「丸子どんど焼き」2016開催レポート:福餅焼き必需品・アルミホイルが公式アイテムに採用
【Reporter:はつしも】
2016年1月10日(日)に、丸子橋近くの多摩川河川敷において「丸子どんど焼き」が開催されました。
■丸子橋近くの「丸子どんど焼き」
「どんど焼き」は、古くから小正月(1月15日)に行われてきた民俗行事です。
その年の門松などのお正月飾り、書き初めなどを多摩川河川敷に高く積み上げ、燃やしています。
その火で福餅を焼いて食べることで、1年を無病息災で暮らすことができ、書初めを焼いた炎が高く上がると、それにつれて字が上手くなるといわれています。
■どんど焼きに集まる人々
この日の風向きは昨年とほぼ同じで、河川敷から丸子橋側に向かって風が吹いていました。
そのため煙がそちらに流れますので、風下は人が少なく、風上に人が多く集まっていました。
■福餅焼きの行列
今回、福餅の竿の準備が途中で追いつかなくなったようで一時販売がストップしていました。
それもあってこのとき、たいへん長い行列ができていました。
この時点で福餅の竿は残り200セット程度で、完売に至る盛況ぶりでした。
■福餅販売カウンター
■今年はアルミホイルが用意!
そして今年は、福餅販売カウンターの横に、アルミホイルが用意されていました。
本サイトは昨年からアルミホイルの必要性をお伝えしてまいりましたが、長く続いてきた「丸子どんど焼き」でついに公式に用意されるようになりました。
これは皆さんの利便性が非常に高まったのではないでしょうか。
ただ、あまりの盛況ぶりにアルミホイルはこの時点でほとんどなくなってしまっていましたので、最後のほうの方には残っていなかったのではないかと思います。
早めであれば大丈夫ですが、遅めに参加する場合は来年以降も福餅とアルミホイルがなくなる可能性に留意しておく必要がありそうです。
■アルミホイルで福餅を包んで、参戦
そのようなわけで、今年はほとんどの方がアルミホイルをまいて福餅焼きに参戦です。
■焚き上げの山を崩して…
ある程度お正月飾りなどのが燃えてきたら、消防団の方が山を崩していきます。
この作業が始まると、まもなく福餅焼きがスタートです。
■福餅焼きスタート
そして、主催者の方の合図で皆さんが一斉に火に集まり、福餅焼きがスタートです。
この合図ですが、あまりはっきりと聞こえませんでしたので、うっかりすると乗り遅れます。
後ろになると混雑した中で結構待ちますので、手早くこなしたい方はこのスタートダッシュで先頭に立つのが良いでしょう。
■大量のお餅を取り付けた猛者
販売されている福餅は竿にひとつだけなのですが、今年は竿の先に大量のお餅を付けている猛者がいました。
なるほど、お餅はひとつだけというルールは特段ありません。
自分で追加するという発想は正直ありませんでした。
■燃え盛る炎
■火の調整
福餅焼きが始まってからも火の勢いは強いですので、近づくとやはり熱いですね。
火の状況を見て、消防服の方が適宜山を崩すなど調整をしていました。
■焼けた福餅
福餅の焼け具合は外見ではわかりませんので、ある程度のところでアルミホイルを触って確かめると良いでしょう。
ある程度柔らかくなったら、どんど焼きの輪から離れてアルミホイルを剥がしていきます。
ここで福餅が柔らかくなりすぎていると、アルミホイルや針金から剥がすのに結構苦労します。ほどよく焼き上げるのは、なかなか難しいかもしれません。
「用意していくべきもの」に、ウェットティッシュを追加したいと思います。
■磯部巻きにして、いただく
程よく焼けた福餅を、用意してきた醤油につけて磯部巻きでいただきました。
風が冷たく、どんど焼きの熱風も浴びつつ頑張って焼いた福餅は、格別の味です。
■立ち並ぶ出店
毎年、「丸子どんど焼き」の日には河川敷に出店が立ち並びます。
福餅焼きを終えて、こちらで温かいものを食べる方も多くいらっしゃいました。
2016/1/6エントリで「丸子どんど焼き」の福餅焼き攻略法をお伝えいたしましたが、参加回数を重ねていくとより快適にイベントをこなす知恵が身についてきます。
今年は気温もそれほど下がらず、風もさほど強くありませんでしたので、比較的難易度が低い年だったのではないでしょうか。
風が強めの日にうっかり風下に陣取ってしまうと、煙に巻かれてかなり大変でしょう。
「丸子どんど焼き」は丸子山王日枝神社の年中行事として、毎年恒例で続いていきます。
その中でもアルミホイルが用意されるようになったり、わずかな変化はありつつも、基本的には現在の姿で引き続き伝統的に保存されていくことと思います。
【関連リンク】
・丸子山王日枝神社 公式ウェブサイト
・武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 丸子山王日枝神社
・2008/12/30エントリ 新年御開帳・川崎七福神巡り
・2009/12/31エントリ 武蔵小杉の2009年大晦日
・2010/1/23エントリ 丸子山王日枝神社の「神猿」
・2010/1/11エントリ まるこどんど焼き
・2010/4/24エントリ 丸子山王日枝神社と住吉神社の「力石」
・2011/1/3エントリ 丸子山王日枝神社と川崎大師の初詣
・2011/1/9エントリ 武蔵小杉から見る東京スカイツリー
・2011/1/10エントリ 丸子どんど焼き・2011
・2011/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の年始行事
・2012/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の2013年始行事と、大楽院の「川崎七福神」
・2015/1/11エントリ 「丸子どんど焼き」2015開催レポート:福餅焼き攻略法を、ここに。
・2015/8/15エントリ 丸子山王日枝神社「山王祭」の最終日、「大神輿渡御」レポート
・2016/1/6エントリ 2016年1月10日(日)開催「丸子どんど焼き」の福餅焼き完全攻略ガイド
2016年1月10日(日)に、丸子橋近くの多摩川河川敷において「丸子どんど焼き」が開催されました。
■丸子橋近くの「丸子どんど焼き」
「どんど焼き」は、古くから小正月(1月15日)に行われてきた民俗行事です。
その年の門松などのお正月飾り、書き初めなどを多摩川河川敷に高く積み上げ、燃やしています。
その火で福餅を焼いて食べることで、1年を無病息災で暮らすことができ、書初めを焼いた炎が高く上がると、それにつれて字が上手くなるといわれています。
■どんど焼きに集まる人々
この日の風向きは昨年とほぼ同じで、河川敷から丸子橋側に向かって風が吹いていました。
そのため煙がそちらに流れますので、風下は人が少なく、風上に人が多く集まっていました。
■福餅焼きの行列
今回、福餅の竿の準備が途中で追いつかなくなったようで一時販売がストップしていました。
それもあってこのとき、たいへん長い行列ができていました。
この時点で福餅の竿は残り200セット程度で、完売に至る盛況ぶりでした。
■福餅販売カウンター
■今年はアルミホイルが用意!
そして今年は、福餅販売カウンターの横に、アルミホイルが用意されていました。
本サイトは昨年からアルミホイルの必要性をお伝えしてまいりましたが、長く続いてきた「丸子どんど焼き」でついに公式に用意されるようになりました。
これは皆さんの利便性が非常に高まったのではないでしょうか。
ただ、あまりの盛況ぶりにアルミホイルはこの時点でほとんどなくなってしまっていましたので、最後のほうの方には残っていなかったのではないかと思います。
早めであれば大丈夫ですが、遅めに参加する場合は来年以降も福餅とアルミホイルがなくなる可能性に留意しておく必要がありそうです。
■アルミホイルで福餅を包んで、参戦
そのようなわけで、今年はほとんどの方がアルミホイルをまいて福餅焼きに参戦です。
■焚き上げの山を崩して…
ある程度お正月飾りなどのが燃えてきたら、消防団の方が山を崩していきます。
この作業が始まると、まもなく福餅焼きがスタートです。
■福餅焼きスタート
そして、主催者の方の合図で皆さんが一斉に火に集まり、福餅焼きがスタートです。
この合図ですが、あまりはっきりと聞こえませんでしたので、うっかりすると乗り遅れます。
後ろになると混雑した中で結構待ちますので、手早くこなしたい方はこのスタートダッシュで先頭に立つのが良いでしょう。
■大量のお餅を取り付けた猛者
販売されている福餅は竿にひとつだけなのですが、今年は竿の先に大量のお餅を付けている猛者がいました。
なるほど、お餅はひとつだけというルールは特段ありません。
自分で追加するという発想は正直ありませんでした。
■燃え盛る炎
■火の調整
福餅焼きが始まってからも火の勢いは強いですので、近づくとやはり熱いですね。
火の状況を見て、消防服の方が適宜山を崩すなど調整をしていました。
■焼けた福餅
福餅の焼け具合は外見ではわかりませんので、ある程度のところでアルミホイルを触って確かめると良いでしょう。
ある程度柔らかくなったら、どんど焼きの輪から離れてアルミホイルを剥がしていきます。
ここで福餅が柔らかくなりすぎていると、アルミホイルや針金から剥がすのに結構苦労します。ほどよく焼き上げるのは、なかなか難しいかもしれません。
「用意していくべきもの」に、ウェットティッシュを追加したいと思います。
■磯部巻きにして、いただく
程よく焼けた福餅を、用意してきた醤油につけて磯部巻きでいただきました。
風が冷たく、どんど焼きの熱風も浴びつつ頑張って焼いた福餅は、格別の味です。
■立ち並ぶ出店
毎年、「丸子どんど焼き」の日には河川敷に出店が立ち並びます。
福餅焼きを終えて、こちらで温かいものを食べる方も多くいらっしゃいました。
2016/1/6エントリで「丸子どんど焼き」の福餅焼き攻略法をお伝えいたしましたが、参加回数を重ねていくとより快適にイベントをこなす知恵が身についてきます。
今年は気温もそれほど下がらず、風もさほど強くありませんでしたので、比較的難易度が低い年だったのではないでしょうか。
風が強めの日にうっかり風下に陣取ってしまうと、煙に巻かれてかなり大変でしょう。
「丸子どんど焼き」は丸子山王日枝神社の年中行事として、毎年恒例で続いていきます。
その中でもアルミホイルが用意されるようになったり、わずかな変化はありつつも、基本的には現在の姿で引き続き伝統的に保存されていくことと思います。
【関連リンク】
・丸子山王日枝神社 公式ウェブサイト
・武蔵小杉ライフ:生活情報:神社・仏閣 丸子山王日枝神社
・2008/12/30エントリ 新年御開帳・川崎七福神巡り
・2009/12/31エントリ 武蔵小杉の2009年大晦日
・2010/1/23エントリ 丸子山王日枝神社の「神猿」
・2010/1/11エントリ まるこどんど焼き
・2010/4/24エントリ 丸子山王日枝神社と住吉神社の「力石」
・2011/1/3エントリ 丸子山王日枝神社と川崎大師の初詣
・2011/1/9エントリ 武蔵小杉から見る東京スカイツリー
・2011/1/10エントリ 丸子どんど焼き・2011
・2011/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の年始行事
・2012/12/31エントリ 丸子山王日枝神社の2013年始行事と、大楽院の「川崎七福神」
・2015/1/11エントリ 「丸子どんど焼き」2015開催レポート:福餅焼き攻略法を、ここに。
・2015/8/15エントリ 丸子山王日枝神社「山王祭」の最終日、「大神輿渡御」レポート
・2016/1/6エントリ 2016年1月10日(日)開催「丸子どんど焼き」の福餅焼き完全攻略ガイド