川崎市市民ミュージアムで、バケツ稲を栽培中。「ミュージアムで田んぼ」で元気に育つ稲とメダカたち
【Reporter:はつしも】
川崎市市民ミュージアムで、「ミュージアムで田んぼ」と題し、「バケツ稲」の栽培が行なわれています。
夏の日差しのもと、青々とした葉が伸びていましたのでご紹介しましょう。
■川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムで田んぼ」
「ミュージアムで田んぼ」は、川崎市市民ミュージアムの「逍遥展示空間」側の入口付近にあります。
バケツなどを含む稲の栽培容器が並び、そこから立派な稲が育っていました。
■段々の水田のように
ここは階段になっていますので、まるで斜面に作られた段々の水田のようです。
南側がやや建物の陰になりますが、日当たりは悪くなさそうです。
■メダカの泳ぐ水槽(写真手前)
なお、この田んぼのそばには、メダカが泳ぐ水槽があります。
小さいですが、近くで見るとその姿を確認することができます。
現在は水田の水の管理が進み、冬場には完全に乾燥してメダカが住めないところが増えました。
「ミュージアムで田んぼ」では、昔ながらの「田んぼとメダカ」の風景を楽しむことができます。
■元気に伸びた葉
稲の葉は、元気に伸びています。
秋頃にはここに穂先がみのり、収穫の日を迎えることでしょう。
武蔵小杉周辺では、かつては二ヶ領用水とその支流が地域に農業用水を供給していました。
上小田中から分岐する井田堀、宮内から分岐する木月堀、市ノ坪から分岐する上平間堀の支流は井田、今井、北加瀬などの稲毛領の農地に水を供給していました。
これらの地域で収穫されたお米は「稲毛米」と呼ばれ、良質な米として江戸に供給されていたということです。
現在では都市化が進み、お米のイメージは全く残っていませんが、川崎市市民ミュージアムでお米を育てているのは、いわれのないことでもないようです。
「稲毛米」の復活というわけでははないにせよ、「ミュージアムでたんぼ」で採れたお米がどうなるか、ちょっと気になりますね。
■8月20日(日)まで開催「からくりトリックの世界」
川崎市市民ミュージアムでは、2017年8月20日(日)まで企画展「からくりトリックの世界」を開催しています。
本サイトでは2017/7/28エントリにおいて、ご紹介をさせていただきました。
トリック写真が撮影できる、なかなか楽しい展示です。
同企画展などをお楽しみのついでに、「ミュージアムで田んぼ」もご覧になってみてはいかがでしょうか。
【関連リンク】
・川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
・2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
・2016/4/28エントリ 川崎市市民ミュージアムの「トーマス転炉」が語る、川崎の鉄鋼産業史
・2016/6/23エントリ 川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムライブラリー」に収蔵、充実の「マンガライブラリー」
・2016/9/12エントリ 川崎市市民ミュージアムで「描く!マンガ展」が開催中、地元企画「ねこのしっぽ展示」「デリーター画材体験」や漫画ワークショップも展開
・2016/12/18エントリ 川崎市市民ミュージアム「アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート:「毛糸のお城」が逍遥展示空間に出現
・2017/1/7エントリ 「2016川崎フロンターレ展」に天皇杯準優勝トロフィーが登場/同展を最後に市民ミュージアムが長期改修、4月より指定管理者制度によるリニューアルオープンへ
・2017/4/4エントリ 「川崎市市民ミュージアム」が指定管理者制度によりリニューアルオープン、4月16日(日)まで「スプリングイベント」を開催中
・2017/5/13エントリ 川崎市市民ミュージアムで5月中の休日に「古代の火おこし体験」を開催中、5月7日(日)にアイルランドの名作アニメーション「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」を小中学生無料で上映
・2017/6/28エントリ タバ作戦最寄りの「武蔵小杉の映画館」、川崎市市民ミュージアム映像ホールに「シン・ゴジラ」再上陸!7月の毎週末に川崎市ゆかりのゴジラ作品を連続上映
・2017/7/28エントリ 川崎市市民ミュージアムで開催中「からくりトリックの世界」でトリック3Dアート写真を撮ろう!/7月29日(土)「シン・ゴジラ」が最終2回上映
川崎市市民ミュージアムで、「ミュージアムで田んぼ」と題し、「バケツ稲」の栽培が行なわれています。
夏の日差しのもと、青々とした葉が伸びていましたのでご紹介しましょう。
■川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムで田んぼ」
「ミュージアムで田んぼ」は、川崎市市民ミュージアムの「逍遥展示空間」側の入口付近にあります。
バケツなどを含む稲の栽培容器が並び、そこから立派な稲が育っていました。
■段々の水田のように
ここは階段になっていますので、まるで斜面に作られた段々の水田のようです。
南側がやや建物の陰になりますが、日当たりは悪くなさそうです。
■メダカの泳ぐ水槽(写真手前)
なお、この田んぼのそばには、メダカが泳ぐ水槽があります。
小さいですが、近くで見るとその姿を確認することができます。
現在は水田の水の管理が進み、冬場には完全に乾燥してメダカが住めないところが増えました。
「ミュージアムで田んぼ」では、昔ながらの「田んぼとメダカ」の風景を楽しむことができます。
■元気に伸びた葉
稲の葉は、元気に伸びています。
秋頃にはここに穂先がみのり、収穫の日を迎えることでしょう。
武蔵小杉周辺では、かつては二ヶ領用水とその支流が地域に農業用水を供給していました。
上小田中から分岐する井田堀、宮内から分岐する木月堀、市ノ坪から分岐する上平間堀の支流は井田、今井、北加瀬などの稲毛領の農地に水を供給していました。
これらの地域で収穫されたお米は「稲毛米」と呼ばれ、良質な米として江戸に供給されていたということです。
現在では都市化が進み、お米のイメージは全く残っていませんが、川崎市市民ミュージアムでお米を育てているのは、いわれのないことでもないようです。
「稲毛米」の復活というわけでははないにせよ、「ミュージアムでたんぼ」で採れたお米がどうなるか、ちょっと気になりますね。
■8月20日(日)まで開催「からくりトリックの世界」
川崎市市民ミュージアムでは、2017年8月20日(日)まで企画展「からくりトリックの世界」を開催しています。
本サイトでは2017/7/28エントリにおいて、ご紹介をさせていただきました。
トリック写真が撮影できる、なかなか楽しい展示です。
同企画展などをお楽しみのついでに、「ミュージアムで田んぼ」もご覧になってみてはいかがでしょうか。
【関連リンク】
・川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
・2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
・2016/4/28エントリ 川崎市市民ミュージアムの「トーマス転炉」が語る、川崎の鉄鋼産業史
・2016/6/23エントリ 川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムライブラリー」に収蔵、充実の「マンガライブラリー」
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