬式野球場の完成予想図 

【関連リンク】
(区民祭関連)
中原区役所 なかはら“ゆめ”区民祭の開催について
川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
2008/10/22エントリ なかはら“ゆめ”区民祭レポート
2011/10/16エントリ 「第33回なかはら“ゆめ”区民祭」参加レポート:「コスギフェスタ2011」広報活動実施
2012/10/21エントリ 「第34回なかはら“ゆめ”区民祭」レポート:「なかはらフォトコンテスト」審査と「NHKのど自慢」予選会
2015/10/18エントリ 「第37回なかはら“ゆめ”区民祭」開催レポート:川崎フロンターレ中原アシストクラブが多方面で協力

(硬式野球場関連)
2015/12/12エントリ 「等々力球場」「等々力プール」の解体工事と、在りし日の記録。廃止されるプールは等々力陸上競技場併設を検討
2016/3/13エントリ 等々力緑地再編整備:「健康美」の像周辺と、硬式野球場・じゃぶじゃぶ池整備エリアの工事進む

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2016年
10月12日

中原街道のモノトーン基調案内板と、「中原街道都市景観形成地区景観形成方針・基準」

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉駅周辺の各所には、周辺マップや公共施設等の方角を示した案内板が設置されています。
近年はフロンターレカラーのブルーが標準で、マスコットキャラクターの「ふろん太くん」も描かれているのを2010/5/22エントリなどでご紹介していました。

この新バージョンが登場し、中原街道沿いの一部区間においてはモノトーンを基調にした案内板が展開されるようになりまし た。

■旧来型の案内板
旧来型の案内板

まずこちらは、フロンターレカラーが導入される前の旧来型の案内板です。
現在も小杉御殿町に残され、武蔵小杉駅や等々力緑地へのアクセスガイドとなっています。

JR横須賀線の記載がありませんが、ここから新駅まではかなり距離があることから、バージョンアップも必須ではないということかと思います。

■フロンターレカラーの案内板
フロンターレカラーの案内板

続いてこちらが、現在の主流となっているフロンターレカラーの案内板です。
標準で周辺マップと、案内板の所在地が掲載されています。

かつては案内板の所在地は重要な情報ではありませんでしたが、現在はスマートフォンの地図アプリを使用する方も多いでしょう。
現在地がわかれば、地図アプリにアドレスを入力することができます。

■「モモ」「パンジー」と「ふろん太くん」
「モモ」「パンジー」と「ふろん太くん」

この案内板の上部には、中原区の木「モモ」、中原区の花「パンジー」に加えて、川崎フロンターレのマスコットキャラクター「ふろん太くん」が掲載されています。

「モモ」は2015年3月1日に「中原区の木」として制定されたもので、まだ新しい存在です。

■中原区ウェブサイト 中原区の木モモ
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000065588.html
■中原区ウェブサイト 中原区「区の木」シンボル マーク使用承認要領
http://www.city.kawasaki.jp/templates/outline/nakahara/00000 65587.html

「中原区の木」は、川崎市制90周年を記念して、市民一般投票も経て制定されたものです。
案内板に使われているシンボルマークは、一般公募された原画をデザイナーがブラッシュアップをしてデザイン化されました。

このマークは所定の手続きにより、民間でも印刷物等に使用することができます。

■中原街道バージョンの案内板
中原街道バージョンの案内板

中原街道バージョンの案内板

そしてこちらが、新たに登場した「中原街道バージョン」の案内板です。
黒を基調としたデザインで、ふろん太君は登場しないかわりに「中原街道」のロゴが掲載されています。

■案内板近くの「石橋醤油店」の旧醤油蔵
案内板近くの「石橋醤油店」の旧醤油蔵

中原街道は、本サイトでも「川崎歴史ガイド・中原街道ルート」の連載でもご紹介してきたとおり、歴史のある旧街道です。
沿道には現在もいくつかの文化財が保存され、かつての「小杉御殿」の名残を今に伝えています。

一方でその歴史の象徴のひとつともいえる「カギ道」周辺は見通しが悪い上に狭隘な道路に歩道も整備されていません。
交通上非常にリスクが高い状態になっており、現在都市計画道路の整備による「カギ道」の解消と拡幅を行う事業が進められています。

■都市計画道路整備中の中原街道の「カギ道」
都市計画道路整備中の中原街道の「カギ道」

都市計画道路の整備を行うということは、中原街道の沿道の風景が一新されるということです。
歴史的景観にそぐわない建物や看板などが並んでしまうリスクを孕む一方、統一感のある街並みを創出するチャンスともいえます。

そこで川崎市では、地元有志による研究会をベースとしつつ、川崎市景観条例による「都市景観形成地区」の指定を行うとともに、地元関係者の合意を得て同条例による「景観形成方針・基準」を2013年3月に定めました。

■川崎市 中原街道都市景観形成地区景観形成方針・基準
http://www.city.kawasaki.jp/500/page/0000018375.html

細かい方針及び基準は、上記ウェブページに掲載されています。
ざっくり申し上げると「派手な色や色数の多い建物・屋外広告物を作らない」「和のテイストを推奨する」ということです。

これらの方針および基準に基づいて、川崎市の案内板もモノトーン基調を導入したものとなっているわけですね。

■「GATE SQUARE小杉陣屋町」の「陣屋門」
「GATE SQUARE小杉陣屋町」の「陣屋門」

上記基準の指定区域外ではありますが、中原街道沿いの旧名主の屋敷を開発した「GATE SQUARE小杉陣屋町」においては、敷地奥を低層マンションに建て替えつつ、街道沿いの「陣屋門」をそのまま保存していま す。
これにより、街道沿いの風景をある程度維持するものになっていました。

「カギ道」を解消する都市計画道路の整備や沿道の建物の更新等はまだまだこれからということになりますが、条例に基づいた景観配慮が行われるものと思います。



なお、この案内板は、川崎市内ですべて共通というわけではありません。

■夢見ヶ崎動物公園付近のガイドパネル
夢見ヶ崎動物公園付近のガイドパネル

2013/8/17エントリでご紹介した「夢見ヶ崎動物公園」付近のガイドパネルは、ご覧の通り動物園仕様になっています。
このように地域の特性に合わせたデザイン展開も良いですね。

【関連リンク】
川崎市 中原街道都市景観形成地区景観形成方針・基準
武蔵小杉ブログ 川崎歴史ガイド・中原街道ルート カテゴリ記事
2010/5/22エントリ 武蔵小杉駅周辺の案内板
2011/4/24エントリ 「なかはら歴史と緑の散策マップ」最新版を 配布中
2012/4/8エントリ 横須賀線武蔵小杉駅ロータリー各所にフロン ターレの等々力アクセスガイドが設置
20123/8/17エントリ 横須賀線に乗って、夢見ヶ崎動物公園へ
2015/3/5エントリ 2015年3月1日制定、「中原区の木・モモ」とシ ンボルマーク

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2016年
09月08日

武蔵小杉周辺の中原警察署・交番11か所を巡る旅で確認する、各地の海抜表示

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉には中原警察署があり、その管轄の交番が周辺に多数配置されています。
これらの施設には必ず建設地の地盤の海抜が掲示されていまして、今回はこの海抜を確認しながら、警察署と各交番を回ってみました。

■中原警察署
中原警察署

中原警察署

最初はもちろん、中原警察署です。

中原警察署は1889年(明治22年)に高津分署中原駐在所として発足し、1948年(昭和23年)に中原警察署に改組されました。
現在の庁舎は2008年3月に竣工したもので、2008年4月15日より 新庁舎として使われています。

この場所の地盤は海抜約8mでした。

■武蔵小杉駅前交番
武蔵小杉駅前交番

武蔵小杉駅前交番

続いて交番を回っていきましょう。
武蔵小杉の交番といえば、やはり北口の武蔵小杉駅前交番ですね。

ここは海抜約7mと、中原警察署より1m低くなっています。

■小杉交番
小杉交番

海抜8m

よりシンプルな名前がついているのが、小杉十字路の小杉交番です。

中原街道の歴史的景観にあわせて、2010年3月4日に「蔵」をイメージしたデザインに生まれ変わりました。

小杉交番の海抜(約8m)は、交番の建物内に掲示されています。

■宮内交番
宮内交番

宮内交番

小杉十字路から府中街道を北上すると、宮内小学校の先に宮内交番があります。

ここは海抜約11mと、今回ご紹介する武蔵小杉周辺の交番の中ではもっとも海抜が高くなっています。

確かに、府中街道を武蔵小杉から北上していくと、緩やかな上り坂になっていることがわかります。

■丸子橋交番
丸子橋交番

海抜8m

では、より水辺に近い丸子橋交番はどうか…と思って見てみますと、海抜約8mでした。

武蔵小杉駅前交番よりも、約1m高くなっています。

■木月交番
木月交番

木月交番

続いて、元住吉方面もめぐってみましょう。

こちらは関東労災病院南側にある、木月交番です。

海抜は約6mと、今回ご紹介する交番の中では低い部類にあたります。

■木月三丁目交番
木月三丁目交番

木月三丁目交番

木月交番から綱島街道を南下し、木月四丁目交差点から尻手黒川道路に入ると、ほどなく木月三丁目交番が見えてきます。

こちらも海抜約6mです。

武蔵小杉駅周辺よりも、こちら方面のほうが少し海抜が低いのですね。

■井田交番
井田交番

井田交番 

尻手黒川道路を進み、ライフ中原井田店前から井田中ノ町商店街方面に入っていくと、井田交番があります。

海抜約7mと、少し高くなりました。

■下小田中交番
下小田中交番

下小田中交番

さて、井田交番から武蔵中原方面に北上していきましょう。
下小田中の住宅街の中に、下小田中交番がありました。

ここは海抜約8mと、少し高くなっています。

■武蔵中原駅前交番
武蔵中原駅前交番

武蔵中原駅前交番

下小田中の住宅街を抜けると、南武沿線道路沿いの「エポックなかはら」となりに武蔵中原駅前交番がありました。

ここは、海抜約9mです。

井田交番(海抜約7m)→下小田中交番(海抜約8m)→武蔵中原駅前交番(海抜約9m)→宮内交番(海抜約11m)と、尻手黒川道路付近から北上していくほどに海抜が上がっていくことがわかります。

■下沼部交番
下沼部交番

下沼部交番 

最後に回ったのが、下沼部小学校隣の下沼部交番です。

今回ご紹介した交番の中ではもっとも海抜が低く、約5mでした。

一番高かった宮内交番の約11mとは約6mの差があります。
実際に6mの高さをイメージしてみると、結構差が大きいですね。

中原区といえば井田山を除いて平坦なイメージですが、平地に見える部分でもそれなりに緩やかな高低差があることがわかりました。

■武蔵小杉周辺の交番マップ
  武蔵小杉周辺の交番マップ
 
本エントリでは、上記マップのうち中丸子交番以外の、武蔵小杉周辺の交番をご紹介しました。

近年は武蔵小杉駅東口での再開発が進み、北口だけでなく再開発地区側での交番設置の要望もあるようです。

普段はあまりお世話になることもないと思いますが、交番の前を通った際にでも、海抜の掲示などに注目してみてください。

【関連リンク】
中原警察署ウェブサイト 交番案内
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 中原警察署建て替え
2010/4/25エントリ 小杉十字路の小杉交番完成
2014/9/15エントリ 武蔵小杉駅北口の「武蔵小杉駅前交番」が2014年11月4日まで閉鎖、「デイリーヤマザキ」が9月10日閉店

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2016年
09月07日

臨海部の工業用水を支える「平間配水所」の調圧塔と、川崎市中部学校給食センター・動物愛護センター整備

【Reporter:はつしも】

中原区には、川崎市上下水道局の配水施設「平間配水所」が上平間にあります。
今回は、この「平間配水所」周辺をめぐってみました。

■上平間の「平間配水所」
上平間の「平間配水所」

「平間配水所」は、川崎市臨海部へ供給する工業用水の水量・水圧の調整に加えて、多摩区の長沢浄水場・生田浄水場のバックアップとしての機能も有する施設です。

中原区においては、平間駅よりも南側、府中街道と南武沿線道路に挟まれた最南端にあります。

■「平間配水所」の調圧塔
「平間配水所」の給水塔

■調圧塔前の警告
水道施設の警告

平間配水所でひときわ目立つのが、こちらの調圧塔です。

この調圧塔は1955年、長沢浄水場で処理した工業用水を臨海部に送るための圧力調整を行うために建設されました。
しかしながら管路の耐圧性能向上などにより1979年にはその役割は不要となり、現在では倉庫として活用されています。

この調圧塔に限らず、平間配水所では施設の老朽化が進んでいます。
耐震性の問題等もあり、これまでに調整池・ポンプ棟・ポンプ設備・自家発電設備などの更新が行われてきました。

■平間配水所の施設
平間配水所の施設

平間配水所は、上平間に広大な敷地を有しています。

川崎市では施設の更新に加えてこの敷地をコンパクト化することで、他の用途に転換することを計画しています。

■川崎市中部学校給食センター建設地
川崎市給食センターの建設地

川崎市中部学校給食センター建設地 

その用途転換のひとつが、川崎市中部学校給食センターの建設です。

同センターでは日吉中・平間中・玉川中・住吉中・井田中学校、今井中・中原中・宮内中・西中原中・高津中・西高津中・野川中・平中・稲田中の12校の中学校給食を2017年12月から提供する予定となっています。

当初予定よりも遅れる形になりましたが、中学校給食のスタートを心待ちにされている方も多いのではないでしょうか。

またこのほか、2014/11/28エントリでお伝えした通り、高津区蟹ヶ谷の川崎市動物愛護センターも2018年度をめどに平間配水所の敷地に移転してくる予定です。

■平間配水所の遊歩道
平間配水所の遊歩道 

平間配水所の再整備にあたっては、市民の避難所としても活用できる緑地が整備される方針が川崎氏より示されています。

現在の敷地内にも、自由に通行できる遊歩道が一部整備されていました。

 
平間配水所の再整備に関しては、昨年川崎市によるパブリックコメント募集が行われていました。
川崎市のウェブサイトに再整備案に関する資料が掲載されていますので、関連リンクをご参照ください。

【関連リンク】
川崎市 パブリックコメント 「平間配水所用地の有効利用に関する整備方針(案)」に対する意見募集について
川崎市上下水道局 ウェブサイト
2011/7/16エントリ 「ガス橋」と平間の渡し
2014/11/21エントリ 下平間のバス停「住宅前」と、「武道館前」
2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ
2015/5/26エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」

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2016年
09月02日

川崎市市民ミュージアムで「描く!マンガ展」が開催中、地元企画「ねこのしっぽ展示」「デリーター画材体験」や漫画ワークショップも展開

【Reporter:たちばな】

川崎市市民ミュージアムで、2016年9月25日(日)まで「描く!マンガ展」が開催されています。

■川崎市市民ミュージアムの「描く!マンガ展」
川崎市市民ミュージアムの「描く!マンガ展」

「描く!マンガ展」は、「描く」「人に見せる」「たのしむ」という、マンガの本質に着目し、人気漫画家の作画技術や時代背景の変化等にも光をあてる企画展です。

今回は赤塚不二夫、手塚治虫、藤子不二雄Aなど20世紀を中心に活躍した巨人たちをはじめとして、PEACH-PITなど現代の漫画家の原画等も展示を行っています。

■さいとう・たかを「ゴルゴ13」
さいとう・たかを「ゴルゴ13」

「描く!マンガ展」の特徴のひとつは、展示エリアの大部分が「撮影OK」になっているということです。
こちらはさいとう・たかを氏の「ゴルゴ13」です。

超一流のスナイパー・デューク東郷(通称ゴルゴ13)の活躍を描いた劇画作品で、小学館の「ビッグコミック」において現在も連載中です。
1968年の連載開始から50年近くが経過し、コミックスが180巻を越える超大作です。

壁面にコミックスを並べると、圧倒されます。

■ゴルゴ13が使う「M-16」
ゴルゴ13が使う「M-16」

■さいとう・たかを氏の原画
さいとう・たかを氏の原画

■漫画家・田中圭一氏による作画の解説
作画の解説

本企画展では、原画の展示だけでなく、漫画家・田中圭一氏による作画の技術的な解説も随所に挿入されています。

■島本和彦氏の作画解説
島本和彦氏の作画解説

田中圭一氏の技術的な解説は決して難しいものではなく、例示された絵を見れば感覚的にわかるようになっています。

■島本和彦氏の「アオイホノオ」
島本和彦氏「アオイホノオ」

解説にある島本和彦氏といえば、漫画家志望の青年が悩み、のたうち回る青春を描く「アオイホノオ」が連載中です。

■竹宮恵子氏「風と木の詩」
竹宮恵子氏「風と木の詩」

竹宮恵子氏「風と木の詩」

さいとう・たかを氏のきわめて男性的な絵柄から一転して、少女マンガの名作、竹宮恵子氏の「風と木の詩」です。

学校の寄宿舎を舞台にしたいわゆる「ギムナジウムもの」の代表的な作品で、少年愛が大きなテーマになっています。

1976年から1984年にかけて描かれ、同時期以降の作品に大きな影響を与えました。

■「風と木の詩」のクロッキーノート
「風と木の詩」のクロッキーノート

■実際の雑誌掲載
実際の雑誌掲載

本企画展では、「風と木の詩」のクロッキーノートや、雑誌掲載された完成品も展示されていました。
こうしてみると、実際の作画プロセスの一端がわかります。

■市民ミュージアム「マンガライブラリー」の「風と木の詩」
「風と木の詩」 

なお、市民ミュージアムの「マンガライブラリー」には「風と木の詩」が収蔵されており、自由に読むことができます。
「マンガライブラリー」については2016/6/23エントリでご紹介しておりますので、ご参照ください。

■本企画展内の閲覧コーナー
本企画展内の閲覧コーナー

本企画展内の閲覧コーナー

また、「マンガライブラリー」だけでなく、本企画展の会場内にも、閲覧コーナーが設置されていました。
こちらには「ゴルゴ13」がずらりと並んでいました。

■アニメ誌・アニパロ投稿誌
アニメ誌・アニパロ投稿誌

アニメ誌・アニパロ投稿誌

マンガのカルチャーの歴史を振り返る上で外せないのが、マンガ作品を題材に愛好家などが創作活動を行う「二次創作」です。
人気漫画家の原画等とあわせて、「アニメ誌・アニパロ投稿誌」のコーナーも設置されていました。

「アニパロ投稿誌」とは、当時の人気アニメ・漫画等を元ネタにしたパロディーを投稿する雑誌で、代表的な雑誌に「ファンロード」などがありました。

■同人誌専門印刷会社「ねこのしっぽ」コーナー
同人誌専門印刷会社「ねこのしっぽ」コーナー

同人誌専門印刷会社「ねこのしっぽ」コーナー

近年では、「アニパロ投稿誌」よりも、「同人誌」のほうが言葉としては一般に知られているように思います。
新丸子には同人誌専門の印刷会社「ねこのしっぽ」があります。

同人誌に携わる愛好家の間では有名な会社で、本サイトでも高津区下野毛の玉川工場2015/6/1エントリで簡単にご紹介しておりました。

■作画機材の体験
作画機材の体験

作画機材の体験

かつてのマンガ製作は紙とペンによるアナログでしたが、現在はペンタブレット等を活用したデジタル製作が広がっています。
そんなデジタル製作の機材も、会場で体験できるようになっていました。

■「デリータ―」の画材体験
「デリータ―」の画材体験

■「デリータ―」の画材でカラーリングした作品
「デリータ―」の画材でカラーリングした作品

川崎市多摩区には、マンガ等の画材専門メーカー「デリータ―」があります。
同社はイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「川崎市商品フェア」にも出店しており、2016/5/22エントリでご紹介しておりました。

同社のカラー画材は非常に発色がよく、プロの漫画家にも愛用されているということです。
そのデリータ―のカラー画材を使って、塗り絵を楽しめるコーナーがありました。

■会場外のミュージアムショップ
会場外のミュージアムショップ

■会場外の展示
会場外の展示

さらに、本企画展の会場外にも、ミュージアムショップでの関連マンガグッズ販売や、関連の展示があります。
こちらは入場料はかかりません。

少女誌「なかよし」の表紙の歴史を振り返る展示などは、なつかしく感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


以上、展示のごくごく一部のみご紹介いたしました。

この展示に加えて、川崎市市民ミュージアムではマンガ関連のワークショップも開催しています。
定員のある企画は多くがすでに満席となっていますが、一部まだ申し込みが可能な抽選企画や、当日先着順の企画もありますので、ご関心ありましたらどうぞご参加ください。

■川崎市市民ミュージアム 描く!マンガ展
http://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/drawing-manga/

■なかよし編集部が行く!―最強まんが教室
内容 企画展「『描く!』マンガ展」の関連イベント。少女マンガ雑誌『なかよし』の編集部が特別出張!『なかよし』でデビューしたマンガ家・伊藤みんご先生をゲストに、プロまでの道のりや漫画の描き方の基本を学べます。
日時 2016年09月18日 14:00-16:00
会場 3F体験学習室
対象 小学生以上
定員 20名(要・事前申込。申込多数の場合は抽選)
講師 伊藤みんご(『なかよし』掲載作家)、なかよし編集部
特別協力 デリーター株式会社
参加費 無料
申込方法 下記申し込みページからお申込みください。
申し込みページ
応募締切 9月4日(日) ※往復はがき・FAXでのお申込みも受付。
講師プロフィール 伊藤みんご(『なかよし』掲載作家)
3月21日生まれ、おひつじ座のAB型。『眠れぬ姫に君』で「なかよしラブリー」(2008年秋の号)よりデビュー。

■マンガお絵かき教室
内容 企画展「『描く!』マンガ展」の関連イベント。東京工芸大学マンガ学科の学生が「マンガを描く」第一歩をサポートします。マンガ制作に実際に使われている画材も体験できます。
日時 2016年09月10日 14:00-16:00
会場 1F 逍遥展示空間
対象 どなたでも
※未就学児は保護者同伴
定員 20名程度(当日先着順)
講師 東京工芸大学マンガ学科
特別協力 東京工芸大学
参加費 無料

「描く!マンガ展」関連のワークショップでは、上記2つがまだ申込または参加可能かと思います。

「なかよし編集部が行く!―最強まんが教室」は申込者多数の場合は抽選であり、プロの漫画家さんが講師となるだけに倍率が高いかもしれません。
「マンガお絵かき教室」は、先着順ですので早くから行けば参加できるでしょう。

川崎市市民ミュージアムは、これまでにもご紹介した通りマンガなどのサブカルチャーの資料収蔵や企画展にも力を入れています。

同ミュージアムらしい企画として、ご紹介してみました。

【関連リンク】
川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
2016/5/22エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「川崎市商品フェア」で体験、「川崎市産」「川崎市製」の商品たち
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)
2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
2016/4/28エントリ 川崎市市民ミュージアムの「トーマス転炉」が語る、川崎の鉄鋼産業史
2016/6/23エントリ 川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムライブラリー」に収蔵、充実の「マンガライブラリー」
2016/8/19エントリ 川崎市市民ミュージアム・中原区役所で「シン・ゴジラ」コラボ企画「ゴジラの足跡を探そう!~映画のワンシーン画像をGET!~」を期間延長開催

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2016年
08月30日

南武線「武蔵四兄弟」の間違え防止。武蔵中原駅・武蔵新城駅の「中原」「新城」を強調中

【Reporter:はつしも】

南武線には、「武蔵小杉」から連続して「武蔵中原」「武蔵新城」「武蔵溝ノ口」と「武蔵」がつく駅が4つ続きます。
これらの4駅は、一部では「武蔵四兄弟」とも呼ばれるようです。

このうち中間の「武蔵中原駅」「武蔵新城駅」では、駅を間違えてしまわないように改札口に駅名を強調する案内が掲示されていました。

■「ここは武蔵中原駅です」
「ここは武蔵中原駅です」 

「ここは武蔵中原駅です」

まずこちらは、武蔵中原駅の掲示です。改札口に降りる階段の途中にありまして、

「ここは武蔵中原駅です」

ということで、「中原(Nakahara)」を強調しています。

■「武蔵中原駅」
「武蔵中原駅」

またほかの場所にも、同様の掲示がありました。
あらためて武蔵「中原」駅であることを強調しています。

■「ここは武蔵新城駅です」
「ここは武蔵新城駅です」

ここは武蔵新城駅です 

一方、武蔵新城駅にも、同様に

「ここは武蔵新城駅です」

という掲示が改札手前にありました。



これらの掲示は、見たところ「武蔵四兄弟」のうち「武蔵中原駅」「武蔵新城駅」にのみ設置されているようです。

「武蔵小杉駅」「武蔵溝ノ口駅」はホーム形状や駅周辺の景観、あるいは東急線との乗換案内などから判別がしやすいでしょう。
その2駅に比べると、「武蔵中原駅」「武蔵新城駅」は間違いやすいということではないでしょうか。

■武蔵溝ノ口駅の掲示
武蔵溝ノ口の掲示

武蔵溝ノ口駅の掲示

武蔵溝ノ口駅には、東急田園都市線・大井町線への乗換案内が掲示されていました。

南武線各駅は利用者も多いですし、駅を間違えたり、乗換の人の流れをなるべく整流化するような工夫が重要です。


本サイトでは「武蔵四兄弟」の駅を間違えたことはありませんが、こういった掲示が設置されている以上、実際に間違えられた方がいらっしゃるのでしょうね。

【関連リンク】
南武線Facebookページ
2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
2015/5/7エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(1):「武蔵小杉駅」
2015/5/9エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(2):「武蔵中原駅」
2015/5/11エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(3):「向河原駅」 
2015/5/26エントリ 南武線各駅開業88周年記念展示(4):「平間駅」
2015/12/2エントリ 戦火に消えた、南武線の駅。玉川中学校・橘高校前の「武蔵中丸子駅」跡地探訪
2016/1/3エントリ 「懐かしい沿線写真で訪ねる 南武線・鶴見線 街と駅の1世紀」が出版、武蔵小杉駅など各駅の歴史を紹介
2016/4/25エントリ JR向河原駅から延びる、歴史の遺構。「市ノ坪短絡線」廃線跡の緑道を巡る

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2016年
08月28日

中原区の、知られざる猫スポット。「猫のミュージアム ラッキーフィールド」訪問レポート

【Reporter:はつしも】

中原区井田に「猫のミュージアム ラッキーフィールド」があります。
今回はこのミュージアムを、訪問してみました。

■矢上川沿いの「猫のミュージアム ラッキーフィールド」
矢上川沿いの「猫のミュージアム ラッキーフィールド」

「猫のミュージアム ラッキーフィールド」は、川崎市と横浜市の境界近くを流れる矢上川沿いにあります。

尻手黒川道路の「井田病院入口」交差点あたりから矢上川沿いに入り、西に向かっていくと「人形劇団 ひとみ座」の前を通ります。

そのまままっすぐ進むと2014/11/28エントリでご紹介した「川崎市動物愛護センター」に到着するのですが、それよりも手前に「猫のミュージアム ラッキーフィールド」があります。

■「ラッキーフィールド」の看板
「ラッキーフィールド」の看板

■猫の壁画
猫の壁画

「ラッキーフィールド」の目印は、この猫の看板と壁画です。
矢上川の南側(横浜寄り)を進んでいけば、見落とすことはないでしょうか。

■「ラッキーフィールド」の入口
「ラッキーフィールド」の入口

「ラッキーフィールド」の入口

看板から中に入っていくと、「ラッキーフィールド」の入口があります。

一般の戸建て住宅の敷地に入っていくようでややためらいも出るかもしれませんが、大丈夫ですのでドアの前まで歩いていきましょう。

ドアの前まで来たら、チャイムを押してください。
中から猫が出てしまう可能性があるため、ミュージアムの方がドアを開けてくれます。

ミュージアムに入場料はありませんが、ひとり500円、寄付にご理解をお願いされています。

■ミュージアム内
ミュージアム内

ミュージアム内は一部屋+αで、大きなスペースではありません。
ただ、その中にたくさんの猫グッズと、ミュージアムで育てられている猫たちがいます。

■猫時計
猫時計

これは「猫時計」です。
振子で動くネズミを、猫が追いかけるようになっています。

■猫の置物
猫の置物

■猫の「いろはにほへと」
猫の「いろはにほへと」

これは、猫が「いろはにほへと」の形になっている絵です。

■猫クッション
猫クッション

■猫の箸置き
猫の箸置き

■猫のポット
猫のポット

ほかにも、ミュージアム内には猫アイテムが盛りだくさんです。

細かいところまで猫尽くしになっていますので、注意して見てみてくださいね。

■猫関連のライブラリー
猫関連のライブラリー 

ミュージアムの奥には、猫関連の本を集めたライブラリーがありました。
こちらの本も自由に読むことができます。

おや、本棚の上には誰かが…。

■本棚の上の猫
本棚の上の猫

これは、三毛猫の「リリィ」ちゃんです。

■テーブル下の猫
テーブル下の猫

ふと、テーブルの下をのぞくと「チビ」ちゃんがいました。

■いろんなところに、猫
いろんなところに、猫

周りをよく見てみると、いろんなところに猫がいます。
この猫は正確な名前がわかりませんが、「ラッキーフィールド」のウェブサイトを参照すると、「きこ」ちゃんでしょうか。

■お昼寝中
お昼寝中

そしてこちらは、お昼寝中の「こまこ」ちゃんです。

こまこちゃんは、「ラッキーフィールド」の猫たちの中でも人に慣れていて、撫でても大丈夫です。

■猫ソファでゆったり
猫ソファでゆったり
 

一方こちらの「さくら」ちゃんは、撫でられるのをあまり好みません。

「ラッキーフィールド」の猫たちは、さまざまな事情で引き取られてここで暮らしています。
生まれつきの性格の違いもありますし、過去の境遇等もありますので、ミュージアム来館の方とのふれあい方はそれぞれの猫によって異なります。

そのあたりはミュージアムの方がアドバイスをしてくださいますので、それに従うのが間違いありません。

また「ラッキーフィールド」は「猫のミュージアム」であり、原則として「猫カフェ」ではありませんので、あらかじめご承知くださいませ。

■天窓から外を覗く「さくら」ちゃん
天窓から外を覗く猫

このように、「猫のミュージアム ラッキーフィールド」では、さまざまな猫アイテムを楽しみつつ、たくさんの猫たちと会うことができます。

タイミングによりますが、お膝に乗ってくれることもあるようです。

■Youtube「猫のミュージアム ラッキーフィールド」紹介動画


「ラッキーフィールド」では、ウェブサイトやYoutubeで店内の様子をご紹介するとともに、ブログも更新しています。
ご関心ある方は、エントリ末尾のリンクもご参照ください。

また開館時間は毎日ではなく、月・水・木・土の11:00~17:00となっています。
開館日をお間違えの無いよう、ご注くださいね。

■「猫のミュージアム ラッキーフィールド」の店舗情報
●所在地:中原区井田3-11-12
●開館時間:月・水・木・土 11:00~17:00
●入館料:入館料ではありませんが、ひとり500円の寄付にご理解をお願いしています。
●ウェブサイト:
http://luckyfield.webcrow.jp/
●ブログ:http://ameblo.jp/luckyfield-cat/

■「猫のミュージアム ラッキーフィールド」のマップ


【関連リンク】
2014/11/28エントリ 川崎市動物愛護センターが中原区上平間に2018年度移転へ

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