パークシティ武蔵小杉隣接地区で続く、戸建住宅のマンション転換。3月完成「カーサブライト」向かいにも5階建てマンションが建設へ
【Reporter:はつしも】
新丸子東3丁目・パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの隣接地区に賃貸マンション「カーサブライト」が建設され、ほぼ完成に近づいたことを2016/2/19エントリでお伝えしました。
このたび、その向かい側にも5階建てのマンションを建設する計画があきらかになりました。
いずれも戸建て住宅をマンションに建て替えするもので、大規模再開発の傍らで既存の低層住宅街も徐々にその姿が変わりつつあります。
■5階建てマンション建設予定地
5階建てマンションが建設されるのは、パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーに隣接した一角です。
このエリアは武蔵小杉再開発地区にあって「まちづくり勉強会」までは行われたものの、結論としては再開発には加わらずに低層住宅街として存続してきました。
しかしながら大規模再開発ではなく個別の事業として、土地利用の転換が徐々に進んできています。
写真やや左奥の新築マンションが、すでにご紹介した「カーサブライト」です。
■5階建てマンションの事業計画のお知らせ
現地には3月4日付で「事業計画のお知らせ」が掲出されました。
5階建てのマンションで、店舗等は入りません。
2016年5月着工、2017年3月に完成を予定しています。
■向かい側の「カーサブライト」
一方こちらは向かい側の「カーサブライト」です。
同マンションでは1階が店舗区画になっていまして、市ノ坪の「保育室Clover武蔵小杉園」が4月に移転を予定しています。
■隣接の「Bellevue square」
そしてこちらは、5階建てマンション建設予定地に隣接したマンション「Bellevue square」です。
「カーサブライト」同様に再開発が始まってから、マンションに転換されたものです。
■ステーションフォレストタワー公開空地隣接の築浅マンション「メゾンルミエール」
周辺にはこのほかにも築浅のマンション「メゾンルミエール」などが建設されていまして、徐々に戸建て住宅街の姿が変わってきています。
これらの背景は前回エントリでも申し上げたところで、
1.再開発によって土地の利便性が急速に高まる
2.マンション等に建て替えを行った場合に見込める賃料が上がる
3.事業としての収益性が高まり、おのずと地権者の土地利用転換が促進される
といったところかと思います。
好みやよしあしの話ではなく、必然的に市場原理が後押しするということですね。
これは再開発地区に限った話ではなく、つまるところ武蔵小杉駅周辺の既存市街地も、かつては農地や戸建て住宅街だったものが都市化によって同じ道をたどってきたわけです。
駅前地区であったものの、長年そういった都市化が進んでこなかった場所において、一気に時計の針が進んだということでしょう。
■周辺の開発案件マップ
またこの周辺では綱島街道の「上丸子跨線橋」の拡幅が進められており、近接する戸建て住宅が更地になっています。
さらに街道を挟んだ反対側では、2016/1/20エントリでお伝えした通り「川崎バルブ工業」の駐車場用地が「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」として開発されることがあきらかになりました。
■上丸子跨線橋拡幅と戸建て住宅跡地
■「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」建設予定地
今後の大規模再開発は武蔵小杉駅北口がメインになってきますが、当初の再開発エリア周辺においても、中小規模を含めさまざまな開発が行われるものと思います。
【関連リンク】
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
・2016/1/20エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉隣接地に「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」が出店、小杉駅東部地区A地区に6年ぶりの開発
・2016/2/19エントリ 新丸子東3丁目の賃貸マンション「カーサブライト」完成、1階に市ノ坪の「保育ルームClover武蔵小杉園」が2016年4月移転
新丸子東3丁目・パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーの隣接地区に賃貸マンション「カーサブライト」が建設され、ほぼ完成に近づいたことを2016/2/19エントリでお伝えしました。
このたび、その向かい側にも5階建てのマンションを建設する計画があきらかになりました。
いずれも戸建て住宅をマンションに建て替えするもので、大規模再開発の傍らで既存の低層住宅街も徐々にその姿が変わりつつあります。
■5階建てマンション建設予定地
5階建てマンションが建設されるのは、パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワーに隣接した一角です。
このエリアは武蔵小杉再開発地区にあって「まちづくり勉強会」までは行われたものの、結論としては再開発には加わらずに低層住宅街として存続してきました。
しかしながら大規模再開発ではなく個別の事業として、土地利用の転換が徐々に進んできています。
写真やや左奥の新築マンションが、すでにご紹介した「カーサブライト」です。
■5階建てマンションの事業計画のお知らせ
現地には3月4日付で「事業計画のお知らせ」が掲出されました。
5階建てのマンションで、店舗等は入りません。
2016年5月着工、2017年3月に完成を予定しています。
■向かい側の「カーサブライト」
一方こちらは向かい側の「カーサブライト」です。
同マンションでは1階が店舗区画になっていまして、市ノ坪の「保育室Clover武蔵小杉園」が4月に移転を予定しています。
■隣接の「Bellevue square」
そしてこちらは、5階建てマンション建設予定地に隣接したマンション「Bellevue square」です。
「カーサブライト」同様に再開発が始まってから、マンションに転換されたものです。
■ステーションフォレストタワー公開空地隣接の築浅マンション「メゾンルミエール」
周辺にはこのほかにも築浅のマンション「メゾンルミエール」などが建設されていまして、徐々に戸建て住宅街の姿が変わってきています。
これらの背景は前回エントリでも申し上げたところで、
1.再開発によって土地の利便性が急速に高まる
2.マンション等に建て替えを行った場合に見込める賃料が上がる
3.事業としての収益性が高まり、おのずと地権者の土地利用転換が促進される
といったところかと思います。
好みやよしあしの話ではなく、必然的に市場原理が後押しするということですね。
これは再開発地区に限った話ではなく、つまるところ武蔵小杉駅周辺の既存市街地も、かつては農地や戸建て住宅街だったものが都市化によって同じ道をたどってきたわけです。
駅前地区であったものの、長年そういった都市化が進んでこなかった場所において、一気に時計の針が進んだということでしょう。
■周辺の開発案件マップ
またこの周辺では綱島街道の「上丸子跨線橋」の拡幅が進められており、近接する戸建て住宅が更地になっています。
さらに街道を挟んだ反対側では、2016/1/20エントリでお伝えした通り「川崎バルブ工業」の駐車場用地が「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」として開発されることがあきらかになりました。
■上丸子跨線橋拡幅と戸建て住宅跡地
■「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」建設予定地
今後の大規模再開発は武蔵小杉駅北口がメインになってきますが、当初の再開発エリア周辺においても、中小規模を含めさまざまな開発が行われるものと思います。
【関連リンク】
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
・2016/1/20エントリ リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉隣接地に「(仮称)ビジネスホテル武蔵小杉」が出店、小杉駅東部地区A地区に6年ぶりの開発
・2016/2/19エントリ 新丸子東3丁目の賃貸マンション「カーサブライト」完成、1階に市ノ坪の「保育ルームClover武蔵小杉園」が2016年4月移転