井田山周辺の別世界。アイザック・ニュートン生家のりんごの木を継承する、新日鉄先端技術研究所跡地の分譲住宅街「さくらが丘Isaac日吉」を歩く
【Reporter:はつしも】
井田山周辺の高台に、中原区・高津区にまたがって広がる「さくらが丘 Isaac(アイザック)日吉」という分譲住宅街があります。
中原区の中でも別世界のような、この住宅街を歩いてみました。
■「さくらが丘 Isaac日吉」のマップ
■井田病院方面から「さくらが丘 Isaac日吉」に近づく
尻手黒川道路の「井田病院入口」交差点から井田山をのぼっていくと、つきあたり左手に井田病院が見えてきます。
そこで井田病院の反対側を見ると、途中から明らかに街の風景が一変する場所があります。
それが「さくらが丘 Isaac日吉」です。
■「さくらが丘 Isaac日吉」の住宅街
「さくらが丘 Isaac日吉」の約7万㎡におよぶ広大な敷地には、かつては新日鉄先端技術研究所がありました。
その跡地が345戸の戸建て住宅として分譲されまして、2009年3月に竣工しました。現在ではこのような落ち着いた住宅街が形成されています。
「さくらが丘 Isaac日吉」の住宅は洋風のデザインで統一されていまして、中原区にいながらにして別世界にきたような印象を受けます。
■「さくらが丘 Isaac日吉」の歩道
■東急バス 日吉駅行の「さくらが丘」バス停
■バスの系統案内
「さくらが丘 Isaac日吉」は、アドレスは川崎市中原区井田・高津区蟹ヶ谷ですが、最寄りの鉄道アクセスは横浜市の日吉駅または元住吉駅になります。
道路を挟んで右側はすぐ横浜市港北区にあたり、分譲住宅街の中心部では「さくらが丘」バス停から日吉駅行のバスが発着しています。元住吉方面のバスに乗るには徒歩10分ほどかかりますので、どちらかというと分譲地の名前の通り「日吉」に属するエリアと言えるでしょう。
このバス停も、通常の東急バスや川崎市バスのバス停とは全く違う特別仕様になっていますね。
■「りんごの木」のブロンズ像
ところで、「さくらが丘 Isaac日吉」の「Isaac(アイザック)」とは、万有引力の発見などで知られる「アイザック・ニュートン」からきています。
かつての新日鉄先端技術研究所では、発明・発見精神の象徴として、アイザック・ニュートンの生家から譲り受けた「万有引力発見のきっかけとなったりんごの苗木」を植樹していました。
それを引き継いで、街の各所にりんごの木が植えられているほか、「さくらが丘」バス停のそばには藤原吉志子氏による「りんごの木」のブロンズ像が設置されています。
■「さくらが丘 Isaac日吉」の街区マップ
■各所に配置された公園
■景観木の保存について
また「さくらが丘 Isaac日吉」には、各所に公園や緑道が整備されています。
この公園の樹木は景観木として保存されたもので、それにより「環境共生住宅団地」としての指定を受けています。
■各住宅の門に設置された街路灯
このように「さくらが丘 Isaac日吉」は、道路・歩道・公園・均整のとれた景観など非常によく整備された住宅街になっていまして、近年再開発された駅周辺のタワーマンション街とはまた違った街並みが形成されています。
知り合いのご自宅でもなければ訪問する機会はなかなかないと思いますが、かつては新日鉄先端技術研究所としての歴史を持ち、また現在は中原区に存在する特徴ある景観のひとつとして、ご紹介してみました。
【関連リンク】
・さくらが丘自治会 ウェブサイト
・2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
・2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
・2012/5/1エントリ 井田山(3):井田病院の新棟が本日開院
・2013/6/1エントリ 井田山(4):中原市民健康の森と、ホタルの放流
・2016/7/29エントリ 慶應義塾大学日吉キャンパスから見る、武蔵小杉の高層ビル群と井田病院
井田山周辺の高台に、中原区・高津区にまたがって広がる「さくらが丘 Isaac(アイザック)日吉」という分譲住宅街があります。
中原区の中でも別世界のような、この住宅街を歩いてみました。
■「さくらが丘 Isaac日吉」のマップ
■井田病院方面から「さくらが丘 Isaac日吉」に近づく
尻手黒川道路の「井田病院入口」交差点から井田山をのぼっていくと、つきあたり左手に井田病院が見えてきます。
そこで井田病院の反対側を見ると、途中から明らかに街の風景が一変する場所があります。
それが「さくらが丘 Isaac日吉」です。
■「さくらが丘 Isaac日吉」の住宅街
「さくらが丘 Isaac日吉」の約7万㎡におよぶ広大な敷地には、かつては新日鉄先端技術研究所がありました。
その跡地が345戸の戸建て住宅として分譲されまして、2009年3月に竣工しました。現在ではこのような落ち着いた住宅街が形成されています。
「さくらが丘 Isaac日吉」の住宅は洋風のデザインで統一されていまして、中原区にいながらにして別世界にきたような印象を受けます。
■「さくらが丘 Isaac日吉」の歩道
■東急バス 日吉駅行の「さくらが丘」バス停
■バスの系統案内
「さくらが丘 Isaac日吉」は、アドレスは川崎市中原区井田・高津区蟹ヶ谷ですが、最寄りの鉄道アクセスは横浜市の日吉駅または元住吉駅になります。
道路を挟んで右側はすぐ横浜市港北区にあたり、分譲住宅街の中心部では「さくらが丘」バス停から日吉駅行のバスが発着しています。元住吉方面のバスに乗るには徒歩10分ほどかかりますので、どちらかというと分譲地の名前の通り「日吉」に属するエリアと言えるでしょう。
このバス停も、通常の東急バスや川崎市バスのバス停とは全く違う特別仕様になっていますね。
■「りんごの木」のブロンズ像
ところで、「さくらが丘 Isaac日吉」の「Isaac(アイザック)」とは、万有引力の発見などで知られる「アイザック・ニュートン」からきています。
かつての新日鉄先端技術研究所では、発明・発見精神の象徴として、アイザック・ニュートンの生家から譲り受けた「万有引力発見のきっかけとなったりんごの苗木」を植樹していました。
それを引き継いで、街の各所にりんごの木が植えられているほか、「さくらが丘」バス停のそばには藤原吉志子氏による「りんごの木」のブロンズ像が設置されています。
■「さくらが丘 Isaac日吉」の街区マップ
■各所に配置された公園
■景観木の保存について
また「さくらが丘 Isaac日吉」には、各所に公園や緑道が整備されています。
この公園の樹木は景観木として保存されたもので、それにより「環境共生住宅団地」としての指定を受けています。
■各住宅の門に設置された街路灯
このように「さくらが丘 Isaac日吉」は、道路・歩道・公園・均整のとれた景観など非常によく整備された住宅街になっていまして、近年再開発された駅周辺のタワーマンション街とはまた違った街並みが形成されています。
知り合いのご自宅でもなければ訪問する機会はなかなかないと思いますが、かつては新日鉄先端技術研究所としての歴史を持ち、また現在は中原区に存在する特徴ある景観のひとつとして、ご紹介してみました。
【関連リンク】
・さくらが丘自治会 ウェブサイト
・2011/3/7エントリ 井田山(1):井田山から見る武蔵小杉
・2012/1/6エントリ 井田山(2):井田平台公園
・2012/5/1エントリ 井田山(3):井田病院の新棟が本日開院
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・2016/7/29エントリ 慶應義塾大学日吉キャンパスから見る、武蔵小杉の高層ビル群と井田病院