JR東日本が武蔵小杉駅の混雑緩和策を発表、2018年春に新南口ニューデイズ跡地に朝ラッシュ時限定の改札・エスカレーターを新設、南武線下りホームの一部を拡幅
【Reporter:はつしも】
JR東日本が、本日付で武蔵小杉駅の混雑緩和対策を発表しました。
これにより、「新南口」のニューデイズ跡地に朝ラッシュ時のみ利用可能な改札口と上りエスカレーターを新設すること、またこれに並行して、新駅との乗り換え通路を兼ねる南武線下りホームについて、その一部を約1m拡張することがわかりました。
両工事はすでに着手されており、2018年春の供用開始が予定されています。
■新たな改札とエスカレーターの設置図
※JR東日本プレスリリースより
◾改札機とエスカレーターが新設されるニューデイズ跡地
JR武蔵小杉駅の新南口では、朝ラッシュのピーク時に行列が発生していました。
これは増加する利用者が改札口近くの上りエスカレーターに集中することが主な要因であり、改札機の増設は行ったものの大きな改善効果をあげるものではありませんでした。
新南口改札正面にはニューデイズと川崎信金のATMがあり、これは2017年10月25日に閉店となりました。
その段階では跡地の利用については不明でしたが、このたび新改札とエスカレーターを新設することが発表されたものです。
◾朝ラッシュ時のエスカレーター行列
新南口改札の行列は、朝ラッシュ時のピークに限られており、それ以外では大きな問題は見られません。
そのため、管理運営コストの兼ね合いから新改札と上りエスカレーターの利用時間は朝7時~9時に限定される計画です。
新改札機はIC専用が2機、上りエスカレーターが1基となります。
◾上りエスカレーターが新設される横浜寄りホーム先端
新設されるエスカレーターは、横浜寄りのホーム先端につながることになります。
そうすると従来に比べてこちらに乗客が集まることになりそうです。
■南武線下りホームの拡幅図
※JR東日本プレスリリースより
◾拡幅工事中の南武線下りホーム
そしてもうひとつは、南武線下りホームの拡張です。
南武線下りホームは、南武線口から新駅方面への乗り換え通路を兼ねていることもあり、南武線の乗客と乗り換え客が錯綜して大変混みあう状態が続いています。
これを約50mの区間を対象に最大1m拡張することで、少しでも通行をしやすくしようというものです。
ただしこれは下りホームに停車する最後尾1号車から、新駅寄りのエレベーターまでの50mほどに拡張エリアが限られています。
最も通行がしにくい車両停車位置前のうち、2号車から6号車までは従来と変わらないため、拡張効果は限定的かもしれません。
ただ、JR東日本が武蔵小杉駅の混雑改善に向けて、設備投資に舵を切ったのは基本的に良いことと思います。 用地の限界等はありますが、実現可能な施策に知恵を絞ることが引き続き必要ですね。
【関連リンク】
・JR東日本プレスリリース 武蔵小杉駅の混雑緩和対策工事の着手について(PDF)
・2015/7/30エントリ JR武蔵小杉駅が「行列ができる」新南口の自動改札機を2015年8月26日新型交換・1機増設を決定
・2015/8/26エントリ JR武蔵小杉駅の「行列ができる」新南口の自動改札機が、本日新型更新および1機増設
・2015/8/30エントリ JR武蔵小杉駅「南武線口」が9月2日に新型自動改札機に更新、「新南口」の行列は1機増設後も改善されず
・2015/9/2エントリ JR武蔵小杉駅南武線口の自動改札機が本日新型に更新、「幅の広い」改札機を配置
・2017/10/20エントリ JR武蔵小杉新駅「ニューデイズ武蔵小杉新南店」が2017年10月25日(水)23時閉店決定
・2017/10/24エントリ 府中街道沿いのメガネスーパー跡地に「ローソン」出店、武蔵小杉新駅改札前「川崎信金ATM」が10月25日(水)にニューデイズと同時閉店へ
JR東日本が、本日付で武蔵小杉駅の混雑緩和対策を発表しました。
これにより、「新南口」のニューデイズ跡地に朝ラッシュ時のみ利用可能な改札口と上りエスカレーターを新設すること、またこれに並行して、新駅との乗り換え通路を兼ねる南武線下りホームについて、その一部を約1m拡張することがわかりました。
両工事はすでに着手されており、2018年春の供用開始が予定されています。
■新たな改札とエスカレーターの設置図
※JR東日本プレスリリースより
◾改札機とエスカレーターが新設されるニューデイズ跡地
JR武蔵小杉駅の新南口では、朝ラッシュのピーク時に行列が発生していました。
これは増加する利用者が改札口近くの上りエスカレーターに集中することが主な要因であり、改札機の増設は行ったものの大きな改善効果をあげるものではありませんでした。
新南口改札正面にはニューデイズと川崎信金のATMがあり、これは2017年10月25日に閉店となりました。
その段階では跡地の利用については不明でしたが、このたび新改札とエスカレーターを新設することが発表されたものです。
◾朝ラッシュ時のエスカレーター行列
新南口改札の行列は、朝ラッシュ時のピークに限られており、それ以外では大きな問題は見られません。
そのため、管理運営コストの兼ね合いから新改札と上りエスカレーターの利用時間は朝7時~9時に限定される計画です。
新改札機はIC専用が2機、上りエスカレーターが1基となります。
◾上りエスカレーターが新設される横浜寄りホーム先端
新設されるエスカレーターは、横浜寄りのホーム先端につながることになります。
そうすると従来に比べてこちらに乗客が集まることになりそうです。
■南武線下りホームの拡幅図
※JR東日本プレスリリースより
◾拡幅工事中の南武線下りホーム
そしてもうひとつは、南武線下りホームの拡張です。
南武線下りホームは、南武線口から新駅方面への乗り換え通路を兼ねていることもあり、南武線の乗客と乗り換え客が錯綜して大変混みあう状態が続いています。
これを約50mの区間を対象に最大1m拡張することで、少しでも通行をしやすくしようというものです。
ただしこれは下りホームに停車する最後尾1号車から、新駅寄りのエレベーターまでの50mほどに拡張エリアが限られています。
最も通行がしにくい車両停車位置前のうち、2号車から6号車までは従来と変わらないため、拡張効果は限定的かもしれません。
ただ、JR東日本が武蔵小杉駅の混雑改善に向けて、設備投資に舵を切ったのは基本的に良いことと思います。 用地の限界等はありますが、実現可能な施策に知恵を絞ることが引き続き必要ですね。
【関連リンク】
・JR東日本プレスリリース 武蔵小杉駅の混雑緩和対策工事の着手について(PDF)
・2015/7/30エントリ JR武蔵小杉駅が「行列ができる」新南口の自動改札機を2015年8月26日新型交換・1機増設を決定
・2015/8/26エントリ JR武蔵小杉駅の「行列ができる」新南口の自動改札機が、本日新型更新および1機増設
・2015/8/30エントリ JR武蔵小杉駅「南武線口」が9月2日に新型自動改札機に更新、「新南口」の行列は1機増設後も改善されず
・2015/9/2エントリ JR武蔵小杉駅南武線口の自動改札機が本日新型に更新、「幅の広い」改札機を配置
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