武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2014年
06月04日

東急電鉄が武蔵小杉駅南口高架下店舗新設・駐輪場工事を2014年7月着手、2016年1月リニューアルオープンへ

 

2014/2/25エントリにおいて、東急電鉄が武蔵小杉駅南口の高架下に店舗を新設する計画であることを第一報としてお伝えしました。

このたび具体的に計画が実行される運びとなり、現在の駐輪場が2014年9月1日より全面閉鎖されることとなりました。
またその後店舗の新設および駐輪場のリニューアル工事が行われ、2016年1月にリニューアルオープンする計画であることがわかりました。

■東急武蔵小杉駅南口の高架下
東急武蔵小杉駅南口の高架下

■東急線高架下の店舗新設および駐輪場図
東急線高架下の店舗新設および駐輪場図

前回エントリでは、高架下に新設される店舗の規模、およびそれに伴う駐輪場の縮小規模についてはまた不明な状態でした。

その後の本サイトによる独自の調査により、おおむね下記のような構成になることがわかっています。

▼現在の高架下平地の駐輪場を2階建てとし、バイクの駐車スペースを導入する
▼高架下の西側(道路側)をすべて店舗スペースとする
▼これに伴い、現在の1,000台規模の駐輪場は300台程度に縮小される
※内容は変更される可能性があります。

店舗の新設といってもどの程度のものか…と思っていましたが、現在の高架沿いの道路側がすべて店舗になりますので、それなりの面積ですね。

駐輪場は2階建てで、1階は店舗と区画を分け合う形になります。
バイク駐車スペースを導入することもあり、自転車の収容台数が大幅に縮小となるのが気になるところですね。

■東急線高架下の駐輪場
東急線高架下の駐輪場

上記の写真でみると、右側が店舗スペースになります。
この前の道路は裏通り的なイメージでしたが、また印象がかなり変わりそうです。

一方、この構成ですと、反対の「グランツリー武蔵小杉」とは駐輪場を間に挟む形になります。
直接的な導線のつながりは弱いですが、東急武蔵小杉駅南口の回遊性という意味では多少の影響はありそうです。

さて現在、現地には駐輪場の閉鎖およびリニューアルについての告知が掲示されています。

■東急武蔵小杉駅(南)駐輪場閉鎖のお知らせ
東急武蔵小杉駅(南)駐輪場閉鎖のお知らせ 

■駐輪場のリニューアル日程
2014年6月末日 一時利用利用終了
2014年7月   工事開始
2014年8月末日 月極利用利用終了
2015年12月   工事終了
2016年1月   リニューアルオープン(予定)

上記は駐輪場のリニューアル日程であり、店舗のオープンが駐輪場と同時であるかどうかは現段階では分かりません。
ただ少なくとも、一定の目安にはなるでしょう。



なお、今回の駐輪場リニューアルは、川崎市がバイク駐車場の整備を東急電鉄に要望したことも背景にあることが本サイト独自の調査によりわかっています。

■いずれ閉鎖される武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設
武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設

武蔵小杉駅東口駅前広場の整備により、従来東街区にあった市営のバイク駐車場「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第6施設」が、2013年6月1日に旧中原図書館の敷地内に移転しました。
ただ、このバイク駐車場も「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」によりいずれ閉鎖されることが確定していまして、武蔵小杉駅周辺でのバイクが行き場を失うことになります。

このバイクの行き場を確保するために、川崎市が東急電鉄に働きかけ、高架下駐輪場の一部をバイク駐車場に転換することになったということを関係者から聞き取ることができました。

自転車駐輪の収容台数が1,000台規模⇒300台規模と700台減少することになりますが、近隣の「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第5施設」(東口駅前広場地下駐輪場)などは利用状況に余裕があります。
全体としては収容できる、という判断なのでしょう。


これから1年半ほど、高架下では工事が続くことになります。
「グランツリー武蔵小杉」が竣工しても、まだまだ武蔵小杉駅南口の工事は終わりませんね。

【関連リンク】
2013/6/3エントリ 旧中原図書館敷地内にバイク駐車場「武蔵小杉駅自転車等駐車場第6施設」がオープン
2014/2/25エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅南口の高架下に店舗を新設、アリオと隣接する商業ゾーン形成へ

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