JR武蔵中原駅ホームに停車の「南武支線」車両で、「音楽のまち・かわさき」と川崎の海のデザインを見る
【Reporter:はつしも】
朝方、武蔵小杉付近で南武線を見ると、武蔵中原電車区(武蔵中原にある南武線の車庫)から出発したと思われる「南武支線」の車両を見かけることがあります。
先日、朝6:40分ごろの武蔵中原駅ホームにおいて、この「南武支線」車両が停車している姿を見ることができました。
■JR武蔵中原駅に停車中の南武支線「205系」車両
南武支線は、南武線の尻手駅から分岐して浜川崎駅までをつなぐ、4.1kmほどの短い路線です。
「205系」と呼ばれる車両が2両編成で運行され、川崎市内にありながらローカル線のような趣があります。
そんな南武支線にも、2016年には変化が訪れました。
JR東日本が川崎市との包括連携協定に基づいて同路線の強化を行うこととなり、2016年3月26日には新駅「小田栄駅」が開業するとともに、一部ダイヤが増発されたのです。
そこまでは2015/12/22エントリなどでご紹介しておりましたが、その後、新駅開業にあわせて「205系」の車両についてもリニューアルが実施されています。
■車両側面の「音楽のまち」と「海」をイメージしたデザイン
今回の武蔵中原駅では、リニューアル後の車両を見ることができました。
まず車両側面には、「音楽のまち・かわさき」と、川崎市臨海部から見える海をイメージしたデザインが施されています。
■車内座席のデザイン
また車内の座席にも、同様のコンセプトのデザインが展開されていました。
このほかにも車内照明がすべてLED化されたほか、つり革が抗菌タイプのものに取り換えられています。
さすがに南武線本線に新型「E233系」を導入したように新型車両を導入することはできませんが、既存の「E205系」をリニューアルすることで、それなりにイメージを一新した車両になっていました。
■ワンマンに改造された南武支線「E205系」
なお、南武支線はワンマン運転を行っており、「E205系」もワンマン用に改造が加えられています。
運転士が安全を確認できない場合はドアが開きませんので、その場合は運転席近くのドアから出入りすることになります。
2両編成であれば、それほど大きな支障はなさそうですね。
■武蔵中原駅の看板と南武支線「E205系」
■南武支線「E205系」と武蔵小杉方面
武蔵中原駅からは、武蔵小杉方面にタワーマンションを望むことができます。
この日は天候が悪く、写真ではタワーマンションの姿が不明瞭ですが、南武支線車両との組み合わせは新鮮でした。
■武蔵中原駅で南武線と並ぶ南武支線車両
南武支線車両が停車中、隣のホームには南武線立川行の電車が入線してきました。
南武支線と南武線の車両が対向ホームに並ぶ姿は、乗換駅である尻手駅においても日常的に見ることができますね。
■リニューアル前の南武支線「E205系」
なお、こちらは2015/1/19エントリでご紹介した、リニューアル前の南武支線です。
このときは京急線から、八丁畷駅で乗り換えをいたしました。
新駅「小田栄駅」は見たことがありませんが、近年は南武支線沿線も大型マンションなどにより人口が増加し、大型商業施設も開業しています。
武蔵小杉新駅のように、全国的に見て「新駅誕生」はそうそう実現できることではありません。
川崎市臨海部も、まだまだ成長余地があるということでしょう。
【関連リンク】
(南武支線関連)
・2015/1/19エントリ 八丁畷から、無人改札乗り換え。南武支線乗車レポート
・2015/2/5エントリ 川崎市とJR東日本が包括連携協定を締結、南武支線に「(仮称)小田栄新駅」を2016年3月開業へ
・2015/12/22エントリ 南武支線の新駅「小田栄駅」が2016年3月26日開業決定、朝ラッシュ時にダイヤ増発
(その他南武線関連)
・2007/9/28エントリ 南武線の車庫・中原電車区
・2011/4/13エントリ 南武線快速電車が運行開始
・2012/5/30エントリ 中原電車区の鶴見線車両と、クモヤ145形
・2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
・2015/1/9エントリ 南武線「205系」が引退、臨時列車「ありがとう運転」を本日実施/1月31日まで武蔵小杉駅等でJR社員による写真を展示
朝方、武蔵小杉付近で南武線を見ると、武蔵中原電車区(武蔵中原にある南武線の車庫)から出発したと思われる「南武支線」の車両を見かけることがあります。
先日、朝6:40分ごろの武蔵中原駅ホームにおいて、この「南武支線」車両が停車している姿を見ることができました。
■JR武蔵中原駅に停車中の南武支線「205系」車両
南武支線は、南武線の尻手駅から分岐して浜川崎駅までをつなぐ、4.1kmほどの短い路線です。
「205系」と呼ばれる車両が2両編成で運行され、川崎市内にありながらローカル線のような趣があります。
そんな南武支線にも、2016年には変化が訪れました。
JR東日本が川崎市との包括連携協定に基づいて同路線の強化を行うこととなり、2016年3月26日には新駅「小田栄駅」が開業するとともに、一部ダイヤが増発されたのです。
そこまでは2015/12/22エントリなどでご紹介しておりましたが、その後、新駅開業にあわせて「205系」の車両についてもリニューアルが実施されています。
■車両側面の「音楽のまち」と「海」をイメージしたデザイン
今回の武蔵中原駅では、リニューアル後の車両を見ることができました。
まず車両側面には、「音楽のまち・かわさき」と、川崎市臨海部から見える海をイメージしたデザインが施されています。
■車内座席のデザイン
また車内の座席にも、同様のコンセプトのデザインが展開されていました。
このほかにも車内照明がすべてLED化されたほか、つり革が抗菌タイプのものに取り換えられています。
さすがに南武線本線に新型「E233系」を導入したように新型車両を導入することはできませんが、既存の「E205系」をリニューアルすることで、それなりにイメージを一新した車両になっていました。
■ワンマンに改造された南武支線「E205系」
なお、南武支線はワンマン運転を行っており、「E205系」もワンマン用に改造が加えられています。
運転士が安全を確認できない場合はドアが開きませんので、その場合は運転席近くのドアから出入りすることになります。
2両編成であれば、それほど大きな支障はなさそうですね。
■武蔵中原駅の看板と南武支線「E205系」
■南武支線「E205系」と武蔵小杉方面
武蔵中原駅からは、武蔵小杉方面にタワーマンションを望むことができます。
この日は天候が悪く、写真ではタワーマンションの姿が不明瞭ですが、南武支線車両との組み合わせは新鮮でした。
■武蔵中原駅で南武線と並ぶ南武支線車両
南武支線車両が停車中、隣のホームには南武線立川行の電車が入線してきました。
南武支線と南武線の車両が対向ホームに並ぶ姿は、乗換駅である尻手駅においても日常的に見ることができますね。
■リニューアル前の南武支線「E205系」
なお、こちらは2015/1/19エントリでご紹介した、リニューアル前の南武支線です。
このときは京急線から、八丁畷駅で乗り換えをいたしました。
新駅「小田栄駅」は見たことがありませんが、近年は南武支線沿線も大型マンションなどにより人口が増加し、大型商業施設も開業しています。
武蔵小杉新駅のように、全国的に見て「新駅誕生」はそうそう実現できることではありません。
川崎市臨海部も、まだまだ成長余地があるということでしょう。
【関連リンク】
(南武支線関連)
・2015/1/19エントリ 八丁畷から、無人改札乗り換え。南武支線乗車レポート
・2015/2/5エントリ 川崎市とJR東日本が包括連携協定を締結、南武支線に「(仮称)小田栄新駅」を2016年3月開業へ
・2015/12/22エントリ 南武支線の新駅「小田栄駅」が2016年3月26日開業決定、朝ラッシュ時にダイヤ増発
(その他南武線関連)
・2007/9/28エントリ 南武線の車庫・中原電車区
・2011/4/13エントリ 南武線快速電車が運行開始
・2012/5/30エントリ 中原電車区の鶴見線車両と、クモヤ145形
・2014/11/5エントリ JR南武線新型車両「E233系」乗車レポート
・2015/1/9エントリ 南武線「205系」が引退、臨時列車「ありがとう運転」を本日実施/1月31日まで武蔵小杉駅等でJR社員による写真を展示