そのうち19作品が入賞し、各小学校の近くに電柱幕として掲示されていますので、一部をご紹介したいと思います。
■中原区交通安全対策協議会による区内小学校3年生の交通安全標語
■東住吉小学校「自転車も 赤、青、黄色 ちゃんと見て」
最初は東住吉小学校の「自転車も 赤、青、黄色 ちゃんと見て」です。
こちらが最優秀作品で、同小学校3年生(当時)の瀬戸結那さんが受賞したことが発表され、一部メディアでも報道されていました。
自転車は自動車と同じ「車両」で、交通ルールの規制のもとにありますが、手軽に運転できるだけに忘れてしまいがちです。
事故も多いですし、そんな自転車に向けたメッセージとなっています。
東住吉小学校の正門近く、綱島街道沿いに設置されていました。
■イッツコム地モトNEWS 交通安全標語の表彰式・電柱幕設置
「イッツコム地モトNEWS」では、瀬戸さんの表彰式と電柱幕設置の様子が紹介されていますので、ご参照ください。
■東住吉小学校「よそみして 君のとなりに すぐ危険」
こちらも東住吉小学校の「よそみして きみのとなりに すぐ危険」です。
綱島街道沿いの関東労災病院寄りにありました。
人間だれしも大なり小なり、「自分は大丈夫」と考える正常性バイアスがかかっています。
ですが交通事故は不注意があればすぐ目の前にあるものです。
そんな注意喚起の標語になっていました。
■今井小学校「お父さん スマホを見るより 前を見て」
続いて、今井小学校です。
「お父さん スマホを見るより前を見て」ということで、各所で注意喚起されいる歩きスマホについてですね。
今井小学校の周辺は歩道がない・狭いところも多いですし、特に気を付けたいところです。
■今井小学校「みぎひだり 青になっても たしかめよう」
こちらも今井小学校で、「みぎひだり 青になっても たしかめよう」です。
交通ルールを全員が守れ、常に注意深く行動できるのであれば、信号が青になれば渡って安全なはずです。
ですが、残念ながら現実にはそうでありません。
信号が青になっても必ず左右を確かめることが大切ですね。
■今井小学校「あおだけど みてくれてるかな くるまたち」
小杉小学校では、「あおだけど みてくれてるかな くるまたち」という標語がありました。
こちらも先ほどと同じく、信号が青になっても「ひょっとしたら危ないかもしれない」という考えをもつべきという趣旨ですね。
■中原小学校「ちかちかは しっかりまとう 気をつけて」
最後は中原小学校の「ちかちかは しっかりまとう 気をつけて」です。
小杉十字路の交差点にありまして、ここは交通量が多く時折事故も発生しています。
横断歩道の信号が点滅した時は無理せずに待つのが安全です。
これらの電柱幕は1年間掲示され、また来年は新たに標語の募集を行って更新されるということです。
入賞した各小学校の近くにありますので、お近くを通行の際は探してみてください。
【関連リンク】
・中原区 交通安全運動
・2009/3/26エントリ 中原警察署管内交通事故死亡者ゼロ記録が700日に
・2012/9/27エントリ 綱島街道・木月歩道橋の交通安全表示
・2015/2/10エントリ 武蔵小杉駅近くの南武沿線道路で川崎市バスと乗用車の正面衝突事故が発生、16名が負傷
・2020/8/24エントリ 中原警察署管内の交通死亡事故ゼロ記録が連続1,058日に到達、過去最長を大幅に更新
・2022/4/5エントリ 武蔵小杉駅・武蔵中原駅周辺の案内サインに富士通フロンティアーズ・富士通レッドウェーブの装飾が追加に、中原警察署の制服で交通安全啓発も
・2022/6/16エントリ NECレッドロケッツが社会課題解決プロジェクト「R-CONNECTION」推進、下沼部小学校の交通安全教室・多摩川美化活動やバレーボール教室に連続参加