渋川沿い、法政二中・高前のソメイヨシノが伐採、植樹60年を数え各所で腐朽が進む
【Reporter:はつしも】
渋川沿いのソメイヨシノのうち、法政二中・高前の「巽橋」そばの1本が、樹木内部における腐朽が進み、倒木のおそれがあるため伐採されました。
■「巽橋」そばのソメイヨシノ伐採場所
渋川は、今井南町で二ヶ領用水から分岐し、サライ通り商店街を過ぎたあたりからはしばらく直線で桜並木が続きます。
法政二中・高前では「巽橋」が架けられ、生徒たちの通学ルートになっています。
ちょうど法政二中・高の新校舎や時計塔が見える上記の場所が、急に見通しが良くなっていました。
■ソメイヨシノの伐採跡
k
■ソメイヨシノ伐採の告知
見通しがよくなっていた理由は、ソメイヨシノが伐採されていたことによるものでした。
すぐそばには、中原区役所道路公園センターによる伐採に関するお知らせが掲示されていました。
それによると樹木内部において腐朽が進み、全体にキノコが発生しているため、倒木の恐れがあり5月中旬に伐採が行われたということです。
見た目には毎年美しい花を咲かせていたとしても、内部では限界に達していたのでしょう。
ソメイヨシノには「60年寿命説」があります。
異論も提示されているものの、ヤマザクラなどに比べて短命であることは確かなようです。
日本全国でソメイヨシノが植えられたのが戦後まもなくで、渋川沿いの桜も植樹60年以上を数えています。
そういう意味では、今回伐採されたソメイヨシノも寿命がきていたといえるかもしれません。
■渋川で過去に伐採されたソメイヨシノ
渋川沿いを歩いていくと、ほかにもソメイヨシノが伐採されてぽっかり空間があいている場所がありました。
上記はサライ通り商店街北側の一角で、だいぶ昔に伐採されたものです。
■腐朽が進んだソメイヨシノ
あらためて一帯のソメイヨシノを見直してみると、内部が空洞化して、枝が折れているものなのどが多く見受けられました。
伐採に至っていないソメイヨシノも、かなり寿命が近づいているものがあるようです。
ソメイヨシノの寿命が短いのは病気に弱いことなどが原因ですが、きちんとケアをしていくことである程度寿命を延ばすことができるとされています。
もちろん永遠の命というものはないわけですが、渋川や二ヶ領用水沿いのソメイヨシノは、毎年美しい花を咲かせて地域の財産になっていますから、できるだけ大切にしていきたいですね。
■ソメイヨシノと遊歩道
■「巽橋」とソメイヨシノの開花
【関連リンク】
・武蔵小杉ライフ:生活情報:公園情報 渋川
・2008/3/28エントリ 武蔵小杉の桜の時。お勧めスポット編
・2008/4/19エントリ ふたたび、武蔵小杉の桜の時
・2009/4/9エントリ 武蔵小杉の桜の時。2009(前編)
・2009/4/10エントリ 武蔵小杉の桜の時。2009(後編)
・2010/4/10エントリ 中原平和公園の桜
・2011/4/8エントリ 武蔵小杉周辺のソメイヨシノがほぼ満開に
・2011/4/10エントリ 武蔵小杉のお花見日和
・2012/4/7エントリ 武蔵小杉の桜の時。2012(渋川・二ヶ領用水・中原平和公園)
・2013/3/23エントリ 武蔵小杉の桜の時。2013
・2014/4/5エントリ 武蔵小杉の桜の時。2014
・2015/3/28エントリ武蔵小杉の2015お花見シーズン到来と、入学式仕様のニカッパ君
・2015/3/31エントリ 新スポットをめぐる、武蔵小杉の桜の時。2015
・2016/3/20エントリ 武蔵小杉に春の訪れ。二ヶ領用水のソメイヨシノ開花宣言
・2016/3/26エントリ 「第39回こすぎ名物花見市」が4月3日(日)、ソメイヨシノの見頃に開催
・2016/4/1エントリ 武蔵小杉の桜の時。2016:新校舎完成・男女共学化となる法政二中・高付近のソメイヨシノが満開に
渋川沿いのソメイヨシノのうち、法政二中・高前の「巽橋」そばの1本が、樹木内部における腐朽が進み、倒木のおそれがあるため伐採されました。
■「巽橋」そばのソメイヨシノ伐採場所
渋川は、今井南町で二ヶ領用水から分岐し、サライ通り商店街を過ぎたあたりからはしばらく直線で桜並木が続きます。
法政二中・高前では「巽橋」が架けられ、生徒たちの通学ルートになっています。
ちょうど法政二中・高の新校舎や時計塔が見える上記の場所が、急に見通しが良くなっていました。
■ソメイヨシノの伐採跡
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■ソメイヨシノ伐採の告知
見通しがよくなっていた理由は、ソメイヨシノが伐採されていたことによるものでした。
すぐそばには、中原区役所道路公園センターによる伐採に関するお知らせが掲示されていました。
それによると樹木内部において腐朽が進み、全体にキノコが発生しているため、倒木の恐れがあり5月中旬に伐採が行われたということです。
見た目には毎年美しい花を咲かせていたとしても、内部では限界に達していたのでしょう。
ソメイヨシノには「60年寿命説」があります。
異論も提示されているものの、ヤマザクラなどに比べて短命であることは確かなようです。
日本全国でソメイヨシノが植えられたのが戦後まもなくで、渋川沿いの桜も植樹60年以上を数えています。
そういう意味では、今回伐採されたソメイヨシノも寿命がきていたといえるかもしれません。
■渋川で過去に伐採されたソメイヨシノ
渋川沿いを歩いていくと、ほかにもソメイヨシノが伐採されてぽっかり空間があいている場所がありました。
上記はサライ通り商店街北側の一角で、だいぶ昔に伐採されたものです。
■腐朽が進んだソメイヨシノ
あらためて一帯のソメイヨシノを見直してみると、内部が空洞化して、枝が折れているものなのどが多く見受けられました。
伐採に至っていないソメイヨシノも、かなり寿命が近づいているものがあるようです。
ソメイヨシノの寿命が短いのは病気に弱いことなどが原因ですが、きちんとケアをしていくことである程度寿命を延ばすことができるとされています。
もちろん永遠の命というものはないわけですが、渋川や二ヶ領用水沿いのソメイヨシノは、毎年美しい花を咲かせて地域の財産になっていますから、できるだけ大切にしていきたいですね。
■ソメイヨシノと遊歩道
■「巽橋」とソメイヨシノの開花
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