武蔵小杉駅北口バス停の屋根が修復完了
2009年10月8日の台風18号によって飛ばされた武蔵小杉駅北口
ロータリーのバス停の屋根について、2009/12/12エントリでは消失
した2箇所のうち片方が修復されていたことをお伝えしました。
その後もう片方については引き続いて工事が行われること無く越年
となっていたのですが、先日無事修復が完了していました。
■武蔵小杉駅北口ロータリーのバス停
上記のうち、写真左寄りに並んでいるのが修復された屋根ですが、
それぞれの屋根を近くで見てみましょう。
■修復された屋根(東側)
まずは先に修復されていた東側の屋根から。上部を覆う円形のパ
ーツが新しい部品になってみると、元々はこんなに綺麗だったのか
と驚かされます。屋根の下から見上げると、シースルーで武蔵小杉
タワープレイスの姿が視界に入ります。
こちらについては、昨年12月に修復が完了していました。
■修復された屋根(西側)
そして、新たに修復された西側の屋根を確認してみると、おや、こち
らはひとつのパーツのみが新品になっていて、それ以外は古いパー
ツを再度取り付けているようです。古い部分は全く透過せず、空が
見えませんね。
これら2箇所のバス停の屋根は完全に吹き飛んでいましたが、飛ば
されたパーツは全壊したわけではなく、再度取り付けが可能なもの
もあったようです。修復工事のタイミングがずれたのは、このあたりの
事情が関連しているのかもしれません。
新しいパーツを見てしまうと、全交換した方が綺麗だなと思ってしま
いますが、使えるものを廃棄してしまうのは勿体無いですから、これ
でよかったのだと思います。
もちろん、目に見えないところで耐久性が低下したりしていないと
いう担保があることが前提ですが・・・。
■JR武蔵小杉駅から見たロータリー
この駅前ロータリーのバス停では、10月から約3ヶ月の間、雨天時
には骨組みだけの屋根の下で傘を差す光景が見られましたが、無事
バス待ち中に雨宿りできるようになりました。
西側のバス停は汚れが無い分、真夏に日陰にならないという思わぬ
デメリット(UVカットはあるのでしょうが)もあるのかもしれませんが、
毎日利用されている方にはずっと待っていた修復だったのではない
かと思います。
【関連リンク】
2009/10/9エントリ 武蔵小杉駅北口バス停の屋根が、台風18号で
飛ばされ消失
2009/12/12エントリ 武蔵小杉駅北口ロータリーのバス停の屋根
修復工事