水たまりを防止し、歩行環境を保つ。武蔵小杉再開発地区で梅雨時に活躍「インターロッキングブロック」
【Reporter:はつしも】
武蔵小杉における再開発事業では、ビルの建設とあわせて周辺の歩道整備が行われています。
それらの歩道のほとんどはインターロッキングブロックにより舗装されており、雨水が浸透しやすく、水たまりができることを防ぐ構造になっています。
■グランツリー武蔵小杉前のインターロッキングブロック舗装
見る限り、再開発地区のなかでも特に雨水浸透能力が高いのはグランツリー武蔵小杉周辺の歩道です。
雨天時でも、ご覧のとおりほとんど水たまりができていませんでした。
まるでほとんど降っていないかのようですが、同条件下の他の歩道も見てみましょう。
■吉野家前の歩道
こちらは、小杉町3丁目の吉野家前の歩道です。
水が浸透するような構造にはなっておらず、歩道の凹凸に応じて水たまりができています。
ここでは雨水はブロックの上を流れ、排水溝から下水に入っていくようになっています。
■府中街道の歩道
さらに整備された年代が古いものにさかのぼって、 府中街道に来てみました。
ここではさらに歩道の凹凸が激しく水も浸透しないため、たいへん大きな水たまりができていました。
これらはいずれも2、3分程度の時間で撮影したもので、天候条件は同一と言ってよいかと思います。
雨天時の歩行環境にたいへん大きな差があることが、おわかりいただけたかと思います。
再開発で整備された歩道は幅も広いですが、府中街道などは幅も狭く交通量も多いため危険性が高い状況にあります。
そこに大きな水たまりができますと歩行者は当然避けて歩くことになりますから、一層リスクが増すことになるでしょう。
若い方であればそれほど支障を感じずどんどん歩いて行けても、たとえば高齢者など体の不自由な方にとっては大きな違いになってくることと思います。
■再開発で整備が進む武蔵小杉の歩道
なお、再開発地区でもインターロッキングブロックの効力は差があるようで、同条件下でも他の歩道ではある程度水たまりができていました。
整備されて間もないからなのかどうか理由はわかりませんが、グランツリー武蔵小杉前の歩道の雨水浸透能力が特に高いようです。
中原区内だけでも歩道は無数に存在し、予算に限りもあることから、こういったインターロッキングブロックの整備は一朝一夕に進められるものではありません。
ただ、さまざまな整備のタイミングをとらえて、主要な道路から少しずつ手を付けられるとよいと思います。
【関連リンク】
・川崎市 透水性・保水性インターロッキングブロック
・2013/2/2エントリ エクラスタワー武蔵小杉周辺のインターロッキング舗装と点字ブロック
・2013/8/3エントリ 等々力緑地のヒートアイランド対策技術「保水性舗装」評価実験
武蔵小杉における再開発事業では、ビルの建設とあわせて周辺の歩道整備が行われています。
それらの歩道のほとんどはインターロッキングブロックにより舗装されており、雨水が浸透しやすく、水たまりができることを防ぐ構造になっています。
■グランツリー武蔵小杉前のインターロッキングブロック舗装
見る限り、再開発地区のなかでも特に雨水浸透能力が高いのはグランツリー武蔵小杉周辺の歩道です。
雨天時でも、ご覧のとおりほとんど水たまりができていませんでした。
まるでほとんど降っていないかのようですが、同条件下の他の歩道も見てみましょう。
■吉野家前の歩道
こちらは、小杉町3丁目の吉野家前の歩道です。
水が浸透するような構造にはなっておらず、歩道の凹凸に応じて水たまりができています。
ここでは雨水はブロックの上を流れ、排水溝から下水に入っていくようになっています。
■府中街道の歩道
さらに整備された年代が古いものにさかのぼって、 府中街道に来てみました。
ここではさらに歩道の凹凸が激しく水も浸透しないため、たいへん大きな水たまりができていました。
これらはいずれも2、3分程度の時間で撮影したもので、天候条件は同一と言ってよいかと思います。
雨天時の歩行環境にたいへん大きな差があることが、おわかりいただけたかと思います。
再開発で整備された歩道は幅も広いですが、府中街道などは幅も狭く交通量も多いため危険性が高い状況にあります。
そこに大きな水たまりができますと歩行者は当然避けて歩くことになりますから、一層リスクが増すことになるでしょう。
若い方であればそれほど支障を感じずどんどん歩いて行けても、たとえば高齢者など体の不自由な方にとっては大きな違いになってくることと思います。
■再開発で整備が進む武蔵小杉の歩道
なお、再開発地区でもインターロッキングブロックの効力は差があるようで、同条件下でも他の歩道ではある程度水たまりができていました。
整備されて間もないからなのかどうか理由はわかりませんが、グランツリー武蔵小杉前の歩道の雨水浸透能力が特に高いようです。
中原区内だけでも歩道は無数に存在し、予算に限りもあることから、こういったインターロッキングブロックの整備は一朝一夕に進められるものではありません。
ただ、さまざまな整備のタイミングをとらえて、主要な道路から少しずつ手を付けられるとよいと思います。
【関連リンク】
・川崎市 透水性・保水性インターロッキングブロック
・2013/2/2エントリ エクラスタワー武蔵小杉周辺のインターロッキング舗装と点字ブロック
・2013/8/3エントリ 等々力緑地のヒートアイランド対策技術「保水性舗装」評価実験