武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメントが本日設置、LEDで「小杉ロボ」が七色に光る機能を披露
本日、武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメント「家族の絆」の設置工事が行われました。
これまで発表されていなかった、ロボットのオブジェがLEDで七色に発光する機能がはじめて披露されました。
■武蔵小杉駅東口駅前広場
本日設置されたモニュメントは、武蔵小杉周辺の町内会・商店街による「武蔵小杉駅周辺再開発協議会」の意向を受けて、武蔵小杉駅南口地区東街区再開発組合が川崎市に寄贈を行うものです。
モニュメントの作成はデザイナーの鈴木尚和氏が手がけ、3案のうちから「家族の絆」に決定されました。
■モニュメント「家族の絆」
<「家族の絆」のメッセージ>(鈴木尚和氏による)
街に住む「人々」・「家族の絆」をイメージし構想しました。
かつて工業都市駅のあった街であることから、歯車などをモチーフ(題材)に進化させた形のロボットを「男女-カップル」」に見立て愛を育む家族を象徴的に表現しました。
一体化された「男女-カップル」は、それぞれ卵型をしており、卵は誕生や始まりのイメージを感じさせます。
人々の新しい街のつながり、広がり、交流の輪となって未来に向かい街の発展・成熟を願ってデザインしました。
このデザインは上記のようなコンセプトで作られており、かつての「工業都市駅」をイメージした歯車をデザインに取り入れています。
重なった2つの卵型オブジェは、男女のロボット(小杉ロボ)なのだそうですね。
完成前のイメージパースでは確認できませんでしたが、実際に周囲を歩いてみると、アングルによってかなり形が違って見えることがわかります。
そして。
今回初めてわかったのが、このオブジェ(ロボット)は、LEDで色を変えつつ光る、ということです。
■光る「小杉ロボ」
発光するのは、ロボットの頭らしき部分と、卵型ボディの内側の部分、そして歯車の部分です。
Youtube動画も撮影してみましたので、色が変わりながら発光する様子をご覧ください。
■Youtube動画「家族の絆」の発光
青⇒赤⇒緑⇒青と、少しずつ色調を変えていくのがわかりますね。
これが夜になると、さらに鮮やかに見えるようになるでしょう。
■日中の設置工事
本日のオブジェ設置工事は午前中からスタートして、夕方にはほぼ完了していました。
高所作業車をロータリーに乗り入れて、細かい設置作業が行われていました。
■ロータリーでのパネル設置工事
ロータリーの「ららテラス武蔵小杉」前では、地図などのガイドパネルの脇に、新たなパネルが設置されていました。
これが何かは確認できませんでしたが、オブジェの説明が記載されたものではないか…と思いました。
さて、オブジェの設置自体は本日行われましたが、再開発組合が川崎市に寄贈を行う完成記念式典は、2014年7月7日(月)に行われる予定です。
■川崎市報道発表資料 武蔵小杉駅東口駅前広場の整備に伴う東街区からのモニュメントの寄贈について
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/500/0000058972.html
記念式典について
▼会場:中原市民館第3会議室 ⇒ 駅前広場
▼日時:2014年7月7日(月)10:00~
▼出席者:
・武蔵小杉駅南口地区東街区市街地再開発組合 理事長:徳川浩一氏ほか
・武蔵小杉周辺再開発協議会 会長:松本等氏ほか
・川崎市中原区役所 区長:板橋洋一氏ほか
▼内容:式辞/目録授与/感謝状贈呈/テープカット など
こちらは関係者を中心に行われ、一般の集客等を行うものではないようです。
本日の設置工事は、上記の松本等会長のほか、デザイナーの鈴木尚和氏が終日見守る中行われました。
明日より通勤・通学等で実際に見かける方が多くなると思います。
デザインについては異論が多数本サイトにも寄せられましたが、駅前の風景に今後徐々に馴染んでいくと良いですね。
■「家族の絆」と武蔵小杉東急スクエア
【関連リンク】
鈴木尚和氏ウェブサイト 武蔵小杉駅前のモニュメントが決定しました。
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2014/2/7エントリ 武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメント選定の投票が本日開始、製作者は造形作家・空間デザイナーの鈴木尚和氏
2014/2/28エントリ 武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメントデザインが決定、A案「家族の絆」が2014年夏頃設置
2014/3/29エントリ 「武蔵小杉駅東口駅前広場完成記念式典」「第3回ふるさと交流フェスティバル」開催レポート
2014/3/30エントリ 本日供用開始「武蔵小杉駅東口駅前広場」の防災など各種機能
2014/4/17エントリ 「ららテラス武蔵小杉」プレス・関係者・地元向けプレオープンレポート
2014/6/21エントリ 武蔵小杉駅東口駅前広場のモニュメントが7月5日までに設置、7月7日に記念式典を開催