府中街道拡幅区間の一部歩道整備
市ノ坪交差点付近の府中街道拡幅区間において、一部先行して
歩道の整備が行われました。
■府中街道拡幅区間(旧鉄骨廃墟付近)
ここは市ノ坪交差点から程近く、東京応化工業に隣接して鉄骨の
廃墟がかつてはあった部分です。廃墟は写真左手前のガードレール
で囲われた部分にありましたが、2010/2/27エントリで取り上げた通り、
すでに取り壊しが行われて消滅しています。
■従来の同区間(旧鉄骨廃墟付近)
上記は同じ区間の以前の写真(廃墟健在時)ですが、こちらと見比
べてみると、歩道が約4倍の広さになっているのがわかりますね。
この写真の区間は、まだ以前の歩道と新しく舗装された部分がつぎ
はぎのようになっているのですが、ここからもう少し進むと、きちんと
整備された区間が見えてきます。
■整備された歩道と植栽
こちらの東京応化工業前では、歩道に植栽も整備され、歩道として
は完成した状態です。従来の歩道は、丁度上記写真の植栽部分
くらいしかありませんでしたから、だいぶ通行しやすくなりました。
武蔵小杉近辺の府中街道というと狭隘なイメージしかないもので、
こうして見ると違和感すらありますね。
■反対側の歩道
東京応化工業の反対側、信号器材株式会社前においても、同様に
植栽付きの歩道が整備されています。「市ノ坪中町」バス停のために、
バスの停車スペース分だけ部分的に車道が拡幅され、停車中に
一般車両の追い抜きができるようになっています。
現状の進捗はこのくらいなのですが、植栽まで設置しているという
ことは、府中街道拡幅は基本的にこのかたちで確定となるものと
思います。
車道と歩道の境界は、バス停部分以外は従来から変わっていま
せんで、これまでのところ、大部分は狭隘な歩道部分の拡幅が
行われているものです。
ただ、府中街道については、車道の改良も期待されるところですね。
少なくとも交通量の多い市ノ坪交差点については、車道も拡幅して
右折レーンの設置などが行われるのではないでしょうか?
2011年度(2012年3月まで)の市ノ坪工区完成まであと約2年あり
ますが、車道部分の整備や都市計画道路 武蔵小杉駅南口線との
交差点の処理など、いくつかキーとなるポイントが残されています。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 府中街道
2007/10/13エントリ 府中街道の歩道
2008/3/11エントリ 府中街道拡幅
2009/2/10エントリ 都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の南端完成
2009/5/27エントリ 都市計画道路 武蔵小杉駅南口線全線開通
2009/7/13エントリ 府中街道拡幅・廃墟のゆくえ
2009/9/9エントリ 府中街道拡幅進捗と武蔵小杉駅南口線のT字路
2009/10/13エントリ 府中街道拡幅用地の更地化
2009/11/6エントリ 府中街道拡幅用地の電話ボックスが消滅
2010/1/5エントリ 横須賀線武蔵小杉駅周辺の信号設置
2010/2/8エントリ 府中街道・武蔵小杉駅南口線の拡幅用地一部舗装
2010/2/27エントリ 府中街道の廃墟取り壊しと拡幅工事進捗