武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
12月14日

イクメン育成「川崎パパ塾」が2016年シリーズ講座を終了、開催レポートを公開/地域デビューのパパを募集中

【Reporter:はつしも】

父親の地域参加を考える「川崎パパ塾」が、2016年10月29日(土)から12月10日(土)にかけて5回シリーズで講座を開催していました。
 
このたび全講座が終了しまして、「川崎パパ塾」のfacebookページにコンパクトな各回レポートが掲載されました。

全講座を通して、武蔵小杉在住のパパを中心にのべ81名、お子さんを加えるとのべ131名の皆さんが集まりました。
 
■「川崎パパ塾」のスケジュール
開催日時

内容

Web
1.10月29日(土)
10:15~12:00

●「夫婦のパートナーシップ」
ロジカル・ペアレンティングLLP代表  林田 香織

開催報告
2.11月5日(土)
10:15~12:00

●「『叱る』と『怒る』を考える」
NPO法人子どもすこやかサポートネット理事 高祖 常子

開催報告

3.11月19日(土)
10:15~12:00

●「絵本の選び方」
絵本ナビ 役員 奥平 亨

開催報告
4.11月30日(水)
19:00~20:50

●「地域との、ふれあい方」
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント理事長 安藤 均

開催報告
5.12月10日(土)
15:30~17:30

●「子どもは、親を選んで生まれてきた」
池川クリニック院長 池川 明

開催報告

■11月30日開催「地域とのふれあい方」
11月30日開催「地域とのふれあい方」 
※写真提供:川崎パパ塾(以下同じ)

「パパ塾」は、2010年から継続的に活動をしている、ボランティア自主企画によるパパの学習活動です。
「パパが変われば、家族と地域が変わる」をテーマに、父親の子育て参加や、相互のネットワーク作り、社会参加がしやすい環境づくりなどを促進する取り組みを行っています。

今回実施されたのは5回シリーズの講座で、各回ごとのテーマに合わせた講義のあとに、グループワークを行う構成になっていました。

上記は11月30日に開催された回で、「地域とのふれあい方」をテーマに、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの安藤均理事長が講演されていました。

武蔵小杉の今昔に始まり、同法人の設立の経緯、様々な地域活動の紹介から、マンション同士の横のつながりの重要性について紹介をされたものです。

■安藤理事長や専修大学の学生も加わってのグループワーク
グループワーク

安藤理事長と、川崎パパ塾代表の大川さんの講演に続いて、参加者を小グループに分けてのグループディスカッションが行われました。

ここでは安藤理事長や、地域活動を研究する専修大学の学生さんらも加わって、「地域におけるコミュニケーション」について、さまざまな視点からの意見が出ていました。

■専修大学の学生さん
専修大学の学生さん

ひとりでは難しくても、仲間と集まり協力することでできることがある。
そんな意見が、「川崎パパ塾」のメモとして開催報告に記されています。

グループディスカッションの結果をそれぞれ発表して、クロージングするところまでが講座の一連の流れとなります。

■懇親会
懇親会

講座終了後は、武蔵小杉の居酒屋さんで、講師と共に懇親会です。
せっかくですから、こうして新しいご縁を地域でつないでみるのも良いと思います。


「川崎パパ塾」の今年の講座は12月10日開催をもちまして終了となりましたが、また来年は新たにテーマを設定して、講座を開催する予定です。

また過去エントリでご紹介してきた通り、「川崎パパ塾」では読み聞かせなどの地域活動を継続的に展開しています。
最新情報はfacebookページで確認ができます。
 
活動に参加してくれる「地域デビューのパパ」も常時募集していますので、お気軽にお問い合わせください。

■「なかはら子ども未来フェスタ」での折り紙ヒコーキ講座
折り紙ヒコーキ講座

■中原市民館での「絵本読み聞かせ会」
中原市民館の「絵本読み聞かせ会」

■「COSUGI CAFE」の「パパの本棚」
移設完了 
 
■「川崎パパ塾 facebookページ」


【関連リンク】
川崎パパ塾 Facebookページ
森ノオト eco locoインタビュー 川崎パパ塾
絵本ナビ ウェブサイト
2013/11/18エントリ 中原市民館「喫茶室いおう中原」で、川崎パパ塾のミニ図書館「パパの本棚」運営中
2013/12/7エントリ 中原市民館で「川崎パパ塾」による絵本読み聞かせイベントが本日開催
2014/7/30エントリ パパが変われば、家族と地域が変わる。「NEXTパパ塾2014」が参加申込受付スタート
2014/10/1エントリ 「第9回なかはら子ども未来フェスタ」で開催、「川崎パパ塾」の折り紙ヒコーキ講座
2016/1/31エントリ 「川崎パパ塾」のミニ絵本図書館「パパの本棚」が、中原市民館から「COSUGI CAFE」へ移転
2016/10/16エントリ イクメン育成「川崎パパ塾」が5回シリーズ講座を開催、10/29(土)・11/5(土)の参加申込を「ママのみも歓迎」で受付中
2016/10/25エントリ イクメン育成「川崎パパ塾」が5回シリーズ講座の第3回「絵本の選び方」(11月19日開催)の参加申込受付開始
2016/11/11エントリ イクメン育成「川崎パパ塾」が5回シリーズの最終2講座を受付開始、11/30(水)は平日夜開催でNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの安藤理事長が登壇

(NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント関連)
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
2015/10/12エントリ 武蔵小杉の「ひと」(10):「コスギフェスタ2015実行ワーキング・グループ」安藤均さん、奥村佑子さん

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2016年
12月09日

武蔵小杉ワーキングマザー交流会「職場で活かせる!ハッピー交渉トレーニング」が2017年1月21日(土)開催、先着順で参加申込受付中

【Reporter:はつしも】

2017年1月21日(土)10:00~12:00に、「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」が開催されます。

今回のテーマは、「職場で活かせる!ハッピー交渉トレーニング」です。

「ハッピー交渉トレーニング(HNT)」を主宰し、そのノウハウを「日経DUAL」にて連載中のコンサルタント・小早川優子さんを講師に迎え、職場でのコミュニケーションをハッピーにするコツを伝授するという企画になっています。

また、講演とワークショップ終了後には、同交流会お馴染みの交流会も開催されます。

■「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」
武蔵小杉ワーキングマザー交流会
※クリックでPDFが開きます。

■「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」の開催概要
日時 2017年1月21日(土)10:00~12:00
会場 リエトコート武蔵小杉 リエトプラザ
中原区中丸子112-3【アクセス
参加費 ●参加費:500円
●懇親会参加費: 2,000円(※有志参加です。是非ご参加ください)
対象者 武蔵小杉周辺エリアにお住まいのワーキングマザーおよびプレワーキングマザーの皆様

(ご注意事項
※会場でのお子様の保育対応は行っておりません。誠に恐れ入りますが、お子様連れでのご参加はご遠慮いただけますよう何卒ご理解
のほどお願いいたします。
※本イベントは、地域住民同士の交流を目的として開催しています。ネットワークビジネス、その他のビジネスやセミナー、保険、特定の思想・信条等の勧誘目的でのご参加はご遠慮ください。
参加方法 本イベントは事前申込制(先着順)となっております。2017年1月18日(水)までに下記サイトよりお手続きください。
http://www.kokuchpro.com/event/kosugiwm170121/
主催 Mothers Be Ambitious
後援 NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント

■プログラム
10:00-10:05 主催者挨拶
10:05-11:45 『職場で活かせる!ハッピー交渉プチトレーニング』
交渉術の理論について学んだ後、具体的なケースをロールプレイングで体験していただきます。
11:45-12:00 アンケート記入&クロージング
12:30- 懇親会(※場所を移動します)

「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」は、武蔵小杉のお住まいのワーキングマザーによるグループ「Mothers Be Ambitious」の皆さんが展開する活動です。

2014年8月にスタートして以来、ワーキングマザーの縦横のつながりをつくり、働き続けたいという思いを応援することを目的として定期的に交流会を開催しています。

交流会は、毎回なんとなく集まるのではなく、必ずテーマが設定されていることが特徴です。
今回のテーマは、前述の通り「交渉術」です。


人間だれしも、完璧ではありません。
仕事であっても家庭であっても、周囲と協力をしていくことが大切です。

人によって立場・利害・能力・嗜好などが違うわけですから、その凸凹を調整してうまく組み合わせられるようにしたり、どうにも合わないところはお互いの「落としどころ」を見出すことがどこかで必要になるでしょう。

例えば、いろいろな利害調整が必要な武蔵小杉の再開発事業などを見ていれば、全員の要望が100%かなえられることは現実にありえないことはよくわかると思います。
そこは交渉に次ぐ交渉が必要で、もし不調に終われば事業が不成立に終わることもありえるわけです。

■臨港バスの「労使交渉」
臨港バスの労使交渉 

またつい先週末には、臨港バスの労使交渉が不調に終わり、36年ぶりの24時間ストライキに突入したのも、記憶に新しいところです。

そんな徹夜のハードネゴシエーションではないにしても、「家事」「育児」「仕事」という多面性をもつワーキングマザーの皆さんは、さまざまな局面で「凹凸の調整」があることと思います。

子どもの病気や日々の保育園の送迎などもあり、お願い事をしたり、頭を下げたりしなくてはならない局面も多数あるのではないでしょうか。

そんな時にちょっとした工夫、ちょっとした言い方ひとつで、お互いに気持ちよくコミュニケーションができることは、多くの方が感覚としては認識していると思います。

ただ、そのコツを体系化して確立しておくことではじめて、「必要なときに再現できる」コミュニケーション技術」になるわけです。



■講師 小早川優子氏
講師 小早川優子氏

(略歴 主催者資料より)

株式会社ワークシフト研究所 代表取締役社長 育児休業期間をマネジメント能力開発の機会にする「育休プチMBA勉強会」副代表。慶応義塾大学ビジネス・スクール ケースメソッド授業法研究普及室 認定インストラクター 慶応義塾大学大学院経営管理研究科経営学修士/米国コロンビアビジネススクール留学(MBA) 外資系金融機関に通算13年間勤務。第二子出産後コンサルタント、セミナー講師として独立。専門はダイバーシティ・マネジメント、交渉及び女性管理職育成。これまで上場企業、中小企業、ベンチャー企業、省庁や地方自治体などで多数登壇。日経DUALにて「働くママのための『交渉学』」を連載。3児の母。



今回の交流会では、そのノウハウを日頃から伝授している講師の小早川優子さんの指導のもと、具体的なシチュエーションを設定し、実際にロールプレイングで体験を行います。

コミュニケーションの悩みを社内で相談したりすることはなかなか難しいですから、日頃悩みのある方には、良い機会ではないでしょうか。

■過去の開催風景
過去の開催風景

なお、前回、前々回の「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」では、キッズコーナーを設けて「お子さん連れOK」で開催していましたが、今回は「お子さん連れNG」となっています。

この点、ご注意くださいませ。

また交流会終了後は場所をかえ、有志で懇親会も行われます。
せっかく交流会に出るのでしたら、ノウハウの習得だけでなく、ワーキングマザー同士の交流の輪を広げてみはいかがかと思います。

申込サイトで先着順となっていますので、希望されるかたはお早めにお申し込みください。

【関連リンク】
株式会社ワークシフト研究所 ウェブサイト
武蔵小杉ワーキングマザー交流会 Facebookページ
2014/8/21エントリ 「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」発足、第1回ワークショップを2014年9月27日(土)開催
2014/10/29エントリ 好評企画「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」第2回ワークショップが2014年12月6日(土)開催、参加申込受付中
2015/6/3エントリ 「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」第3回ワークショップ「ママの気分が楽になるレッスン」が7月11日(土)開催、参加申込受付スタート
2015/7/3エントリ 「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」第3回ワークショップが好評につきリッチモンドホテルに会場変更、申込締切は7月4日(土)まで
2016/1/26エントリ 「武蔵小杉ワーキングマザー交流会 第4回ワークショップ『仕事もプライベートもhappyに!』」が2月28日(日)開催、参加申込受付中
2016/8/8エントリ 「武蔵小杉ワーキングマザー交流会」が9月3日(土)開催・申込受付中、「元祖イクボス」川島高之氏の特別講演・武蔵小杉で活躍するパパママのパネルディスカッションを実施

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2016年
12月08日

武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」2016年12月開催が中止決定、ノロウイルス感染問題報道等によりイベント見直し

【Reporter:はつしも】

毎年12月上旬の日曜日に開催されていた、武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」は、本年は中止となることが決定しました。

■武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会
武蔵小杉駅前商店街のもちつき大会 

近頃、もちつきを感染経路としたノロウイルスがメディア等で話題になっており、一部自治体では自粛を要請するといった話も出ています。

武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」ではこれまでに食中毒が起きたことはないものの、今回は一旦中止とし、来年以降の開催については内容の見直しを検討することとなりました。

同イベントの開催趣旨に賛同し、継続的にご紹介してきた本サイトとしても残念ではございますが、対策に万全を期すための決定事項ということで、お知らせいたします。

法政大学相撲部の皆さんと子どもたちのもちつき 

なお、近年の「餅(餅つき以外も含む)が原因の食中毒」は、平均して1年に3件程度ですが、餅つき大会は多くの方が集まることから、一旦発生すると被害が拡大することが多いのは事実です。

■練馬区 食品衛生だより(2014年12月)
http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/hoken/
about/eiseidayori/syokuhindayori51.html


こちらは、2014年12月に発行された練馬区の「食品衛生だより」です。

餅つきにおける食中毒について詳細が記載されていますが、2010年には都内幼稚園の餅つき大会で参加者340名中、136名が嘔吐、下痢、発熱などを発症したということです。

個人的な感覚としては、厳密にリスクを回避するとなると何もできなくなるという気がいたしますが、主催者としては慎重にならざるを得ないことは理解できます。

同商店街がまた次回、楽しいイベントを企画してくれることを楽しみにしております。

【関連リンク】
2009/6/14エントリ 武蔵小杉商店街のつきたて餅販売会
2009/12/13エントリ 恒例、武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会・2009冬
2010/6/13エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会・2010初夏
2010/12/12エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会・2010冬
2011/6/12エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会を東日本大震災復興支援チャリティイベントとして開催
2011/12/11エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会・2011冬
2012/6/10エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会・2012初夏
2012/12/16エントリ 法政大学野球部優勝パレード、相撲部・野球部もちつき大会開催
2013/6/9エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街によるもちつき大会が本日開催、収益金を被災地・南三陸町へ
2013/12/8エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会・井田病院 西智弘先生の健康相談開催レポート
2014/6/15エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会にコスギフェスタ協力、スパイダーマン登場、西智弘さんの健康相談・絵本読み聞かせが盛況
2014/12/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:「+Care Project」が健康企画を展開
2015/6/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:家族の絆モニュメントに「+Care Project」ヤクルト君・チームパーキンソン参加
2015/12/13エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:雨天の法大相撲部もちつきと、「+Care Project」の肌湿度測定など
2016/6/12エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会が本日開催、同商店街・「+Care Project」のカメラによる開催レポート

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2016年
12月07日

府中街道拡幅区間に残る、「黒焼き」のうなぎ専門店。相撲部屋を移築した「むさし野」

【Reporter:たちばな】

府中街道沿いの武蔵小杉駅近くに、うなぎ専門店「むさし野」があります。
今回はここで、「黒焼き」のうなぎを食べてみました。

■府中街道沿いの「むさし野」本店
府中街道沿いの「むさし野」本店

「むさし野」は、府中街道と東急線高架の交点の東側で長年営業をしています。
この目の前の道路は、府中街道と市道36号線が分岐するY字の交差点になっています。

写真のすぐ左側には、2015/8/24エントリオスの三毛猫「ジロー君」をご紹介した「吉岡時計店」があります。

以前は上記のように「むさし野」の建物全体が見える写真は撮りにくかったのですが、「グランツリー武蔵小杉」の開発に伴う市道36号線の拡幅・交差点の改良により、建物から少し引いて撮影することができるようになりました。

ご覧の通り、歴史を感じさせる建物です。
これは昭和初期に両国にあった相撲部屋「小野川部屋」を移築したものです。

店主さんは力士出身で、引退後に「むさし野」を開業されたようです。

■むさし野 ウェブサイト
http://www010.upp.so-net.ne.jp/musasino/

ウェブサイトではこちらが「本店」になっています。
かつては武蔵中原の南武線高架下に支店があったことによるものですが、現在は武蔵中原の店舗は閉店しています。

■「江戸角力部屋 黒焼鰻 むさし野」
「黒焼鰻 むさし野」 

「黒焼うなぎ屋 むさし野」 

クラシックな看板には、「黒焼鰻」と書いてあります。
この「黒焼」が、後述する「むさし野」特有の焼き方になっています。

「角力」とは昔使われていた言葉で、相撲のことです。

■夜に灯りがともり…


さて、夜になって灯りがともり、さらに雰囲気が出てきました。
さっそく店内に入ってみましょう。

■「むさし野」の店内
「むさし野」の店内

「むさし野」の店内は、床が土間になっています。

土間に4人掛けのテーブルが並び、写真奥には小上がりのお座敷席があります。

■力士の手形
力士の手形

■「天明後 米一俵価格表」
「天明後 米一俵価格表」

店内には、力士の手形のほか、「天明後 米一俵価 格表」など歴史を感じさせるものが各所にありました。

これは天明元年(1781年)からの米価の変遷を記録したもので、「米価」に関する史料としては広く知られています。
天明といえば、天明3年の「天明の大飢饉」が有名ですね。

■黒焼うなぎについて
黒焼うなぎについて

そしてこちらが、お店の看板にもあった「黒焼」の伝来についての説明です。

「黒焼」とは、蒸してから焼くのではなく、蒸さない生の状態から何度も裏返して焼く昔の調理方法です。

その昔天明の大飢饉のころ、力士が品の巡業中に千曲川でうなぎを採り、そのまま焼いて食べたことでたいへん活力になったということが看板に記載されています。

とりわけ当地の名力士「雷電」は、肌つやも錦絵を見るが如く、抜群の強さを誇ったということです。

■軍配形のうなぎ丼
軍配形のうな丼

そしてとうとうやってきました、「むさし野」の「うなぎ丼」(2,000円)です。
相撲の行司が持つ軍配の形をしています。

蓋には先ほど紹介されていた、黒焼きを食べた名力士「雷電」の名前が書かれていました。

■うなぎ丼
うなぎ丼

最近うなぎの値段が高騰し、各所のうなぎ丼のうなぎが小さくなったりしてきました。
(特にランチなどではランチの予算枠に合わせる事情もありますね)

「むさし野」のうなぎ丼は、うつわからはみ出して、立派なものでした。

「黒焼」で蒸さないためにうまみが逃げず、脂がのっているのが特徴です。
何度も裏返して表面にはほどよく焦げ目がつき、中はふんわりしています。

一方でたれは甘みが控えめの醤油ベースであり、この点は「甘いたれ」がうなぎの醍醐味と感じる方にとってはお好みの分かれるところかもしれません。

■湯呑みの力士の絵柄
湯呑みの力士の絵柄

なお、「むさし野」では黒焼に時間を要するため、オーダーしてから出てくるまで少なくとも20分~30分程度はかかります。

そのため事前に電話予約を入れておくことで、来店時間にあわせて提供いただくことも可能です。

■「本日、うなぎは全て売り切れました。」
「本日、うなぎは全て売り切れました。」

また、日によってはうなぎが早めに売り切れている場合もありますので、ご注意ください。

■「ベビーカー・小さなお子様お断り」
「ベビーカー・小さなお子様お断り」

加えて「むさし野」では、ベビーカー、小さなお子 ま、騒いだり歩き回ったりするお子様はお断りしていました。

店舗の方針ということで、該当するご家族には残念なところですが、かわりにお持ち帰りのお弁当をおすすめしているということです。



■今後拡幅が進められる、府中街道沿いの「吉岡時計店」「むさし野」付近
今後拡幅が進められる、府中街道沿いの「吉岡時
計店」「むさし野」付近

さて、この「むさし野」は、府中街道に面しており、いずれは拡幅工事による立ち退きが行われるものと思います。
時期や移転など具体的なことは未確定で、これまでの事例を見ても道路拡幅が予定が大幅に変更(順延)されることが多々ありますので、現時点では何ともいえないところです。

近隣一帯の店舗も軒並み通常通り営業をしていますので当面動きはなさそうですが、今のうちに昔ながらの店構えを味わっておくのも良いと思います。

今回は将来への記録という面も勘案して、レポートさせていただきました。

【関連リンク】
むさし野  ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:レストラン むさし野
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2012/3/1エントリ さよなら、リンガーハット川崎武蔵小杉店
2012/8/11エントリ 府中街道の中華料理店「かんちゃん」閉店、 府中街道拡幅用地の取得進む
2015/5/25エントリ 府中街道拡幅により安いステーキ「エル・ア ミーゴ」が閉店、50年の歴史に幕
2015/8/24エントリ 武蔵小杉「吉岡時計店」の、3万分の1の奇 跡。オスの三毛猫「ジロー君」と、「ミケタン」

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2016年
12月05日

川崎鶴見臨港バス労働組合が36年ぶりの24時間ストライキを12月4日(日)決行し約10万人に影響、本日5日(月)始発より平常通り運行

【Reporter:はつしも】

2016年12月4日(日)、川崎鶴見臨港バスが労使交渉の不調により、36年ぶりの24時間ストライキ実施となりました。
一部路線を除いて始発から約4,000本のバスが運休し、約10万人に影響が生じました。

これにより武蔵小杉駅から発着する加瀬方面の路線「杉51系統」「杉52系統」も始発から運休となりました。

■臨港バス ストライキに関するお詫び
http://www.rinkobus.co.jp/20161204owabi.pdf
■臨港バス ストライキに伴う臨港バス定期乗車券の取り扱いについて
http://www.rinkobus.co.jp/1204teikienchou.pdf
■臨港バス交通労働組合 facebookページ
https://www.facebook.com/1648717202114295/

24時間ストライキは12月4日でいったん終了し、本日は始発より通常通り運行となりました。
しかしながら労使交渉はまとまっておらず、今後の動向が注目されます。

■臨港バス
臨港バス

■武蔵小杉駅東口駅前広場の臨港バスのバス停
武蔵小杉駅東口駅前広場の臨港バスのバス停

武蔵小杉駅からの臨港バスは、横須賀線武蔵小杉駅、武蔵小杉駅東口より発着しています。
ストライキが決行された12月4日、当然ながらバスの車両の姿はありませんでした。

■会社側からの予告
会社側からのお知らせ

■労働組合側からの予告
労働組合側からの予告

労使交渉の内容については、実際に交渉の場に本サイトが同席してつまびらかに検証をしたわけではございませんので、ここではどちらかの立場に寄った論評等は差し控えたいと思います。

会社側、労働組合から発信されている情報をそれぞれ参照のうえ、判断ください。

●労働組合側としては、人手不足のしわ寄せが長時間勤務などの労働条件悪化につながっており、安全面からも改善を要求したい。
●会社側としては、それに対して具体的な数字を含む提案を行ったが、同意に至らなかった。

おおよそ、上記のような見解が両者より示されています。

ストライキ実施当日のバス停には、前掲の写真の予告が、会社側、労働組合側両者から掲示されていました。

■平常通り運行となった本日
平常通り運行となった本日

■会社側からのお詫び
会社側からのお詫び

そして本日12月5日は始発から通常通り運行となり、臨港バスのバス停に車両の姿が戻りました。

バス停には、会社側からのお詫びが掲示されていました。


前述の通り、このストライキを経て労使交渉がまとまったわけではありません。
今後も労使間の協議が進められていくものと思われ、武蔵小杉周辺の足の一部を担う公共交通機関として、本サイトとしても注目しております。
 
【関連リンク】
川崎鶴見臨港バス ウェブサイト 
臨港バス交通労働組合 facebookページ
2010/2/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅の臨港バス実地研修
2014/3/21エントリ 臨港バスが杉51・52系統の2014年4月1日付武蔵小杉駅東口駅前広場乗り入れを発表

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2016年
12月04日

「1st こすぎコアパークイルミネーション」点灯式がふろん太君参加で本日実施、法政二中・高男女混声合唱部のミニコンサートも開催

【Reporter:はつしも】

本日2016年12月4日(日)、武蔵小杉駅前において「1st こすぎコアパークイルミネーション」がスタートしました。
ふろん太君も登場して点灯式が行われたほか、法政大学第二中・高等学校合唱部によるミニコンサートも開催されました。

今後2017年2月14日(火)まで、17:00~23:00の時間帯にイルミネーションが点灯することになります。

■「1st こすぎコアパークイルミネーション」点灯式
「1st こすぎコアパークイルミネーション」点灯式

「1st こすぎコアパークイルミネーション」点灯式 

「こすぎコアパークイルミネーション」は、今回が第1回目、「1st」となる取り組みです。

主催者「コアパーク管理運営協議会」の構成団体である協働組合武蔵小杉商店街・NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの代表者に、中原区の鈴木区長、そして川崎フロンターレのふろん太君が加わって、イルミネーションの点灯式が行われました。

■点灯したイルミネーション
点灯したイルミネーション

点灯式で皆さんがスイッチを押すと、こすぎコアパークの3本の街路樹のイルミネーションが、一斉に点灯しました。

会場に集まった多くの皆さんが、記念撮影をしていました。

LEDで輝くベンチ
LEDで輝くベンチ

イルミネーションツリーの周囲には、LEDで柔らかく光るベンチがおかれていました。

これは本日の点灯式のための特別な演出で、期間中常設はされない予定ですが、雰囲気がまたちょっと変わりますね。

■光る腕輪を配るふろん太君
光る腕輪を配るふろん太君

イルミネーションツリーの周囲では、ふろん太君が光る腕輪を配っていました。
ふろん太君と記念撮影をされる方も多く、地域での人気の高さをあらためて感じた次第です。

また地域イベントにこまめに協力をされるチームの姿勢も良いですね。

■法政二中・高合唱部のミニコンサート
法政代諾第二中学校・高等学校合唱部

法政二中・高合唱部のミニコンサート
※写真提供 @motoyさん

そして本日の点灯式では、法政大学第二中学校・高等学校合唱部によるミニコンサートも開催されました。

同校は男子校としての長い歴史を有していますが、ご存知の通り本年度から中高ともに男女共学になりました。
合唱部は、男女共学化に伴って新設された部ということで、この時ステージには男子3人、女子6人と女子が多数を占めていました。

コンサートで披露したのは、「JUDY AND MARY」の「Over Drive」など。
この曲を中高生の合唱部が歌うと、爽やかな青春のイメージで良いものです。

■商店街のきのこ汁
商店街のきのこ汁

商店街のきのこ汁
※写真提供 @motoyさん

また、2016/11/24エントリでお知らせした通り、点灯式にあわせて、こすぎコアパークでは武蔵小杉駅前通り商店街によるきのこ汁も提供されました。

本日は比較的気温の高い日でしたけれども、夜になるとさすがに寒くなってまいります。

皆さんこのきのこ汁を、おいしそうに召し上がっていました。


こすぎコアパークでは、これから2か月あまり、イルミネーションの点灯が続きます。

今回はコスト面のハードルもあり、できる範囲からのスタートとなりましたが、「こすぎコアパーク管理運営協議会」では、次回以降は各方面の協力もいただきながら、徐々に充実させていきたいということです。

「こすぎコアパークイルミネーション」は、地域からの声に応えて実施したものでもありますので、今回の反応や、今後の発展にも注目してまいりたいと思います。
 
■「1st こすぎコアパークイルミネーション」
「1st こすぎコアパークイルミネーション」

■「1st こすぎコアパークイルミネーション」の実施概要
実施日時 2016年12月4日(日)~2017年2月14日(火)17:00~23:00
実施場所 武蔵小杉駅南口 こすぎコアパーク(街路樹3か所)
主催 コアパーク管理運営協議会
(構成団体:協同組合武蔵小杉商店街、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント、小杉3丁目町会)
共催 武蔵小杉駅前通り商店街振興組合
後援 川崎市中原区

【関連リンク】
2014/11/27エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の、雪の結晶降り注ぐクリスマスイルミネーション
2015/12/19エントリ 「富士通フェスティバル イルミナイト川崎2015」開催レポート
2015/12/23エントリ 「武蔵小杉イルミネーション・オブ・ザ・イヤー」2015年版が描く、世界地図
2015/12/25エントリ 新スポットなど各地をめぐる、武蔵小杉のクリスマス2015
2016/11/1エントリ グランツリー武蔵小杉の、秋の新店攻勢。「ABC-MART MONO」「FANCL」など空き区画6/7が埋まり、本日よりクリスマスツリーが登場
2016/11/24エントリ 武蔵小杉駅前「1stこすぎコアパークイルミネーション」が実施決定、2016年12月4日(日)点灯式に法政二中・高合唱部コンサートを開催

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2016年
12月03日

「In Unityコアパークライブ」「チャレンジ!昔遊び!」がこすぎコアパークで本日同時開催、1/29「In Unity2017」出演アーティストが登場

【Reporter:はつしも】

本日、こすぎコアパークにおいて「In Unityコアパークライブ」が開催されました。
今回は市民活動団体「公園井戸端会議」による「チャレンジ!昔遊び!」も同時開催され、多くの方が会場に集まりました。

■「In Unityコアパークライブ&チャレンジ!昔遊び!」
「In Unityコアパークライブ」&「チャレンジ!昔遊び!」

中原区と市民協働による「川崎最強の音楽イベント In Unity」は、本年度は2017年1月29日(日)に開催を予定しています。
そのPRもかねてほぼ毎月開催されているのが「In Unityコアパークライブ」です。

「In Unity2017」に出演を予定しているアーティストを中心に、毎回多彩なプログラムが組まれています。

■「Happi Mamas!」
「Happi Mamas!」 

「Happi Mamas!」は、ママたちによるダンスサークルです。
こういったイベントではキッズ・ジュニアのダンスグループが多いですが、大人の魅力にあふれたクールなダンスを見せてくれました。

■「Puca」
「Puca」

「Puca」は、「In Unity」など地元の音楽イベントではおなじみのグループです。
シンガーソングライターの川北愛子さんと、土田聡子さんによるユニットが基本になっています。

柔らかい手触りの歌詞と、よく通る歌声が印象的です。

■「Miho Sally Dance Family(ミホサリーダンスファミリー)」
Miho Sally Dance Family(ミホサリーダンスファミリー)

「Miho Sally Dance Family(ミホサリーダンスファミリー)」は、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のカルチャーセンターでレッスンをしているスクールです。

今回は幼稚園・小学生による4グループが出演し、元気に踊るチアダンスやジャズダンスに今日一番の人だかりができていました。

■同時開催「チャレンジ!昔遊び!」
「チャレンジ!昔遊び!」

そして今回「In Unityコアパークライブ」と同時開催されていたのが、「チャレンジ!昔遊び!」です。

■積み木
積み木

■竹とんぼづくり
竹とんぼづくり

■けん玉
けん玉

■風車の手作り
風車の手作り

会場には写真のフラフープ、積み木、竹とんぼづくり、けん玉、風車のの手作りのほか、竹馬なども用意されていました。

■ベーゴマのコーチ
ベーゴマ

ベーゴマやこまなどは、お父さんがお子さんにコーチをしている姿があちこちで見受けられました。

こういったコミュニケーションも、良いものですね。

■コアパークで楽しむ皆さん
コアパークで楽しむ皆さん

川崎最強の音楽イベント「In Unity」の実行委員会の皆さんのインタビューを、2016/9/24エントリで掲載させていただきました。

同委員会では引き続き、一緒に1月29日の当日を一緒に作っていただけるボランティアを募集しています。

中原区との協働により、非常に実直に取り組んでいらっしゃる方々ですので、ご関心ある方は、お気軽に下記ウェブサイトからお問い合わせください。

■「ボランティアスタッフ募集」
ボランティアスタッフ募集

【関連リンク】
In Unity 公式ウェブサイト
音楽のまち・かわさき ウェブサイト
Puca ウェブサイト
Miho Sally ウェブサイト
2016/9/24エントリ 武蔵小杉の「ひと」(12):川崎最強の音楽イベント「In Unity実行委員会」小川竜児さん、中山芙紗子さん、加味根亮子さん ※ボランティアスタッフ募集中!

(In Unity開催レポート)
2008/3/2エントリ 本日開催、「In Unity2008」
2009/3/8エントリ In Unity2009レポート
2010/3/14エントリ 「In Unity2010」開催レポート
2012/3/4エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2012」開催レポート
2013/3/3エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2013」開催レポート
2014/3/2エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2014」開催レポート
2015/3/8エントリ 川崎最強の音楽イベント「In Unity2015」開催レポート
2016/1/10エントリ 中原区役所がライブハウスに、驚きの変貌。「In Unity2016」開催レポート

(In Unity関連イベントレポート)
2010/2/20エントリ 「新丸子インユニCafe」開催レポート
2010/12/13エントリ 新丸子駅前広場完成記念「Inuni Cafe(インユニカフェ)」開催レポート
2012/1/19エントリ 川崎最強の音楽イベント「In unity2012」の巨大フラッグ製作現場
2012/2/17エントリ 「インユニカフェ at 64Cafe+Ranai」開催レポート
2014/9/6エントリ 「In Unityスペシャルミニライブ」開催レポート+法政通り商店街ストリートライブ+ナイス起震車体験
2015/7/5エントリ 「第5回かわさき地産地消フェア with In Unityコアパークライブ」開催レポート
2015/11/5エントリ 「In Unityこすぎコアパークライブ」10月開催レポート/11月7日(土)開催に「川崎市消防音楽隊」「川崎純情小町★」が出演

(2015までの実行委員長・反町充宏さん関連)
2009/2/11エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(前編)
2009/2/12エントリ In Unity2009 反町充宏実行委員長インタビュー(後編)
2010/7/4エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1):カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(前編)
2010/7/5エントリ 武蔵小杉の「ひと」(1)カワサキミュージックキャスト・反町充宏さん(後編)

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2016年
11月26日

「第11回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート:ふろん太くん・太助・ロジーちゃんなどが中原区役所に集結

【Reporter:はつしも】

本日、中原区役所において「なかはら子ども未来フェスタ」が開催されました。
区役所の広場と建物内でお子さん向けのさまざまな企画が展開され、多くの家族連れが集まりました。

■中原区役所の「なかはら子ども未来フェスタ」
中原区役所の「なかはら子ども未来フェスタ」

なかはら子ども未来フェスタ 

「なかはら子ども未来フェスタ」は毎年11月に開催され、今回で11回目を迎えました。
区役所前の広場には飲食系などの出店が中心に並んでいます。

■ごみの分別
ごみの分別

飲食系の出店につきものなのが、食べた後のごみです。
広場の一角に、分別されたごみ箱が設置されていました。

「一般ゴミ」であれば、うつわ・割り箸・ちり紙などと、発生するごみの実例を書いてあるので
わかりやすかったです。

■「和紙染め」
和紙染め

■姿勢チェック
姿勢チェック

姿勢チェック

広場の出店は、飲食系だけではありません。
「和紙染め」のワークショップや、「姿勢チェック」なども行われ、人気を集めていました。

■「たのしく食べる!フロンターレ食育講座」
フロンターレ食育講座 

中原区役所の建物内では、主に5階でさまざまな催しが行われていました。
ここでも「フロンターレ食育講座」にふろん太くんが登場していまして、本当に毎週末、川崎市内の各地で働いていることに感心いたします。

■川崎フロンターレの紙芝居
川崎フロンターレの紙芝居

ふろん太くんといえば、ワルンタと一緒に紙芝居コーナーでも登場していました。

このフロンターレの紙芝居は、中原図書館で借りることができまして、また別途エントリでご紹介を予定しています。

■「つくってあそぼう!」のカプラ
「つくってあそぼう!」のカプラ

「つくってあそぼう!」のカプラ

「つくってあそぼう!」のコーナーでは、積み木の「カプラ」が遊べるようになっていました。

「カプラ」はたいへん採寸の精度が高い積み木で、かなり高く積み上げてもグラグラしません。
そのため写真のような大きな作品が安定して作れるのです。

■バルーンアートコーナー
バルーンアートコーナー

同じく「つくってあそぼう!」のバルーンアートコーナーです。

お子さん向けのイベントでよくあるのは、大道芸人さんなどがバルーンアートを作ってくれるというものです。

今回の「なかはら子ども未来フェスタ」ではそれらとは異なり、上記のようなガイドを見ながら「自分で作ってみる」という企画になっていました。

■本サイト作品「カタツムリ」
本サイト作品「カタツムリ」

こちらは本サイトがガイドを見ながら作ってみた「カタツムリ」です。

少々微妙なところがありますが、やってみると意外とできるものです。
プロの方に作ってもらうのも良いですが、「作ってみる」企画もなかなか良かったです。

■中原消防署の「太助」
中原消防署の「太助」

今回は新企画として、中原消防署がイベントに参加していました。
消防士の服を着て、マスコットキャラクター「太助」と記念撮影ができました。

■この後姿は…
この後姿は…

そして廊下に出ると、廊下の大部分をふさぐこの後姿は…、

■ロジーちゃん
ロジーちゃん

中原区役所のエコ推進キャラクター「ロジーちゃん」でした。

他のマスコットキャラクターに比べて、かなり大きいことがわかりました。

■お絵かきコーナー
お絵かきコーナー

そしてこちらは「お絵かきコーナー」です。

「トトロ」と「まっくろくろすけ」が描かれているのは、先日テレビで放送されたことによるものでしょうか。

■中原保育園の「仁王像」
中原保育園の「仁王像」

■中原保育園の「龍」
中原保育園の「龍」

廊下には、中原保育園のお子さんの作品「仁王像」「龍」が展示されていました。
これはたいへんな力作ですね。

■「食と健康の情報発信」
「食と健康の情報発信」

「食と健康の情報発信」

最後にご紹介するのは、4階の「レストランなかはら」です。
ここでは「食と健康の情報発信」として、食育に関する掲示などが行われていました。

■「まぐろとせいくらべ」
まぐろとせいくらべ

こちらは「まぐろとせいくらべ」のコーナーです。
170cmほどありまして、大人くらいの大きさがあることがわかりました。


2014年以来、2年ぶりの「なかはら子ども未来フェスタ」レポートは以上です。
基本的な構成は大きく変わりませんが、昔から振り返ってみると少しずつ新しい企画が登場しています。

お子さんの多い中原区にあって、気軽に参加できる子供向けイベントとして、引き続きニーズが高いのではないでしょうか。

【関連リンク】
2008/11/22エントリ 第3回なかはら子ども未来フェスタ
2010/11/27エントリ 「なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート
2011/11/26エントリ 「第6回なかはら子ども未来フェスタ」開催レポート
2014/12/1エントリ 「第9回なかはら子ども未来フェスタ」で開催、「川崎パパ塾」の折り紙ヒコーキ講座
2016/11/22エントリ 「第11回なかはら子ども未来フェスタ」が11月26日(土)開催、ひとみ座・室内遊び・飲食まで中原区役所に子ども向け企画が集結

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2016年
11月25日

スープカレー専門店「SYUKUR(シュクル)」が炭焼きバーベキュー&スープカレー複合業態にリニューアル

【Reporter:たちばな】

府中街道近くの「スープカレーSYUKUR(シュクル)」が、炭焼きバーベキューとスープカレーのお店として2016年10月23日に営業形態をリニューアルしました。

■「スープカレー&炭焼きBBQ SYUKUR(シュクル)」
「スープカレー&BBQ Syukur(シュクル)」 

「SYUKUR(シュクル)」は、サライ通り入口近く、所英男さんのジム「所プラス」の向かい側にあります。

同店は札幌発のスープカレー専門店として誕生したのち、2010年7月に「新丸子店」をオープンさせるのにあわせて「アジアン酒家シュクル」にコンセプト変更を行いました。

その後「新丸子店」は閉店しましたが「武蔵小杉店」は引き続き健在であり、このたびあらためて「スープカレー&BBQ」に再度業態を転換させることになりました。

■「スープカレー&炭焼きBBQ」
「スープカレー&炭焼きBBQ」

スープカレー&炭焼きBBQ

■業態転換のお知らせ
業態転換のお知らせ

今回の業態転換を受けて、「SYUKUR(シュクル)」では店舗の看板等をリニューアルするとともに、店頭にお知らせを掲示しています。

■リニューアルされた店内
リニューアルされた店内

手前にカウンター、奥にお座敷という基本的な客席の構成は、従来と変わりません。

ただ、カウンター部分の通路には玉砂利が引かれて、独特の雰囲気を演出していました。
(前回来店時には玉砂利が無かったのですが、これが今回のリニューアルに伴うものであるかはわかりません)

■炭焼きバーベキュー(鶏もも鉄串210円)
炭焼きバーベキュー

■厚切り牛タン580円
炭焼きバーベキュー

■豚トロ380円
豚とろ

■炭火焼きの道具
炭焼きバーベキュー

炭焼きバーベキューには、牛肉、豚肉、鶏肉各種が揃っています。
お値段は単品で210円~680円というところでした。

その他、シーフードやサラダ類も用意されています。

お肉は基本的に味付けがされていて、焼いたままを食べることができます。
やはりお肉を焼き立てで食べれば、安定の美味しさであります。

■従来のスープカレー
従来のスープカレー
※写真は過去エントリのものです。

そしてもちろん、「SYUKUR」の出発点であるスープカレーもメニューに健在です。

従来通り、スープカレーのみを食べて帰ることも可能ですのでご安心を。


このようなわけで、「SYUKUR」はスープカレー専門店にはじまり、アジアン酒家を経て「スープカレー&炭焼きバーベキュー」のお店として再出発をしました。

バーベキューというと大人数をイメージしますが、手前にカウンターもありますから、ひとり、ふたりでのバーベキューを楽しむという使い方もありそうです。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:エスニック・カレー スープカレーSyukur(シュクル)
2009/4/2エントリ 武蔵小杉でスープカレー。「シュクル(Syukur)」
2012/5/5エントリ 新丸子でスープカレー。「シュクル(Syukur)」新丸子店

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2016年
11月24日

武蔵小杉駅前「1stこすぎコアパークイルミネーション」が実施決定、2016年12月4日(日)点灯式に法政二中・高合唱部コンサートを開催

【Reporter:はつしも】

2016年12月4日(日)~2017年2月14日(火)の17:00~23:00に、「1st こすぎコアパークイルミネーション」が開催されることになりました。

初日の12月4日(日)16:30~には点灯式が開催され、法政大学第二中・高等学校合唱部によるコンサートのほか、暖かい汁物の提供などが行われる予定です。

■「1st こすぎコアパークイルミネーション」
「1st こすぎコアパークイルミネーション」

■「1st こすぎコアパークイルミネーション」の実施概要
実施日時 2016年12月4日(日)~2017年2月14日(火)17:00~23:00
※点灯式を12月4日(日)16:30より開催します。
実施場所 武蔵小杉駅南口 こすぎコアパーク(街路樹3か所)
主催 コアパーク管理運営協議会
(構成団体:協同組合武蔵小杉商店街、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント、小杉3丁目町会)
共催 武蔵小杉駅前通り商店街振興組合
後援 川崎市中原区

「こすぎコアパークイルミネーション」は、今回が第1回目となる取り組みです。
協同組合武蔵小杉商店街・NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント・小杉3丁目町会により構成される「コアパーク管理運営協議会」の主催により、中原区など各方面の協力によりこのたび実現することとなりました。

■イルミネーションのイメージ
イルミネーションのイメージ

今回のイルミネーションでは、こすぎコアパークに配置されているメインの街路樹3本を装飾します。
この点灯式を、初日の16:30より執り行うことになります。

点灯式のプログラムは100%固まったものではありませんが、おおよそ以下のような流れになる予定です。

■点灯式のおおまかな流れ(予定)
16:30~ ●来賓あいさつ
16:45~ ●点灯式
17:00~ ●法政大学第二中・高等学校合唱部コンサート(30分程度)
●温かい汁物の提供
18:00頃まで ●静かな音楽など
※上記は準備中のものであり、変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。

武蔵小杉駅前のイルミネーションは、かねてから地域より要望があったものでした。
商店街が中心となり、実施場所や電飾設備、電源、コスト等もろもろの調整と協力を経て、このたび実現にこぎつけたかたちになります。

点灯式においては、イルミネーションによるクリスマスの雰囲気を盛り上げるため、法政大学第二中・高等学校合唱部が歌声を披露してくれます。
ご存知の通り、同校は本年度より男女共学化していまして、男声合唱部だったものが男女混声に生まれ変わりました。

新しくなった武蔵小杉の駅前に、法政二中・高の新たな伝統をつくっていく歌声が響くことになります。

■商店街提供の温かい汁物
商店街の温かい汁物
※写真はもちつき大会のものです。

当日はそれなりに気温が下がるでしょうから、じっと座って合唱を聴いていると体が冷えるかもしれません。
そんな方のために、商店街が温かい汁物を100円で提供する予定です。

この汁物は武蔵小杉駅前通り商店街の「もちつき大会」でも登場していまして、毎回人気を博しています。

■「ボンマルシェフェスタ」でのこすぎコアパーク
ナイトカフェタイム

10月に開催された「ボンマルシェフェスタ」では、こすぎコアパークがなかなか素敵に演出されていました。

今回のイルミネーションは商業ベースのものではなく、まずは第一歩ということでミニマムスタートにはなりますが、今後より充実させるためのクラウドファンディングなども検討されているようです。

期間もバレンタインデーの2月14日までと長いですので、約2か月半、駅前のイルミネーションを楽しめることになります。
さまざまなご意見もあるかもしれませんが、好評であれば、今後につながるのではないでしょうか。

■グランツリー武蔵小杉のクリスマスイルミネーション
グランツリー武蔵小杉のクリスマスイルミネーション

■NEC玉川ルネッサンスシティのライトアップ
NEC玉川ルネッサンスシティのライトアップ

武蔵小杉駅の東側では、グランツリー武蔵小杉のイルミネーションが2年前から登場していますし、またそれよりも前からNEC玉川ルネッサンスシティのライトアップも行われていました。

今度は西側にイルミネーションが登場し、東西でクリスマスシーズンを盛り上げてくれることになります。

■イルミネーションが施される街路樹
会場となる「こすぎコアパーク」

【関連リンク】
2014/11/27エントリ 「グランツリー武蔵小杉」の、雪の結晶降り注ぐクリスマスイルミネーション
2015/12/19エントリ 「富士通フェスティバル イルミナイト川崎2015」開催レポート
2015/12/23エントリ 「武蔵小杉イルミネーション・オブ・ザ・イヤー」2015年版が描く、世界地図
2015/12/25エントリ 新スポットなど各地をめぐる、武蔵小杉のクリスマス2015
2016/11/1エントリ グランツリー武蔵小杉の、秋の新店攻勢。「ABC-MART MONO」「FANCL」など空き区画6/7が埋まり、本日よりクリスマスツリーが登場

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