武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2017年
01月09日

スリーエフが綱島街道沿い「川崎市ノ坪店」跡地約267㎡をアイディに2億8,000万円で売却、同社が7階建てマンションを建設

【Reporter:はつしも】

綱島街道沿いの「スリーエフ川崎市ノ坪店」跡地が、株式会社スリーエフから不動産ソリューション会社のアイディ株式会社に2億8,000万円で売却されました。
敷地面積は267.61㎡(約80.95坪)、坪単価約345万円で売買されたことになります。

跡地にはアイディ株式会社による7階建てのマンションが建設されます。

■株式会社スリーエフ 2016/12/30付適時開示 特別利益および特別損失の計上ならびに固定資産の譲渡に関するお知らせ (PDF)
http://www.three-f.co.jp/ir/pdf/161230tokubeturieki.pdf

■「スリーエフ川崎市ノ坪店」の跡地
「スリーエフ川崎市ノ坪店」の跡地 

■かつての「スリーエフ川崎市ノ坪店」
販売店のスリーエフ川崎市ノ坪店 

前掲のスリーエフのプレスリリースでは、売却先は非公開とされていますが、上記の「スリーエフ川崎市ノ坪店」跡地(中原区市ノ坪中村通225)を2億8,000万円で売却したことが公表されています。

■三角形の土地(約270㎡)
三角形の土地(約270㎡)

この土地は三角形で、約270㎡と決して大きくはない区画ですが、それでも2億8,000万円で売買されるというのは、武蔵小杉再開発地区に近い、綱島街道沿いのロケーションが評価されたものでしょうか。

■7階建てマンションの事業計画のお知らせ
7階建てマンションの事業計画のお知らせ

スリーエフのプレスリリースでは売却先が非公開ですが、現地の「事業計画のお知らせ」を参照すると、売却先がアイディ株式会社(池田工業から2016年12月に商号変更)であることがわかります。
これによると完成予定は、2017年10月末となっています。

アイディ株式会社としては当然ながら、マンション開発事業として収益性が見込めるという判断で用地の取得を行ったわけです。

武蔵小杉再開発地区周辺で、大規模とはいえないこのくらいの土地の売買金額が一般に開示されることは多くありませんので、注目してみました。



なお、「スリーエフ川崎市ノ坪店」の跡地のはす向かいでは、「東計電算」の本社ビルの増築工事も行われることになっています。

■東計電算の本社ビル
東計電算の本社ビル

■東計電算本社の増築計画
東計電算の増築工事計画

東計電算といえば、中原区に本社を置く東証一部の独立系システムインテグレータです。

近年の業績は堅調のようで、有力な地元企業として今後の発展を期待したいと思います。

【関連リンク】
アイディ株式会社 ウェブサイト
東計電算 ウェブサイト
2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ

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