JR武蔵小杉駅の「行列ができる」新南口の自動改札機が、本日新型更新および1機増設
【Reporter:はつしも】
本日、JR武蔵小杉駅新南口改札に新型の自動改札機が導入されるとともに、1機が増設されました。
■JR武蔵小杉駅新南口改札
JR武蔵小杉駅は、2010年3月13日の新駅開業以降、順調に乗車人員を伸ばしてきました。
2010年度には新駅効果で前年度比22,786人増の99,617人となってからも増加を続け、2013年度には115,262人に達しています。
改札機増設予定をお伝えした2015/7/30エントリでも取り上げました通り、新駅側の「新南口」では、改札口に一番近いエスカレーターに乗客が集中することにより、ラッシュ時にはロータリーまで伸びる長い行列ができていました。
そのような状況も勘案し、このたびJR東日本は従来5機だった新南口の自動改札機を1機増設し、6機体制を敷くこととなったものです。
■増設された自動改札機の構成
■増設されたエスカレーター前の改札機(左端)
エスカレーターが増設されたのは、行列の原因となっているエスカレーターの前です。
エスカレーターは2列で乗車することには変わりありませんので、「エスカレーターを使わない入場者」および「出場者」の導線が一つ増えたかたちになります。
■改札前の行列(本日)
前回エントリおよび多くのコメントでも指摘されたように、この行列は改札機の滞留によって発生しているわけではなく、一番手前の上りエスカレーターがラッシュ時の乗客を捌ききれずに発生しているものです。
当然ながら本日も行列自体はできていました。
ただ、本日に関してはデリド前まで伸びるような状況にはならず、概ね新幹線・横須賀線高架下程度までで収まっていたようです。
風雨が強かったですので、従来は地上を歩いて新駅までアクセスされる方が、南武線口から入って屋根のある連絡通路を選択したケースが増加したこともあったでしょう。
そのあたりのコンディションがどの程度影響したものかは正直よくわかりませんので、とりあえず判断は保留としたいと思います。
※8/27追記
晴天の本日朝ラッシュに、やはりデリド近くまで伸びる従来通りの行列ができていました。
■タクシーの行列
天候の影響で、逆にタクシー乗り場に普段は見られない長蛇の列ができていました。
武蔵小杉駅では非常用のブザーが鳴り響き、また駅構内で具合が悪くなった方が発生して救急車がロータリーに到着、担架で運び出されるなど、各所で何かとあわただしい「ラッシュ時の風景」が見られました。
■JR武蔵新城駅の新型改札機設置のお知らせ
武蔵小杉駅新南口では増設を伴うものでしたが、新型改札機への更新については、同駅以外のJR各駅で順次進められています。
こちらはJR武蔵新城駅の新型改札機設置のお知らせです。
この新型改札機は、お知らせにも記載され照りる通り、ICカードの表示位置などが変更されています。
今回の武蔵小杉駅新南口改札の導入にあたっては、JR東日本によるラッシュ時の動画撮影が行われていました。
改札機増設後に実際にどのような動きになるものか、検証が行われるものと思われます。
■前回エントリ時点での2列整列のご案内
■その後改良された2列整列のご案内
なお、前回エントリでご紹介した直後に、上りエスカレーター乗車のための2列整列のご案内が上記写真のように改良されていました。
手書きベースだったものが、きちんと作りこまれた看板になりました。
抜本的な改良がすぐには難しい以上、運用でカバーすることが重要ですね。
実際の状況を把握したうえで、必要に応じて適切な手当を講じられることを期待したいと思います。
■改札機増設準備工事中の改札口
なお、下記が3日ほど前、増設準備工事中の改札です。
一旦従来の改札機の位置をずらして、その間に足元で配線等の工事を実施します。
そして増設日前夜に改札機を増設するというわけです。
その他の改札機は、従来の配線位置を生かしたまま、付け替えるだけで済んだのでしょう。
こちらも、普段はあまり見られない風景でした。
(参考資料)
■武蔵小杉駅の乗車人員 過去5年間の推移
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区:横須賀線武蔵小杉
2010/3/13エントリ 横須賀線武蔵小杉駅本日開業、記念イベント開催
2010/3/14エントリ 横須賀線武蔵小杉駅、初の平日ラッシュ
2013/3/28エントリ 副都心線直通開始後の、東急武蔵小杉駅
2015/7/30エントリ JR武蔵小杉駅が「行列ができる」新南口の自動改札機を2015年8月26日新型交換・1機増設を決定
本日、JR武蔵小杉駅新南口改札に新型の自動改札機が導入されるとともに、1機が増設されました。
■JR武蔵小杉駅新南口改札
JR武蔵小杉駅は、2010年3月13日の新駅開業以降、順調に乗車人員を伸ばしてきました。
2010年度には新駅効果で前年度比22,786人増の99,617人となってからも増加を続け、2013年度には115,262人に達しています。
改札機増設予定をお伝えした2015/7/30エントリでも取り上げました通り、新駅側の「新南口」では、改札口に一番近いエスカレーターに乗客が集中することにより、ラッシュ時にはロータリーまで伸びる長い行列ができていました。
そのような状況も勘案し、このたびJR東日本は従来5機だった新南口の自動改札機を1機増設し、6機体制を敷くこととなったものです。
■増設された自動改札機の構成
■増設されたエスカレーター前の改札機(左端)
エスカレーターが増設されたのは、行列の原因となっているエスカレーターの前です。
エスカレーターは2列で乗車することには変わりありませんので、「エスカレーターを使わない入場者」および「出場者」の導線が一つ増えたかたちになります。
■改札前の行列(本日)
前回エントリおよび多くのコメントでも指摘されたように、この行列は改札機の滞留によって発生しているわけではなく、一番手前の上りエスカレーターがラッシュ時の乗客を捌ききれずに発生しているものです。
当然ながら本日も行列自体はできていました。
ただ、本日に関してはデリド前まで伸びるような状況にはならず、概ね新幹線・横須賀線高架下程度までで収まっていたようです。
風雨が強かったですので、従来は地上を歩いて新駅までアクセスされる方が、南武線口から入って屋根のある連絡通路を選択したケースが増加したこともあったでしょう。
そのあたりのコンディションがどの程度影響したものかは正直よくわかりませんので、とりあえず判断は保留としたいと思います。
※8/27追記
晴天の本日朝ラッシュに、やはりデリド近くまで伸びる従来通りの行列ができていました。
■タクシーの行列
天候の影響で、逆にタクシー乗り場に普段は見られない長蛇の列ができていました。
武蔵小杉駅では非常用のブザーが鳴り響き、また駅構内で具合が悪くなった方が発生して救急車がロータリーに到着、担架で運び出されるなど、各所で何かとあわただしい「ラッシュ時の風景」が見られました。
■JR武蔵新城駅の新型改札機設置のお知らせ
武蔵小杉駅新南口では増設を伴うものでしたが、新型改札機への更新については、同駅以外のJR各駅で順次進められています。
こちらはJR武蔵新城駅の新型改札機設置のお知らせです。
この新型改札機は、お知らせにも記載され照りる通り、ICカードの表示位置などが変更されています。
今回の武蔵小杉駅新南口改札の導入にあたっては、JR東日本によるラッシュ時の動画撮影が行われていました。
改札機増設後に実際にどのような動きになるものか、検証が行われるものと思われます。
■前回エントリ時点での2列整列のご案内
■その後改良された2列整列のご案内
なお、前回エントリでご紹介した直後に、上りエスカレーター乗車のための2列整列のご案内が上記写真のように改良されていました。
手書きベースだったものが、きちんと作りこまれた看板になりました。
抜本的な改良がすぐには難しい以上、運用でカバーすることが重要ですね。
実際の状況を把握したうえで、必要に応じて適切な手当を講じられることを期待したいと思います。
■改札機増設準備工事中の改札口
なお、下記が3日ほど前、増設準備工事中の改札です。
一旦従来の改札機の位置をずらして、その間に足元で配線等の工事を実施します。
そして増設日前夜に改札機を増設するというわけです。
その他の改札機は、従来の配線位置を生かしたまま、付け替えるだけで済んだのでしょう。
こちらも、普段はあまり見られない風景でした。
(参考資料)
■武蔵小杉駅の乗車人員 過去5年間の推移
年度 | 乗車人員(人) | 前年度比 | ランキング | 備考 |
2009 | 76,831 | ▲362 | 55位 | 3.13新駅開業 |
2010 | 99,617 | +22,786 | 36位 | |
2011 | 103,624 | +4,007 | 31位 | 南武線快速運行開始 |
2012 | 108,046 | +4,422 | 28位 | 3.26東横線10両化・副都心線直通 |
2013 | 115,262 | +7,216 | 27位 |
【関連リンク】
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