武蔵小杉駅東口駅前広場が2014年3月30日供用開始、市民投票によりモニュメントを決定へ
川崎市が、武蔵小杉駅南口地区東街区に新設される駅前広場の概要を発表しました。
正式名称は「武蔵小杉駅東口駅前広場」となり、2014年3月30日に供用開始されます。またその前日、29日には川崎市による記念式典が開催される予定です。
加えて、2013/12/27エントリでもお伝えしたように、ロータリーには地元商店街等による「武蔵小杉周辺再開発協議会」および再開発組合の寄贈によるモニュメントが設置されます。
このモニュメントについて3つのデザイン案が示され、市民投票により決定されることになりました。
■川崎市報道発表資料 武蔵小杉駅東口駅前広場の整備について
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/500/0000055052.html
■武蔵小杉駅東口駅前広場のイメージパース
■武蔵小杉駅東口駅前広場の平面図
川崎市の報道発表資料の要点をピックアップすると、以下の通りです。
■川崎市報道発表資料による駅前広場の特徴
▼ロータリー中央植栽帯にモニュメントを設置(6月完成)
▼バス事業者は市バス、臨港バス、東急バスの予定
▼UDタクシーの優先乗車等の運用について検討中
▼マンホールトイレ(3 基)・マンホールトイレ用防災井戸の設置
▼歩道照明(17 基)・シェルター照明はLEDを使用
▼歩道照明(17 基)のうち5 基をエコ街灯で整備
▼地下駐輪場の一部に防災備蓄倉庫(約40㎡)
■武蔵小杉駅東口駅前広場完成記念式典概要
▼日時:2014年3月29日(土)10:00~11:00
武蔵小杉駅東口駅前広場(雨天の場合は中原市民館ホール)
▼開催内容案:
・テープカット
・感謝状贈呈
・参加者によるパレード(消防音楽隊先導) 等
▼来賓予定:
国会議員、県議会議員、市議会議員(まちづくり委員会委員 中原選出議員)、国土交通省、神奈川県、東街区再開発組合、地元商店街・町内会、交通事業関係者、商業関係者等 計約80 名
▼その他:
式典終了後、中原区役所主催のふるさと交流フェスティバルを開催
■モニュメントの市民投票の概要
▼投票対象者:主として武蔵小杉駅前広場利用者及び中原区民
▼投票場所:中原区役所、中原市民館、武蔵小杉東口駅前広場地下駐輪場の3 箇所
▼投票方法:駅前広場の完成予想図、提案モニュメント3 案イメージ、コンセプト文を掲示 投票箱、投票用紙をセットしてその場で投票
▼投票期間:2014年2月7日(金)~2月21日(金)(予定)
▼周知方法:
・「なかはらメディアネットワーク」及び「市ホームページ」にて案内
・駅前広場工事現場周囲に投票のお知らせを掲示
<モニュメントA案>
タイトル「家族の絆」 テーマ「愛」
<モニュメントB案>
タイトル「寄り添う家族」テーマ「喜」
<モニュメントC案>
タイトル「支え合う未来の種」テーマ「種」
このモニュメント設置は、地元商店街・町内会による「武蔵小杉周辺再開発協議会」の強い要望により検討が行われていたものです。
以前、「武蔵小杉周辺再開発協議会」の地元重鎮的な方が、
「“アベック”が待ち合わせできるような、『小杉観音』を設置したい」(原文ママ)
という要望を行政当局にされていたのを目の前で聞いたことがあります。
その後さらに『小杉ロボ』といった案も聞こえてきまして、モニュメントの行方が気になっていたところです。
現状出ている案の是非は市民の皆様による投票に委ねるとしまして、とりあえず市民が投票できる形になったことは良かったのではないでしょうか。
なお、最終決定は川崎市長とされており、最多得票が採用になるかどうかは報道発表資料上では明示されていません。
2月21日までの投票、2月末に決定、モニュメントの完成予定は6月末となっています。
まずはどの案が採用されるのか、注目されますね。
■武蔵小杉駅東口駅前ロータリー
【関連リンク】
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