南武支線を経由しても、行ける。「キリンビール横浜工場ファミリーツアー」参加レポート
【Reporter:はつしも】
川崎市に隣接する、横浜市鶴見区にキリンビールの「横浜工場」があります。
本工場では最近人気の高い無料の工場見学を実施していまして、地域に向けて開放された「キリンビアビレッジ」に年間を通じて多くの方が訪れています。
本エントリでは、工場見学の子ども向けコース「ファミリーツアー」をご紹介してみたいと思います。
■キリンビールウェブサイト 工場見学 横浜工場
http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/yokohama/#top
■キリンビール横浜工場
キリンビール横浜工場の最寄り駅は、京浜急行線の「生麦」駅です。
駅から第一京浜沿いに徒歩10分ほどの場所に、入口があります。
■貯蔵タンク
キリンビール横浜工場は、緑地や水辺なども含む広い敷地を有しています。
その中でも目を引くのが、工場の建物よりも背の高い、「キリンビアビレッジ」のロゴの付いた貯蔵タンクです。
この貯蔵タンクでは、1~2ヶ月ほどかけてビールが熟成されています。
■横浜工場の模型
「キリンビアビレッジ」に入ると、工場見学の受付があります。
見学入口近くには、横浜工場の模型jが展示してありました。写真右上を見ると、さきほどの貯蔵タンクがありますね。
地上から見ると全体像がわからなかったのですが、貯蔵タンクは131本も敷地内に並んでいます。
横浜工場は、キリンビール工場の中でも最大となる年間50万キロリットルの生産能力を有しているのだそうです。
■まずはビールの原料から
さて、あらかじめ予約しておいた「ファミリーコース」の定刻より、見学スタートです。
見学コースはビールがつくられる過程に沿ったものになっていまして、まずはビールの原料からです。
ガイドの方がついて、解説をしながら案内してくれます。
■麦芽
■ホップ
ビールの原料は、ご存知の通り麦芽とホップです。
実際に原料として使われているものを手にとってみることができます。
ガイドの方の勧めにしたがって麦芽を食べてみると、「おいしい味」というわけではないのですが、鼻にさわやかな香りが抜けるようでした。
■ビールの仕込釜
■ビールの濾過機
麦芽とホップなどの原料がビールにかわっていくのが、ビール釜です。
ここでは麦芽を糖化するなどして麦汁をつくり、そこにホップを混ぜて煮沸する釜です。
キリンビールの人気ブランド「一番搾り」は、ここで一番最初にろ過された麦汁しか使わないのだそうです。
続いて麦汁に「ビール酵母」を加えて1週間ほど発酵させたところで、出てくるのが先ほどの巨大な貯蔵タンクです。
貯蔵タンクでは前述の通り1~2ヶ月をかけて熟成されます。
最後にろ過した上でビン・カンへ詰められ、首都圏などに出荷されていくわけです。
■環境にやさしいビール瓶の改良
そしてこちらは、ビール瓶の断面がわかるようにしたサンプルです。
これを見ると、昔に比べてビール瓶の厚みがかなりカットされていることがわかります。
キリンビールとしては、これにより瓶に必要となる原材料を削減して、環境不可を軽減しているということです。
■ミニゲーム「プラスチックカップ積み上げ競争」
今回参加した「ファミリーツアー」では、途中で子ども向けのクイズが各所で設けられていたほか、ミニゲームも用意されていました。
写真は「プラスチックカップ積み上げ競争」です。
子どもたちをいくつかのグループに分け、リレーでプラスチックカップを重ねていくというものです。
■「本日の試飲」
そして最後は、お楽しみの試飲です。
ビールだけでなく、ソフトドリンクも用意されています。
■試飲スペース
■試飲ビールのサーバー
■1杯目「一番搾りフローズン」
試飲は3杯まで飲めるのですが、ビールを希望の方の1杯目は、氷点下のビール「一番搾りフローズン」をいただくことができました。
泡のかたちがかわいいですね。
セットで「柿の種」もおつまみでついています。
■キリンビールウェブサイト 一番搾りフローズン
http://www.kirin.co.jp/products/beer/ichiban/quality/idea/frozen/
■ソフトドリンク「キリンレモン」
キリンのソフトドリンクといえば、個人的には「キリンレモン」です。
サイズは小さいですので、別のドリンクもおかわりで飲めるかと思います。
■グッズ販売「BREWERY SHOP」
そして試飲スペースの隣には、キリンビールのグッズショップ「BREWERY SHOP」がありました。
こちらはビール工場見学をしなくても、裏口から入ってお買い物ができるようになっています。
■キリンビールTシャツ
■ビールゼリー
写真は「キリンビールTシャツ」と、「ビールゼリー」です。
ビール工場見学のお土産に何か買っていくのも、よいと思います。
ここまで回って、およそ70分というところです。
割とシンプルで「じっくり見学」といったコースではないのですが、お土産の購入以外は無料であることも踏まえて十分楽しめるのではないかと思います。
子ども向けの「ファミリーツアー」は、土日に設定されていまして、それ以外に平日も開催されている「一番搾り うまさの秘密体験ツアー」などがあります。
いずれもビール工場見学のウェブサイトから予約ができますが、直近の土日は人気が集まっていますので、希望される方はお早めに予約状況を確認してみてくださいね。
■キリンビール横浜工場のレストラン
また、キリンビール横浜工場の敷地内には、別棟でレストランが2つあります。
工場見学の前後に、ランチビールなどいただきつつお料理を食べてみるのも良いでしょう。
写真はレストラン「ビアポート」です。
■キリンビール横浜工場 パブブルワリー スプリングバレー
http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/yokohama/restaurant/
■キリンビール横浜工場レストラン ビアポート
http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/yokohama/restaurant/beerport.html
ところで話題が飛びますが、2015/1/19エントリにおいて八丁畷から尻手まで乗車した「南武支線」をご紹介しました。
これは実は、「キリンビール横浜工場」の見学の際に利用してみたものでした。
武蔵小杉―(南武線)―尻手―(南武支線)―八丁畷―(京急線各駅停車)―生麦
横浜駅または川崎駅から京急線に乗る経路が一般的かと思いますが、生麦駅は京急線の各駅停車しか停車しません。
南武支線のダイヤさえ事前に確認して接続がよければ、これが時間的にもそれほど悪くない経路になります。
のんびりと話の種に南武支線に乗ってみる・・・のも、選択肢としてはあることをお伝えしておきます。
■八丁畷駅の南武支線
【関連リンク】
キリンビールウェブサイト 工場見学 横浜工場
2015/1/19エントリ 八丁畷から、無人改札乗り換え。南武支線乗車レポート
川崎市に隣接する、横浜市鶴見区にキリンビールの「横浜工場」があります。
本工場では最近人気の高い無料の工場見学を実施していまして、地域に向けて開放された「キリンビアビレッジ」に年間を通じて多くの方が訪れています。
本エントリでは、工場見学の子ども向けコース「ファミリーツアー」をご紹介してみたいと思います。
■キリンビールウェブサイト 工場見学 横浜工場
http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/yokohama/#top
■キリンビール横浜工場
キリンビール横浜工場の最寄り駅は、京浜急行線の「生麦」駅です。
駅から第一京浜沿いに徒歩10分ほどの場所に、入口があります。
■貯蔵タンク
キリンビール横浜工場は、緑地や水辺なども含む広い敷地を有しています。
その中でも目を引くのが、工場の建物よりも背の高い、「キリンビアビレッジ」のロゴの付いた貯蔵タンクです。
この貯蔵タンクでは、1~2ヶ月ほどかけてビールが熟成されています。
■横浜工場の模型
「キリンビアビレッジ」に入ると、工場見学の受付があります。
見学入口近くには、横浜工場の模型jが展示してありました。写真右上を見ると、さきほどの貯蔵タンクがありますね。
地上から見ると全体像がわからなかったのですが、貯蔵タンクは131本も敷地内に並んでいます。
横浜工場は、キリンビール工場の中でも最大となる年間50万キロリットルの生産能力を有しているのだそうです。
■まずはビールの原料から
さて、あらかじめ予約しておいた「ファミリーコース」の定刻より、見学スタートです。
見学コースはビールがつくられる過程に沿ったものになっていまして、まずはビールの原料からです。
ガイドの方がついて、解説をしながら案内してくれます。
■麦芽
■ホップ
ビールの原料は、ご存知の通り麦芽とホップです。
実際に原料として使われているものを手にとってみることができます。
ガイドの方の勧めにしたがって麦芽を食べてみると、「おいしい味」というわけではないのですが、鼻にさわやかな香りが抜けるようでした。
■ビールの仕込釜
■ビールの濾過機
麦芽とホップなどの原料がビールにかわっていくのが、ビール釜です。
ここでは麦芽を糖化するなどして麦汁をつくり、そこにホップを混ぜて煮沸する釜です。
キリンビールの人気ブランド「一番搾り」は、ここで一番最初にろ過された麦汁しか使わないのだそうです。
続いて麦汁に「ビール酵母」を加えて1週間ほど発酵させたところで、出てくるのが先ほどの巨大な貯蔵タンクです。
貯蔵タンクでは前述の通り1~2ヶ月をかけて熟成されます。
最後にろ過した上でビン・カンへ詰められ、首都圏などに出荷されていくわけです。
■環境にやさしいビール瓶の改良
そしてこちらは、ビール瓶の断面がわかるようにしたサンプルです。
これを見ると、昔に比べてビール瓶の厚みがかなりカットされていることがわかります。
キリンビールとしては、これにより瓶に必要となる原材料を削減して、環境不可を軽減しているということです。
■ミニゲーム「プラスチックカップ積み上げ競争」
今回参加した「ファミリーツアー」では、途中で子ども向けのクイズが各所で設けられていたほか、ミニゲームも用意されていました。
写真は「プラスチックカップ積み上げ競争」です。
子どもたちをいくつかのグループに分け、リレーでプラスチックカップを重ねていくというものです。
■「本日の試飲」
そして最後は、お楽しみの試飲です。
ビールだけでなく、ソフトドリンクも用意されています。
■試飲スペース
■試飲ビールのサーバー
■1杯目「一番搾りフローズン」
試飲は3杯まで飲めるのですが、ビールを希望の方の1杯目は、氷点下のビール「一番搾りフローズン」をいただくことができました。
泡のかたちがかわいいですね。
セットで「柿の種」もおつまみでついています。
■キリンビールウェブサイト 一番搾りフローズン
http://www.kirin.co.jp/products/beer/ichiban/quality/idea/frozen/
■ソフトドリンク「キリンレモン」
キリンのソフトドリンクといえば、個人的には「キリンレモン」です。
サイズは小さいですので、別のドリンクもおかわりで飲めるかと思います。
■グッズ販売「BREWERY SHOP」
そして試飲スペースの隣には、キリンビールのグッズショップ「BREWERY SHOP」がありました。
こちらはビール工場見学をしなくても、裏口から入ってお買い物ができるようになっています。
■キリンビールTシャツ
■ビールゼリー
写真は「キリンビールTシャツ」と、「ビールゼリー」です。
ビール工場見学のお土産に何か買っていくのも、よいと思います。
ここまで回って、およそ70分というところです。
割とシンプルで「じっくり見学」といったコースではないのですが、お土産の購入以外は無料であることも踏まえて十分楽しめるのではないかと思います。
子ども向けの「ファミリーツアー」は、土日に設定されていまして、それ以外に平日も開催されている「一番搾り うまさの秘密体験ツアー」などがあります。
いずれもビール工場見学のウェブサイトから予約ができますが、直近の土日は人気が集まっていますので、希望される方はお早めに予約状況を確認してみてくださいね。
■キリンビール横浜工場のレストラン
また、キリンビール横浜工場の敷地内には、別棟でレストランが2つあります。
工場見学の前後に、ランチビールなどいただきつつお料理を食べてみるのも良いでしょう。
写真はレストラン「ビアポート」です。
■キリンビール横浜工場 パブブルワリー スプリングバレー
http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/yokohama/restaurant/
■キリンビール横浜工場レストラン ビアポート
http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/yokohama/restaurant/beerport.html
ところで話題が飛びますが、2015/1/19エントリにおいて八丁畷から尻手まで乗車した「南武支線」をご紹介しました。
これは実は、「キリンビール横浜工場」の見学の際に利用してみたものでした。
武蔵小杉―(南武線)―尻手―(南武支線)―八丁畷―(京急線各駅停車)―生麦
横浜駅または川崎駅から京急線に乗る経路が一般的かと思いますが、生麦駅は京急線の各駅停車しか停車しません。
南武支線のダイヤさえ事前に確認して接続がよければ、これが時間的にもそれほど悪くない経路になります。
のんびりと話の種に南武支線に乗ってみる・・・のも、選択肢としてはあることをお伝えしておきます。
■八丁畷駅の南武支線
【関連リンク】
キリンビールウェブサイト 工場見学 横浜工場
2015/1/19エントリ 八丁畷から、無人改札乗り換え。南武支線乗車レポート