武蔵小杉東急スクエアの展望デッキに「東急武蔵小杉駅70周年記念展示」が新登場
【Reporter:はつしも】
武蔵小杉東急スクエアの展望デッキに、東急武蔵小杉駅70周年記念展示が新たに登場しました。
■武蔵小杉東急スクエアの展望デッキ
東急武蔵小杉駅は1945年6月16日に開業し、今年で70周年を迎えます。
これを記念して2015年6月13日には「東急武蔵小杉駅開業70周年イベント」が同駅で開催され、記念入場券の販売も行われました。
同イベントは1日限定の「お祭り」でしたが、武蔵小杉東急スクエアの展望デッキに、武蔵小杉駅の70年のあゆみが常設展示として新設されました。
■「まちと共に70年 東急電鉄 武蔵小杉駅のあゆみ」
展示は「まちと共に70年 東急電鉄 武蔵小杉駅のあゆみ」と題して、武蔵小杉駅の昔の写真が6枚、展示されています。
■1939年「東横線工業都市駅」
まずこちらは1945年の東横線武蔵小杉駅開業よりも6年前、1939年の「東横線工業都市駅」の写真です。
現在の武蔵小杉駅よりも元住吉駅寄りの府中街道あたりにあった駅で、「武蔵小杉駅」開業後の1953年に廃止されました。
■1945年 仮設備の武蔵小杉駅
そして1945年に、ついに東横線武蔵小杉駅が開業となります。
当初は写真の通り仮設備で、上家がない状態の簡易な駅でした。
■1961年 東急武蔵小杉駅
続いて、1961年の東横線武蔵小杉駅です。
この時にはすでに工業都市駅は廃止され、至近距離にあった同駅に統合されています。
写真を見ると、「むさし小杉駅」と一部を平仮名にした表記が読み取れます。
こうすると非常にシンプルな字面ですね。
■1952年 東横線武蔵小杉駅付近線路扛上工事
こちらは時代が戻って1952年、東横線武蔵小杉駅付近の線路扛上(こうじょう)工事です。
線路扛上工事とは線路を持ち上げる工事で、写真では右側の線路が既存の地上線路よりも高く持ち上げられています。
■1974年 武蔵小杉駅改札自動化
そして個人的に今回一番の驚きだったのが、1974年の武蔵小杉駅自動改札化です。
首都圏の自動改札機というと1980年台以降のイメージでしたが、想像以上に早かったんですね。
■1997年 目黒線延伸工事中の武蔵小杉駅
最後の1枚はぐっと現代に近づきまして、1997年、目黒線延伸のための2面4線ホームへの改良工事が行われている武蔵小杉駅です。
ホームを2面4線にすることによって、2000年8月6日より目黒線が武蔵小杉まで開通しました。
■「東急武蔵小杉駅70周年記念入場券」と武蔵小杉駅
今回の展示には含まれていませんが、武蔵小杉駅の姿がさらに大きく変わったのは2013年です。
ホーム拡張にあわせて上部に設置されていた人工地盤上に、「武蔵小杉東急スクエア」が開業したのです。
その4階にできたのが「展望デッキ」で、今回の「まちと共に70年 東急電鉄 武蔵小杉駅のあゆみ」が展示されています。
■東急線と武蔵小杉駅のヒストリー展示
なお、6月13日の「東急武蔵小杉駅70周年記念イベント」においても、より多くの武蔵小杉駅ヒストリーが展示されていました。
■武蔵小杉ライフFacebookページ 武蔵小杉駅ヒストリー未公開写真
前回エントリでもご紹介しましたが、収録しきれなかった写真は武蔵小杉ライフFacebook版に収録しております。
こちらもあわせてご参照くださいね。
【関連リンク】
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/10/30エントリ 武蔵小杉東急スクエア展望デッキの、自動ドア
2015/6/8エントリ 東急電鉄が「東急武蔵小杉駅開業70周年記念入場券」を6月13日(土)発売、開業70周年イベントを同日開催
2015/6/13エントリ 「東急武蔵小杉駅開業70周年記念入場券」発売および「記念イベント」開催レポート
武蔵小杉東急スクエアの展望デッキに、東急武蔵小杉駅70周年記念展示が新たに登場しました。
■武蔵小杉東急スクエアの展望デッキ
東急武蔵小杉駅は1945年6月16日に開業し、今年で70周年を迎えます。
これを記念して2015年6月13日には「東急武蔵小杉駅開業70周年イベント」が同駅で開催され、記念入場券の販売も行われました。
同イベントは1日限定の「お祭り」でしたが、武蔵小杉東急スクエアの展望デッキに、武蔵小杉駅の70年のあゆみが常設展示として新設されました。
■「まちと共に70年 東急電鉄 武蔵小杉駅のあゆみ」
展示は「まちと共に70年 東急電鉄 武蔵小杉駅のあゆみ」と題して、武蔵小杉駅の昔の写真が6枚、展示されています。
■1939年「東横線工業都市駅」
まずこちらは1945年の東横線武蔵小杉駅開業よりも6年前、1939年の「東横線工業都市駅」の写真です。
現在の武蔵小杉駅よりも元住吉駅寄りの府中街道あたりにあった駅で、「武蔵小杉駅」開業後の1953年に廃止されました。
■1945年 仮設備の武蔵小杉駅
そして1945年に、ついに東横線武蔵小杉駅が開業となります。
当初は写真の通り仮設備で、上家がない状態の簡易な駅でした。
■1961年 東急武蔵小杉駅
続いて、1961年の東横線武蔵小杉駅です。
この時にはすでに工業都市駅は廃止され、至近距離にあった同駅に統合されています。
写真を見ると、「むさし小杉駅」と一部を平仮名にした表記が読み取れます。
こうすると非常にシンプルな字面ですね。
■1952年 東横線武蔵小杉駅付近線路扛上工事
こちらは時代が戻って1952年、東横線武蔵小杉駅付近の線路扛上(こうじょう)工事です。
線路扛上工事とは線路を持ち上げる工事で、写真では右側の線路が既存の地上線路よりも高く持ち上げられています。
■1974年 武蔵小杉駅改札自動化
そして個人的に今回一番の驚きだったのが、1974年の武蔵小杉駅自動改札化です。
首都圏の自動改札機というと1980年台以降のイメージでしたが、想像以上に早かったんですね。
■1997年 目黒線延伸工事中の武蔵小杉駅
最後の1枚はぐっと現代に近づきまして、1997年、目黒線延伸のための2面4線ホームへの改良工事が行われている武蔵小杉駅です。
ホームを2面4線にすることによって、2000年8月6日より目黒線が武蔵小杉まで開通しました。
■「東急武蔵小杉駅70周年記念入場券」と武蔵小杉駅
今回の展示には含まれていませんが、武蔵小杉駅の姿がさらに大きく変わったのは2013年です。
ホーム拡張にあわせて上部に設置されていた人工地盤上に、「武蔵小杉東急スクエア」が開業したのです。
その4階にできたのが「展望デッキ」で、今回の「まちと共に70年 東急電鉄 武蔵小杉駅のあゆみ」が展示されています。
■東急線と武蔵小杉駅のヒストリー展示
なお、6月13日の「東急武蔵小杉駅70周年記念イベント」においても、より多くの武蔵小杉駅ヒストリーが展示されていました。
■武蔵小杉ライフFacebookページ 武蔵小杉駅ヒストリー未公開写真
前回エントリでもご紹介しましたが、収録しきれなかった写真は武蔵小杉ライフFacebook版に収録しております。
こちらもあわせてご参照くださいね。
【関連リンク】
武蔵小杉東急スクエア ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区A地区
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2013/4/1エントリ 「武蔵小杉東急スクエア」関係者・プレス向け内覧会レポート
2013/10/30エントリ 武蔵小杉東急スクエア展望デッキの、自動ドア
2015/6/8エントリ 東急電鉄が「東急武蔵小杉駅開業70周年記念入場券」を6月13日(土)発売、開業70周年イベントを同日開催
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