住友不動産が東京機械製作所跡地「シティタワー武蔵小杉」を発表
住友不動産が、東京機械製作所玉川製造所第二工場跡地の「シティタワー武蔵小杉」を発表しました。
■シティタワー武蔵小杉 物件サイト
http://www.sumitomo-rd-mansion.jp/shuto/ct_musashikosugi/
■シティタワー武蔵小杉建設予定地(写真左側)
東京機械製作所玉川製造所跡地は、上記写真右側の第一工場と、左側の第二工場に分かれています。
このうち第一工場跡地は東京機械製作所が継続保有し、株式会社イトーヨーカドーが賃借する形で「アリオ武蔵小杉」が建設されます。
一方の第二工場跡地は、住友不動産が2011年3月23日に160億円で買収しました。「アリオ武蔵小杉」と並行する形で、53階建てのタワーマンション「シティタワー武蔵小杉」が建設されることになります。
前掲の物件サイトはまだプレオープンのような形で、資料請求のみでコンテンツはアップロードされていません。ただ、キャッチコピーを見ると、「まるで首都圏24区」という見慣れない単語が目に入りました。
※印がついていましたので、サイト下部の細かい注記を読んでみると、
「※2『首都圏24区』とは、本プロジェクトの都心アクセスの軽快性が、まるで東京23区に続くエリアに住んでいるかのような便利な暮らしをかなえてくれることをイメージした売主の造語であり、現実には存在しません」
ということでした。
「準東京」というようなイメージ戦略には少々複雑な思いもいたしますが、そういえば過去のタワーマンションでは、「トウキョウスキ ヨコハマスキ シアワセスギ ムサシコスギ」というキャッチコピーもありました。それが購買側のニーズでもあり、実際に販売上有効である、というのが一面の現実でもあるのでしょう。
なお、今回の「シティタワー武蔵小杉」の販売時期はまだ明示されていません。
今後販売が本格化する小杉3丁目中央地区の「プラウドタワー武蔵小杉」とは少々時期をずらすことになるのでしょうが、武蔵小杉周辺では引き続き活発にマンション分譲が続いていくことになりますね。
■シティタワー武蔵小杉の南側立面図
■綱島街道から見たシティタワー武蔵小杉建設予定地
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