川崎市市民ミュージアムで開催中「からくりトリックの世界」でトリック3Dアート写真を撮ろう!/7月29日(土)「シン・ゴジラ」が最終2回上映
【Reporter:たちばな】
川崎市市民ミュージアムにおいて、現在企画展「からくりトリックの世界」が開催されています。
服部正志氏の「トリック3Dアート」に加えて、高橋みのる氏の「現代からくりアート」を、写真撮影をしながら楽しむことができますので、ご紹介します。
■川崎市市民ミュージアム
川崎市市民ミュージアムは、「都市と人間」というテーマを掲げて川崎市が1988年11月に開館した、博物館と美術館が融合した複合文化施設です。
漫画作品等サブカルチャーの収集や展示にも力を入れ、2005年には「手塚治虫文化賞特別賞」を受賞しました。
2017年4月からは指定管理者制度を導入し、アクティオ・東急コミュニティー共同事業体が川崎市から管理運営業務を受託しています。
■企画展示室1の「トリック3Dアート」
「からくりトリックの世界」は、「トリック3Dアート」と「現代からくりアート」の2部構成になっています。
まずは、企画展示室1で展開されている「トリック3Dアート」からご紹介していきましょう。
この「トリック3Dアート」は、立体造形作家の服部正志氏の作品です。
壁面と床面を使って、あたかも立体であるかのように感じられるビジュアルを作り出しています。
■「トリック3Dアート」の撮影事例
この企画展の大きな特徴は、「トリック3Dアート」の中に鑑賞者が入っていって、記念撮影を楽しめることです。
ご覧のように、3Dアートと鑑賞者が一体化したような写真を撮ることができます。
■横から見ると…
「トリック3Dアート」は、立体的に見える正しい撮影ポイントがそれぞれ指定されています。
その指定ポイントから外れて、横から3Dアートを見てみると、あくまでも平面を利用して、錯覚により立体感を出していることがわかります。
■その他の「トリック3Dアート」
3Dアート作品は、企画展示室内に多数展示されています。
ここでのご紹介は一部だけに留めておきますので、あとは実際に体感をしてみてください。
大相撲の3Dアートは、今にも力士がこちらに転がってきそうです。
またカウボーイの3Dアートには、ピストルと帽子の小道具も用意してありました。
なお、企画展示室内各所にはスタッフの方がいらっしゃいまして、カメラのシャッターを押してもらうこともできます。
おひとり様でも記念撮影できますし、またカップルやご家族での撮影も可能ですので、お楽しみください。
■企画展示室2の「現代からくりアート」
続いて、企画展示室2の「現代からくりアート」もご紹介していきましょう。
こちらは現代玩具作家の高橋みのる氏の作品です。
■トンボのからくりアート
■うさぎの餅つきのからくりアート
今回展示されていた「からくりアート」は、多くが動物をモチーフにしたものでした。
木製のからくりによって、作品が細やかな動きを見せてくれます。
トンボの翅の動きやカマキリの鎌の動きなど、非常に良くできていました。
■波乗りのからくりアート(Youtube動画)
これらの「からくりアート」の肝は、やはり静止画よりも動画の方が伝わります。
手回しで動かせる波乗りの作品がありましたので、このひとつだけYoutube動画でご紹介しておきます。
他の作品もそれぞれ自動または手動で動きますので、あとは実際に体験してみてください。
なお、「トリック3Dアート」だけでなく、「現代からくりアート」についても、フラッシュを切っての撮影が可能です。
企画展示室2の中には明確な表示がないのですが、スタッフの方に念を入れて確認をしたところ、撮影OKで間違いないということでした。
以前の川崎市市民ミュージアムは、一般の方は基本的に撮影禁止だったのですが、前述の指定管理者制度の導入以降、「撮影OK」の案件を大幅に増加させています。
特に今回の「トリック3Dアート」のような企画であれば撮影不可では楽しさも伝わりませんし、このあたりはいまどきの空気を読んだ、民間企業らしい感覚という気がいたします。
なお、明日7月29日(土)は、川崎市市民ミュージアムは19時まで夜間開館しています。
また映像ホールにおける「シン・ゴジラ」の最終上映日となっていますので、スクリーンで鑑賞したいかたは下記をご参照ください。
7月29日(土)の「シン・ゴジラ」は、当初の14:30~に加えて17:00~の回が追加上映になっています。
毎回早々にチケットが完売していますので、チケット販売開始時間をチェックの上、早めに動くのが良いと思います。
■「川崎市市民ミュージアム ゴジラ再上陸~『シン・ゴジラ』公開1周年記念特集~」
※川崎市市民ミュージアムより
■「ゴジラ再上陸~『シン・ゴジラ』公開1周年記念特集~」の概要
■上映作品の概要
【関連リンク】
・川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
・2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
・2016/4/28エントリ 川崎市市民ミュージアムの「トーマス転炉」が語る、川崎の鉄鋼産業史
・2016/6/23エントリ 川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムライブラリー」に収蔵、充実の「マンガライブラリー」
・2016/9/12エントリ 川崎市市民ミュージアムで「描く!マンガ展」が開催中、地元企画「ねこのしっぽ展示」「デリーター画材体験」や漫画ワークショップも展開
・2016/12/18エントリ 川崎市市民ミュージアム「アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート:「毛糸のお城」が逍遥展示空間に出現
・2017/1/7エントリ 「2016川崎フロンターレ展」に天皇杯準優勝トロフィーが登場/同展を最後に市民ミュージアムが長期改修、4月より指定管理者制度によるリニューアルオープンへ
・2017/4/4エントリ 「川崎市市民ミュージアム」が指定管理者制度によりリニューアルオープン、4月16日(日)まで「スプリングイベント」を開催中
・2017/5/13エントリ 川崎市市民ミュージアムで5月中の休日に「古代の火おこし体験」を開催中、5月7日(日)にアイルランドの名作アニメーション「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」を小中学生無料で上映
・2017/6/28エントリ タバ作戦最寄りの「武蔵小杉の映画館」、川崎市市民ミュージアム映像ホールに「シン・ゴジラ」再上陸!7月の毎週末に川崎市ゆかりのゴジラ作品を連続上映
川崎市市民ミュージアムにおいて、現在企画展「からくりトリックの世界」が開催されています。
服部正志氏の「トリック3Dアート」に加えて、高橋みのる氏の「現代からくりアート」を、写真撮影をしながら楽しむことができますので、ご紹介します。
■川崎市市民ミュージアム
川崎市市民ミュージアムは、「都市と人間」というテーマを掲げて川崎市が1988年11月に開館した、博物館と美術館が融合した複合文化施設です。
漫画作品等サブカルチャーの収集や展示にも力を入れ、2005年には「手塚治虫文化賞特別賞」を受賞しました。
2017年4月からは指定管理者制度を導入し、アクティオ・東急コミュニティー共同事業体が川崎市から管理運営業務を受託しています。
■企画展示室1の「トリック3Dアート」
「からくりトリックの世界」は、「トリック3Dアート」と「現代からくりアート」の2部構成になっています。
まずは、企画展示室1で展開されている「トリック3Dアート」からご紹介していきましょう。
この「トリック3Dアート」は、立体造形作家の服部正志氏の作品です。
壁面と床面を使って、あたかも立体であるかのように感じられるビジュアルを作り出しています。
■「トリック3Dアート」の撮影事例
この企画展の大きな特徴は、「トリック3Dアート」の中に鑑賞者が入っていって、記念撮影を楽しめることです。
ご覧のように、3Dアートと鑑賞者が一体化したような写真を撮ることができます。
■横から見ると…
「トリック3Dアート」は、立体的に見える正しい撮影ポイントがそれぞれ指定されています。
その指定ポイントから外れて、横から3Dアートを見てみると、あくまでも平面を利用して、錯覚により立体感を出していることがわかります。
■その他の「トリック3Dアート」
3Dアート作品は、企画展示室内に多数展示されています。
ここでのご紹介は一部だけに留めておきますので、あとは実際に体感をしてみてください。
大相撲の3Dアートは、今にも力士がこちらに転がってきそうです。
またカウボーイの3Dアートには、ピストルと帽子の小道具も用意してありました。
なお、企画展示室内各所にはスタッフの方がいらっしゃいまして、カメラのシャッターを押してもらうこともできます。
おひとり様でも記念撮影できますし、またカップルやご家族での撮影も可能ですので、お楽しみください。
■企画展示室2の「現代からくりアート」
続いて、企画展示室2の「現代からくりアート」もご紹介していきましょう。
こちらは現代玩具作家の高橋みのる氏の作品です。
■トンボのからくりアート
■うさぎの餅つきのからくりアート
今回展示されていた「からくりアート」は、多くが動物をモチーフにしたものでした。
木製のからくりによって、作品が細やかな動きを見せてくれます。
トンボの翅の動きやカマキリの鎌の動きなど、非常に良くできていました。
■波乗りのからくりアート(Youtube動画)
これらの「からくりアート」の肝は、やはり静止画よりも動画の方が伝わります。
手回しで動かせる波乗りの作品がありましたので、このひとつだけYoutube動画でご紹介しておきます。
他の作品もそれぞれ自動または手動で動きますので、あとは実際に体験してみてください。
なお、「トリック3Dアート」だけでなく、「現代からくりアート」についても、フラッシュを切っての撮影が可能です。
企画展示室2の中には明確な表示がないのですが、スタッフの方に念を入れて確認をしたところ、撮影OKで間違いないということでした。
以前の川崎市市民ミュージアムは、一般の方は基本的に撮影禁止だったのですが、前述の指定管理者制度の導入以降、「撮影OK」の案件を大幅に増加させています。
特に今回の「トリック3Dアート」のような企画であれば撮影不可では楽しさも伝わりませんし、このあたりはいまどきの空気を読んだ、民間企業らしい感覚という気がいたします。
なお、明日7月29日(土)は、川崎市市民ミュージアムは19時まで夜間開館しています。
また映像ホールにおける「シン・ゴジラ」の最終上映日となっていますので、スクリーンで鑑賞したいかたは下記をご参照ください。
7月29日(土)の「シン・ゴジラ」は、当初の14:30~に加えて17:00~の回が追加上映になっています。
毎回早々にチケットが完売していますので、チケット販売開始時間をチェックの上、早めに動くのが良いと思います。
■「川崎市市民ミュージアム ゴジラ再上陸~『シン・ゴジラ』公開1周年記念特集~」
※川崎市市民ミュージアムより
■「ゴジラ再上陸~『シン・ゴジラ』公開1周年記念特集~」の概要
上映日 | ●7月29日(土) 11:30~ 「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」 14:30~ 「シン・ゴジラ」 17:00~ 「シン・ゴジラ」※追加上映決定 ●7月30日(日) 11:30~ 「ゴジラ対ヘドラ」 14:30~ 「ゴジラvsキングギドラ」 ※各回入れ替え制、15分前開場 |
入場料金 | 一般600円/大学・高校生・65歳以上500円/小中学生400円/未就学児、障害者手帳等をお持ちの方及びその介護者無料 ※各種割引料金をご利用の方は、生徒手帳・学生証・障害者手帳など、証明できる書類等を必ずご提示ください。 |
チケット販売 | ●朝の販売時間は 10:30~(12:30まで)→午前・午後の2回分とも販売します。 ●昼の販売時間は 13:30~(15:30まで)→午後1回分を販売します。 ●夕方(7月29日のみ)の販売時間は 16:00~(売切れ次第終了) →7月29日17時の分を販売します。 ※追加上映分の販売を行います。 |
Web | ●川崎市市民ミュージアム 上映スケジュール ●チラシ(PDF) ●川崎市市民ミュージアム 『シン・ゴジラ』追加上映決定のお知らせ(7月29日(土)17:00~の回) |
■上映作品の概要
「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」 | ●1954年/モノクロ/DCP/スタンダード/97分 ●監督:本多猪四郎/出演:宝田明、志村喬、河内桃子、平田昭彦、堺左千夫、村上冬樹 世界の映画史上に影響を及ぼした日本映画の金字塔“ゴジラ”が、デジタルリマスターによって鮮やかにスクリーンに甦る。真髄を極めた特撮と原水爆反対のメッセージが込められた重厚なドラマの衝撃を体感してください。 |
「ゴジラ対ヘドラ」 | ★川崎市ロケ作品★ ●1971年/カラー/35mm/シネマスコープ/85分 ●監督:坂野義光/出演:山内明、川瀬裕之、木村俊恵、麻里圭子、柴本俊夫 公害問題をテーマにした異色のシリーズ第11作。田子の浦港の汚染された海から生まれた怪獣ヘドラと、怪獣王ゴジラが対決する。駿河湾が主な舞台だが、工場地帯のシーンの一部は川崎市でロケ撮影された。 |
「ゴジラvsキングギドラ」 | ★川崎市市民ミュージアムロケ作品★ ●1991年/カラー/35mm/ビスタ/102分 ●監督:大森一樹/出演:中川安奈、豊原功補、小高恵美、原田貴和子、土屋嘉男、西岡徳馬、山村聡 開館まもない川崎市市民ミュージアムにおいてロケ撮影が行われたシリーズ第18作。23世紀から1992年にやって来た未来人によってキングギドラは“メカ・キングギドラ”として復活し、ゴジラと対決する。 |
「シン・ゴジラ」 | ★川崎市ロケ作品★ ●2016年/カラー/DCP/シネマスコープ/119分 ●監督:庵野秀明/出演:長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、市川実日子、高良健吾 怪獣出現に直面した日本政府は巨大不明生物特設災害対策本部を設置して立ち向かう。鎌倉・横浜を縦断して武蔵小杉に現れたゴジラに対して、多摩川河川敷を防衛線とした「タバ作戦」が実行される。 |
【関連リンク】
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