ブレーメン通り商店街の、ブレーメン市の風景シャッターアート
【Reporter:はつしも】
2011/12/4エントリにおいて、ブレーメン通り商店街のお店のシャッターに、「ブレーメンの音楽隊」のイラストが描かれていることをご紹介しました。
このシャッターアートは音楽隊のイラストだけでなく、世界遺産を含むブレーメン市の風景写真をプリントしたものも登場しています。
■店舗オープン前のブレーメン通り商店街
ブレーメン通り商店街のシャッターアートは、当然ながら店舗の営業時間内には見ることができません。
朝か夜か、いずれにせよ店舗が閉まっている時間に商店街の路面を飾っています。
■世界遺産・ブレーメン市の市庁舎
この建物は、ブレーメン市の市庁舎です。
ブレーメン市の中心地「マルクト広場」に面して15世紀初頭に最初の庁舎が建設されており、その後何度も改修等が行なわれています。ヨーロッパにおけるブリック・ゴシック建設(レンガを用いた独特のゴシック建築)の代表的事例のひとつとして知られています。
■市庁舎前・マルクト広場の「ローラント像」
その市庁舎前のマルクト広場に、同じく15世紀初頭に建立されたのが「ローラント像」です。
当初は木造だったものが焼失し、石造として再建されています。
これは、11世紀につくられたフランス最古の叙事詩「ローランの歌」に登場する、英雄ローラントを表現したものだそうです。
ブレーメン市の市庁舎と「ローラント像」はセットで世界遺産に指定されていまして、ブレーメン通り商店街のシャッターアートにもそれぞれ登場していました。
■同じくマルクト広場の「ブレーメンの音楽隊像」
そして同じくマルクト広場には、「ブレーメンの音楽隊像」が1952年にルハルト・マルクスの手によって建立されています。
ブレーメン通り商店街では、世界遺産のローラント像よりも馴染みが深いのではないでしょうか? この音楽隊像も、シャッターアートに登場していました。
■東急元住吉駅前の「ブレーメンの音楽隊像」
ご存知の通り、東急元住吉駅前にも2012年10月に同じブレーメンの音楽隊像が設置されまして、2012/10/13エントリでご紹介しておりました。
これは単純な模倣ではなく、マルクト広場の像と同じ型を用いて、1989年につくられたものです。
北海道河西郡中札内村のドイツ風リゾート施設「フェーリエンドルフ」の運営会社社長が保有していましたが、2012年にブレーメン通り商店街に寄贈されました。
■ロイドパサージュ商店街
こちらは、ブレーメン通り商店街と友好関係にある、ブレーメン市のロイドパサージュ商店街を写したシャッターアートです。
商店街の入口には綺麗なアーチがかかっていまして、なんとなくブレーメン通り商店街のものにも似ています。
これはロイドパサージュ商店街のアーチをイメージして、ブレーメン通り商店街が設置したのかもしれませんね。
■ゼーゲ通りの「豚飼いの像」
そしてロイドパサージュ商店街のシンボルが、同じくシャッターアートに採用されている「豚飼いの像」です。
商店街に面したゼーゲ通りにあります。
■ブレーメン通り商店街・川崎信金の「豚飼いの像」
2013/10/11エントリでご紹介したように、「豚飼いの像」もブレーメン通り商店街に複製が飾られています。
川崎信用金庫住吉支店の敷地内に、前出の「フェーリエンドルフ」運営会社社長から商店街に対して2013年に寄贈されました。
こうしてシャッターアートを見てくると、何だかブレーメン市を実際に回ってみたくなってきますね。
2011/12/4エントリでご紹介した「ブレーメンの音楽隊」のイラストのシャッターアートとあわせて、お楽しみください。
■ブレーメンの音楽隊像のシャッターアート(コミュニティセンター)
■音楽隊の犬のシャッターアート
【関連リンク】
ブレーメン通り商店街 公式ウェブサイト 街角トピックス 気付いてましたか? シャッターアート
2011/12/4エントリ ブレーメン通り商店街のクリスマスと、シャッターの絵
2012/11/13エントリ 東急元住吉駅の「ブレーメンの音楽隊像」
2013/10/11エントリ ブレーメン通り商店街・川崎信金住吉支店の「豚飼いの像」
2011/12/4エントリにおいて、ブレーメン通り商店街のお店のシャッターに、「ブレーメンの音楽隊」のイラストが描かれていることをご紹介しました。
このシャッターアートは音楽隊のイラストだけでなく、世界遺産を含むブレーメン市の風景写真をプリントしたものも登場しています。
■店舗オープン前のブレーメン通り商店街
ブレーメン通り商店街のシャッターアートは、当然ながら店舗の営業時間内には見ることができません。
朝か夜か、いずれにせよ店舗が閉まっている時間に商店街の路面を飾っています。
■世界遺産・ブレーメン市の市庁舎
この建物は、ブレーメン市の市庁舎です。
ブレーメン市の中心地「マルクト広場」に面して15世紀初頭に最初の庁舎が建設されており、その後何度も改修等が行なわれています。ヨーロッパにおけるブリック・ゴシック建設(レンガを用いた独特のゴシック建築)の代表的事例のひとつとして知られています。
■市庁舎前・マルクト広場の「ローラント像」
その市庁舎前のマルクト広場に、同じく15世紀初頭に建立されたのが「ローラント像」です。
当初は木造だったものが焼失し、石造として再建されています。
これは、11世紀につくられたフランス最古の叙事詩「ローランの歌」に登場する、英雄ローラントを表現したものだそうです。
ブレーメン市の市庁舎と「ローラント像」はセットで世界遺産に指定されていまして、ブレーメン通り商店街のシャッターアートにもそれぞれ登場していました。
■同じくマルクト広場の「ブレーメンの音楽隊像」
そして同じくマルクト広場には、「ブレーメンの音楽隊像」が1952年にルハルト・マルクスの手によって建立されています。
ブレーメン通り商店街では、世界遺産のローラント像よりも馴染みが深いのではないでしょうか? この音楽隊像も、シャッターアートに登場していました。
■東急元住吉駅前の「ブレーメンの音楽隊像」
ご存知の通り、東急元住吉駅前にも2012年10月に同じブレーメンの音楽隊像が設置されまして、2012/10/13エントリでご紹介しておりました。
これは単純な模倣ではなく、マルクト広場の像と同じ型を用いて、1989年につくられたものです。
北海道河西郡中札内村のドイツ風リゾート施設「フェーリエンドルフ」の運営会社社長が保有していましたが、2012年にブレーメン通り商店街に寄贈されました。
■ロイドパサージュ商店街
こちらは、ブレーメン通り商店街と友好関係にある、ブレーメン市のロイドパサージュ商店街を写したシャッターアートです。
商店街の入口には綺麗なアーチがかかっていまして、なんとなくブレーメン通り商店街のものにも似ています。
これはロイドパサージュ商店街のアーチをイメージして、ブレーメン通り商店街が設置したのかもしれませんね。
■ゼーゲ通りの「豚飼いの像」
そしてロイドパサージュ商店街のシンボルが、同じくシャッターアートに採用されている「豚飼いの像」です。
商店街に面したゼーゲ通りにあります。
■ブレーメン通り商店街・川崎信金の「豚飼いの像」
2013/10/11エントリでご紹介したように、「豚飼いの像」もブレーメン通り商店街に複製が飾られています。
川崎信用金庫住吉支店の敷地内に、前出の「フェーリエンドルフ」運営会社社長から商店街に対して2013年に寄贈されました。
こうしてシャッターアートを見てくると、何だかブレーメン市を実際に回ってみたくなってきますね。
2011/12/4エントリでご紹介した「ブレーメンの音楽隊」のイラストのシャッターアートとあわせて、お楽しみください。
■ブレーメンの音楽隊像のシャッターアート(コミュニティセンター)
■音楽隊の犬のシャッターアート
【関連リンク】
ブレーメン通り商店街 公式ウェブサイト 街角トピックス 気付いてましたか? シャッターアート
2011/12/4エントリ ブレーメン通り商店街のクリスマスと、シャッターの絵
2012/11/13エントリ 東急元住吉駅の「ブレーメンの音楽隊像」
2013/10/11エントリ ブレーメン通り商店街・川崎信金住吉支店の「豚飼いの像」