武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2017年
03月18日

JR武蔵小杉駅の「びゅうプラザ」旅行カウンターが2017年4月28日(金)に廃止決定、JR東日本が駅運営業務を合理化

【Reporter:はつしも】

JR武蔵小杉駅南武線口の「びゅうプラザ」旅行カウンターが、2017年4月28日(金)をもって廃止されることになりました。
同日以降は川崎駅・武蔵溝ノ口駅・横浜駅等近隣店舗で旅行商品等の取り扱いが行われます。

■JR武蔵小杉駅南武線口の「びゅうプラザ」
JR武蔵小杉駅南武線口の「びゅうプラザ」

■旅行カウンター閉鎖のお知らせ
旅行カウンター閉鎖のお知らせ

JR武蔵小杉駅の「びゅうプラザ」は、チケット窓口としての「みどりの窓口」と、旅行カウンターが一体化した施設になっています。

閉鎖となることが告知されたのは、そのうち旅行カウンターの部分です。

■閉鎖される「びゅうプラザ」の旅行カウンター部分
閉鎖される「びゅうプラザ」旅行カウンター

旅行カウンター

旅行カウンター

閉鎖される旅行カウンターでは、さまざまな旅行パッケージの取り扱いが行われています。
このカウンターが閉鎖される一方、きっぷ窓口である「みどりの窓口」機能は従来通り存続するかたちになります。

「みどりの窓口」がなくなると大変なことですが、旅行カウンターだけであれば、一般の影響はそれほど大きくないでしょう。

この旅行カウンターの跡地活用については、今のところ明確でないようです。

■JR連合東日本ユニオン横浜地方本部機関紙(2017年1月6号)(PDF)
http://jrtu-east.org/pdf/yokohama-j189.pdf

今回の旅行カウンター閉鎖については、JR東日本より、ユニオン(労働組合)に対して2017年1月に「駅業務体制の再構築」として提案が行われていました。

ユニオンの機関紙において逐次報告が行われている通り、JR東日本では「びゅうプラザ」の閉鎖や駅業務の委託など、駅運営業務の合理化を進めていることがわかります。

経営の合理化はやむを得ないところでしょうが、せっかくの利便性の高い駅ナカスペースです。
なんらか利用者のためになるような、有効活用ができればよいと思います。



そういえば、2017/3/6エントリでは、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「JTB」が、3月28日(火)に閉店し、グランツリー武蔵小杉のJTBと統合されることをお伝えしました。

■3月28日で閉店する「JTB首都圏 武蔵小杉イトーヨーカドー店」
3月28日で閉店する「JTB首都圏 武蔵小杉イトーヨーカドー店」

たまたまではありますが、同時期に武蔵小杉から旅行窓口が2か所、消滅することになりますね。

【関連リンク】
JR東日本 駅の情報 武蔵小杉駅
JR東日本 びゅうプラザのある駅 南武線
2017/3/6エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場が本日リニューアルし利用料金値下げ、2階の「JTB首都圏武蔵小杉イトーヨーカドー店」が3月28日(火)閉店

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2017年
03月15日

JR東日本が「南武線開業90周年イベント」を展開:各駅で展示中の南武線ヒストリー写真を、現在の武蔵小杉と見比べる

【Reporter:はつしも】

南武線の川崎駅~登戸駅間が、2017年3月9日をもって開業90周年を迎えました。
これを祝して、JR東日本横浜支社が「南武線開業90周年記念イベント」を展開しています。

■JR東日本ニュースリリース 南武線(川崎~登戸間)開業90周年イベントのお知らせ(PDF)
http://www.jreast.co.jp/press/2016/yokohama/20170303_y01.pdf

本企画では、記念列車の運行、グッズの販売、ハイキングの開催など、さまざまなイベントが開催されています。
JR武蔵小杉駅連絡通路で3月1日から開催されている「90年後の武蔵小杉 ポスター絵画展」もこの一環であり、2017/3/1エントリで先行してご紹介しておりました。

■「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」
JR武蔵小杉駅の連絡通路 

これに続いて、JR武蔵小杉駅を含む南武線各駅(川崎駅~登戸駅間)では、3月9日より南武線にまつわる歴史の年表や写真などの展示がスタートいたしました。

本エントリでは、武蔵小杉駅の展示を一部ご紹介したいと思います。

■JR武蔵小杉駅の南武線口コンコース
武蔵小杉駅南武線口コンコース

■コンコースの南武線ヒストリー展示
コンコースの南武線ヒストリー展示

JR武蔵小杉駅においては、南武線口のコンコース壁面に展示が行われています。

ここは従来は自動改札機が設置されていましたが、近年の交通系ICカードの普及により利用量が減少し、半分ほどの機械が廃止されました。

その跡地の壁面を活用して、展示が行われています。

■「昭和56年頃の武蔵小杉駅改札前」
「昭和56年頃の武蔵小杉駅改札前」

展示の量は駅によって異なりますが、武蔵小杉駅は比較的大きい展示スペースになっています。

「昭和56年頃の武蔵小杉駅改札前」など、高架になる前の武蔵小杉駅など周辺地区の写真が展示されています。

■現在の武蔵小杉駅北口
現在の武蔵小杉駅北口

本エントリでは、現在の姿と対比して展示をご紹介してみましょう。
昔の武蔵小杉駅は入口すぐの場所に階段があったのですが、現在はなくなっています。

2階コンコースには階段・エスカレータのほかエレベータも設置され、バリアフリー化がはかられています。

■武蔵小杉駅ホームから見た小杉ビルディング
武蔵小杉駅ホームから見た小杉ビルディング

こちらも先ほどと同時代、「昭和56年頃の武蔵小杉駅ホーム」です。

左側に見えるのは北口の小杉ビルディングで、当時は現在よりも南武線ホームが武蔵中原寄りにあったことがわかります。

この写真は、現在で言えば「炭火焼鳥たまい」の上あたりから撮影したものでしょう。

■現在の小杉ビルディング
現在の小杉ビルディング

そしてこちらは、先ほどの写真となるべくアングルを近くして撮影した小杉ビルディングの写真です。

ビルはリニューアルしていますが、「早苗歯科」の看板が同じ姿で残っていることがわかります。

武蔵小杉駅周辺の古いビルは再開発によってかなり建て替わりましたが、小杉ビルディングはまだまだ健在です。

■高架化工事中の南武線
高架化工事中の南武線

続いてこちらは、「昭和63年頃の南武線」です。

写真は武蔵小杉~武蔵中原間で、このときは南武線の高架化工事が行われていました。
地上を走る南武線の隣に、現在の高架線が見えます。

■高架化された現在の南武線
高架化された現在の南武線 

こちらが高架化された、現在の南武線です。
この区間の高架化工事は、1990年(平成2年)に完成しました。

さきほどの写真で南武線が走っていた場所は歩道になり、前方の武蔵小杉方面にはタワーマンションが立ち並ぶようになりました。

ここは大きく街の景観が変わったところですね。

■高架化前の武蔵中原駅ホーム
昭和63年頃の武蔵中原駅ホーム 

最後にご紹介するのは、「昭和63年頃の武蔵中原駅ホーム」です。
先ほどと同年で、高架化工事の途上にあったところでした。

手前が当時使われていた地上ホーム、奥が工事中の高架ホームです。
 
この写真を見ると、高架化によって武蔵中原駅は写真奥(武蔵小杉駅寄り)に移動したことがわかります。

■現在の武蔵中原駅ホーム
JR武蔵中原駅ホーム 

■現在の武蔵中原駅ホームから見える富士山
武蔵中原駅ホーム 

駅全体が武蔵小杉駅寄りに移動したことで、武蔵中原駅はホームの先端が中原街道の上にかかるようになりました。

これにより、2017/1/19エントリでご紹介した通り、ホームから富士山が綺麗に見えるようになったわけです。
これも南武線高架化による、ひとつの変化ですね。


南武線開業90周年イベントは、冒頭にご紹介した通りまだまだ展開されます。

また別途、ご紹介する機会があればと思います。

【関連リンク】
南武線 Facebookページ
2017/1/19エントリ JR武蔵中原駅ホームから望む、中原街道行く先の富士山
2017/3/1エントリ JR武蔵小杉駅のよんれつ連絡通路で「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」が本日開幕、一般公募の60作品を3月末まで展示

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2017年
03月11日

東日本大震災から6年の武蔵小杉

【Reporter:はつしも】

本日、2011年3月11日の東日本大震災の発生から6年が経過しました。

6年が経過しても、いまだに多くの方が避難生活を余儀なくされています。
また震災によってたいへん多くの方が命を落とされました。あらためてご冥福をお祈りいたします。

本エントリでは6年を迎えた武蔵小杉と、この1年間の東日本大震災に関連する街の取り組みを振り返ってみたいと思います。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のご挨拶
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のご挨拶

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店においては、「『東日本大震災から6年』を迎えるにあたって」と題したメッセージが掲示されていました。

■募金のお礼とご報告
募金のお礼とご報告

またメッセージと合わせて、イトーヨーカドー全180店舗による復興募金結果も掲示されていました。

イトーヨーカドーだけでなく、現在も募金活動を続けている企業や店舗、団体等は大小問わず存在します。

■「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」
洋服ポスト武蔵小杉 by nakool 

武蔵小杉における継続的な東日本大震災復興支援活動としては、「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」があります。

「洋服ポスト」は、不要になった洋服等を集め、海外で古着として販売し再利用をはかるとともに、集まった量に応じて寄付を行うというものです。

法政通り商店街の「nakool」における洋服ポストにおいては、復興支援を行う「南三陸スマイルアゲインプロジェクト」への寄付を行っています。

■売り上げの一部が寄付される川崎フロンターレ選手のタペストリー
選手の等身大タペストリー 

また同じく、継続的に東日本大震災復興支援に取り組んでいるのは、川崎フロンターレです。

こちらは市民ミュージアムで開催されていた「川崎フロンターレ展」のタペストリーです。

このタペストリーや写真などの売り上げの一部は、「Mind-1プロジェクト」を通じて東日本大震災復興支援のために寄付されました。

■川崎フロンターレ 公式twitter 本日の募金活動報告
https://twitter.com/frontale_staff/status/840536021259362304

また本日、川崎フロンターレ選手会は、本日武蔵溝ノ口駅前で街頭募金活動を行っていました。

この街頭募金活動は、現在も年間を通じて武蔵小杉駅でも実施されています。

■平成28年熊本地震の募金活動
「くまモン募金箱」  

東日本大震災の傷もまだ癒えぬ中、2016年4月14日には、「平成28年熊本地震」が発生しました。

それ以降、武蔵小杉周辺の各種イベント等において、東日本大震災復興支援の募金とあわせて、熊本地震復興支援の募金活動も実施されるケースが多くなりました。

■武蔵小杉駅周辺地域エリア防災計画
武蔵小杉駅周辺地域エリア防災計画

2016年4月には、川崎市が「武蔵小杉駅周辺地域 エリア防災計画」を策定し、ウェブサイト上において発表しました。

■川崎市報道発表資料 武蔵小杉駅周辺地域エリア防災計画を策定しました
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/nakahara/0000076373.html
■川崎市 帰宅困難者対策 武蔵小杉駅周辺地域エリア防災計画を策定しました
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000073433.html

本資料(PDF)】【概要版(PDF)

本計画では、人が集中する武蔵小杉駅周辺における震災時の滞留対策について焦点があてられています。

武蔵小杉駅周辺の滞留スペースを分析した結果、駅周辺における滞留可能キャパシティは3,600人と算定されていますが、本計画における分析においては屋外滞留者数を約5,800人と推定しています。

その結果、武蔵小杉駅周辺の滞留スペースのキャパシティである3,600人を大きく上回ることとなり、混乱が想定されると結論付けています。

本計画ではこの想定を前提として、適切な誘導を行うものとしています。

■防災情報を発信する「かわさきFM コスギスイッチON!」
コスギスイッチON! 放送開始のお知らせ

■コスギスイッチON! ウェブサイト
http://radioksg.com/

 また4月からは、かわさきFMにおいて武蔵小杉特化のラジオ番組「コスギスイッチON!」がスタートしました。

本番組では「今日の1分防災」というコーナーが設置され、毎週防災情報が発信されています。

災害発生時にはラジオが有効な情報取得手段とされていますので、いざというときに聴ける環境を整えておくと良いでしょう。



最後に、川崎市の災害関係の情報発信メディアをまとめておきます。

■川崎市による災害発生時の情報発信
▼市防災情報ポータルサイト
(PC)http://portal.kikikanri.city.kawasaki.jp/index.shtml
(携帯)http://portal.kikikanri.city.kawasaki.jp/m/
▼メールニュースかわさき
http://www.city.kawasaki.jp/shisei/category/50-8-0-0-0-0-0-0-0-0.html
▼屋外防災無線
 ※防災テレホンサービス(044-245-8870)でも確認可能
▼かわさきFM(79.1MHz)
http://www.kawasakifm.co.jp/
 ※サイマルラジオならスマートフォン・インターネットでも聴くことができます。
▼tvk(テレビ神奈川:3ch)データ放送
http://www.tvk-yokohama.com/
▼携帯電話緊急速報メール
 ※au、NTTドコモ、ソフトバンク
▼Twitterアカウント川崎市総務局危機管理室「@kawasaki_bousai」
https://twitter.com/kawasaki_bousai 

災害の被災地に心を寄せつつ、身の回りでの災害の備えをしておきたいと思います。


■東日本大震災発生当日の武蔵小杉
東日本大震災発生当日の武蔵小杉
 
【関連リンク】
コスギスイッチON! ウェブサイト
洋服ポスト武蔵小杉 by nakool ウェブサイト
2011/3/11エントリ 大地震により武蔵小杉で大規模な停電が発生
2011/3/12エントリ 東日本大震災翌日の武蔵小杉
2011/3/13エントリ 東日本大震災時の武蔵小杉
2011/3/14エントリ 東日本大震災に伴う中原区の輪番停電と、節電活動
2012/3/11エントリ 東日本大震災から1年の武蔵小杉 
2013/3/11エントリ 東日本大震災から2年の武蔵小杉
2014/3/11エントリ 東日本大震災から3年の武蔵小杉
2015/3/11エントリ 東日本大震災から4年の武蔵小杉
2016/3/11エントリ 東日本大震災から5年の武蔵小杉
2016/3/29エントリ 武蔵小杉特化の情報番組「コスギスイッチON!」が2016年4月7日(木)かわさきFMで放送開始
2016/4/14エントリ 川崎市が「武蔵小杉駅周辺エリア防災計画」を発表、大震災時の駅周辺混乱抑制・安全対策を推進
2017/1/22エントリ 法政通り商店街・本日の2大イベント:「西洋菓子フェリシア」最終営業日に長蛇の列/「洋服ポスト武蔵小杉 by nakool」に過去最高の400kg超の洋服が集まる

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2017年
03月10日

武蔵小杉新駅ロータリー前「セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉」の駐輪場がリニューアル、一般利用が可能な時間貸し駐輪場として本日供用開始

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉新駅前の「セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉」が改修を行い、駐輪場も本日よりリニューアルオープンしました。会員利用を第一としつつ、一般の方も利用できる一時利用の機械式駐輪場として本日より供用開始になりました。

■セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉
セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉

「セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉」は、武蔵小杉新駅ロータリーと綱島街道に挟まれた三角地帯(中丸子地区A地区)でかねてから営業をしていたスポーツクラブです。

先日より外壁等の改修工事が行われていまして、このたび工事が完了しました。
ご覧の通り外壁が塗りなおされて、綺麗になっています。

■リニューアルオープンした駐輪場(186台)
リニューアルオープンした駐輪場

リニューアルオープンした駐輪場

■バイク駐車場(6台)
バイク駐車場

リニューアルオープンした駐輪場は、武蔵小杉新駅ロータリーに面した歩道沿いに設置されています。
自転車186台、バイク6台の駐輪・駐車が可能です。

ここは従来クラブ会員専用の駐輪場でしたが、駅前の好立地でもあり、部外者の無断駐輪が多発をしていました。
同クラブでも朝に監視員を設置するなど対策を講じてきましたが、完全に取り締まることは難しかったようです。

■駐輪場の料金設定
駐輪場の料金設定

そしてこの駐輪場は、今回のリニューアルで、基本的には一般の利用を許容する駐輪場となりました。
利用料金については、上記写真に記載の通り告知されています。

ただ、セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉としては第一優先としては「会員の利用を想定した駐輪場」としての位置づけであり、今後会員が利用できなくなるような状況になれば、今後運用を見直す可能性もあるようです。

とりあえずはしばらくの間、利用状況をみるということになるかと思います。

■駐輪場の精算機
駐輪場の精算機

【関連リンク】
セントラルフィットネスクラブ武蔵小杉 ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:駐輪場
武蔵小杉ライフ:再開発情報:中丸子地区 A地区
2014/7/27エントリ 中丸子地区三角地帯の商業施設を増築しドコモショップ出店、旧セントラル駐車場は@Parkに一体化
2016/7/27エントリ セントラルフィットネスクラブ前の「タイムズ武蔵小杉第2」が閉鎖、跡地にゴールドクレストのマンション販売センターがオープンへ
2016/10/20エントリ 「ニッポンレンタカー武蔵小杉横須賀線口営業所」「トヨタレンタリース神奈川武蔵小杉駅前店」オープン、ニッポンレンタカーの建物は車両タイプの移動式

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2017年
03月08日

武蔵小杉の健康プロジェクト「+Care Project」が街の医療相談スポット「暮らしの保健室」開設を計画、立ち上げ支援金をクラウドファンディングで3月31日まで募集中

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉で健康に関する取り組みを進めてきた「+Care Project(プラスケアプロジェクト)」が、「暮らしの保健室」を川崎市内に開設することを計画しています。

同プロジェクトではそのための費用として、200万円をクラウドファンディングで集めるものとしていまして、2017年3月31日まで資金を募集しています。

■「暮らしの保健室」のイメージ
「暮らしの保健室」のイメージ

「+Care Project」は、これまでNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの事業として、健康に関連するさまざまな取り組みを行ってきました。

もちつき大会での健康相談など、そのうちのいくつかは本サイトでもご紹介させていただいておりますので、詳細は関連リンクをご参照ください。

■「+Care Project」の健康相談
健康相談

そして同プロジェクトは、今後さらに活動を発展させていくため、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントから独立し、2017年4月より「一般社団法人プラスケア」として法人化される見込みとなっています。

今回計画されている「暮らしの保健室」は、そのスタートアップとなるものです。

「暮らしの保健室」とは、川崎市内のコミュニティスペース等を活用し、そこに看護師や医師などの医療者が駐在することで、健康や病気に関する幅広い相談を気軽にできるようにする仕組みです。

その医療者は医療コーディネーターとしての役割も果たし、地域の医療機関の紹介や、社会的資源との橋渡しをするものとしています。

同プロジェクトでは、その立ち上げ費用を、このたびクラウドファンディング(一般にインターネット経由でプロジェクト賛同者から資金を集める仕組み)で集めることとし、下記の通り募集をスタートさせました。

■「暮らしの保健室」およびクラウドファンディングの概要
●開設の形態 看護師や医師などの医療者がコミュニティスペースを定期的に巡回する形で定期的開催
●サービス内容 ●健康や病気に関する、軽重を問わない幅広い相談
●地域の医療機関等の紹介
●看護師の病院などへの付き添い(精神的ケア、主治医とのコミュニケーションサポート、ご家族への診察内容報告)
●開設予定地 武蔵小杉、元住吉、武蔵中原、武蔵新城
●クラウドファンディング予定金額 200万円
●金額の使途

●インテリア用品・カフェ用品などの購入
●パンフレットやイベントチラシなどの印刷・広告費
●暮らしの保健室の場所代
●予定金額を越えた場合は、「暮らしの保健室」に従事するコミュニティナースの研修等育成

●募集期間 2017年3月31日(金)まで
●クラウドファンディングサイト https://camp-fire.jp/projects/view/23019
●運営主体 一般社団法人プラスケア
https://www.kosugipluscare.com/
●代表者 代表理事 西智弘氏(医師)

この「暮らしの保健室」で活動する「コミュニティナース」とは、病院等の医療施設ではなく、地域をフィールドに活動する看護師のことです。




病院の看護師よりももっと身近に、地域での人のつながりを重視する存在で、上記の図のようなイメージです。

「暮らしの保健室」においては、すでに常勤1名、非常勤2名のコミュニティナースの採用が内定しているということです。

コミュニティナースの育成費用も今後の活動には必要となり、クラウドファンディング金額が200万円を超過する場合は、研修費等に充当されることとなっています。

■クラウドファンディング資金提供者への謝礼
①3,000円: 心を込めてThanks Mail 
②6,000円 ①+「Muiの暮らしの保健室ブレンド」100g(送料・梱包料込)
③8,000円 ①+「Muiの暮らしの保健室ブレンド」200g(送料・梱包料込)
④10,000円 ①+「Muiの暮らしの保健室ブレンド」400g(送料・梱包料込)
⑤10,000円 ①+「暮らしの保健室」会員権
※会員となった方には、暮らしの保健室で行われるイベントの案内や、サービスの優待が受けられます。1年間有効。
⑥30,000円 がん専門医・西智弘との医療相談(60分)
※関東限定、日時要相談。内容によってはお答えできない場合もございます。また、診断や治療を行うことはできません。
⑦50,000円 Webサイト・パンフレット・会報誌などへの企業や団体名およびロゴの掲載(広告)
※1年間掲載します。
※宗教や特定の治療法を推奨するような個人や企業の方とはお付き合いできず、この引換券をご購入をいただいてもお引換できない場合があります。
⑧100,000円 がん専門医・西智弘による講演(60分)
※日時要相談。関東は交通費無料、それ以外の場合は交通費のご負担を別途お願いします。講演内容については相談に応じますが、専門や活動内容と離れている場合はご期待に添いかねる場合もございます(購入前に、お問い合わせいただけると幸いです)。
※1回の支援ごとにシステム利用料として¥216(税込)をご支援者様にお支払いただきます。

そして、今回のクラウドファンディングに協力をされた方には、「+Care Project」から上記の通り謝礼があります。

本プロジェクトには元住吉の珈琲店「Mui」が協力をしていまして、オリジナルブレンド「Muiの暮らしの保健室ブレンド」を提供しています。

■元住吉の「MUI」のコーヒー
「エチオピアイルガフェチェ」 

「Muiの暮らしの保健室ブレンド」は、「暮らしの保健室」においてドリンクとして提供される予定ですが、コーヒー豆としての提供は今回のクラウドファンディングの謝礼のみです。



また、「暮らしの保健室」について「なんとなく良さそうだけれども、資金の協力をするにはもう少し理解したい」という方もいらっしゃるのではないかと思います。

同プロジェクトでは、3月19日(日)にホテル精養軒において、「暮らしの保健室」のキックオフミーティングを開催します。

代表の西智弘さんによりプロジェクト内容の説明が行われますので、こちらを聞いてみるのも良いと思います。

■「暮らしの保健室」キックオフミーティングの開催概要
日時 2017年3月19日(日)13時~15時(12時30分受付開始)
会場 中原区小杉町3-10 ホテル精養軒【Web
料金 入場無料
参加資格 本プロジェクトに興味のある方(居住地域は問いません)
申込方法 ●メールまたはFAXでお申し込みください。
<メールの場合>
メール宛先:info@kosugipluscare.com
題名:3/19参加申し込み
必要事項:お名前、ご住所、お電話番号

<FAXの場合>
FAXの方は用紙をこちらからダウンロードいただき、必要事項をご記入のうえ、044-863-8443まで送信してください。
Web イベントページ
※詳細はこちらをご参照ください。



「+Care Project」では、「病気にならないまち・病気になっても安心して暮らせるまち」を追求して活動を続けてきました。

■「病気になっても安心して暮らせるまち」のアンケート
「病気になっても安心して暮らせるまち」のアンケート

「コスギフェスタ2015」では、「病気になっても安心して暮らせるまち」とはどのような街か、来場者へのアンケートを行った結果、下記のような結果が得られました。

「信頼できる医療機関・医師がある」
「住民同士がお互い支えあえる仕組みがある」
「健康問題などに関して気軽に相談できる場所がある」

このニーズに応えるべく、構想されたのがこのたびの「暮らしの保健室」です。

■プロジェクトリーダーの西智弘先生
プロジェクトリーダーの西智弘先生 

本サイトでは通常、クラウドファンディングのような資金集めをする内容をご紹介することはありません。

ご紹介するにあたっては、相当程度信頼性のある内容であることが大前提となります。

本プロジェクトの代表をつとめる西智弘さんについては、これまでにも川崎市立井田病院での「病院レストランの『からだにおいしい定食』」や、「+Care Project」での取り組みなど、継続的にご紹介してきました。

地域にとってよりよい医療の在り方をたいへん真摯に模索されている方で、本サイトとしても十分ご紹介できる内容と判断したものです。

もちろん、本エントリは純然たる情報提供であり、本サイトは同プロジェクトと関わりはございません。
内容につきましては、当然ではございますが各個人の皆様がご判断くださいませ。

※写真提供:+Care Project、武蔵小杉駅前通り商店街

【関連リンク】
(+Care Project関連)
+Care Project ウェブサイト
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント ウェブサイト
2014/10/16エントリ 10月25日(土)開催「コスギフェスタ2014」の「+Care Project」
2014/10/20エントリ 10月25日(土)開催「コスギフェスタ2014」に「KOSUGI CURRY」「SHIBA COFFEE」が共同出店、翌日より「+Care Project」の「Walk & Get」に参加
2014/11/10エントリ 「+Care Project」の女性向け健康レッスン「こすぎ美人教室」が11月21日・28日・12月12日に開催、参加申込受付中
2014/12/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:「+Care Project」が健康企画を展開
2015/5/15エントリ 中原区発祥のスポーツ「リングビー」と、4月11日(土)開催「親子で楽しむリングビー体験教室」
2015/6/14エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:家族の絆モニュメントに「+Care Project」ヤクルト君・チームパーキンソン参加
2015/12/13エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会開催レポート:雨天の法大相撲部もちつきと、「+Care Project」の肌湿度測定など
2016/1/7エントリ 「+Care Project」の健康企画「こすぎ発酵倶楽部」が1月17日「味噌作り体験」、2月13日「ぬか漬け&日本酒の会」を開催、参加申込受付中
2016/6/12エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会が本日開催、同商店街・「+Care Project」のカメラによる開催レポート

(西智弘さん関連)
西智弘さんブログ かわさきOncology&Palliative Care
西智弘さんTwitter @tonishi0610
2013/7/8エントリ 井田病院の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催レポート
2013/7/15エントリ 「idacafe」で「モトスミ がん哲学カフェ」が2013年7月20日(土)スタート
2014/6/7エントリ 井田病院レストラン「ポールライト」の「からだにおいしい定食」

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2017年
03月06日

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場が本日リニューアルし利用料金値下げ、2階の「JTB首都圏武蔵小杉イトーヨーカドー店」が3月28日(火)閉店

【Reporter:はつしも】

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場がリニューアルし、本日2017年3月6日より課金がスタートしました。
リニューアルにあたっては利用料金が改定され、「最初の2時間無料」を維持しつつ、そののちの従量課金が値下げされました。

また同店2階の「JTB首都圏 武蔵小杉イトーヨーカドー店」が3月28日(火)をもって閉店し、「グランツリー武蔵小杉店」に統合されることがわかりました。

 ■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場(南側)
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場 

■同じく東側
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場 

■同じく西側
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場 

■駐輪場の新料金体系
駐輪場の新料金体系 

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店は、旧みずほ銀行に面した北側以外の3方向に機械式の駐輪場が設置されています。

この駐輪場の機械設備の更新が先日から行われていまして、工事期間中は無料で開放されていましたが、本日より正式に供用開始されました。

供用開始にともなって、下記の通り料金体系が変更になっています。

■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店駐輪場の料金体系変更
利用種別 変更前 変更後
駐輪場上段 最初の2時間無料、その後3時間毎に150円 最初の2時間無料、その後4時間毎に100円
駐輪場下段 最初の2時間無料、その後1時間毎に200円 最初の2時間無料、その後2時間毎に200円
ミニバイク 最初の2時間無料、その後1時間毎に200円 変更なし

利用料金のうち、変更になったのは自転車利用です。
上段、下段とも「最初の2時間無料」は変わりませんが、その後の課金が安くなっています。

一番利用の多い「駐輪場下段」であれば、200円課金される時間が1時間から2時間になっていますから、課金ペースが半分になったことになります。

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場は、2時間経過後の料金が周辺の駐輪場に比べて高く、うっかり自転車を置いたままにしておくとたいへんな料金になってしまうことがありました。

まだグランツリー武蔵小杉などにくらべると高めではありますが、格差が緩和されたかたちです。

■リニューアルされた精算機
リニューアルされた精算機

■リニューアルされた駐輪設備
リニューアルされた駐輪設備

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の駐輪場は、上下2段式の駐輪設備のうち、下段については2時間以内であればそのまま精算なしで出庫することができたものの、上段は時間内でもロックされ、必ず精算処理が必要でした。

これは隣の自転車を引っかけての落下防止など、事故リスクを回避するためだったのかもしれませんが、利用する上では面倒ですので、上段の利用が少ない要因のひとつだったように思います。

それが今回のリニューアルに伴って、上段でも2時間以内であれば精算処理なしで引き出せるようになりました。

上段の駐輪設備を下げたときの位置がやや高すぎて、ある程度の身長や腕力がないと自転車を上げにくいというデメリットは否めませんが、この精算処理が不要になったのは、地味に大きい利便性向上ではないでしょうか。

今後の利用状況についても、見守ってまいりたいと思います。



■3月28日で閉店する「JTB首都圏 武蔵小杉イトーヨーカドー店」
3月28日で閉店する「JTB首都圏 武蔵小杉イトーヨーカドー店」

なお、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店では、2階の「JTB首都圏 武蔵小杉イトーヨーカドー店」が3月28日(火)をもって閉店することになりました。

今後は「JTB首都圏 グランツリー武蔵小杉店」が統合店舗として武蔵小杉地区を引き継ぐことになります。

■イトーヨーカドー店を統合する「JTB首都圏 グランツリー武蔵小杉店」
「JTB首都圏 グランツリー武蔵小杉店」

これは同じセブン&アイ系列の商業施設で重複店舗でしたから、その分イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の売り場を有効活用できれば良いと思います。

「中原ブックランド」「新星堂」「ハッピードア」の閉店や「ダイソー」「ヨシモトフラワーデリバリー」の出店など、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店も店舗構成がだいぶ変わってきましたね。

■「ダイソーイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」
ダイソーイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店

■かつての「新星堂武蔵小杉店」
新星堂武蔵小杉店

■かつての「中原ブックランドイトーヨーカドー店」
かつての「中原ブックランドイトーヨーカドー店」 

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:生活情報:駐輪場 イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店駐輪場
JTB首都圏 武蔵小杉イトーヨーカドー店 営業終了のお知らせ
JTB首都圏 グランツリー武蔵小杉店
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:スーパーマーケット イトーヨーカドー武蔵小杉店
2014/11/15エントリ 「グランツリー武蔵小杉」11月21日(金)13時プレオープンを控え、イトーヨーカドー武蔵小杉店リニューアルオープン
2015/9/29エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アンジェリークニューヨーク」、ヨーカドー共通だったBGMなどを改善しつつ営業中
2016/5/26エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「アズーロ・ネロ」常設店5月25日オープン、リカザイ新本社の「セブンイレブン武蔵小杉駅新南口店」本日26日オープン
2016/9/25エントリ 「新星堂武蔵小杉店」が9月30日(金)閉店・「miwaコーナー」終了、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店開業以来33年の歴史に幕
2016/10/1エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の「新星堂武蔵小杉店」閉店最終日に「miwa」さんがサプライズ来店、ダイソー新店舗は文具・おもちゃ売り場移転跡地に出店へ
2016/10/28エントリ 「ダイソーイトーヨーカドー武蔵小杉駅前店」本日オープン、220坪で旧店舗の9割以上の売場面積を確保/新星堂に続き中原ブックランドイトーヨーカドー店閉店
2017/2/18エントリ イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店にフラワーショップ「ヨシモトフラワーデリバリー」が3月上旬オープン決定、1月末閉店「ハッピードア」跡地を活用

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2017年
03月02日

法政二中・高制服や「劇団四季」の衣装を仕立てる、老舗オーダースーツ専門店。武蔵小杉の「仕立館」

【Reporter:たちばな】

オーダースーツ専門店とカフェの珍しいコラボレーションである「仕立館」と「クチュールベイク(COUTURE BAKE)」の複合店について、2017/2/4エントリにおいてご紹介しました。

同エントリでは「前編」として「クチュールベイク」を中心にご紹介しましたが、今回は「後編」として、「仕立館」をご紹介したいと思います。

■2015年4月に移転した「仕立館」「クチュールベイク」の店舗
2016年4月に移転した「仕立館」「クチュールベイク」の店舗

「仕立館」は、1933年に創業し、今年84周年を迎える老舗のオーダースーツ専門店です。
以前は府中街道沿いで営業をしていましたが、2015年4月に小杉町3丁目・サライ通り商店街の入り口近くに移転をしました。

■「仕立館」の店内
「仕立館」の店内

「仕立館」はこれまでに、なんと1964年の東京オリンピック選手団などのブレザーを仕立てたということです。
また現在では「劇団四季」の舞台衣装も制作しており、「メイド・イン・武蔵小杉」の衣装が、たいへんメジャーな舞台に供給されてきたわけです。

いずれもハイレベルなクオリティが求められるフィールドであり、「仕立館」の技術に対する信頼性が高いことがわかります。

■「仕立館」の手による法政二中・高の制服
「仕立館」の手による法政二中・高の制服

また同店は、武蔵小杉においては法政大学第二中学校・高等学校の制服も制作しています。
同校の特約店として、ネクタイ、ボタン等の各種アイテムも取り扱っています。

■男子の制服
男子の制服

男子の制服

■女子の制服
女子の制服

女子の制服

「仕立館」のウェブサイトには旧法政二中・高の男性制服が掲載されていますが、同校は2016年4月から男女共学になりました。
店内には、新しい法政二中・高の男女制服が展示されています。

これは中学・高校によって、ネクタイ・リボンの柄などが少し異なるということです。

■ボタンの「H」の校章
ボタンの「H」の校章

制服のボタンには、法政の「H」の文字がありました。
これは同校の校章です。

来年入学をされる生徒も、制服の採寸や仕立の時期ではないかと思います。
また4月からは、真新しい制服の生徒たちが武蔵小杉の街を歩くことでしょう。

■「仕立館」のプライスリスト
CUSTOM HONOR PRESTIGE BESPOKE
シングルスーツ 28,000 43,000 73,000 175,000
ジャケット 22,000 34,000 52,000 125,000
ベスト 13,000 17,000 26,000 65,000
スラックス 14,000 19,000 30,000 70,000
タキシード 70,000 105,000 245,000
※上記は2017年2月1日現在、同店のウェブサイトに掲載されている金額です。今後変更される可能性があります。
※生地代込み(税抜)のお値段です。また、この金額がすべてではありません。


なお、ご参考までに、「仕立館」におけるオーダーの基本料金を上記に掲載しておきます。
仕立のグレードは4段階ありまして、シングルスーツは28,000~が基本料金となります。

各種オプション等により、上記が仕立金額の全てではありませんので、ご留意くださいね。

既製品では体型がうまくフィットしない方やスーツをより良く着こなしたい方など、「クチュールベイク」でほっと休憩しつつ、相談してみるとよいと思います。

■「仕立館」(左)と「クチュールベイク」(右)
「仕立館」(左)と「クチュールベイク」(右)

■「仕立館」の店舗情報
●営業時間:10:00~19:00
●定休日:水曜日、年末年始
●所在地:中原区小杉町3-4-3 メゾンプレール武蔵小杉1F
●Web:
http://www.shitatekan.com/

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:タウンガイド:カフェ クチュールベイク
2015/9/14エントリ 武蔵小杉にアニメショップ登場。「仕立館」跡地にトレーディングカード専門店「カードラボ」が2015年10月出店
2017/2/4エントリ オリジナルメッセージをのせた「クチュールクッキー」が名物。オーダースーツの老舗「仕立館」併設カフェ「クチュールベイク」

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2017年
03月01日

JR武蔵小杉駅のよんれつ連絡通路で「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」が本日開幕、一般公募の60作品を3月末まで展示

【Reporter:はつしも】

JR武蔵小杉駅連絡通路の32連ポスターラックにおいて、「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」の展示を本日よりスタートしました。

■JR武蔵小杉駅の連絡通路
JR武蔵小杉駅の連絡通路

「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」は、2017年2月12日まで一般公募にて作品の募集が行われ、本サイトでもご紹介しておりました。

応募はどなたでも可能で、先着60名の方の作品展示がこのたびスタートしています。

■「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」のスタート
「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」

本絵画展は、32連ポスターラックの最初と最後の1枚ずつを絵画展のご案内に使い、残りの30枚に、それぞれ1枚につき2作品を展示しています。

■展示された作品
展示された作品

応募資格は年齢・性別等一切不問でしたが、応募された作品を見ると、やはりお子さんの手によるものがたくさんありました。

みなさんそれぞれに、90年後の武蔵小杉駅の姿を描いています。

■「川崎フロンターレ22回目優勝!」
「川崎フロンターレ22回目優勝!」

作品の中には、「川崎フロンターレ22回目優勝!」を描いたものもありました。
この夢の実現のためには、まずは初タイトルの獲得が必要ですね。

東京読売ジャイアンツの黄金時代に達成された9連覇を越える、そんな日がいつか来るでしょうか。

■一定年齢以上の方の作品
一定年齢以上の方の作品

一定年齢以上の方の作品

作品には年齢が書いてあるわけではないのですが、一定年齢以上の方が描いたと思われる作品もあります。

自由な発想の作品がたくさんがありますので、現地でどうぞご覧ください。


なお、作品を応募された方には特別入場券がプレゼントされ、期間中は無料で入場(電車には乗車できません)ができるようになっています。

この作品展は、本日3月1日から3月31日まで開催される予定です。

その後はまた、先般登場した「武蔵小杉駅オリジナルかるた」か、また別の作品が32連ポスターラックに登場するものと思います。

■「武蔵小杉駅オリジナルかるた」
「武蔵小杉駅オリジナルかるた」 

■「好きな駅武蔵小杉といわれたい」
「好きな駅武蔵小杉といわれたい」 

【関連リンク】
2012/8/22エントリ 「武蔵小杉駅からのお願いです。」
2012/8/29エントリ 2012年9月6日発売「武蔵小杉Walker」にJR武蔵小杉駅の「よんれつ」掲載決定
2012/9/5エントリ 9月6日(木)発売「武蔵小杉Walker」前日早読みレポート、「よんれつ」無事掲載
2012/10/2エントリ JR武蔵小杉駅のみどりの窓口に、動く「よんれつ」が再登場
2012/11/28エントリ 武蔵小杉駅から「よんれつ」で、「ふるさと」へ帰ろう
2012/12/11エントリ JR武蔵小杉駅の「よんれつ」新作、「ふるさと」が大幅拡張
2013/4/22エントリ JR武蔵小杉駅に「よんれつ」後継「SS君」投入、湘南新宿ラインの魅力をご紹介
2013/9/26エントリ JR武蔵小杉駅が連絡通路で「秋田デスティネーションキャンペーン」を展開
2013/11/15エントリ JR武蔵小杉駅のカタツムリ君が、時速4kmのゆっくり歩行を呼びかけ中
2013/12/15エントリ JR湘南新宿ライン「速いぞ!」に対抗、東急東横線「速い、だけじゃない。」
2014/3/4エントリ JR武蔵小杉駅が新キャラクター「Suica君」を投入、定期券の早期購入を呼びかけ中
2014/3/10エントリ JR武蔵小杉駅が新キャラクター「Suica君」を連絡通路に全面投入、定期券の早期購入をさらに呼びかけ中
2014/6/14エントリ JR武蔵小杉駅連絡通路に山形ディスティネーションキャンペーン「きてけろくん」が登場
2014/8/6エントリ JR南武線新型車両「E233系」が2014年10月導入、新型車両で叶える「あなたの夢」募集中
2014/9/17エントリ JR武蔵小杉駅の「カタツムリ君」が南浦和駅に進出、連絡通路でゆとり歩行を呼びかけ中
2014/10/4エントリ JR南武線新型車両「E233系」本日投入、武蔵小杉駅等で記念商品販売と「懐かしの写真展」がスタート
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2015/4/19エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で「ふくしまデスティネーションキャンペーン」展開、福島の歴史・自然・温泉・遊びをお勧め中
2015/4/23エントリ JR武蔵小杉駅が「ふくしまデスティネーションキャンペーン企画 列車クイズ」を開催、全問正解者に横浜支社特製クリアファイルをプレゼント
2015/6/24エントリ ふたたび、「武蔵小杉駅からのお願いです。」よんれつ通路で「スマホ君」がスマホ歩き禁止を呼びかけ中
2015/9/10エントリ JR武蔵小杉駅が「よんれつ」など連絡通路の歴代キャラクターを紹介、「スマホ君」の正式名称「ロボ君」を発表
2015/10/27エントリ JR武蔵小杉駅の新型自動改札機に連絡通路のキャラクター「モグラ君」が登場
2016/4/20エントリ JR武蔵小杉駅連絡通路のオリジナルキャラクター「ロボ君」「カタツムリ君」「モグラ君」がびゅうプラザ前に登場、おトクなきっぷをご案内
2017/1/14エントリ JR武蔵小杉駅が名所「よんれつ連絡通路」で「90年後の武蔵小杉駅ポスター絵画展」(一般公募)3月開催を決定、2月12日(日)まで「あなたの思い描く絵」を大募集
2017/2/13エントリ JR武蔵小杉駅の「よんれつ連絡通路」に「武蔵小杉駅オリジナルかるた」15種が登場、「笑顔あふれる武蔵小杉駅」のメッセージを発信中

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2017年
02月22日

武蔵小杉東急スクエア「はらドーナッツ」で、宮前区・小泉農園コラボ商品「わがままいちご」ドーナツを期間限定販売中/いちご狩りウェブ予約がスタート

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉東急スクエアの「はらドーナッツ」において、川崎市宮前区の「小泉農園」とのコラボドーナッツ「スパイシーなわがままいちご」「ミルキーなわがままいちご」が販売されています。

今回はこのコラボドーナッツを、ご紹介いたしましょう。

■小泉農園の「わがままいちご」
色つやのきわめて良い「わがままいちご」

「小泉農園」は、宮前区で200年以上前から続く農園です。

トマトやレタスなどの販売と並行して小泉農園がブランド化しているのが「わがままいちご」です。
いちごが求める気温や水分補給、快適さなどさまざまな「わがまま」に応えて低農薬栽培することで、絶品のいちごが出来上がっています。

「わがままいちご」の出荷は12月中旬から3月中旬、いちご狩りは3月上旬から5月中旬まで行われていまして、いちご狩りレポートを2016/3/2エントリでお伝えしておりました。

■フードショースライス2階の「はらドーナッツ」
フードショースライス2階の「はらドーナッツ」 

はらドーナッツ武蔵小杉東急フードショースライス店 

一方、2016年2月17日にオープンし、先日ちょうど1周年を迎えたばかりなのが、武蔵小杉東急スクエアの「はらドーナッツ」です。

フードショースライスの2階に出店し、豆乳とおからをたっぷり使った素朴な味わいが人気を博しています。

■コラボードーナッツ「スパイシーなわがままいちご」と「ミルキーなわがままいちご」
コラボドーナッツ「スパイシーなわがままいちご」「ミルキーなわがままいちご」

そして両者のコラボレーションにより完成したのが、こちらの「スパイシーなわがままいちご」「ミルキーなわがままいちご」です。

いずれもドーナッツの上に、小泉農園の「わがままいちご」の果肉がスライスされて載っています。

■「スパイシーなわがままいちご」
スパイシーなわがままいちご

「スパイシーなわがままいちご」は、大人向けです。

手作りの砂糖漬け生姜を生地に練りこんでいるほか、ドーナッツの上には「わがままいちご」とともに刻んだ生姜をアクセントに載せています。

■「ミルキーなわがままいちご」
ミルキーなわがままいちご

そして「ミルキーなわがままいちご」は、お子さんが喜ぶスイートな一品です。

いずれも「わがままいちご」の果肉をしっかり楽しむことができまして、「ちょっといちご風味」というレベルのコラボレーションではありません。

もちろん「わがままいちご」はいちご狩りで採れたてをいただくのが最高においしいのですが、小泉農園ならではの仕上がりにはなっていたと思います。

これらのコラボドーナッツは期間限定ですので、食べたい方はお早めにどうぞ。



■小泉農園ビニールハウス内の「わがままいちご」
ビニールハウス内の「わがままいちご」

■小泉農園 いちご狩りの予約
http://nouka.tv/koizumi

なお、「小泉農園」の今年のいちご狩りは、3月1日以降のインターネット予約が2月20日よりスタートしています。

2月中は電話にて当日予約のみとなっておりますので、こちらも希望される方は上記ウェブサイトをご確認くださいね。

【関連リンク】 
はらドーナッツ 武蔵小杉東急フードショースライス店
2016/1/24エントリ 第3回「新丸子の路地裏マルシェ」開催レポート:川崎野菜「キクイモ」料理と、1月27日「武蔵小杉駅マルシェ」にも登場予定「小泉農園のわがままいちご」
2016/3/2エントリ 採れたてが絶品!武蔵小杉のマルシェにも登場「小泉農園のわがままいちご」のいちご狩りレポート
2016/2/18エントリ 武蔵小杉東急スクエア・フードショースライスに「はらドーナッツ」「中華惣菜上海灘」「天領庵」が同時オープン

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2017年
02月21日

中原区役所が多様性のまちづくり講座「武蔵小杉のまちの未来図を描こう」を4回シリーズで開催、先着25名で参加申込受付中

【Reporter:はつしも】

中原区役所が、多様性のまちづくり講座「武蔵小杉のまちの未来図を描こう」を、2017年3月2日から3月30日にかけて開催します。

講座は4回シリーズで、 株式会社計画技術研究所 代表取締役・川崎市地区まちづくり審議会委員の佐谷和江氏、NPO法人ピープルデザイン研究所ディレクターの田中真宏氏、川崎市まちづくり局の小杉駅周辺整備担当者が各回ごとに登壇します。

多様性のある街でお互いに協調し、共生していくにはどのようにしたら良いのか、武蔵小杉のまちを題材としてこれからのまちづくりのあり方を考えていく内容になっています。

■男女平等推進学習「武蔵小杉のまちの未来図を描こう」
男女平等推進学習「武蔵小杉のまちの未来図を描こう」
■「武蔵小杉のまちの未来図を描こう」の開催概要
日時 ●第1回 2017年3月2日(木)14:00~16:30
●第2回 2017年3月16日(木)14:00~16:30
●第3回 2017年3月23日(木)14:00~16:30
●第4回 2017年3月30日(木)14:00~16:30
対象 関心のある方 25人
参加費 無料
会場 中原市民館会議室 ほか
申込サイト 中原区 「武蔵小杉のまちの未来図を描こう」受講者募集
※先着順

■各回のプログラム
第1回
3月2日(木)14:00~16:30
<まちづくりの手法を学ぼう>
●内容:「まちづくり」とは、どのような視点や手法で行われているかを学びます
●講師:株式会社計画技術研究所 代表取締役 川崎市地区まちづくり審議会委員 佐谷和江氏
第2回
3月16日(木)14:00~16:30
<ダイバーシティのまちづくりを理解する>
●内容:川崎市が推進している「ダイバーシティのまちづくり」について、その内容を理解します
●講師:NPO法人ピープルデザイン研究所 ディレクター 田中真宏氏
第3回
3月23日(木)14:00~16:30
<武蔵小杉の街を実際に観察してみる>
●内容:「多様性」をテーマとして、武蔵小杉のまちを調査します
●講師:川崎市まちづくり局拠点整備推進室 小杉駅周辺整備担当職員
第4回
3月30日(木)14:00~16:30
<これからのまちの未来図を描こう>
●内容:武蔵小杉のまちの将来像を話し合い、これからのまちづくりのあり方を考えます
●講師:株式会社計画技術研究所 代表取締役 川崎市地区まちづくり審議会委員 佐谷和江氏

4回の講座の構成は、上記の通りです。

単純に各講師の講演を聞くだけではなく、参加者が考えを共有したり、武蔵小杉の街を観察してみるなど、参加型のワークショップになっています。

大きなテーマは、「多様性=ダイバーシティ」です。
武蔵小杉のまちでの多様性を考え、さまざまな立場の方が共生していけるまちづくりを考えていきます。

川崎市は、昨年都市のブランドメッセージを策定しました。
「多様性」を「可能性」と捉え、「Colors,Future! いろいろって、未来。」をメインメッセージとして新たなロゴビジュアルを展開しています。

■川崎市ウェブサイト 川崎市は都市のブランドメッセージを策定しました
http://www.city.kawasaki.jp/170/page/0000078324.html

■ブランドメッセージ「Colors,Future! いろいろって、未来。」
ブランドメッセージ「Colors,Future! いろいろって、未来。」

■ブランドメッセージ Youtube動画


新たなロゴマークは、「光の三原色」によって川崎市の「川」の字を表現しています。

光の三原色は、組み合わせによってさまざまな色を作り出すことができます。
「市民一人ひとりの思いが多彩な「色」となり、川崎の新しい未来への可能性を広げていく」
この三原色には、そんな意味合いも込められているそうです。

■NPO法人ピープルデザイン研究所の代表理事・須藤シンジさん
NPO法人ピープルデザイン研究所の代表理事・須藤シンジさん

さて、ブランドメッセージはあくまでもメッセージですので、多様性を大切にする現実の取り組みが大切です。

川崎市では、「第2回」の講師をつとめるNPO法人ピープルデザイン研究所と提携を行い、多様な人々が混ざり合い、賑わいのあるダイバーシティ(多様性)のまちづくりを目指した取り組みを推進しています。

■「ピープルデザインプロジェクト」によるコミュニケーションチャーム
「ピープルデザインプロジェクト」によるコミュニケーションチャーム

本サイトでは、NPO法人ピープルデザイン研究所による「ピープルデザインプロジェクト」の取り組みとして、「コミュニケーションチャーム」などをご紹介してきました。

これはピープルデザイン研究所が渋谷区福祉作業所と協力して作成したもので、街中で、「困っていたら私に声をかけてください!」、「私、何でもお手伝いします!」、「ハンディがある方をサポートをします!」という意思を表明してくれた方に、そのサインとして身に付けてもらうものです。
外国人の方など、言葉が通じなくても指差しで対話できるように、困った時に良く使われる6つのアイコンをデザイン化しています。

今回の講座のタイトルには「男女平等推進学習」とありますが、多様性とはそれこそ多様なもので、男女には限りません。
性別、人種、年齢、障害の有無など、まちづくりの上では様々な視点が必要かと思います。

■武蔵小杉のまち
武蔵小杉のまち 

全4回の講座は、先着25名が定員です。

申込フォームは全4回を一括申込する形になっていまして、参加する回を選択はできません。
事務局に確認したところ、できれば全4回参加いただきたいものの、一部参加できない回があったとしてもOKということでした。

普段とは角度を変えて武蔵小杉の街を俯瞰してみるのも、良い機会ではないかと思います。
一部でもご関心がおありでしたら、参加してみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 川崎市は都市のブランドメッセージを策定しました
NPO法人ピープルデザイン研究所
2014/8/2エントリ 読書会「こすぎナイトキャンパス」第50回開催、川崎市と包括協定のピープルデザイン研究所・須藤シンジさんが参加
2014/10/19エントリ 絵本を通して、ともに考える。「親と子の絵本で知る障がいと病気」開催レポート
2016/8/5エントリ 川崎市が都市ブランドメッセージ「Colors,Future! いろいろって、未来。」を制定、光の3原色の新ロゴマークを展開中

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