武蔵小杉で読書会を。「こすぎナイトキャンパス」
2012年1月16日(月)に、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
主催による読書会「こすぎナイトキャンパス」が開催されました。
これは、同法人の有志によって昨年よりトライアルを重ねてきた
もので、今回が正規には初開催となりました。
■NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 「こすぎナイトキャン
パス」のご案内
http://musashikosugi.or.jp/sub-a20120116
kosugi-night-campus.html
■「こすぎナイトキャンパス」Twitterアカウント
http://twitter.com/ksgnightcampus
「こすぎナイトキャンパス」のメインターゲットは、武蔵小杉で生活
する知的好奇心旺盛な社会人とされており、開催は当面隔週月曜
日の夜19:00~21:00となっています。
本を読むのが好きな私としては以前から「読書会」なるものに一度
参加してみたいと思っておりまして、今回は個人的な関心もあって
いちメンバーとして参加してみました。
参加者は6名で、再開発地区以外の方が過半数を占めていました。
顔ぶれもサラリーマン、大学院生、地元の老舗商店主の方と、
年齢も幅広くバラエティーに富んだメンバーになっていました。
■「こすぎナイトキャンパス」第1回の課題図書とアジェンダ
第1回の課題図書は、日垣隆氏の「つながる読書術」でした。
読書をより実りあるものにするための方法をレクチャーする本で、
最終的には著者自身も実践している「読書会」の効能を説くものと
なっています。
この「つながる読書術」にも読書会を続けるメソッドとして書いて
あるのですが、「こすぎナイトキャンパス」は、課題図書を読んで
こなければ参加できない読書会ではありません。
全員読んでこないとさすがに成立しませんが、ハードルをなるべく
高くしないことが継続のコツということで、仮に読んでこなくても
参加が可能です。
(会話はいろいろ広がりますので、確かにそれでも楽しめるよう
です)
■日垣隆氏の著書
読書会の流れは、共感した場所や違和感を感じた場所について、
各自意見を述べながら会話を広げていくという形式です。
私は読書会そのものに初参加ですのでよくわかりませんが、
おそらくはごく一般的な流れなのではないでしょうか。
同じ本を読んでもさまざまなものの見方がありますし、非常に
面白かった!というのが率直な感想です。
■メガネのオーサカつれづれブログ むさしこすぎナイトキャンパス
http://megane-osaka.blogspot.com/#!/2012/
01/blog-post_19.html
第1回には、私が以前からTwitterなどでお世話になっている、
メガネのオーサカさんも参加されていました。
お店のブログで、今回のレポートを書かれています。
その中にもある通り、
「そんなに堅苦しくもなく、かといってダラダラするわけでもなく」
という感触は私も同感でして、皆さんほどよくリラックスして楽し
んでいらっしゃったな、と思います。
■会場のリエトプラザ(リエトコート武蔵小杉公開空地内)
■リエトプラザのフリースペース
そして、今回実感したのは、場所の大切さです。
読書会など、何か趣味の集まりを企画されるのに、皆さん場所で
お困りになるのではないでしょうか。
「こすぎナイトキャンパス」はNPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント
の事務所が入っているリエトプラザのフリースペースを借りて開催
されています。
こういったフリースペースは、借りようとしてもなかなか無いものです。
テーブルも十分なスペースがありましたので、落ち着いて読書会を
行うことができました。
■藍屋にて一杯
読書会はきっちり2時間で終了しまして、そのまま近くの藍屋に
流れました。この近くは、ほかにあまり飲食店がありませんので、
イベント終了後の定番になっています。
今回初めて会った方もいらっしゃいましたし、読書会に関係ある
こともないことも、いろいろお話してネットワークを広げるのも
楽しみの一つではないかと思います。
※ ※ ※
さて、エントリ冒頭にご紹介したNPO法人のウェブページにもある
ように、「こすぎナイトキャンパス」次回以降の日程は以下の通りに
なっています。
■「こすぎナイトキャンパス」スケジュール(各回19時~21時)
1月30日(月) 山崎亮『コミュニティデザイン』
2月13日(月) グリーンズ『ソーシャルデザイン』
2月27日(月) ジェフ・ジャービス『パブリック』
3月12日(月) ジェームズ・アレン『「原因」と「結果」の法則』
3月26日(月) プラトン『法律』
NPO法人のウェブページには課題図書がそれぞれ書いてありま
すが、2月13日開催分は第1回の参加者からの推薦図書に変更
されています。
それ以降についても、参加者の方からリクエストがあれば柔軟に
検討されると思いますので、確定したものではないとお考えくだ
さい。
課題図書などの最新情報は、前掲のTwitterアカウントで告知され
ると思います。
「こすぎナイトキャンパス」はどなたでも参加できますので、
ちょっと読書会やってみたい、という方はTwitterアカウントに
リプライいただくか、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントまで
ご連絡ください。
(飛び入り参加でもかまわないそうです)
■リエトプラザのマップ
【関連リンク】
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント 公式ウェブサイト
2008/6/8 中丸子の藍屋で、子どもとランチ