関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催
本日、関東労災病院において「病院見学会」が開催されました。
屋上ヘリポートやMRIの見学などを行うツアーのほか、各種の
健康チェックや体験コーナーが設けされ、多くの見学者が
集まりました。
■関東労災病院
関東労災病院は、もちろん本日も通常通り開院しています。
その中で、病院を解放した見学会が開催されていました。
入口には、見学会のご案内の方が多数配置され、受付などを
行っていました。
私が最初に参加したのは、30分の見学ツアーです。
■見学ツアー 屋上ヘリポートから見た武蔵小杉方面
見学ツアーでは、まず最初に屋上ヘリポートにのぼりました。
ここでは、関東労災病院から360度の眺望を楽しむことができます。
富士山こそ見えませんでしたが、今日は天気も良く爽やかな
風景を見ることができました。
■関東労災病院からの武蔵小杉方面のパノラマ(プレビュー)
<パノラマ画像(ガイドあり)>
<パノラマ画像(ガイドなし)>
※クリックで別ウインドウが開きます。
また、今回は久しぶりにパノラマ画像も作成しましたので、上記の
「ガイドあり」「ガイドなし」の2種をお楽しみください。
■手作りの説明ボード
ヘリポートに続いて、ツアーは手術室の見学に向かいます。
手術室に入る前に、スタッフの方が手作りのボードで事前説明を
してくださいました。
■手術台に寝てみる
手術室では、実際に手術台に寝てみることができました。
手術台は低反発のクッションで、患者さんになるべく負担がない
ようになっています。
「磁場発生中」
ツアーでは最後に、MRIの見学を行いました。
MRIではたいへん強力な磁力を使っているため、金属類を持ち込む
ことができません。
そのためMRIを撮影してお見せすることはできなかったのですが、
見学では金属を使った実験が行われました。
安全な加工をした金属をMRIに近づけると、金属が磁力に引っ張ら
れて、空中を飛んでいくほどの力が働いていることがわかり、
たいへん驚きました。
例えば金属スパナなどを誤って持ち込むとそれが飛んで激突し、
大変危険であるため、MRIに入室する際には入念なチェックが
必要となるのだそうです。
■1階でのさまざまな催し
ツアーはここで終了ですが、関東労災病院の1階では、その他も
さまざまな催しが行われていました。
■AED講習会
こちらは、AEDの講習会です。AEDがいざ必要となったとき、普段
一度でも使ったことがあると全く対応が違ってくると思います。
消防署なども各地で講習を行っていますが、このような機会に
体験しておくと良いと思います。
■血糖値測定
続いてこちらは、血糖値測定です。指先から少量の血液を採取し、
5秒程度で測定することができます。
写真は私の測定値で、優良とされる値でしたので安心しました。
■転倒予防体操・車椅子体験・松葉つえ体験
こちらの写真は、転倒予防体操・車椅子体験・松葉つえ体験の
コーナーです。他に高齢者体験のコーナーもありまして、やはり
こういったものは実際に体験してみないと、なかなかわからない
ことも多いと思います。
転倒予防体操には、たいへん多くの方が集まって体を動かして
いました。
■乳がん検診の説明
他にも、患者認証の仕組み体験、ビデオ上映、お薬相談、健康
相談、食事クイズ、血管年齢測定、手洗いチェック、スキンケア、
咳エチケットのレクチャーなど、多くの催しがありました。
自分の健康もチェックしながら、それぞれたいへん興味深く、
ためになるものばかりでした。
この「病院見学会」は今回が初めての試みとなるものですが、
楽しみながら回ることができましたし、非常に良いイベントだったと
思います。
スタッフの方が、皆さんたいへん親切に対応されていたのも
印象的でした。
関東労災病院は地域の医療を支えている病院ですし、こういった
地域への貢献活動も大変重要な役割ではないでしょうか。
また今後の開催も、期待したいところですね。
【関連リンク】
関東労災病院 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:病院
2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/25エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)