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2017年
04月22日

焼肉店が消滅した木月4丁目「焼肉交差点」のシンボル、「焼肉北京」のビルが解体へ

【Reporter:はつしも】

木月4丁目交差点(通称「焼肉交差点」)から焼肉店が姿を消してから、1年以上が経過しました。

2015年4月15日に火災が発生し、店舗がブレーメン通り商店街に移転オープンしたのちもそのままになっていた、「焼肉北京」のビルがこのたび解体されることになりました。

■木月4丁目交差点(通称「焼肉交差点」)
木月4丁目交差点(通称「焼肉交差点」)

「焼肉交差点」は、綱島街道と尻手黒川道路が交差する木月4丁目にあります。
かつては各四つ角付近にそれぞれ焼肉店が営業をしていたことから「焼肉交差点」と呼ばれるようになりましたが、徐々に焼肉店が姿を消してきた経緯があります。

近年まで残っていたのは「焼肉北京」と「樹樹」であり、「焼肉北京」が2015年4月15日に火災に遭い後日移転、「樹樹」が2016年1月14日をもって閉店となったことで、現在は焼肉店が完全になくなった状態にあります。

■解体されることになった「焼肉北京」のビル
解体されることになった「焼肉北京」のビル

■建築物の解体に関するお知らせ
建築物の解体に関するお知らせ

この「焼肉北京」のビルは、火災の消火活動が完了したのち、封鎖されたままの状態になっていました。
延焼は食い止められ、ビル自体は健在だったのですが、老朽化等の問題もあり、火災発生を機に取り壊しが行われる運びとなりました。

同ビルにはアスベストが使われているため、現地には建築物の解体に関する所定のお知らせが掲示されています。
この掲示によると、アスベストの除去作業期間は2017年4月18日から5月13日までとなっていました。

■「焼肉北京」の看板
「焼肉北京」の看板

「焼肉北京」の看板

「焼肉北京」の看板

同ビルは5階建ての、商店としては大きめのビルです。
2階の店舗部分外壁、また5階最上部外壁には「焼肉北京」の看板が取り付けられ、「焼肉交差点」においてたいへん目立っていました。

■火災になる前の店内
店内

■国産カルビ
国産カルビ

こちらは、火災になる前の店内と、カルビのランチセットです。

長年親しまれた建物ですので、街の記録として本エントリに残しておきたいと思います。

■向かい側の「樹樹」
 向かい側の「樹樹」

なお、「焼肉北京」向かい側の「樹樹」も、2016年1月14日に閉店して以来、建物は1年以上そのままになっています。

こちらも交差点の立地を活かして、何かしら活用されると良いですね。

【関連リンク】
焼肉北京 ウェブサイト
2015/10/8エントリ 焼肉交差点の「焼肉北京」がブレーメン通り商店街に10月下旬~11月上旬移転決定、火災後半年を経て営業再開へ
2016/2/4エントリ 「焼肉交差点」の最後の砦「樹樹」が閉店、交差点から焼肉店が消滅

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