「丸子どんど焼き」2015開催レポート:福餅焼き攻略法を、ここに。
【Reporter:はつしも】
本日、丸子山王日枝神社の「丸子どんど焼き」が多摩川河川敷において実施されました。
■丸子橋から見た「丸子どんど焼き」
「どんど焼き」は、古くから小正月(1月15日)に行われてきた民俗行事です。
お正月飾りや書き初めなどを地域の皆さんで持ち寄り、焼いていきます。
「どんど焼き」の炎で焼いたお餅を食べると健康になり、書初めを焼いた炎が高く上がると、それにつれて字が上手くなると伝えられています。
■どんど焼きを囲む人の輪
「丸子どんど焼き」は、毎年夕方16時にスタートします。
今年は16時半ごろに到着したところ、すでに人の輪の中で炎が舞い上がっていました。
■丸子どんど焼きと、丸子橋
近づいてみると、もう高々と炎が上がっていました。
今日は多摩川方向に風が吹いていましたので、風上の堤防側がベストポジションでした。
■待機する中原消防団
以前のエントリでもご紹介したように、丸子どんど焼きには毎回消防団が待機しています。
万一の場合に備えて、消防団の車両と放水用の水が用意されていました。
■さつまスティック・広島焼きなどの販売
■そば・うどんの販売
河川敷では、そば・うどん・広島焼き・さつまスティック・ベーコン・ウインナー・マシュマロ・チョコバナナの販売も行われていました。
またこれに加えて、甘酒が無料でふるまわれています。
■温かいうどん
この時期は毎年寒くなりますので、温かいうどんやそばが有難いですね。
現地で販売されているフード類でお夕飯にしてしまうことも可能かと思います。
■福餅
そして何と言っても「丸子どんど焼き」のメインとなる食べ物は「福餅」です。
ひとつ200円、棹の先に針金で吊り下げた状態で受け取れます。
■アルミホイルで、福餅をくるむ
ここでお勧めなのが、アルミホイルを持参して、福餅をくるんでおくことです。
これで直火で焦げたり、炭で汚したりせずに福餅を焼くことができるようになります。
■焚き上げの山を崩す
もう大分、皆さんの集めた正月飾りなどが焼けてきました。
消防団の方が棒を使って、焚き上げの山を少しずつ平らにしていきます。山が崩れるたびに、火の粉が高々と舞い上がっていました。
この作業がはじまると、まもなく福餅が焼けるようになります。
■福餅焼きスタート
平らにならした火の山のふもとで、福餅焼きがスタートです。
近づくとたいへん熱いのですが、足元にはあまり熱気がこないため、しゃがんで福餅を焼くとかなり楽になります。
ここで前述のアルミホイルが非常に重要になりますので、図解しておきましょう。
■丸子どんど焼きの福餅焼きのコツ・図解
あらかじめ福餅をアルミホイルで包んでおけば、福餅を遠心力を使って火元奥まで投げ、より熱い火の上に載せて焼くことができます。
このときしゃがんでいる方が遠くまで届きますし、それが熱風を回避することにもなります。
■福餅焼きに持参すべきアルミホイル、海苔、しょうゆ
また、福餅はデフォルトでは特段味付けがありません。
そのためアルミホイルに加えて、上記のように醤油などの味付け・海苔などを用意しておくと、たいへん美味しくいただくことができます。
醤油は福餅をそのまま漬けられるよう、写真のようにタッパーに入れていくとよいと思います。
今回、初参加のご家族が「アルミホイルを持ってきている人がいる、持ってくればよかった」という話をされていましたので、その場でわたくしのものを差し上げました。
それを聞いた隣の方にもお分けしたりと、現地でちょっとした人気を博しました。
このほか風向きによっては煙がきますのでマスク、寒くなりますのでカイロなどももっていくと良いでしょう。
また洋服は煙の臭いがつきますので、差支えのある服は避けておきましょう。
このあたりの参加のコツは、また来年の開催前にもご案内しておきたいと思います。
■河川敷の賑わい
こうした「どんど焼き」がみられる地域は、現在ではたいへん少なくなってきました。
丸子山王日枝神社によれば、東横線沿線では「丸子どんど焼き」が唯一存続しているということです。
「丸子どんど焼き」はかつて「おんべ焼き」として地元町内会の手で復活され、それ以来30年以上続いてきました。現在では丸子山王日枝神社の年中行事として行われるようになっています。
苦労して焼いた福餅を磯部巻きにして、寒い中食べると非常においしく感じましたし、皆さん楽しんで参加されていたように思います。
お正月明け、古くからの年中行事にご家族で参加してみるのも、良いと思います。
■燃え盛る炎
【関連リンク】
丸子山王日枝神社 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 丸子山王日枝神社
2010/1/11エントリ まるこどんど焼き
2011/1/10エントリ 丸子どんど焼き・2011
2015/1/11エントリ 丸子山王日枝神社の「丸子どんど焼き」が本日1月11日(日)16時より開催
本日、丸子山王日枝神社の「丸子どんど焼き」が多摩川河川敷において実施されました。
■丸子橋から見た「丸子どんど焼き」
「どんど焼き」は、古くから小正月(1月15日)に行われてきた民俗行事です。
お正月飾りや書き初めなどを地域の皆さんで持ち寄り、焼いていきます。
「どんど焼き」の炎で焼いたお餅を食べると健康になり、書初めを焼いた炎が高く上がると、それにつれて字が上手くなると伝えられています。
■どんど焼きを囲む人の輪
「丸子どんど焼き」は、毎年夕方16時にスタートします。
今年は16時半ごろに到着したところ、すでに人の輪の中で炎が舞い上がっていました。
■丸子どんど焼きと、丸子橋
近づいてみると、もう高々と炎が上がっていました。
今日は多摩川方向に風が吹いていましたので、風上の堤防側がベストポジションでした。
■待機する中原消防団
以前のエントリでもご紹介したように、丸子どんど焼きには毎回消防団が待機しています。
万一の場合に備えて、消防団の車両と放水用の水が用意されていました。
■さつまスティック・広島焼きなどの販売
■そば・うどんの販売
河川敷では、そば・うどん・広島焼き・さつまスティック・ベーコン・ウインナー・マシュマロ・チョコバナナの販売も行われていました。
またこれに加えて、甘酒が無料でふるまわれています。
■温かいうどん
この時期は毎年寒くなりますので、温かいうどんやそばが有難いですね。
現地で販売されているフード類でお夕飯にしてしまうことも可能かと思います。
■福餅
そして何と言っても「丸子どんど焼き」のメインとなる食べ物は「福餅」です。
ひとつ200円、棹の先に針金で吊り下げた状態で受け取れます。
■アルミホイルで、福餅をくるむ
ここでお勧めなのが、アルミホイルを持参して、福餅をくるんでおくことです。
これで直火で焦げたり、炭で汚したりせずに福餅を焼くことができるようになります。
■焚き上げの山を崩す
もう大分、皆さんの集めた正月飾りなどが焼けてきました。
消防団の方が棒を使って、焚き上げの山を少しずつ平らにしていきます。山が崩れるたびに、火の粉が高々と舞い上がっていました。
この作業がはじまると、まもなく福餅が焼けるようになります。
■福餅焼きスタート
平らにならした火の山のふもとで、福餅焼きがスタートです。
近づくとたいへん熱いのですが、足元にはあまり熱気がこないため、しゃがんで福餅を焼くとかなり楽になります。
ここで前述のアルミホイルが非常に重要になりますので、図解しておきましょう。
■丸子どんど焼きの福餅焼きのコツ・図解
あらかじめ福餅をアルミホイルで包んでおけば、福餅を遠心力を使って火元奥まで投げ、より熱い火の上に載せて焼くことができます。
このときしゃがんでいる方が遠くまで届きますし、それが熱風を回避することにもなります。
■福餅焼きに持参すべきアルミホイル、海苔、しょうゆ
また、福餅はデフォルトでは特段味付けがありません。
そのためアルミホイルに加えて、上記のように醤油などの味付け・海苔などを用意しておくと、たいへん美味しくいただくことができます。
醤油は福餅をそのまま漬けられるよう、写真のようにタッパーに入れていくとよいと思います。
今回、初参加のご家族が「アルミホイルを持ってきている人がいる、持ってくればよかった」という話をされていましたので、その場でわたくしのものを差し上げました。
それを聞いた隣の方にもお分けしたりと、現地でちょっとした人気を博しました。
このほか風向きによっては煙がきますのでマスク、寒くなりますのでカイロなどももっていくと良いでしょう。
また洋服は煙の臭いがつきますので、差支えのある服は避けておきましょう。
このあたりの参加のコツは、また来年の開催前にもご案内しておきたいと思います。
■河川敷の賑わい
こうした「どんど焼き」がみられる地域は、現在ではたいへん少なくなってきました。
丸子山王日枝神社によれば、東横線沿線では「丸子どんど焼き」が唯一存続しているということです。
「丸子どんど焼き」はかつて「おんべ焼き」として地元町内会の手で復活され、それ以来30年以上続いてきました。現在では丸子山王日枝神社の年中行事として行われるようになっています。
苦労して焼いた福餅を磯部巻きにして、寒い中食べると非常においしく感じましたし、皆さん楽しんで参加されていたように思います。
お正月明け、古くからの年中行事にご家族で参加してみるのも、良いと思います。
■燃え盛る炎
【関連リンク】
丸子山王日枝神社 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 丸子山王日枝神社
2010/1/11エントリ まるこどんど焼き
2011/1/10エントリ 丸子どんど焼き・2011
2015/1/11エントリ 丸子山王日枝神社の「丸子どんど焼き」が本日1月11日(日)16時より開催