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2018年
03月26日

JR武蔵中原駅周辺、南武沿線道路と中原街道の交差点付近の一部区間に自転車ナビマークが設置

【Reporter:はつしも】

川崎市では、市内各地で自転車走行環境の整備を進めております。
その一環として、各地の車道に自転車走行ガイド(自転車ナビマーク)の設置が順次行われているところです。

このたび、JR武蔵中原駅近くの南武沿線道路と中原街道の交差点付近に自転車ナビマークが設置されましたので、ご紹介します。

■JR武蔵中原駅周辺の自転車ナビマーク設置マップ
自転車走行用ガイドの整備区間

■JR武蔵中原駅周辺に設置された自転車ナビマーク
 JR武蔵中原駅周辺の自転車ナビマーク

今回設置された自転車ナビマークは、南武沿線道路と中原街道が交わる「上小田中交差点」から、それぞれの道路の一定区間に設置されました。

上記マップに記載の通り、基本的には信号機を切れ目として自転車ナビマークが途絶えるようになっています。

■上小田中交差点で交わる自転車ナビマーク
上小田中交差点

南武沿線道路と中原街道に設置されたナビマークは、上小田中交差点で交わることになります。
写真右手奥に見えるのが、JR武蔵中原駅です。

■南武沿線道路の自転車ナビマークの始点
南武沿線道路の自転車ナビマークの始点

■富士通川崎工場前で途絶える自転車ナビマーク
富士通川崎工場前で途絶える自転車ナビマーク 
 
南武沿線道路を武蔵小杉方面から進んでいった場合、交差点手前の信号から自転車ナビマークが始まり、富士通川崎工場前の信号で終了することになります。

■中原街道の自転車ナビマーク
中原街道の自転車ナビマーク 
 
■中原街道の自転車ナビマークの終点
中原街道の自転車ナビマークの終点

中原街道の自転車ナビマークについても、交差点前後の信号から信号までをつないでいます。

いずれも交差点から一定区間を過ぎるとナビマークがなくなるわけですが、一度に整備するのは困難ですから、段階的な整備になることは致し方ないと思います。
また自転車ナビマークの有無にかかわらず、自転車は車道を通行するのが基本ですので、途中で途切れたとしてもルールが変わるわけではありません。

ただ、自転車ナビマークの切れ目が、自動車や自転車の運転者の心理に一定の影響を与えることは否めないように思います。
「部分的整備」が、安全運転に影響を及ぼさないと良いですね。

■綱島街道の自転車専用レーン設置区間
綱島街道の自転車専用レーン設置区間 

武蔵小杉駅周辺では、綱島街道や再開発地区の都市計画道路など、各所で自転車ナビマークの設置が進められています。

武蔵中原駅周辺同様、設置区間が途切れている部分が多いですし、また道路自体が広くなったわけではないため、現実的には自転車と大型自動車が並走するスペースのない区間もあります。

綱島街道や府中街道のような、拡幅とセットでの事業推進も重要かと思います。 
 
【関連リンク】
川崎市ウェブサイト 自転車通行環境整備に関する考え方等の策定について
川崎市ウェブサイト 川崎市自転車通行環境整備実施計画(平成27年2月、PDF)
2011/5/29エントリ 木月住吉町の自転車専用レーン
2016/6/4エントリ 綱島街道拡幅:市ノ坪交差点~労災病院前交差点の自転車専用レーンが供用開始
2015/3/21エントリ 府中街道拡幅区間の自転車専用レーンが一部供用開始
2015/4/4エントリ 小杉町3丁目中央地区の都市計画道路が供用開始、自転車専用レーンを整備
2016/2/12エントリ 武蔵小杉再開発・中丸子地区の新設幹線道路に自転車走行用ガイドが設置
2016/8/1エントリ 綱島街道・武蔵小杉エリアの自転車専用レーンに誘導を行う、電光掲示板が設置
2016/12/26エントリ パークシティ武蔵小杉周辺に自転車走行指導帯が設置、川崎市計画により武蔵小杉駅周辺の自転車通行環境を整備推進
2017/4/11エントリ 武蔵小杉の自転車通行環境整備:中原警察署の敷地内に自転車走行指導帯が設置

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